【ミュージカル映画】ディズニー『美女と野獣』(実写版)

5月は観劇の予定がほぼないので、ミュージカル映画の感想をこちらに書きたいと思います。

大ヒットしたディズニーのミュージカルアニメ『美女と野獣』がついに実写映画化!予告を見た時からかなりクオリティが高い作品だと思ったので公開日を楽しみにしていました。
まずは吹替え版から観たのですが、一番最初に見た映画館の音響が平坦すぎるのがストレスとなってしまい内容があまり入ってこなかったという苦い経験をしまして(苦笑)。結局次の週に瀬戸内海を渡って音響の良い都会の映画館まで行ってきましたw。一気に吹替えと字幕両バージョンをほぼ時間を置かずに見たのでさすがに終わった後は疲労と頭痛に見舞われましたが、それでも、迫力のスクリーンと音響の良さで1回目見た時とは違う充実感に満ち溢れた観賞となりました。ミュージカル映画の場合は特に音響って大事だなぁと実感した次第です。感動が全然違いますよ、本当に。もっとそういう映画館増やしてほしいな~。

ちなみに、字幕は1回、吹替えは2回観賞しました。最高音響と画質というIMAXでも見てみたかったのですが、四国では愛媛しかないので(かなり遠い…)諦めました。行きたかったけど…。

以下、ネタバレ満載の感想となります。

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作品『美女と野獣』について

ベースになっているのはディズニーアニメの『美女と野獣』です。

こちらはミュージカル舞台化もされていて日本では劇団四季が上演を続けています。

現在発売されている劇団四季版のCDは初演時のものなので退団してしまった役者さんが多数参加されています。けっこう貴重な一枚となってしまいました。

私は劇団四季の『美女と野獣』を最初に見てからアニメを見たパターンでして、思い入れ度としては四季の舞台版への方が強いです。しかも、お気に入りの役者さん限定というちょっと偏った見方になりますが

ちなみに原作はヴィルヌーヴ夫人が書いた童話ですが、現在はそれを短縮して少しアレンジしたというボーモン夫人版が主流となっています(魔女が最後の登場してベルの意地悪な姉を石に変えるくだりを付け足したんだとか)。大まかなストーリーはディズニー版とだいたい同じですが、登場人物の数や設定などが違います。

ヴァンサン・カッセル (出演), レア・セドゥ (出演)

この原作に寄せて作ったとされる映画が2014年フランスで公開。私もこの映画を見に行きましたが、ディズニーの路線を期待して見に行くとヤケドするぜ的な印象でした(笑)。大筋では同じですがテイストはかなり違いましたからね。おとぎ話というよりかは文学的で小説を読んでいるかのような感覚の作品だったと思います。王子役の役者さんがけっこう年齢を重ねた人だったというのもけっこう衝撃でした(舞台ではありがちな話ですがw、映画ではもう少し若い役者さんのほうが信憑性が…と思わなくもなかった
違いを楽しむのに見てみるのも悪くないので興味があればぜひ。

ディズニー実写版『美女と野獣』のおおまかなストーリー

※超ネタバレです。ご注意を。

フランスの森の奥にある城に住む王子は願い事が叶ってばかりいたのでワガママ放題で傲慢な性格に育ってしまった。ある日、パーティーの最中にやってきたみすぼらしい老女に対し邪険に振舞ったところ老女は美しい魔女となり、王子を醜い野獣の姿に、ワガママ放題に育ててきた召使たちは「モノ」の姿に変えてしまった。
そこから月日は過ぎ、城は忘れられた存在となる。魔女から与えられたバラの花びらがすべて落ちたら王子も召使も永遠に元に戻ることはできなくなる呪いがかけられており、彼らは絶望感に打ちひしがれていた。

そんな時、オルゴール職人のモーリス(舞台版ではモリース)が道に迷って城へとやってくる。「モノ」になった召使たちは息をひそめていたものの、Tカップのチップ少年が思わず彼に話しかけてしまったため恐れをなして逃げ出してしまうモリース。城から出る寸前、娘のベルに頼まれていたバラの花を見つけそれを摘み取った時、怒り狂った野獣に遭遇し牢獄に閉じ込められてしまう。
ベルは父の危機を察知し城へ急行。野獣の姿に恐怖心を覚えつつ、牢獄に閉じ込められた父の身代わりとなることを決意する。

野獣たちが元の姿に戻るためには「愛し愛されること」が条件とされていたため、召使たちはベルを丁重にもてなそうとする。一方、野獣はベルに多少のトキメキを覚えていたもののなかなか素直に彼女と接することができず避けられてしまう。
野獣に嫌悪感を抱きつつ、召使たちのもてなしは退屈な日常やガストンからの一方的な求婚に嫌気がさしていたベルの心を癒していく。ところが良い方向に進みそうだったある日、ベルは立ち入り禁止とされていた野獣の部屋のある西の塔へ足を踏み入れ、魔女からのバラに手を触れようとしてしまう。その瞬間、野獣は怒り狂って現れベルを威嚇し城から追い出してしまうことに。

雪深い暗い森に1人飛び出したベルはオオカミに襲われ万事休すとなるものの、寸でのところで追いかけてきた野獣に命を救われる。この一件がきっかけとなり二人の距離は少しずつ縮まっていき、お互いを思いやる心が芽生え始めていた。
二人の心が最接近した夜、ベルは父が村人からひどい扱いを受けていることを知る。ベルのあまりの動揺に野獣は彼女を父の元へ返すことを決意。それはベルへの恋心ゆえの行動だったものの、城から出た彼女が戻ってくる保証はない。

そんなどうしようもない絶望感が襲う中、村人たちが野獣を対峙するために城へ押し入ってくる。ベルは彼を救うべく再び城へ向かう

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舞台版と映画版の違い

アニメよりも舞台を多く見てきたので、ここでは舞台版との違いについて少し書きたいと思います。

冒頭のシーンは舞台だと王子が魔女に野獣に姿を変えられるまでがすごく簡略化して描かれていますが、老女が魔女に変わる演出は一見の価値ありです。
映画ではここをかなりしっかりと描いていたように思いました。野獣に変えられるあの日に王子は派手なメイクをしてダンスパーティーを開いていたことになってるのが面白かった。化粧した顔が徐々に野獣の顔へ変わっていく演出も自然で面白かったです。

「朝の風景」シーンはほぼ同じですが、ガストンの歌の部分が映画だとかなり削られていました。その代り、ガストンが戦争帰りで退屈な町に喪失感のようなものを抱いているくだりが描かれてました。舞台だとただの狩人のような描かれ方でしたが、映画ではガストンが戦争のようなスリルを求めている人物だというのが伝わります。
ただ、ガストンがベルにプロポーズするときのビッグナンバー「ひとりよがり」がセリフのみでしか語られていなかったのがちょっと残念だったかも。

ガストンといえば、ルフウとの関係も舞台とはかなり違う印象です。アニメもそうだったからかルフウは「馬鹿な男」として描かれているため舞台だと毎回のようにガストンからド突かれまくっては転がるようなキャラでした。それでも従順度は絶対で最後までガストンの腰ぎんちゃく状態だったんですよね。
ところが、映画版だとルフウはガストンとけっこう対等に渡り合ってる印象でほとんど暴力を受けたりするシーンがありませんでした。それどころかガストンから「なんでお前はこんないい奴なのにモテないんだろうな」と本気で心配されててちょっとビックリです

モーリスは舞台だとちょっと奇妙だけど気の優しいおじいちゃん的に描かれています。どちらかというと豪快でコミカルです。ところが映画ではしっとりしたちょっとシリアスな印象。舞台版よりも愛情表現がとても静かですがジンワリとした温かみのあるキャラとして描かれていました。発明品に関しては映画では繊細なオルゴール職人ということになってたので、彼がなぜ一人で森へ行ったのかがちょっとわからない描かれ方になっていたような気がします。
映画では舞台にはなかったモーリスと妻との哀しい過去が描かれていたのが印象的です。こういうエピソードが入れられるのは映画ならではだなと思いました。

酒場でのシーンは雰囲気的には映画も舞台も同じですが、舞台で繰り広げられていたマグカップダンスは剣のやり取りに変わっていたのが面白かったです。ガストンは戦争で戦うことを好むキャラとして登場していたので、よりそれが誇張された形になっていたと思います。
囚われたベルを助けてほしいとモーリスが駆け込んでくる展開は同じですがそのあとの対応が違っていたのも印象的です。舞台だとガストンも仲間と一緒にモーリスを邪険にしてしまうのですが、映画では将来結婚するベルの父に自分の勇敢さを見せつけようという意図で彼女を一緒に探しに森へ行くことになっていました。下心は見え見えですが、モーリスと一緒に途中まではついていくという展開にちょっと驚きました。映画のガストンって、意外と良いヤツ的な面もあるのかもって思えたり…。
ただ、そのあとの対応は舞台版以上に最悪だったりするんですけどね。この事件がきっかけでルフウがガストンに不信感を抱いてしまうという展開も舞台ではない場面なので興味深かったです。

「ビーアワゲスト」でベルがもてなしを受ける場面は舞台も映画もすごく盛り上がって楽しいシーンでしたが、野獣がそれを知らずにあることをするシーンは舞台ならでは。あそこで野獣の可愛さが垣間見えたりするわけですが、映画ではそこは省かれてました。あれは舞台ならではってことで。ちなみに、ベルが塔の部屋から抜け出そうとするくだりは舞台には出てきません。14年に公開された映画では実際に脱出成功しかかってましたけど今回は実行にすら移せてませんでしたね(笑)。
野獣がベルを助けて二人の距離が近づくくだりはほぼ同じですが、図書館に案内するシーンのドラマチックさは舞台の方があるなと感じました。ここのシーン、舞台版の野獣はめちゃめちゃ無邪気に喜んでましたがw、映画ではまだ距離がある感じで本に喜んでるベルを見てちょっとドキリとする程度だったと思います。

二人の距離を近づける決定的な出来事としてベルをパリのある一室に野獣が連れて行くシーンは映画にしか出てきません。魔女がバラのほかに魔法の本を置いていったことも映画で初めて知りました(笑)。
ちなみに、本のくだりでの野獣の設定は舞台と映画とでは逆です。舞台版ではワガママ放題に育てられたために勉学を怠り「字が読めない」と嘆いているのですが、映画版では幼い時にまだ存命だった父に厳しく帝王学を叩きこまれたためかなり本を読みこんでいることになっていました。

ベルと野獣がダンスをした後良い雰囲気になるのは同じですが、舞台版の方がベルは野獣に心を寄せている印象がありました。あのままプロポーズできてたら9割以上の確率で成功してたんじゃないかって見るたびに思ってたので(笑)。映画では舞台版より一歩進んでほぼプロポーズに近い言葉を野獣が言うのに対しベルはかなり曖昧な回答をしていて、ここではまだ寄せきれていないんだなというのを感じました。

村人たちが城に攻め入るシーンは基本的に同じですが、ここで色々人間模様が描かれているのが映画版でしたね。舞台版だとワ~~って押し入ったのを召使たちが撃退(ミュージカルなのでダンスで表現してます)していくといった、視覚で楽しませる印象でした。
映画では、押し入った村人の何人かが「あれ?」という感覚に陥ります。記憶から消されているはずの城の存在があの時に蘇ってきて、「モノ」に変えられてる召使たちと遭遇した時に既視感に襲われていたのがナルホドと思いましたね。ここで、あ、この召使ともしかして・・・って見ている方は思ったりするんで。
一番大きな違いがルフウだと思います。城へ向かう時に「ガストンも野獣のようなものだ」と歌っていたりしてオ!?と思ったのですが、召使たちにやられたにもかかわらずガストンに見捨てられたことで彼は心が離れてしまうんです。それをポット夫人に告白して、二人で一緒に戦ってたりな展開にけっこうビックリしました

野獣とガストンの戦いのシーンは基本的に同じですが、ガストンの武器が舞台だとナイフなのに対して映画ではを使用してましたね。映画版の方が野獣のやられっぷりがかなり痛々しかったかも
野獣から王子へってシーンの描き方は映画の方がシリアスです。あぁ、そうきたか…って感じで、私はこのシーンでけっこう涙しました。あれは舞台版よりかなり切なかった!

ラストシーンはほぼ同じですが、あの場面にルフウがいるっていうのが最大の違いだったかと思います。

そして一番大きな違いが野獣のソロナンバー。歌うタイミングもそうですが、まるまる新曲として描かれていました。個人的には映画版の「ひそかな夢」のほうが感動したかも。かなり好きでした、この曲。

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字幕版について

キャスト

  • ベル:エマ・ワトソン
  • 野獣:ダン・スティーブンス
  • ガストン:ルーク・エヴァンズ
  • ル・フウ:ジョシュ・ギャッド
  • モーリス:ケヴィン・クライン
  • アゴット&魔女:ハティ・モラハン
  • ルミエール:イアン・マクレガー
  • コグスワース:イアン・マッケラン
  • ミセスポット:エマ・トンプソン
  • チップ:ネイサン・マック
  • プリュメット:ググ・バサーロウ
  • マダム ガルドロール:オードラ・マクドナルド
  • カデンツァ:スタンリー・トゥッチ

感想

舞台との違いも踏まえて見ましたが、映画もとても素晴らしく楽しむことができました。かなりの高音響で見たので臨場感もたっぷりでよかったです。

人間だった時の召使たちがフランス貴族の扮装そのままで、最初観たときはそのあまりの迫力にちょっとビビったり(笑)。あと印象的なのが白人の役者さんと黒人の役者さんが巧いバランスで配役されていたことでしたね。最近アカデミー賞などで肌の色が話題に上ることもあったりしてたので、映画とはこうあってほしいものだなって今回思いました。

ルフウについては映画公開前からちょっとした話題になってましたが、正直、見た印象だと「どこが?」って感じ。監督によれば、映画のルフウはガストンに恋心を抱く「ゲイ」としての要素を含ませたってことで、国によってはR指定がついてしまったところもあるらしくビックリしたんですけど・・・たしかにアニメや舞台よりかは「おネエ」っぽい雰囲気はあったけど別段それを濃く感じたことはありませんでした。
ただ、日本語吹き替え版に比べると字幕版で見た方がセリフのニュアンス的に若干「ゲイ」寄りだったかもと思わなくもなかったかな。でもその程度です。私はどちらかというとアニメや舞台より一人の独立したしっかりしたキャラっていう印象が強かったので。

主役のエマ・ワトソンはベルにピッタリな配役!!美人でちょっと風変わりっていうキャラ設定がものの見事にハマってました。それになんといっても可愛い!!野獣が彼女にドキリとしてしまう瞬間があるっていうのが、ものすごく信憑性ありました
歌は他の役者さんに比べるとちょっと平坦な感じに聞こえてしまいましたが、それでもあまり違和感なく素直に聴けました。まぁもう少し抑揚欲しいかもって思ったシーンもありましたがそれでも許容範囲でした。
クライマックスで野獣にすがって涙をポロポロ落とすシーンはものすごくグッと来てよかったです!!

召使たちの「モノ」になった姿はリアルながらもディズニーっぽい可愛らしさを保っていてとても素晴らしかったですね。ハタキをクジャクのようにしたのも面白かったw。一番見ていてホンワカしたのはポット夫人だったかな~。表情に温かみが溢れてて、なんか、クライマックスでの哀しいシーンでは思わず涙をこぼしてしまった
あと、ルミエール役にユアン・マクレガーがいたのも嬉しかった!!好きなんです、ユアン。とてもいい味出してました。

この映画の中で一番印象に残ったキャラが野獣とガストン。この二人のイケメンっぷりがかなりヤバかったです、個人的に。この二人観てるだけでも眼福(笑)。芝居も歌もとてもよかった。

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日本語吹替えについて

キャスト

  • ベル:昆夏美
  • 野獣:山崎育三郎
  • ガストン:吉原光夫
  • ルフウ:藤井隆
  • モーリス:村井國夫
  • アゴット&魔女:戸田恵子
  • ルミエール:成河
  • コグスワース:小倉久寛
  • ミセスポット:岩崎宏美
  • チップ:池田優斗
  • プリュメット:島田歌穂
  • マダム ガルドロール:濱田めぐみ
  • カデンツァ:松澤重雄

感想

よくぞここまでミュージカル役者を集めてくれた!!と、舞台好きな私からすれば大感謝なキャスティングでした。どの声も違和感が全くなく、歌もまるで演じてる役者がそのまま日本語で歌ってるんじゃないかと錯覚おこしそうになったほど(笑)。

ベル役の昆さんはミュージカル『ロミオ&ジュリエット』でジュリエット役としてデビューしてからぐんぐん伸びた女優さんで、歌も芝居も上手く大きな役をたくさん経験しています。今年の「ミス・サイゴン」では残念なことになってしまいましたが、元気に復活してくれてほっとしました。
エマ・ワトソンのベルの声に昆ちゃんの柔らかくきれいな歌声が見事にハマってましたね。歌だけのレベルでいえば昆ちゃんの方が上なので吹替え版のほうが聴き心地よかったかもしれません。

野獣役にいっくんが配役されたと知った時は最初「イメージが違いすぎるんじゃ・・・」と正直かなり違和感がありました。どちらかというと繊細系な歌声だと思っているので野獣役にしては線が細すぎるんじゃないかという懸念がありました。
が、まぁ、見事に声じたいに「野獣加工」がかかっていまして(笑)これ、いっくんが当ててるって言われなきゃわからないんじゃないかと思うレベル。ソロナンバーの時には多少いっくんらしさも垣間見えましたけど、王子になるまではほぼ加工されてる状態だったのでw、最初の不安は払しょくされてよかったです。それにけっこう、声優がハマってて新たな才能発見といった感じ。よかったと思います(いっくん以外でもイケたんじゃないかって思わなくもなかったですがw)

そのほかの皆さんもめちゃめちゃハマっててよかったんですが、中でも特に印象に残ったのが光夫さんのガストン成河さんのルミエールです。もうこの二人は…超ドンピシャでした!!!
光夫さんは劇団四季時代にガストンを演じたことがあるということもあってか、驚異のハマりっぷりで、なんだか途中でガストンの姿が光夫さんに見えてしまいそうになる錯覚まで起こりました(笑)。そして成河さん!!最近ミュージカル作品にけっこう進出してきているだけあって歌の表現力も素晴らしかったんですけど、それ以外のルミエールというキャラ創りがもう…完ぺきでした!!何度も観たくなるレベルですね、あれは。

あと、ミュージカル界の至宝ともいうべき女優・濱田めぐみさんがタンス夫人(ミュージカルではこう呼ばれているww)を演じていたのも実に興味深かったです。この役はオペラ的な歌い方が要求されるのですが、めぐさん、見事にそれをクリア本当にこの方はなんでもこなしてしまうんだなと改めてその才能に驚愕でした。

あと、ここでは紹介していませんが・・・意外なところで現在大河ドラマ『おんな城主直虎』で六左衛門を演じている田中美央さんがベルに本を貸すロベール役の声を当てているのが驚きでした!映画を見終った後にこのことを知ったので、できればもう一度吹替えを見に行きたいです。

字幕も吹替えもどちらもすごく楽しめましたが、個人的好みからいうと…吹替えの方がちょっと上かもしれません。

今後もミュージカル映画の吹替えで日本の役者さんがたくさん参加できればいいなと思います。

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