ミュージカル『レ・ミゼラブル』2011.04.15マチネ

帝国劇場でロングラン上演が始まったミュージカル『レ・ミゼラブル』を観に行ってきました。
今回のレミゼを以って初演からずっと親しまれてきた演出が見納めになるそうですね。”さよならレミゼ”とかいうキャッチコピーが踊っているので作品そのものの日本公演がなくなるのかと思ってしまいましたが(汗)オリジナル演出でのレミゼがサヨナラということのようです。

帝劇に入ると“帝劇100周年”の大きな花のアーチがロビー入り口に飾られていて華やかな雰囲気。今回もロビーの柱にはキャスト一人一人のメッセージ色紙が貼られていますが、これまでとは書かれている内容が違いました。やはり、今回の東関東大震災の被災に関する自らの想いをコメントされてる方が多かったですね。

今回は見ることができませんでしたが、2階ロビーには仙台出身のモリクミさんの色紙がかなり胸に迫るものがある内容だったそうです。お友達を今回の災害で亡くされてしまった哀しい現実を背負ってしまったモリクミさん…。それだけに感じ入るものは大きいのではないかと思います。次回帝劇に行ったらモリクミさんの色紙を読みたいです。

キャストごとの色紙のほかに、義援金箱の上には出演者の皆さんのサインが書かれたパネルもありました。レミゼにはあと3回行く予定になっているので、その度に気持ちばかりの募金をさせていただこうと思っています。
ちなみに5月にはレミゼチャリティーコンサートが開かれるそうです。私は観劇できませんが、少しでも多くの義援金が集まればいいなと思います。この模様を被災地とかに流す方法とかあればいいんですが…それは難しいのかな。少しずつでも被災地が元気を取り戻してくれることを祈りたいです…。

 

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さて、今回のレミゼですが…前回観劇したのは約4年前。そんなに来ていなかったか。しかも4年前のも2回しか観ていなかったために記憶がほとんど曖昧だった(苦笑)。

私が最初に観た『レ・ミゼラブル』は97年の10周年記念公演をやっていた時。そこから3年間、給料のほとんどを費やすくらい通い詰めるほど大好きだったんです、この作品。ところが03年に突然15分短縮バージョンが始まりそれが主流になってからというもの…一気にテンションが落ちた。07年にちょこっと復活したシーンが出てきたんですが、私が一番復活してほしいと願って止まなかったシーンはスルーされていてここでレミゼ愛がホントに萎んでしまった(苦笑)。

オリジナル演出がラストという今年のレミゼにかすかな希望を抱いてはいましたが…結局それも挫かれガックリ感は否めない。キャスト…特にアンサンブルさんのレベルは上がったなぁとは思ったんですけど、やっぱり最後くらいはオリジナルの短縮ではないバージョンで見せてほしかったよ…。なまじっかオリジナル演出の時の記憶があまりにも濃過ぎるために短縮版を最後まで受け入れられなかった私(苦笑)。

それでも今年のレミゼは4回行く予定です(笑)。3回に抑えるはずでしたがどうしてもキャスト組合せがうまくいかなくて結局1回追加。初見の男性キャストさんだけはとりあえず皆さん観ておきたかったし、何よりも“最後”ですから・・・モヤモヤっとした違和感はあるものの見届けようかなという気持ちもあったりで複雑だったりもする。

1回目は吉原バルジャンと禅ジャベとジェニファーエポに焦点。禅さんはマリウスで最後に1回観れますが、吉原さんとジェニファーさんはこれが最初で最後。禅さんのジャベもこれが最後です。

 

主なキャスト
バルジャン:吉原光夫、ジャベール:石川禅、エポニーヌ:Jennife、ファンティーヌ:知念里奈、コゼット:中山エミリ、マリウス:原田優一、テナルディエ:駒田一、マダムテナルディエ:阿知波悟美、アンジョルラス:阿部よしつぐ

以下、キャスト中心のネタバレ感想です。なにげに未練がましい内容になってますのでご注意を(爆)。

 

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ストーリーについては公式HPに詳しく掲載されているので今回は省きます。パンを1つ盗んで19年牢獄暮らしを余儀なくされたジャン・バルジャンがある出来事から心を入れ替え様々な経験をしていくといった…かいつまんでいうとそんな感じのストーリーです(省き過ぎ 爆)

ジャン・バルジャンが主役にはなっていますが、ハッキリした主役がいる作品ではありません。群像劇なのでそれぞれのキャラクターの人生も丁寧に描かれていることが魅力。人間模様やそこに流れるドラマチックな音楽が素晴らしいです。どのキャラクターも目が離せないし、キャストが変わるごとに作品の色も違ってくるのでリピーターとして通う人が多いのだと思います。

しかしながら…オリジナルから短縮になったことへの愚痴はこれまでも何度もチマチマ言ってきましたが…うーー、やっぱり、今年も言わせてほしい!!!(興味のない方はスルーしてください 爆)

冒頭のバルジャンが宿から追い払われるエピソードを加えるのだったら…2幕クライマックスのバルジャンがマリウスに自分の過去を告白するシーンをオリジナルに戻してくれぇぇぇ!!!!
現在のバージョンですと…バルジャンに感謝し「一緒に暮らしましょう」と話すマリウスに「もう言うなマリウス、話があるのだ~」とバルジャンが切り出すことになっていますが…これがどうしても納得できない。本来は

「もう言うなマリウス、愛する息子よ。わしも話そう恥に満ちた物語を…君だけには話しておこう。コゼットにさえ聞かせていない、哀しい思いをさせる話だ。昔だ~」

というバルジャンの切ない涙なくしては見れない告白のフレーズがあったんですよ(涙)。これをゴッソリ削除する意味が未だにわからない。毎回このフレーズ聞くたびにボロボロ泣きまくっていただけに…短縮版聞くたび違った意味で泣きたくなる凹。そんなに時間とらないじゃないか、ここのフレーズ…と思い続けて幾年月(苦笑)。

すみません、また、愚痴りました(爆)。やはり最初はこれを書かずにいられなくて(苦笑)。これが削除されてしまったショックが癒えず未だに現在の短縮版『レ・ミゼラブル』にどうしても感情移入しきれない私です…。

 

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そのほか、気づいた点。

「自分がジャンバルジャンだ」と裁判で告白するバルジャンがファンティーヌのいる病院へ向かう時にジャベールとすれ違うのですが、以前は「病院にいる」と丁寧に教えてあげてたのに(笑)最近は目配せのみにまた演出戻したみたいですね。07年に観たときもこのパターンだったらしいんですけど…よく覚えてない(爆)。

2幕冒頭の革命シーン、以前はバリケードの後ろからマリウスとアンジョルラスが登場してきたと思うのですが…最近は全員舞台の袖から出てくるんですね。これも07年かららしいんですけど…覚えてないんだよなぁ(爆)。

革命シーンでは他にもエポニーヌが死の間際にマリウスとキスができなかったり(ジェニファーさんだけ?)、革命が終わった後のジョリの片足ぶら下がりが復活してたり…。このあたりも07年かららしいんだけど、記憶が…。どんだけ私はレミゼから心が離れてるんだって話だよな(苦笑)。

以下、主なキャストの感想になります。

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まず最初に話題の子供店長・加藤清史郎くんのガブローシュについて。ちっちゃくてチョコマカ動いてて可愛かったです、本当に。小芝居も多いなという印象。見えないところでも頑張って色んなリアクションしてたのが印象的でした。

が、セリフや歌に力がないという感想は否めない「オイラの名はガブローシュ!」という出のナンバーも声が前に出きっていない感じで迫力不足。さらにはラマルク将軍の死を知らせにやってくるシーンで学生が騒いでいるのを静止するために叫ぶんですが…「だまれぇぇ~」って叫びが・・・軽すぎる(苦笑)。私の回りの席の人たちはあの叫びを聞いて思わず吹き出してましたよ(汗)。精一杯頑張って叫んでるのは分かるんだけど、大きな舞台なのでその意気込みが伝わってこないのが残念。あれでは学生は黙らないよ(舞台進行上黙るけど)。もう少し声に重さがほしい。ただ可愛いだけではガブローシュではないので。

バルジャン@吉原光夫さん
今回新たに加わった吉原さんのジャン・バルジャン。劇団四季に吉原さんがいた頃、私は1度だけJCSのユダで観たことがあります。その時の印象は、「上手い!」。芝ユダじゃなくてちょっと凹んでた気持ちを上げてもらったのをよく覚えている。そんな吉原さんがいつの間にか四季を退団して小さな劇団を作って活動していることを知ったのはけっこう後になってからでした。

そしていよいよこの大きな舞台に出てくることになり…なんだか嬉しかったですね。四季を出た吉原さんがどんなバルジャンを見せてくれるのかとても興味があった。本当はもう少し慣れてきた後半に吉原バルジャンを入れるハズでしたが予定がつかず早い段階での観劇になりました。残念ながら、恐らくこれが今期最初で最後の吉原バルジャンになるのでしっかりとよーーく見てきました(笑)。

背丈も大きいし見栄えのする素敵なバルジャンだったと思います。特によかったのは前半の荒んだ時代の芝居。「野良犬、泥まみれだ」と歌うシーンがありますが、この表現がピッタリと当てはまるような荒れっぷりで迫力があったと思います。その後、改心するんですが・・・そこから荒々しさが消えてものすごく穏やかになる。このギャップがけっこう大きいなという印象。ファンティーヌの死のシーン。やってきたジャベールと対決するのですが、吉原バルジャンは膝蹴りと上から叩き落すといった荒業で勝利(笑)。でもそのあと、十字を切って倒れたジャベールに向かって「ごめんね」みたいに祈りを捧げて去っていく律儀さがあったんですよ。この様子がすごく可愛くて思わずクスッとなってしまいました。

リトルコゼットの扱い方は優しいのかちょっと荒っぽいのか、そのあたりが微妙(笑)。特に高い高いをしてからすぐに振り回すんですけど・・・その時のやり方がけっこう雑だなと(汗)。まだちょっと彼女とのシーンは手探り状態みたいなところがありましたかね。

それと革命の時の吉原バルジャンも印象的でした。一番印象に残ったのが最後の戦いのシーン。アンジョたちが死を決意している時に下のほうで必死に彼らに戦いをやめるよう説得しているような仕草をしてたんですよね。私が今まで見たバルジャンはアンジョたちと一緒に討ち死に覚悟で戦ってる姿ばかりだったのでとても新鮮だった。学生たちが全て死んでしまったことを知った時に声を上げて嘆いていたのには思わずもらい泣きしそうになった(涙)。それだけにマリウスが生きていると知って地下道へ連れて行く時の表情もなんだかとても切なかったです。とても優しいバルジャンだなぁと思った。

ただ、「彼を帰して」はもう少し頑張ったほうがいいかもしれないなぁと。まだ歌を歌うことに精一杯みたいな部分があって声もちょっと揺れ気味。後半になればもっと素晴らしい歌になるかもしれないという予感があるだけにもう見れないのはちょっと残念かも。

マリウスを助けに病院へ向かう時ジャベールとすれ違うシーン。「見ろ、ジャベール!」と瀕死のマリウスをバルジャンが見せるのですが、ここで吉原さん、マリウスをお姫様抱っこしてジャベールに見せてました(笑)。あれには「おおっ」と驚いてしまった。たしかに引きずっていくよりもお姫様抱っこしたほうがいいかもしれないよなぁなんて。

それから、バルジャンの臨終シーンもとても印象的でした。ろうそくは2本目は歌っている最中につけるようになったんですね。これって吉原さんだけ?今までは2本つけてから歌ってたような気がするんですが…。

死の瞬間はなんかすごいリアルだった!今までは泣きながらすがるコゼットを優しく抱きとめその流れでファンティーヌに導かれ死を迎えているバルジャンしか見てこなかったのですが、吉原バルジャンは泣きながらすがってくるコゼットを抱きとめた瞬間に絶命しているんです。目を見開いたままコゼットを抱きしめることなく手がぶらりとしてる。その手をファンティーヌがそっと取り、バルジャンは「罪深きわが身あなたの元へ」と立ち上がりその命が消えたことを表現するんですね。いやぁ、なんだかとてもバルジャンの死がリアルに感じられてグッときてしまいました(涙)。こんな表現方法もいいんじゃないでしょうか!ファンティーヌやエポニーヌと共にマリウスとコゼットを見守る眼差しがとても柔らかくて胸が熱くなりました。

たぶん、回を重ねていくうちにもっといいジャン・バルジャンが出てくるはず。なかなかいい芝居だったと思います。これからも頑張ってほしいです。

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ジャベール@石川禅さん
禅さんは今回ジャベールとマリウス1回ずつ観劇する予定。最初は禅ジャベは見れないかもと思っていたのですが、吉原バルジャンの予定を合わせていたら運よくセットで入ってまして(笑)。

いやぁ…熱い熱いジャベールでしたよ!!ありゃ触ったら火傷するね(笑)。禅さんの全速力を見た!!って感じ。いつも穏やかそうな笑顔でお茶目な禅さんからは想像もつかないような狂気の塊のようなジャベールを見せていただきました。もうのっけの登場からイッちゃってましたから、顔つきが(笑)。労働してるバルジャンのすぐそばまでわざわざ見に行って確かめた上で「ヤツをここへ呼べ」と歌っていたのはちょっとビックリしましたけどね。

相変わらず歌声も完璧。感情が乗りすぎるほど乗り切った歌で、セリフもはっきりしていてとても聞き取りやすい。最初から最後まで狂気のジャベールを突き通したって印象。それだけにバルジャンを逃がしてしまった後のすべてが終わったと悟ったような狂いっぷりは見事でした。自殺シーンはもう号泣しながら歌ってましたからね、禅さん。セーヌ川見つめてるときの目は真っ赤になってましたよ。ジャベールの絶望が痛いほど伝わってきた。

ただですねぇ、あまりにも禅ジャベがアッチッチすぎる熱演だったので、まだ手探り状態な吉原バルジャンとはちょっとバランスが合わなかった気がします。だからこの組合せがほとんどなかったのかと納得(笑)。それでもカーテンコールでの禅さんの吉原バルに対するお出迎えはやたらノリノリでめっちゃ可愛かった。あなたは本当にさっきまで狂気の人を演じた人ですか!?と言いたくなりました(笑)。

エポニーヌ@Jennifeさん
Jennifeさんはミュージカル『RENT』で観て以来。あの時とても素晴らしいミミを演じていた彼女がどのようにエポニーヌを表現するのかとても楽しみでした。雰囲気もすごくイメージに合ってる気がしましたしね。

想像していた通り、やっぱり彼女にはエポニーヌ役がよくマッチしていた。Jennifeさんのエポニーヌはなんとなく島田エポを思わせるような雰囲気があるなぁと思いました。なんていうか…エポニーヌの抱える「暗さ」をとても上手く表現していたなぁと。マリウスに何度アプローチしても気づいてもらえない切なさを歌う時の表情が痛々しいほど暗くて見ているこちらも苦しくなってしまう。「オンマイオウン」のナンバーは絶品でした。

バリケードでの死のシーンではマリウスにキスをすることなく絶命してしまうJennifeエポニーヌ。それがますます悲しみを誘いましたね…。彼女のエポもたぶんこれで最後だと思うのでちょっと残念。もう一度見たかったかも。

ファンティーヌ@知念里奈さん
ん~…個人的にはあまり好きではないファンティーヌだったかなぁ。舞台復帰後のキムのほうが好きだった。なんていうか、ファンティーヌの哀しさを表現しきれていないように見えたんですよね。歌い方かなぁ。ファンティーヌの表情じゃなかったような気がする。身も心もボロボロになって倒れてしまう過程をもう少し繊細に表現してほしいなと思いました。

コゼット@中山エミリさん
生でエミリちゃんを見るのは初めて。テレビではCMとかでよく見かけてて可愛いなと思っていたのでコゼットのイメージとは合うんじゃないかと思ってました。歌は思っていたよりも歌えてたんじゃないかなと。これまでも色んなコゼット役の人を見てきましたが、彼女よりもダメだなと感じた人はたくさんいたので(苦笑)。ただ、可もなく不可もなくという印象は否めない。出番は多くない役柄なので仕方がないかもとは思うのですが…どうも最近は当たりだと思えるコゼットに出会えないな。
ちなみに、あとレミゼ3回くらい残ってるんですけどそのうち2回はエミリ@コゼットなんですよね。頑張ってほしいです。

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マリウス@原田優一くん
07年に観たときはアンジョルラスだった原田君。アンジョ役もなかなかいいなと思いましたけど、やっぱり彼にはマリウスのほうが合うのかなぁというのが今回の印象。パッと観た時に外見がちょっと石井一孝さんのマリウスに似てるなぁと思える瞬間が何度かあってちょっとビックリしました。髪型の作りが似てたのかな。
原田君のマリウスはおっとり型かな。しかもドン臭い(笑)。コゼットとイチャイチャしてるときにバルジャンがやってくるシーンでマリウスは「隠れよう」と言って柵をよじ登って家の外の壁に隠れるんですが…バルジャンが「どうした!?」とやってきた時にまだ柵を居りきってなかった(←完全に見つかってるタイミング 笑)。そんなドン臭さがちょっと可愛く思える原田くんのマリウスでした。歌声は柔らかくてマリウスに合っていますね。後はもう少しキャラクターを深く演じてくれるともっと良くなると思います。

テナルディエ@駒田一さん
いやはや、この方は上手いですねぇ本当に。この芝居の中におけるテナルディエの位置づけっていうものをすごくよく理解している演じ方だなぁと思いました。表情からしてかなり“悪”で怖さを感じさせるんですが、その間に挟んでくる芝居はコミカルであざとい。悪役でありながらも実はコミカル担当みたいなそんな匙加減が上手いなぁと思いながら見てしまいました。

マダムテナルディエ@阿知波悟美さん
駒田さんの濃い~お芝居に真っ向から立ち向かってるって感じで迫力あるマダムでしたよ。チビコゼットに対する接し方がかなり怖い!おびえてるチビコゼがすごくリアルに見えました(笑)。歌も上手いし存在感もあります。結婚式での派手な転びっぷりも面白かったです。

アンジョルラス@阿部よしつぐさん
よしつぐ君を舞台で観るのは『ファントム』以来かな。あの時はアンサンブルながらも衝撃のアドリブを見せてくれたりして本当に楽しかった・・・。で、ついに今回アンジョルラス!細身で凛とした印象のよしつぐ君にかなり合うんじゃないかなと思っていましたが、なかなか良かったですよ。常に緊張感のある凛々しい表情がとても印象的で美しいアンジョルラスでした。ただ、民衆の歌に入る前の赤いテーブルクロスを掲げて歌い上げ仲間を鼓舞するシーンはもう少し頑張ってほしかったかも。声の張りがちょっと足りなかったし苦しそうだったなという印象があったので…。次回もう一度観れるのでさらなる進化を期待しています。

ちなみに、短縮版では学生達のシーンがかなりカットされてしまってるために人間関係の密度がすごく薄く感じてしまうんですよね(涙)。特にアンジョルラスとグランテールの関係が希薄に見えてしまうのが本当に残念…。オリジナルではとても濃密な学生間のやり取りが見える場面があって涙してたんだけど…。
今のキャストはメインもアンサンブルもけっこうレベルが高くてとても頑張っているのでなおさらオリジナルのままで見たかったというのが正直なところです。

次回は記念日公演に行きます。どんなカーテンコールがあるのかちょっと楽しみ。