劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』2013.05.17マチネ(イベント有)

前回観に行ったときに"これでもう佐野さん抜けるかな"と思っていたので今月は全く入れる予定がなかったのですが…思いのほか連投されていたので再び海劇場の『オペラ座の怪人』を観に行ってきました。

今公演期間中で一番長く怪人役としていらっしゃるのではないでしょうか、佐野さん。レアキャスト、なんて言われてましたからねw。こうして大好きな佐野ファントムに再び出会えたことが嬉しいです。
ただ、そろそろ本当に今週当り抜けそうな予感がしたので…ちょっと強引にw、久々に前日予約を活用してチケット入手。最初なかなか電話が繋がらなくて焦ったのですが(汗)思いのほか良席が取れました。もしかしたらこれまでの中で一番見やすい席だったかも!?

で、なぜこの日に観劇を決めたかというと…ただ単に、出てこれやすいマチネ公演だったからでして。前日予約を入れるまで私、この日がイベント最終日だということを知りませんでした(汗)。しかも、これまで開催されてきたファントムミュージカルアカデミーの検定とある…。何をやるのかよく分からなかったのですが、ただ、アカデミーに参加していなければ分からないようなことがある、ということだけは察しがつきました(苦笑)。

はい、わたくし、これまでただの一度も参加したことございませんw

なので、本当はマチネ公演だけ観て帰ろうかと思っていました。が、友達も来るというし、久々に会うし、一緒に出ようって言ってくれてるし…ということで参加を決意ww。かくして、開演前に並びイベント参加証をゲット。配られる時間帯には行列は階段下のカレッタのお店のほうまで伸びていました。ファイナルイベントということもあってかかなり人気があったようです。

イベント内容につきましては、当然ネタバレを含みまくっておりますのでw後半に書きたいと思います。

劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』感想一覧

主なキャスト

オペラ座の怪人:佐野正幸、クリスティーヌ・ダーエ:苫田亜沙子、ラウル・シャニュイ子爵:鈴木涼太、カルロッタ・ジュディチェルリ:浅井美波、メグ・ジリー:小林由希子、マダム・ジリー:戸田愛子、ムッシュー・アンドレ:増田守人、ムシュー・フィルマン:平良交一、ウバルド・ピアンジ:永井崇多宏、ムッシュー・レイエ:林和男、ムッシュー・ルフェーブル:斎藤譲、ジョセフ・ブケー:金本和起

以下、ネタバレありのキャスト中心感想です。

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全体像も見やすく比較的前方の中央ブロックというかなりの良席。すごく良い席だったんですけど…勿体なくも所々でどうしようもない睡魔が襲いまして(汗)。それでも必死に目を覚ましていたわけですが、佐野ファントムが出てくるシーン以外は断片的に記憶が…(汗)。あぁ、もったいないことをしてしまった!

そのせいか分かりませんが、今季オペラ座で、支配人室シーンで初めて号泣せずに見ることができた。いつもあそこは感情が高ぶってしまってまともに見られなかったんですけど…睡魔との戦い勃発のせいで(苦笑)普通に(?)見ている自分がいました。次に何でもない状態で見たとき流れとしてこのシーンを観れたとしたら…それは私の中であの哀しい出来事を受容することができたということになるんだろうか。それもなんだか切ない気はするのですが…。

クリスティーヌ@苫田亜沙子さん

ものすごく久しぶりに苫田クリスティーヌを見た気がします。先月の土居さんを見て"ありゃりゃ"と思ってしまったこともあってか、苫田さんの安定したクリスティーヌ像になんだかホッとした。この人のクリスティーヌは美人さん!って感じではないんだけど、ファントムに取り込まれていく様がなんだかとてもリアルに見えます。歌も綺麗だし、ホワホワした感じも良い。

ラウル@鈴木涼太さん

先月と同じく涼太さんのラウル。なんか雰囲気的に貴公子っていうのが滲み出てますね。お金持ちのボンボンで大切に育てられた好青年。何をやってもスマートに見える完璧な王子様系ラウルだなと思います。クリスティーヌが心を許す相手としては申し分なし。

だけど、それと同時に一緒に暮らしたら幸せになれるだろうけどどこかで退屈してしまうタイプかなぁとも思ってしまう。その余白を埋める魅力があるのがきっとファントムなんでしょうね。そういった意味では涼太さんのラウルはとても役柄に合っていると思いました。

浅井カルロッタ&永井ピアンジ

たぶん、浅井さんのカルロッタは初めましてな気がします。細身の体系という点では河村さんとあまり変わらないなと思うのですが、性格的には浅井さんのほうがキツめかな。ハンニバルのリハ中にイライラするシーンとか、目が怖かったしww。「オペラに出るの辞めますわ」って立ち去るときの冷たさも印象的。

そのおかげで永井ピアンジの「素人どもが」の履き捨てる言葉もなんだかソフトに聞こえたしw、あとを追いかける姿からは"ピアンジ完全に尻に敷かれてるな"って思ってしまって萌えた(笑)。それにしても永井さん、ピアンジ役がかなり長いですよね(シャレじゃなくて 汗)。それであのクオリティですから本当にすごいと思います。

戸田マダムジリー&小林メグ

戸田さんは本当に前回の海公演時よりもマダムジリーとして存在しているなぁと思います。厳しさと優しさが混在したあの雰囲気も素敵です。小林メグは昨年以来かな。その時の記憶もあまりないんですが(汗)、ここ最近のメグのなかではなかなか安定している方じゃないかなと思いました。それにとても美人ですし、もっと頑張ればクリスティーヌ行けるかも?

増田アンドレ平良フィルマン

お二人とも年齢的にも体格的にも同じに見えるので、並んだ時の安心感といったらなかったです(笑)。なんだかすごく落ち着いた雰囲気で見ていてしっくりくる。トラブルになってもこの二人なら何とかしてくれるんじゃないか、みたいなことすら感じてしまったし←実際はアタフタしてますがww。

林さんのレイエは厳しい演出家って雰囲気がとてもよく出ている。アンドレの時のちょっとコミカルな部分を封印していてビシッと舞台を締めている感じ。斎藤さんのルフェーブルはスマートでカッコいい。金本さんのブケーは初めて見たかな?なかなかの男前なブケーでした。

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ファントム@佐野正幸さん

いま日本で私が一番納得できるファントムを演じられているのは佐野さんだけなので、キャスティングされている間に何としてももう一度見ておきたかった。というわけで突発です。前回も素晴らしかったのですが、入ってすぐの頃だったのでまだ少しエンジンがかかり切っていない感じはあったんですよね。なので、時間が経って熟成してきた佐野ファントムを観ておきたかったんです。

1幕の佐野ファントムは狂気をはらみながらもどちらかというと抑え気味な印象。だけど、歌声からはクリスティーヌに対する執着心はものすごく感じられます。MOTNでのファルセット(高く~♪、とか、に~♪、の部分)は未だに苦手とされているのかちょっと違和感はあるのですが、それでも前回よりかは上手くこなしていました。

でもそのことにあまり気をとられないくらい佐野ファントムの神経の行き届いた動きは美しい。特に手先が本当にきれいで思わず見とれてしまうほど。クリスティーヌの歌声に自分の体を撫で上げるシーンでは一度マスクのところで手を止めてる感じでセクシーです。メラメラとクリスティーヌに対する想いが燃え上がる感じ。

クリスティーヌからマスクをはがされた時は、どちらかというと他の怪人役の役者さんたちよりも激しい怒りをあらわにしないのも特徴的。なのでちょっと大人しい印象も受けるのですが…、「地獄へ行け!呪われろ!」と叫ぶのではなく呻くように言っている佐野ファントムはなんだかとても悲しげで切ないです。マスクを帰された時に思わずその顔に触れそうになりそれを取り消すように「行かなければ」と立ち上がる場面もファントムの息苦しさみたいなのが伝わってきて泣けました。

屋上のシーンは前回よりもすごく気持ちが伝わってきてとても良かった。ラウルと愛を誓い合うクリスティーヌを見て身を裂かれるかのような想いでいることが痛いほどよく分かる。体中は小刻みに震え、二人の歌声が聞こえてくると気が狂いそうになるかのような表情で必死に耳をふさぐ。そしてその悲しみはやがて怒りと憎しみのパワーへと変わっていきます。このあたりの、静かながらも激しい情熱的なお芝居が本当に魅力的です、佐野さん!シャンデリアを落とすファントムの気持ちが一番納得できるのは佐野さんですね、やっぱり。

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マスカレードで「ドンファンの勝利」の楽譜をアンドレに投げ渡すシーンは、けっこうソフトです。自分で書いた作品をファントムは粗末に扱わないという解釈だと佐野さん言ってたからな。なるほどってこのシーン見るたびに思います。

そして佐野ファントムの感情が激しく燃え上がるきっかけになるのがPONR。黒マントで姿を隠している時にもクリスティーヌに対する激しい執着心が伝わってくる。彼女の手を取りそれを自分の近くへ持って行き抱きしめんばかりに掴むシーンは特に切ないです。
そしてクリスティーヌからマントを剥がされた時、一瞬ものすごい感情を露わにするんですがそれを見られまいとすぐに後ろを向いて…そしてクリスティーヌへの愛を震える歌声で訴える佐野ファントム。もうその姿は痛々しく見ていて胸が張り裂けそうになる。彼の目にはもうクリスティーヌという存在しか見えてないんですよね。彼女に愛されたいという想いだけで息をしているような感じ。その感情があまりにも高ぶりすぎて平静でいられなくなっていく哀しさ…本当に泣けます(涙)。

そして隠れ家。もう、圧巻の一言でした!!激しく、そして誰よりも哀しい佐野ファントム。「この運命には従わねばならぬ」と歌いながらクリスティーヌにベールを掛けるシーン。その目はすごい狂気をはらんでいます。そんな彼に「醜さは顔にはないわ」と歌うクリスティーヌに一瞬期待感のような感情を見せるも、そのあとすぐに「汚れは心の中よ」と歌われてしまうので何とも言えない気持ちに顔をそむけてしまう佐野ファントム…。切ないです!

ラウルがやって来たときにはもう、悪魔みたいな顔になってる。ラウルにとってファントムは悪魔みたいな存在ですが、佐野ファントムにとってもラウルは悪そのものなんですよね。彼をつぶしてやろう的な鬼気迫るものがひしひしと伝わってきます。あそこまで激しい憎しみを感じさせるのも佐野ファントムならでは。

ラウルの首に縄をかけて絞め殺そうとするシーン。ここはクリスとラウルとファントムの三重唱になるわけですが、クリスティーヌがラウルを庇ってその前に立ちはだかると「なんでそんな奴を庇おうとするんだ!」と叫ばんばかりの絶望的な表情でますます感情を暴走させていく佐野ファントム…。そのあまりにも激しすぎるクリスティーヌへの激情にただただ涙…(泣)。

「昔は心捧げた」というクリスティーヌの歌声には自分を肯定してくれている言葉に感動の感情も湧き起こりつつも、一度燃え上がった怒りと憎しみの感情をどうすることもできずに「許さない、選べ」と言ってしまっているよう…。
そしてキスシーン。それまで燃え盛るかのような激しい感情が一度目のキスでスーッと浄化していくかのように見えます。そして二度目のキスの直前、佐野ファントムはクリスティーヌに対してとても哀しい目を向けてました…。クリスがラウルを選んだということを自覚してしまったのかなと…。そんな表情だったよ。だから抱きしめようとしてもそれを思いとどまる気持ちが余計に切なく思えてしまってボロ泣き(涙)。

ラウルの縄を切ろうとするシーンでは、フラフラしながらも、ラウルに向けているであろう視線がものすごく憎しみと羨望の入り混じったものであることが想像できてしまう。きっと涙目になりながらラウルの縄を切ったに違いないんですよ、佐野ファントム…。そこに至るまでどれだけファントムが身を斬られるほど苦しい想いをしてきたかということが嫌というほど伝わってまたまた泣けます…。

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そして二人に隠れ家から出て行くように叫びますが…、最初は静かにうめくように「行け!」と言う。しかしそのあと、本当に二人が出て行ってしまうのを見てしまい、「あぁ、行かないでくれ!!」と今にも叫びそうな表情になるんですよ(涙)。今にも追いかけそうになってしまう衝動をあそこで無理やり抑えて「行ってくれ、お願いだ」と泣く佐野ファントム…。切なすぎる!!!!クリスティーヌ、置いていかないでくれっていう切実な気持ちがものすごく強く感じられるのはやっぱり佐野さんだけだ。

オルゴールの前で孤独と向き合い涙に暮れる佐野ファントム…(涙)。そのあとやって来たクリスティーヌに一瞬、「戻ってきてくれた!」と思わず素直な感情が表に出てしまうのも泣けます。指輪を渡すクリスティーヌの手を包み込むように抱きしめながら、初めて素直な気持ちで愛を伝える佐野ファントム…。ここまで激情に駆られ壊れてしまいそうな姿を見てきただけに、あの愛の告白シーンは胸に迫るものがあります。

そしてクライマックス。クリスティーヌが脱ぎ捨てたウェディングベールを拾い上げるファントム。そのベールは彼にとってはクリスティーヌそのものなんだなって思わせるほど、ものすごく大切に大切に・・・まるで赤子を抱きしめるかのように優しく取り上げて抱きしめるんですよ(涙)。あれは本当に泣ける!!!あんなに愛情深く大切そうにベールを抱きしめている姿を見たのは初めてかも
それを抱きしめながら二人を見送る佐野ファントムの後ろ姿は…やっぱりだだっ広い所にたった独り残された子供のようだった(涙)。その背中は何と頼りなく脆いものなのだろうって…思わず抱きしめてあげたくなってしまう。

二人の姿が見えなくなった後に歌う「わが愛は終わりぬ、夜の調べと共に」はクリスティーヌへの愛の終焉を感じさせる切ないものでした。ベールを投げる時もすごく丁寧だったことから、最後の最後まで彼の心の中からクリスティーヌの存在が消えることはないんだろうなって思いました。

今回見て思ったんですけど、佐野ファントムはこれまで見てきた中で一番追い詰められてる感が強い。どのファントムも感情的に崖っぷちなんだけど、佐野さんの場合は本当に1センチの猶予もないって感じ。クリスティーヌへの依存度が一番激しいかもしれない。だから、クリスティーヌを失った佐野ファントムはおそらくあのあと死を選ぶんじゃないかなと思わせます。そう感じさせられるほど激しく切ない佐野ファントムが私はやっぱり一番好きだし愛しく思います。

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さて、終演後はイベント。ファントム・ミュージカル・アカデミー・ファイナル、ということで・・・検定って何をするんだろうって思ってました。イベント案内のところには"これまでのアカデミーに出たことがなくても参加できます"って但し書きがあることから、裏を返して"イベントに参加したことがなければとんでもないことが起こる"と判断w。なので…、実は…、予習しました(笑)。これまでイベント参加された方のブログを読んで、重要そうなところは頭に入れたりしてwww。

私、オペラ座の怪人はこれまで長いこと見ていますが、それに関する細かな知識はほとんど分かりません(汗)。イベントのレポートを読んで「そうなのか!」と思うこと多数でとても勉強になりました。

で、座席についてみると…問題用紙が置かれているじゃありませんか!!

こんなの見たの、何年ぶりだよっ!ってくらいの本格的な試験用紙(汗)。それを見て緊張感が増してしまい予習したことの半分以上が頭の中から消えました(笑)。

試験開始の前に、舞台の上には司会の林さんと、私たちと一緒に問題を解くメンバーとして涼太さん苫田さんのクリス&ラウルコンビと見付くん町田くん馬場さんの三人のアンサンブルさんが登場。舞台上に椅子も用意されており、私たちと同じく10分間の試験に悪戦苦闘してました(笑)。ちなみに林さんは問題解いてませんww。

出てきた問題は…こりゃたしかに、これまでのアカデミーに参加していない人にとっては厳しすぎる内容(汗)。予習してこなければ私は確実に0点だったよ(汗)。全部で10問、全て5択で番号で回答する形式。こんな試験したの、ほんと何年振りだ!?どんな問題だったか挙げてみます。

  1. 東京公演のシャンデリアの重さは?
  2. マスカレードで怪人が降りてくる階段の数は?
  3. ハンニバルに出てくる女性の衣装はヒョウともう一つは何?
  4. マスカレードの女性の衣装は「魚」「チロリアン」「トライデント」「花」「猿」ともう一つ何?
  5. イルムートで使われている髪の毛は何の粉?
  6. イルムートに出てくる人が着けてるホクロは何のためについている?
  7. オペラ座の怪人の振付師は誰?
  8. ハンニバルのダンサーは何をモチーフにしている?
  9. 支配人のオフィスで最初にフィルマンが歌っている曲は何拍子?
  10. ドンファンの勝利の音楽的特徴は?

・・・、これ、すべてこれまでのアカデミーイベントに出てきた内容らしいです。一度も参加してない私が分かるはずもないww。そんななか、数問だけ予習が役立ちましてww結局5問正解しました。勘で答えた他の回答は全部間違っていたという…www。

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テストが始まってから10分後に解答用紙は全部集められ、司会の林さんと舞台監督さんや衣装さんたちと共に答え合わせが行われました。これにかなり時間割いてまして…なんだかお勉強会みたいな雰囲気で終わるのかなって正直思った(汗)。

ちなみに回答は以下の通り。カッコ内は自己採点w。

  1. 400~450キロ (×)
  2. 19段 (×)←殆どの人がここで脱落したらしい
  3. シマウマ (○)←予習効果ありw
  4. 蝶 (○)
  5. 小麦粉 (×)
  6. シミを隠すため (×)
  7. ジリアン・リン (○)
  8. 古代アフリカの壁画 (○)
  9. 16分の15拍子 (×)←林さんが丁寧に説明してくれたけどほとんど分からなかったw
  10. 全音音階と不協和音 (○)

涼太さんは8問正解、苫田さんは5問(私と同じやんww)、他のアンサンブルさんたちは8問とか7問が多かったかな。涼太さんは説明を聞いている間ずっと足を揃えて座っていてとてもお行儀が良かった。なんかラウルと同じく育ちの良さみたいなものを感じて萌えましたw。

で、答え合わせが終わったところで、全問正解者にファントムマスターの称号を与えるべく佐野正幸さんが登場!客席のボルテージが一気に上がりました(笑)。
ところが、佐野さんが発表するところによりますと…「全問正解者は0人…いらっしゃいませんでした(苦笑)」とのことwww。えぇ!?とどよめく客席。参加者は1階席のかなりの後ろのほうまで埋まっていたからかなり多かったので、その中で1人か2人くらいは全問正解者いるだろうと思っていました。それが、誰もいなかったとは!これには佐野さんも苦笑いで「完全に企画倒れです」wwww
との事(笑)。

簡単な問題だと全問正解者が続出してしまうということで、かなり捻って問題を出したんだそうな。ところが、まさか誰も全問正解する人がいないとは誰も思っていなかったみたいです(苦笑)。ちなみに佐野さんもチャレンジしたとのことでしたが、「散々な内容でした」と点数は秘密ww。第2問に至っては、「僕実際に演じてるんですけど間違えました」と苦笑いでした(笑)。で、涼太さんも全問正解できなかったことを知ると「えぇ?涼太~」と残念そうにしてましたw。佐野さん、涼太さんのこと可愛がってるのかなって思って萌えた瞬間です(笑)。

しかしながら、9問正解というツワモノの方が3人いらっしゃいました!林さんと佐野さんの粋な計らいで「3人しかいらっしゃらないし、この方々にマスターの称号を贈りたいのですがいかがでしょうか」とご提案。これには満場一致で皆さん納得して、後日、この方々に郵送でマスター称号の賞状と出演者のサインが贈られるそうです。おめでとうございます!

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このあと、時間が来てお開きになりそうになったのですが…、林さんが

「今日はいつもよりもカーテンコールが長かったのでイベント開始時間が遅くなったんですよね。だから、計算的にはまだ時間ありますよ」

とスタッフさんを説得してくださった!そうなんです、この日のカーテンコールはものすごい盛り上がりで…まるで千穐楽のような感じでした。佐野さんが一番最後に一人で深々とお辞儀されていたのが印象的だったな。

ということで、イベント続行。余った時間でトークをしようということに。いくつか質問も飛んでて「苫田さんはどうしてそんなにかわいいんですか」という問いには苫田さん照れ笑いw。するとそれに便乗してか林さんが「涼太さんはなんでそんなにカッコいいんですか?」と質問してて(笑)。これにはもう涼太さんなんと回答していいのか分からず「そんなことないですよ」とタジタジでしたww。涼太さんは質問コーナーのときにも絶えず客席に視線を送ってニコニコしてて、ファンサービスのいい人だなと思いました。

佐野さんも非常に和やかで…というか、プレゼント抽選のときにも率先して動いていたりしてすごく細やかな方。さっきまであんな狂気のファントムを熱演していたとは思えないほど穏やかでお世話好きそうな方で、そのギャップにちょっと萌えました(笑)。佐野さんが団員の皆さんから慕われるのも納得です。なんだかとても色々語りたさそうな雰囲気だったので…私個人としてはそのまま佐野さんいろいろお話してください!って感じだったんですよね。

しかしながら、せっかくなので・・・ということで、客席からのの質問を受けることに。ところが…、このことを一瞬後悔させるかのような出来事が起こりました(苦笑)。
一番最初に当てられた方。率先して手を挙げてて気合十分だなと思っていましたが…そこから出た質問は何とも耳を疑いたくなるような内容で。正直、あの時、客席のみならず、役者さんたちの顔も凍りついてたよ(汗)。内容はここでは書きません。役者さんに対してとても失礼な事だったので…。この質問に関しては長く引っ張らずに無かったことにするかのようにすぐに次の質問者へと行ったのが、事の衝撃を物語っていたように感じました。

二番目は「オペラ座の怪人は次いつ東京に戻ってきますか」というもの。これに対しては佐野さんも林さんも皆さんも嬉しそうにしていたのでホッとした。佐野さん曰く、

「本当はすぐに東京でやりたい気持ちもあるけど、この演目は全国で多くの人が待っているので違うところに行くと思います。なので、町内会の掃除当番じゃありませんがwwまた東京にも必ず戻ると思うのでその時まで待っていてください」

とのことでした。町内会の掃除当番が例に出てくるとは思わなかったよ、佐野さんwww。

最後の質問は海外から見に来たという方で「日本のオペラ座の怪人も海外ツアーやらないんですか?」というもの。これにもみなさんすごく嬉しそうにしてましたね。いつか実現できたらいいなと。特に佐野さんと林さんは初演からこの作品に関わっているということもあり、思い入れもとても深そうにしていました。

他にも佐野さんトークで癒されたり笑ったりすることがあったんですが…例の質問のせいでちょっと記憶が半分抜けてしまいました(爆)。あれはホントに後味悪い。最後に良いまとめができて本当に良かったよ。

そんなこんなで、色々とありましたが、佐野さんが出てきたことでイベントの盛り上がりもあったし楽しかったです。

そろそろ佐野さんも抜けてしまうかな?それとも前回みたいに楽まで居てくれるか…。私はもう6月の手持ちチケットまで予定がないのでもしかしたらこれが最後の佐野ファントムになってしまったかもしれません。残念ではありますが、素晴らしい熱演が見れて本当に満足です。佐野さん、ありがとうございました!

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