2024年観劇作品 個人的ベスト3

2025年、明けましておめでとうございます。

観劇困難期だったコロナ禍も終わり、関東に定住して約1年。2024年はたくさん作品見るぞと意気込んではいたのですが…、あれよあれよという間に高騰するチケット代金に経済力が追いつかず(汗)。さらには実家の都合なども重なり夏から冬にかけて舞台作品を殆ど観ることができない状況となってしまいました。観劇を趣味とし生きる糧にしてきてから約28年経ちますが、約5か月劇場から足が遠のいたのは初めてだったかもしれません(苦笑)。

全体の経済も値上げの波がバンバン押し寄せる世の中なので、舞台芸術もその煽りを受けている形となっているようですが…、ちょっと予想を超える跳ね上がり方でもあるのでこれまでと同じテンポで観劇するのは難しくなるかもしれないなという危機感も感じた一年でした。座席区分をもう少し細分化し値段調整してほしいんですけどねぇ…。
私としては、舞台観劇がお金のある人だけのエンターテイメントになってほしくないと思っているので、なんとか創る側と観る側の意識の折り合い点が見つかってほしいです。

前置きが少し長くなりましたが、2024年に観劇した作品、ミュージカル系コンサートを振り返り挙げていきたいと思います。

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1月

フレンチロックミュージカル『赤と黒』

トーク&コンサート『Yuichiro&Friends』

ミュージカル『ベートーヴェン』

劇団四季ミュージカル『ウィキッド』

ミュージカルコンサート『The Power of Shing!Musical Concert in仙台』

舞台『西遊記』

2月

海宝直人コンサート『アテンションプリーズ!2』

劇団四季ミュージカル『美女と野獣』

3月

劇団四季ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』エルサレムver

ミュージカル『カム・フロム・アウェイ』×2回

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

トーク&ライヴ『THE PARTY in PARCO劇場 PARTⅡ ~Spring~』

4月

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

5月

ガルガンチュア音楽祭

ミュージカル『この世界の片隅に』×3回

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

飯田洋輔1st Solo Concert 2024『The Real Deal』

6月

飯田洋輔1st Solo Concert 2024『The Real Deal』

劇団四季ミュージカル『ゴースト&レディ』

石丸幹二オーケストラコンサート2024

朗読劇『ラヴ・レターズ』

7月

ミュージカル『この世界の片隅に』×2回

劇団四季ミュージカル『ゴースト&レディ』

9月

小林唯 1st Solo Concert 『Link』

12月

トーク&ライヴ『THE PARTY in PARCO劇場 PARTⅢ ~Enjoy Christmas!~』

ミュージカル『レ・ミゼラブル』

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2024年、個人的ベスト3は以下の通り。

第1位:ミュージカル『この世界の片隅に』

第2位:ミュージカル『カム・フロム・アウェイ』

第3位:舞台『西遊記』

『この世界に~』は文句なしの第1位です。オール国産ミュージカルで、ここまで心震える完璧なものを魅せてもらえるとは思いませんでした。もともとアニメ映画が大好きで舞台版も期待を以て観に行きましたが、想像以上の感動の波に飲まれ毎回号泣しながらあの世界観に包まれていました。ただただ、あんなに素晴らしい作品を届けてくれたことに感謝です。特に音楽を担当されたアンジェラ・アキさん!!アンジェラさんがミュージカルの世界に足を踏み入れてくれて本当に良かった!!今後もたくさんの素晴らしいミュージカル音楽を紡いでほしいです。

『カム・フロム~』は口コミでじわじわ動員数が増えていった秀作ミュージカルだったと思います。とにかく出演しているキャストがすごすぎた!!あれだけの豪華メンバーは今後も集められるか分からないといったレベル。さらに凄かったのが、すべてのキャストが複数役をきっちりと演じ分けていたことです。めちゃめちゃ多くの人が登場する作品ですが、同じだと思うキャラクターが本当にいなかった。それを目撃できただけでも本当に贅沢で貴重な時間でした。

『西遊記』はミュージカルではありませんが所々に歌が入ってきたりしてエンターテイメント要素がぎっしり詰まった本当に楽しい作品でした。1月は東京での千穐楽舞台でしたが、最後の最後まで笑いが止まらず新年から明るい気持ちにさせてくれました。
この舞台に出演されていた中山美穂さん、とても美しくて軽やかで素敵で…。まさかこれが美穂さんを観る最後になってしまうとは思いもしませんでした。もうこの世にいらっしゃらないことがいまだに信じられません…。

そして、年末に大怪我をされた片岡愛之助さん。一歩間違えれば再起に関わる怪我だったと聞いて背筋が寒くなりました。愛之助さん、生きていてくれて本当に良かった。2025年、また明るい笑顔で元気に復帰されますように。

 

2024年を振り返ってみると、たくさん見ている月と控えていた月とに分かれた観劇年だったなと思います。全体的にはコンサート系が例年以上に多かった気がする。作品よりもお値段が優しい…というのも大きな理由ですが(汗)、飯田洋輔くんの再出発を応援しに行く機会が多かったのが一番だったかなと。
かつての四季は退団した後約1年間は外部での活躍を控える傾向にあり、しばらく会えないといったことも多かった。その当時を想うと、今は退団することもファンが知ることができるし退団後の活動も自由にできるような環境になったようなので(内部のことはよく分かりませんが 汗)本当に良い時代になったなと思います。

2024年は飯田洋輔くん、本当にたくさんの新しい活動を見せてくれて…ファンとしてもう感無量です。たくさん泣いた。ファンに熱い想いを持ってくれていることも知ることができたし…こんな嬉しいことはなかった。個人的には色々大変なことも多い一年だったけれど、洋輔くんからは本当にたくさんの愛を貰いました。ジャン・バルジャン役は私の個人的な長いことの夢だったので、それが実現したのを目の当たりにした時の感動は、もう言葉にできません。

2025年、飯田洋輔くんにとっても本格的な新しいスタートの年になると思います。

新しい作品、新しい洋輔くんに出会えることを楽しみにこの一年を過ごしていきたいです。

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