飯田洋輔 1st Solo Concert 2024「The Real Deal」 2024年6月1日東京公演感想

contents
  1. 2024年06月01日15時開演 in I'M A SHOW(東京・有楽町)
    1. 出演者・スタッフ・上演時間
    2. 披露されたナンバー(セットリスト)
      1. 1幕
        1. I choose<アイ・チューズ>(オリジナル曲)
        2. All of Me<オール・オブ・ミー>(ジェラルド・マークス&シーモア・シモーン)
        3. 僕の願い(ディズニー映画『ノートルダムの鐘』)
        4. 壁抜け讃歌/脱走したデュティユル(ミュージカル『壁抜け男』)
        5. The Music of the Night/The Point of No Return/怪人の隠れ家<ラストシーン抜粋>(ミュージカル『オペラ座の怪人』)
        6. 君の歌をもう一度(ミュージカル『ラヴ・ネバー・ダイ』)
        7. 愛せぬならば(ミュージカル『美女と野獣』)
      2. 2幕
        1. 勝利ほほえむ(ミュージカル『アイーダ』)
        2. 私のお気に入り(ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』)
        3. Go the Distance(ディズニー映画『ヘラクレス』)
        4. YOU RAISE ME UP(クラシカル・クロスオーバー)
        5. バルジャンの独白(ミュージカル『レ・ミゼラブル』)
        6. 僕こそ音楽(ミュージカル『モーツァルト!』)
        7. 最後のダンス(ミュージカル『エリザベート』)
        8. 見果てぬ夢(ミュージカル『ラ・マンチャの男』)
      3. アンコール
        1. 心の瞳(坂本九)
        2. An die Musik<アン・ディ・ムジーク>(シューベルト)
    3. コンサート感想(ちょこっとトークレポ)

2幕

勝利ほほえむ(ミュージカル『アイーダ』)

2幕頭からめっちゃノリノリでラダメス歌いながらステージイン、本当に生き生きしていてカッコよかったです(着替えてきたロングジャケットもよくお似合い)。ヴァイオリンのLisakoさんによる冒頭のソロもすごく力強くて、この音に導かれるように楽しそうに躍動してる洋輔くんの姿が印象深かった。

歌い終わった後に「この声なのでどうしてもゆったりした歌を充てられることが多かったんですが、こんなアップテンポの曲を歌えるのも楽しくていいんですよねぇ~」とホッコリしながらニコニコしていたの、可愛らしくて激萌えw。たしかに、洋輔くんの声は深みがあって包み込むような感じだからロック調のイケイケ的な歌の役が来ること少なかったですよね。『エビータ』のチェ役くらいかな。
今後は色々な歌に挑戦できるという喜びは本当に大きいのだろうなということはそのコメントからも伝わってきました。

『アイーダ』は海劇場で上演されていた時、狂ったほど通い倒した作品なのでまたいつか再演してほしいな(今回の歌いっぷりを見て洋輔くんのラダメスも見たかったと思ってしまったけど)。どうしても思い入れ深かったあの人の顔も浮かんじゃうんですけどね。こうして当時を思い出させてくれたことも嬉しかったです。

私のお気に入り(ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』)

この有名なナンバーは”チャレンジ”ということでジャズアレンジでの歌唱でした。洋輔くんのジャズ歌唱、めちゃめちゃ心地よかったなぁ。優しくまろやかなあの声でどんどん包み込まれていくかのような感覚にさせられてしまった。本当に彼の歌声は聞く人の心を豊かにする。

この時に改めてバンドメンバーに光を当てる演出がありました。一人一人の演奏者を紹介していく時の洋輔くんの笑顔が本当に輝いていて。その想いに応えるように演奏者の皆さんがテクニックを披露して。紹介、というよりも”優しい会話”を交わしている光景のように私には見えてとても感動しました。

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Go the Distance(ディズニー映画『ヘラクレス』)

今回はポップスアレンジで歌われましたが、歌詞の一つ一つからは今の洋輔くん自身の新しい世界へ踏み出していくことへの決意の気持ちが滲んでいて本当に胸打たれるものがありました。特に「振り向かずに進むんだ、僕の居場所へ」のフレーズを歌う時の表情が印象的だった。
ちなみに、映画では少年ヘラクレスが自らの出生のルーツを辿る旅に出るときに歌われるナンバーなんですよね。その時のシーンが見事に洋輔くんの今の心情とリンクしていたなと感じました。

ちなみに日本語吹き替え版ではエンディングでこの歌を藤井フミヤさんが歌っていました。今回のコンサートで披露されたのはそのアレンジに近かったと思います。

YOU RAISE ME UP(クラシカル・クロスオーバー)

これまで多くの歌手が歌ってきた♪YOU RAISE ME UP♪を洋輔くんの歌で聴ける日が来るなんて…もう感無量すぎて涙を抑えることができませんでした(泣)。まるで賛美歌聴いてるような気持ちにもさせられたかも…。優しく温かみと深みを持つ洋輔くんの歌声から紡ぎ出されるこの歌は、本当に”祈り”そのものだったと思う。

ちなみに、”クラシカル・クロスオーバー”というのはクラシック音楽とポピュラー音楽が重なったもののことを差すそうです。有名なものだと♪タイム・トゥ・セイ・グッバイ♪とか♪アメイジング・グレイス♪もそのジャンルにはいるようで。機会があればぜひこの2曲も洋輔くんに歌ってほしいな。

バルジャンの独白(ミュージカル『レ・ミゼラブル』)

最初の曲紹介の時「ライブでこれを歌う人はほとんどいないと思いますが、私は歌っちゃいます」と茶目っ気ありありでコメントしてた洋輔くんにほっこりしたんですが…、”歌っちゃいます”なんてレベルではなかったですよ、本当に!!
神戸で初めて見た時も圧倒されまくってその完成度の高さに感極まりまくったのですが、この日の「独白」はさらに鬼気迫った雰囲気が充満していてめちゃめちゃ衝撃的でした。

「何ということをしたのだ!!俺は迎えてくれたその手に背き泥棒犬になるとは!!!」

芝居の前後がないままこのフレーズを気持ちを込めて突然歌い出すのには、とてつもない集中力がいると思うんですよね。でも、この時その舞台の上に立っていたのは…洋輔くん…というよりも、ジャン・バルジャンその人だったように私には思えて仕方なかった。すごい瞬間に立ち会えているんだなと思うと身震いすら起こってしまったほどで…。衝撃がすごかったです、本当に。特に最後の絶唱…!!!そこにはこれまで見たことがない飯田洋輔くんの姿があった。

今回のコンサートであえて「独白」を歌ったということは…、年末レミゼ、いやが上にも期待してしまう。あの歌いっぷりからして、本編ではさらに立体的に進化したものを観れるのではといった確信の方が強くなったかもしれない。おそらくそう感じたファンの方も多かったのではないかと思います。
洋輔くんのバルジャンを見てみたいという気持ちは5年位前からずっと心の中に芽生えていたんですが、ついに実現する日が近づいているのではないかという予感に心の興奮を抑えることができませんでした。ぜひ叶いますように…!!

僕こそ音楽(ミュージカル『モーツァルト!』)

1つ前の独白の最後に「ジャン・バルジャンは死んで、生まれ変わるのだ!!」という歌詞があるのですが、その絶唱を終えた後いったん舞台から消えて、しばらくして軽やかな音楽と共にヴォルフガングな洋輔くんが現れるという演出が非常にドラマチックで見応えありました。

バルジャンの時とはまるで違う、柔和で音楽を心から愛する純粋な青年といった表情で歌う洋輔くんの姿を見て、こみ上げてくるものを抑えることができなかったです、本当に。今まで色んな歌手の方の♪僕こそ~♪を聴いてきたけれど、あんなに心が震えて涙止まらなかったのは今回が初めて。まぁこれは、私の思い入れが強すぎるが故っていうのも大きいんですがw。

ヴォルフガングっていうよりも、舞台上には一人の音楽を心から愛するピュアすぎる役者・飯田洋輔が歌っているって印象が強かった。その姿はもう、愛しさでしかなかったです。体全体から「僕は音楽が大好き」って気持ちがあふれまくってて、もはやそれがオーラ化してたように私には見えた。あの歌詞の世界観が今の洋輔くんの心境とこんなにもフィットするなんて…!!

感極まりまくってゴーゴー涙流しつつ、隣近所のご迷惑にならないよう必死にタオルで口元抑えて声を殺し聴き入っていたのですが・・・歌い終わりに洋輔くんが「口元覆ってる方が何人か見えたんですけど、笑い堪えてたとかじゃないですよね??」と笑いながらも半分本気で心配するようなコメントしてきて(笑)。劇場の箱が比較的小さい(300人弱くらい)こともあってか目に留まったらしく、あの言葉にビビって一気に涙が引いていくのを感じましたwww。
あの時口元抑えていた方はみんな、感極まりすぎて嗚咽の声が漏れるのを必死に抑えてたと思うよーーー(少なくとも私は涙抑えてたww)!だから安心してーーーー(笑)。

最後のダンス(ミュージカル『エリザベート』)

M!歌い終わった後「びっくりしたでしょう?」とニンマリしていた洋輔くんでしたがw、エリザ歌う前も「今度もビックリされるかもしれないんですが」と律儀に前置きしてたのが、もう本当に”らしさ”が滲み出すぎてて萌えまくったww。「ザルツブルク繋がりで」って今回はスルッと言えてましたね(神戸ではめっちゃ言いづらそうにしてたのでw)。

まさか、洋輔くんのトート閣下の歌をガッツリ聴ける日が訪れるなんて…本当に夢のようでしたよ。ついさっきまでハニかんでいた人と同一人物とは思えないくらい、表情が冷たく艶やかで…めっちゃトート閣下だった!!!あの衝撃は、石丸トートを目の当たりにした時のものとよく似てる。最後のロックな色が一番強く出るところでもっと遊びの部分を出せるようになったら、将来的にこの役を演じる日が実現するんじゃないかとすら思うほど完成度が高かったです。

見果てぬ夢(ミュージカル『ラ・マンチャの男』)

2幕ラストの曲は神戸で見たのとは違うナンバーでしたね(神戸は『ジキル&ハイド』の♪時がきた♪)。これから続いていく夢に向かって真っすぐに進んでいくという洋輔くんの強い確かな意思が込められた素晴らしい♪見果てぬ夢♪でした。

「ラマンチャ~」は25-6年前に初めて見たきりなんですが(セリフが聴き取れないストレスが多くてちょっとトラウマにもなった作品 汗)、このナンバーの素晴らしさだけは記憶に残ってて。もしも将来リニューアルしてキャスト入れ替えで上演ということがあれば、洋輔くんにセルバンテス/ドン・キホーテを演じてほしいなと今回のコンサートを見て思いました。

それにしても、歌う前に「これが最後の曲です」ってコメントした後の「え~~~!?」という客席の反応を待ってましたとばかりニマニマしながら聞いてたの、可愛すぎたな(笑)。

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アンコール

心の瞳(坂本九)

当然アンコールもあるよね!!って空気感のなかw、拍手に応えるように嬉しそうな洋輔くんが再登場。「もうちょっとだけ歌います」とハニカミながらも少し遠慮気味にコメントしてたの萌えたよ(笑)。

この歌を選曲したのは、「これからも、心の瞳で皆さんと一緒に本物を見つめていきたい」という想いがあるからと語っていた言葉がとても印象深かったです。

このナンバーも本当に胸に迫る歌いっぷりで…。何より歌詞の一つ一つにものすごく洋輔くんの”想い”が詰まっているのを肌で感じたんですよね。自分に対して、そして支えてくれる人たち、応援してくれる人たちへの熱い気持ちが神戸で聞いた時以上にひしひしと伝わってきて。
で、私もボロ泣きしながら聴き入っていたのですが…、最後の方のフレーズに差し掛かった時に洋輔くんが感極まって言葉を詰まらせる瞬間があって。あれを目の当たりにして、もう私、このコンサートで最大限の涙腺決壊状態に陥りました(号泣)。彼が素で涙する姿を見たの、2014年のソンダンツアー最終日以来だったかもしれない。

歌い終わった後に「まさかねぇ…、歌詞が良すぎて」と噛みしめるように語っていた姿もグッと来たなぁ(涙)。ここまでの道のりの色んなことがあの歌を歌ってる時にこみ上げてしまったんだろうね。だけどそのすぐ後に「こんなシンミリ終わるつもりじゃなかったんですよ」と照れ笑いして客席の笑いを誘ってて。そんな姿が本当にひたすら愛しかったです。

An die Musik<アン・ディ・ムジーク>(シューベルト)

ドイツ歌曲で、日本語に訳すと”音楽に寄せて”という意味になるそうです。声楽を勉強している人なら必ずと言っていいほど歌われるスタンダードナンバーとのことですが、ドイツ語ということで最初にちょこっと歌詞の意味を説明してくれました。こういうところもすごく律儀で人柄が出てるなぁとほっこり。神戸公演の時には「今年天に召された大学の恩師への感謝も込めて歌いたい」と語っていました。

日本語歌詞の内容については、この日駆けつけていた洋輔くんの親友・中橋耕平さんがSNSで意訳を掲載してくださっているのでぜひ参照してみてください(こちら)。

ピアノの音色に乗せて、マイクを持たず生の歌声で朗々と歌う姿はどこか神々しく、声楽家・飯田洋輔の姿を垣間見たような気持になりました。その歌声からは、厳かながらも音楽への深い深い愛情と感謝がこれでもかというほど伝わってきた。言葉の意味が分からなくても(大学ではドイツ語専攻してたくせにすっかり忘れた私w)、熱い気持ちは聴く人の胸にしっかり届いていたと思います。

カーテンコールはバンドメンバーと一緒に手を繋いで楽しそうな笑顔を浮かべて頭を下げていた洋輔くん。この時のバンドの皆さんの笑顔も素敵すぎてウルウルきまくりました。洋輔くん大好きって気持ちがめちゃめちゃ伝わってきた。

最後はグッズでも売ってるコンサートオリジナルのTシャツ着て現れて、スタンディングオベーションに応えるかのように一生懸命ハートマーク作ったりとファンサービスしながら袖に去っていった姿も印象的でしたw。照れながらもファンのために一生懸命な洋輔くん、そういうところ、本当に大好きだよ。

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コンサート感想(ちょこっとトークレポ)

歌と歌の合間には必ず後ろにある水を飲みに行ってた洋輔くん。いったんそこに留まって息を整えるようにゴクゴク飲んでた姿がとても可愛くて癒されました。そのたびにバンドメンバーの皆さんがとても温かい視線で見守ってて。特に水の位置が近かったテオクソンさんは度々満面の笑みで洋輔くん迎えてくれてるような雰囲気で微笑ましかったなぁ。めっちゃ大好きって気持ちがダダ洩れてた。

前のレポートにも書きましたが、今回のコンサートで感動したひとつが洋輔くんとバンドメンバーの絆の深さです。一人一人の紹介は2曲目が始まる前という早いタイミングだったんですよね。「共に旅をするメンバーです」って嬉しそうに紹介してて。そしてそれに対してバンドの皆さんも最大限のリスペクトで応えるといったような光景がありました。お互いがお互いを大事に想いながら奏でられた数々の音楽だったからこそ、なおさら聴く人の心を打つものが大きかったのではないかなと思います。

水を飲みに行くタイミングで、必ずと言っていいほどロゴマーク入りのミニタオルで顔の汗をふきふきしてた洋輔くん(笑)。グッズPRの意図があるのが見え見えっていうのがまた可愛らしくてねぇww。
東京では神戸の時よりも早い段階で物販についての紹介をしてましたね。ロゴマークを作りたいと提案したのは洋輔くん側からだったそうで、デザイナーさんといくつかの候補を出しながら一緒に考えた思い入れが深いものになったそうです。「これから大きな世界に羽ばたいていくという意味を込めた」って語ってたかな。まさに洋輔くんのイメージにピッタリの素敵なロゴだと思います。

ちなみに、コンサートが終わった時点ではミニタオルは売り切れとなっていました。神戸の時に「僕のこだわりの今治タオル生地」ってニコニコしてたっけw。いやでも本当に肌触りがよくて私も気に入ってますよ(でももったいなくてまだ使えてないんだけどw)。

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トークの中で「へぇ~」と思ったのが、ワインにハマっているというエピソード。おじさん(だったかな?)のお宅にお邪魔した時にワインの勉強をする機会があったそうです(好きなのは赤ワインらしい)。その時の経験を楽しそうに語ってて、ついには「将来的にソムリエになってるかもしれないので、その時はぜひご来店を」ってニコニコしてた(笑)。
でもけっこう本気でワイン勉強したいって気持ちがあるっぽかった。ワインの奥深さと音楽の奥深さを重ねて考えている節が大きいようで、こうやって今後どんどん洋輔くんの表現力に魅力が増していくんだろうなと思うとなんだかちょっとワクワクしました。

それから、6月24日に上演が決まっている朗読劇『ラヴ・レターズ』に出演する報告もありました。「一般発売始まったのでぜひポチポチしてください」ってコメントが可愛すぎ(笑)。予約ボタンクリックをポチポチって表現するのがなんかすごく”らしい”なぁとホッコリ。
すでに台本が届いていて一生懸命読みこんでいる最中とのこと。自分を通して台本の世界観をどう届けようか模索しながら読んでるって語ってたかな。『ラヴ~』はミュージカルではなくガッツリ朗読劇なので最初はこの仕事を選んだことに驚いたけど、外の世界で役者として頑張るといった洋輔くんの強い意志みたいなものもあるのかなって思えてとても嬉しかったです。本当に楽しみ。

ちなみに…『ラヴ・レターズ』を初めてご覧になる方も多いと思うのですが、この作品は物音一つ立てるのも憚られるような静かな張り詰めた空気感の中で上演さるもので、遅刻をしたら途中入場ができないし途中退場も極力しないでほしいというスタンスだったと思います。なので、時間には余裕をもって劇場へ行くこと、事前のお手洗いは必ず済ませておくことをお勧めします(途中15分の休憩はあります)。

アンコールの時に、会場の下から聞こえてくるゴーーーという音を気にしている素振りがありました。「ずっと気になってるんですが、会場の設計上どうしても聞こえてくるらしくて」とちょっと申し訳なさそうに話していましたが、そのあと「問題はないので、皆さん安心してご搭乗ください」ってコメントしてたのがめっちゃ印象的でした。
確か洋輔くん、飛行機大好きだったよね。四季時代のインスタ写真はシミュレーションの操縦席に座りながら機長さんの制服来てご機嫌な時のもの使ってたし(笑)。心が沈んだ時期は飛行場に飛行機を見に行って気を紛らわせてたって以前どこかで聞いたこともあって。今回思わず「搭乗」って言葉が出てきたの、飛行機好きな一面が垣間見れてなんかすごく微笑ましかったです。

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まだまだ楽しいトークたくさんあったんですが、私の記憶の限界がここまでということで(事前に記憶力アップのヨーグルトドリンクとか飲んで臨んだんですけどねww)。少しでも雰囲気を感じていただければ幸いです。

今回のコンサート、特にトークがあまり得意な方ではない洋輔くんにとってはかなり大変だったことと思います。司会者を置かずに全部自分で語るのはとても難しい事だったんじゃないかなと。でもあえてそういうスタイルにすることを決めたであろうチャレンジ精神に大きな拍手を送りたいです。
おおよそのトークの流れは決めてあったとは思うけれど、ほぼ全て自分の言葉でその瞬間瞬間に感じた事を丁寧に一生懸命語ってて。たぶん4公演で定型文のようなコメントは一つも発していなかったと思います。

私が特に嬉しかったのは、洋輔くん本人の口からファンへの熱い気持ちを聞けたことです。劇団四季は”作品主義”を掲げているので、なかなか俳優個人の気持ちはファンに伝わりづらいところがあるんですよね。ファンを大事にしてくれる優しい人だなっていうのは前々から察してはいたけれど、こうして直接応援してくれる人への感謝の言葉を聞く機会は初めてだったので本当に感激しました。
これからも、そしてこの先も、その辿っていく道のりを同じ気持ちで一緒に歩き続けたいなと強く感じたひと時でもありました。

心震える歌の数々、大切に語ってくれた言葉の数々、忘れません。会場全体を包み込むような愛情深い雰囲気は、飯田洋輔くんの人柄そのものだったと思います。出会えて本当に良かった。

 涙と笑いがたくさん詰まったコンサート、ありがとうございました。新しい出発の記念すべき時を一緒に過ごせて最高に嬉しかったです。今後の活躍も心から楽しみにしています。

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