劇団四季ミュージカル『美女と野獣』2011.11.05マチネ

予定に入れてなかったのですが…運よくものすごい良席が手に入りまして…飯田ビーストにまたしても会いに行ってしまいました。ちなみに前回と連荘ではありません、さすがに(笑)。公演回数も微妙に進んでますしw。

そして数えてみたら…美女と野獣の夏劇場公演が今回でついに10回目となったようです。始まった当初はまさかこんなに通うことになるとは思っていなかったのでビックリです。96年~98年の赤坂公演を見に行った回数をついに超えてしまった…(←あの当時は2年半の間に7回だったので)。

ちなみに…先日部屋の大掃除をしていたらこんな懐かしいウチワが出てきました。

赤坂ミュージカル劇場杮落としの時の公演でもらったやつだよ…。懐かしいなぁ。この頃から坂本さんはベルやってたんだから本当にすごいですよね。

土曜日の昼ということで客席は1階席はかなりの埋まり具合。後方列のサイドもけっこう埋まっていて賑やかでした。団体さんもいくつか入っていたようですね。BBって団体を入れていない日のほうが少ない気がするんですが(汗)、何はともあれ空席がいつもより少ないというのはホッとするものです。

初めてのお客さんもかなり多かったらしく、反応もなかなかよかったんですが…前回のほうが盛り上がっていたかな。拍手をするところで出なかったり、なんていうシーンもあったので。カーテンコールも通常通りでお開きになってしまったのでちょっと残念に思ってしまいました(たぶん、前回が奇跡的によかったんだと思うけど)。

さて舞台本編ですが…つい先日バックステージツアーを体験したのでいつも以上にセットの動きにやたら注目して見てしまいました。"あぁ、このセットは人力で動かしているんだな"とか"スタッフさんが後ろで支えてるんだな"とか"ここで舞台監督さんがキュー出してるんだろうな"とか…、なんかすごいマニアックな見方になったかもしれない(笑)。

でもそのおかげですごく新鮮な観劇が出来てとても楽しかったです。この前のバクステの模様が四季の公式にアップされていましたが、どうやら小道具展示は急遽入った新しいコーナーだったみたいですね。ラッキー!!ベルの本とか今回マジマジと見ちゃいましたよ(笑)。次回は来年あるとのことですが、もし観劇日になっていたらまた参加してみたいなと思いました。聞きそびれた質問とかもあるのでw。

劇団四季ミュージカル『美女と野獣』感想一覧

主な出演者

ビースト:飯田洋輔、ベル:坂本里咲、モリース:石波義人、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:中嶋徹、コッグスワース:青羽剛、ミセス・ポット:織笠里佳子、タンス夫人:倉斗絢子、バベット:長寿真世、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:川良美由紀

前回の観劇からまだ日が浅いのでさすがにキャストは変わっていません(汗)。

以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。

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今回は本当にビックリするくらいよく見える席だったので(汗)役者さんたちの細かい息遣いが聞こえてきたり、演出のドライアイスを実際にかぶったりと…それはそれは素晴らしい体験の連続で内心かなーーりテンションがあがってしまいました。

特に感動的だったのはやっぱり「ビーアワゲスト」だったかな。後ろから見たほうが全体の様子がよく分かるしとてもきれいで素晴らしいのですが、前方から見るとまた違った感動が味わえます。なんか、自分自身がベルと一緒に城に案内されたような錯覚に捕らわれた(笑)。クライマックスで舞台前方のろうそくが一斉に上がった時はグッときたなぁ。ベルが胸いっぱいの気持ちになるのをいつも以上に共感してしまった気がします。

ちなみに…いくらかなり前方席で観ても例の『魔法』だけは上手い具合に分からない仕掛けになっていました(笑)。公演の最初のほうに見た時は一瞬あれっ?と思えたこともあったんですけどwwそれ以降はどう目を凝らしても見えませんね(←コラコラコラww)。本当によく出来ているなぁと。

それからガストンの酒場シーンはバクステで色々見せてもらったので色んなところに目が行きました。特に飾られている鹿は思わず目で数えそうになっちゃいましたよ(笑)。たしか200以上あるって言ってたよなぁ…。途中まで数えようとするんだけど舞台上のマグカップダンスも気になったりして結局詳しい数はわからずじまいにww。
それから「G」のハート文字も今回はけっこう注目してみました。なるほど、色んなところに描かれていた。こちらも今度数えてみたい・・・けど、舞台上のパフォーマンスも気になるしなぁ・・・贅沢な悩みが出来たw。

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以下、キャスト別の感想です。

ベル@坂本里咲さん・モリース@石波義人さん

私はこのお二人の親子シーンが大好きなんですよね。なんだか見ていてとっても癒されます。特に「二人で」のナンバーの時の幸せそうな表情が印象的。この親子は町の人からは変わり者呼ばわりされているけれど、とってもいい関係を築いているんだろうなというのが伝わってきて、なんか心が温かくなって思わずウルっときてしまいました。

坂本さんは本当に相変わらず素晴らしいベルで。一時期ちょっと年齢が高いベルってイメージが強くなってしまいましたが(ほんとスミマセン 爆)、この日はかなり前方席から見てもけっこう肌艶がよくてちょっと若々しく思えてしまった。モリースとのシーンもいいんだけど、やっぱりビーストへの接し方も一番好きなんだよなぁ。

特に後半。野獣の心を癒していくっていう感じのあの包容力はやっぱり"ママベル"なのかもしれないんだけど(笑)飯田ビーストには特にそれがハマるような気がします。あと、ダンスをした後のビーストとの二人の場面は…坂本さんがやっぱり一番かなぁ。

ガストン@田島亨祐さん・ルフウ@中嶋徹さん

この二人のコンビだと悪巧みシーンがよりダークに見えて面白いですね(笑)。中嶋さんのルフウって抜けてるっていうよりも上手く立ち回っているという雰囲気なので。ドラえもんで言うところの、スネ夫みたいな感じかなw?アホッぽく見せていて実は心の中で色々計算してるみたいな小ズルさがある。今回けっこう近くで中嶋ルフウを見てそんな風に思いました。新しいルフウ像って感じでけっこう好きかも。

田島さんは今回もきっちりガストンな表情!ちゃんと獲物のカモも撃ち落せた時は思わずホッとしたけどね(←前回はトラブルで落ちてこなくて音だけが響いてたので 笑)。そしていつも以上に注目した…ビーストとの対決シーン。後ろから落ちていく時、思わず"田島さん、今日も本当にお疲れさま!"と心の中で叫んでしまった。あんな高いところから毎回命綱無しで後ろ落ちしてるなんて…ホントにすごい。

ルミエール@百々義則さん・バベット@長寿真世さん

なんだかとっても大人な雰囲気が漂う百々ルミエールと長寿バベット(笑)。ベルを見張る扉の前での二人のやり取りはけっこう艶やかで面白いです。百々さんのバベットの毛をペッとやる仕草の間が見ていて思わず笑っちゃうんですよね。すぐにペッとしないで、バベットの様子を伺ったあとにやってるw。ビーアワゲストの時の二人のダンスもなんか熱くて好きだなぁ。愛と嫉妬が入り混じったような大人の雰囲気があったりするので(笑)。

あんなに苦手意識があった百々ルミエールだったのに、なぜかこのところやたら好意的に見ている私。色んな表情が出てきて本当に面白いです。あの話し方すらもはや気にならなくなってきたw。

織笠@ポット夫人青羽@コグスワース倉斗@タンス夫人川良@チップ川原@ダルクも素敵なお芝居をたくさん魅せてくれました。倉斗さんは舞台袖に行った後すぐにあの衣装脱いでるんだろうな…と思いながら見てしまったw。毎日本当にお疲れさまです!

さて…次のページからは飯田洋輔君超萌え語りコーナーになります(笑)。あんたの萌えに付き合ってられないよって方や、まともな感想がいいという方は以下スルーしてください。

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