劇団四季ミュージカル『美女と野獣』2011.12.21マチネ(クリスマスカテコ)

この1年、何度大井町に足を運んだことか…ってわけですが(汗)そのほとんどは突発観劇でした。が、今回はチケット発売日初日に購入していたものですw。ものすごーーく久しぶりに手持ちのチケットで大井町に行ったw。

今週の劇団四季の演目はクリスマスカーテンコール週間。私の中では"クリスマスといえば美女と野獣が一番雰囲気に合っている"という固定観念があるためww昨年に引き続き今年もBBを選択。なのですでにチケットが手元にあるわけです(笑)。今年の劇団四季演目は『美女と野獣』で締めくくりです、来週のキャスト変更がなければw。

というわけで、まずはクリスマスカーテンコールの様子から。

昨年もBBのクリスマスカテコを観たのですが、あの時はなんだか地味だなぁ…というか、アッサリという印象があったんですよね。なので今年はどうだろうかと思ったのですが…すごく良かったです!確実に昨年よりレベルアップしたクリスマスカテコだった。

最初にお城の住人と・ガストンとルフウが出てきて♪きよしこの夜♪をしっとりと歌い上げます。皆歌詞カードを持ってるんですけど(チップ以外)何か裏に文字が。歌い終わったあとにその文字の部分を客席に向けると「メリー・クリスマス」だったかな。そんなクリスマス文字が出てきて可愛かった(ルミエールはツリーのイラストだったw)。

そのあと、大きなクリスマスツリーをはさんでモリースとムシュー・ダルクが仲良く登場(笑)。アンサンブルさんの♪ジングルベル♪に合わせてめっちゃ平和な雰囲気で踊ってて可愛かったです。劇中で対立した二人とは思えなかったよww。
そしてトリは全員で♪ホワイトクリスマス♪。一番最初に佐野さんが出てきて歌いだすんですけど…素晴らしい歌声でなんだかすごく感動!!佐野さんのクリスマスソングは本当にめっちゃ素敵で感動的だったなぁ。そのあと里咲さんも歌うんですけど…あれ、ちょっと違和感!?ベルはあんなに安定感があるのに何でだろう?佐野さんの歌声があまりにも素敵すぎたからかなぁ。

最後は皆で「メリー・クリスマス!」と笑顔で客席に声かけて終了。

カーテンコールはそのあとも2-3回は続いたかなぁ。最後のほうはスタンディングになってて大盛り上がりのクリスマスカテコとなりました。やっぱりBBのクリスマスは良いなぁ~、としみじみ。
…でもね…、本音の部分を言えば…、飯田くんにこの場にいてほしかったな…。

思い起こせば、飯田ビーストとの一番最初の出会いが昨年のクリスマスカテコの時だったわけで、あの日から私の大井町通いも始まってw…。個人的にちょっとこの時期のBBは記念日的な要素がある。だから今年のクリスマスカテコも飯田君で見たかったなぁというのが本音の本音でして…なんか、皆がスタンディングしているなか、私は立てずにいました。
佐野さんの後ろのほうでもいいからチラッといてほしかったなぁみたいな(←そんな無茶なw)。

劇団四季ミュージカル『美女と野獣』感想一覧

主な出演者

ビースト:佐野正幸、ベル:坂本里咲、モリース:松下武史、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:遊佐真一、コッグスワース:青羽剛、ミセス・ポット:織笠里佳子、タンス夫人:大和貴恵、バベット:長寿真世、ムシュー・ダルク:田辺容、チップ:川良美由紀

以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。

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このキャスト表に洋輔くんの名前がないのを見るのは今年が初めて…。なんだか違う演目観に来たような気分になった(汗)。

クリスマスカーテンコール週間ということもあってか客席もいつもより賑やかでしたね。2階席には学生の団体さんがたくさん入っていたし全体的に乗りの良い熱い舞台だったと思います。笑いどころでの反応もすごく良くて、特にお子さんの笑い声が随所に聞こえてきたのがなんか嬉しかったな。

で、これまでは洋輔くんのビーストを中心にガン見してきたわけですがww、今回はいないのでなんか久しぶりに全体像を見たって感じだった。アンサンブルさんたちの細かい動きとかも面白い。

今さらながら、ガストンの酒場でガールズたちがガストンの胸毛を1本ずつ抜いていたということに気が付いた(笑)。今までずっと弾いてるだけかと思ったら、抜いてたのか、彼女たちは!みたいなww。抜いたあとものすごく嬉しそうに大切そうに胸元に潜ませていたのを見て思わず笑ってしまった。

ひとつ残念だったのはモリースの発明車にいるリスを見逃してしまったこと。この前テレビでBBの特集をしていたときに洋輔くんが「ここにリスがいるんですよ~、気づきにくいんですけどね」って話してて次に見るときチェックするぞと思っていたのに(舞台裏探索でも気づかなかったのでw)、モリースが出かけていくシーンで見えるところをうっかりボンヤリしていてチェックし損ねた…。うーーん、無念(苦笑)。来年大井町に来ることがあれば今度こそ見逃さないようにしなければ~。

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以下、キャスト別感想。今回は普通ですw。

ビースト@佐野正幸さん

ここにきて、ついに佐野ビースト初見!これでようやく3人のビーストを制覇したことになります。いつかは観てみたいと思っていたのでよい機会となりました。

佐野ビーストの第一印象は「デカっっ」だった(笑)。野獣に変えられた直後の姿を見たときに、やたら背がスラっと大きく見えたんですよね。洋輔くんも決して小さいほうではないと思うんですけど…佐野さんはスラリと長身で見た目の迫力がある。

さらに台詞のシーンになったときに思ったのが、"佐野さん、声高っ"だった(笑)。「誰だ貴様は」の台詞は低いんですけど、その後の声が想像していたよりも高くてちょっとビックリしてしまった。佐野さんってあんなに声高かったっけ?みたいな。モリースを脅すときに椅子に飛び移るシーンは佐野さんやっぱり上手いですね。その過程が見えないようにちゃんと計算して動いてた。洋輔くんはカミナリの時に椅子に向かってる姿が見えちゃうからね(笑)。

それにしても…佐野さんのビーストは洋輔くんのとはだいぶ印象が違っていて驚いた。佐野さんのお芝居をベースにビーストを勉強したってどこかで聞いていたので、雰囲気的には同じ部分が多いのかなと勝手に思い込んでいたのですが、想像以上に別キャラだったw。台詞回し、雰囲気、芝居の間、どこを取っても洋輔くんのビーストとはほとんど重なる部分がない。なのでなんかとても新鮮だった。

佐野さんのビーストはワガママではあるんだけど、どことなくドッシリとした落ち着きがある。でも感情が高ぶったりすると体をクネクネさせたりして心のもどかしさなどを表現(笑)。この仕草がちょっとナヨ系で思わず笑ってしまったんですがww、全体的に佐野ビーストは野獣の皮をかぶった青年っていうイメージがとても強かった。野獣の格好をしているんだけど"人間"っぽいんですよ、すごく。台詞のしゃべり方に特にそれが表れていたような気がします。

コメディ的なシーンでの面白さは3人のビーストの中では一番ではないかなと。佐野さんのビーストは絶対にコメディ芝居が上手いだろうと思っていたので、そこはもう期待通り。ベルを夕食に誘うときの芝居は私けっこうどっかんどっかんウケてしまった(笑)。特に台詞の抑揚がものすごくクッキリしているのが特徴的。猫なで声だしたりガーッと怒鳴ったり、その落差が一番激しく分かりやすく出ているのは佐野さんじゃないかなと思いました。

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ベルと打ち解けたあとの感情表現は随所随所で派手なパフォーマンスが出てくるんですけど(図書館を気に入ってくれたときとか、夕食に誘ってくれたときの喜びっぷりはすごいw)、全体的に見ると意外と落ち着いてるなぁという印象。ちょっと大人に成長したビースト、みたいな雰囲気。

そして…個人的に一番懸念していたのが、変身シーン(苦笑)。初演で某ビーストを観た時…ビーストのお芝居はとても面白くて好きだったのに王子に変身したとき一気に夢から覚めたという経験がありまして…(笑)。年齢的にもかなり上になってきた佐野さんがどんな王子になるのか…ちょっとしたスリルが…(←すげー失礼だよ 汗)。

で…王子に変身したときに思ったのが…「王様だ」…だったwww。変身しても妙に落ち着き払っているせいもあってか見た目以上に雰囲気が「王様」に見えてしまって…一人で吹いてしまった(←コラコラw)。

あんなコミカルなビースト芝居していた人と同一人物とは思えないような佐野王子でしたw。で、里咲さんベルと並ぶと…やけにシックリしたカップルに見えてくる。王子と王女ではなくて、王様と王妃っていう風格が…(汗)。ラストはなんだか一気に時間が進んだような空気に包まれているように感じてしまったのでした(笑)。

佐野さんはやっぱり上手いです、すべてにおいて。魅せ方を知っている。ビーストの表情も多様ですごく魅力的で面白かった。

だけど…泣けなかったんですよね…。私の中で泣けるビーストはやっぱり飯田洋輔君なんだって再確認するような観劇だった。これはもう、好みの問題です。私の心の琴線に触れるビーストは洋輔くんだということで。佐野さんのビーストもとても魅力的だったけど、愛しく思えるのは洋輔くんが演じたビースト。

でも、佐野ビーストを見て改めて飯田ビーストがいかにビビリのヘタレキャラなのかを痛感したなぁ(笑)。佐野さんには次回は『オペラ座の怪人』のファントムでお目にかかりたい。佐野ファントムは私の中で最高ですから!

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ベル@坂本里咲さん

キャスティングされてからけっこう連投されてますが、ベルのレベルはとても安定していると思います。佐野ビーストとのコンビだと"お母さんキャラ"というイメージがあまりなかったような気がする。対等目線にいるというか…。佐野王子になったあとの二人は長年連れ添った夫婦のようにしっくりきていて熟練の味がありましたw。
でも個人的には…洋輔くんのビーストとのコンビのほうが好きかもしれないな…。結局私、お母さんベルが好みだったりして!?

ガストン@田島亨祐さんルフウ@遊佐真一さん

この二人のコンビも息がぴったりで安心して見ていられます。ガストンがベルにプロポーズするとき、ベルのことをうえからしたまで見下ろして袖に付いた埃をチャッチャと払っていたことに初めて気がついたw。そのときのガストンが可愛くて好きでした。

でも、酒場のシーンのときの田島さんにちょっと疲れの色が見え隠れしているような気がして…。田島さんの大連投はもはや表彰ものに近いくらいですから…そう思うと本当になんか心配です。どこまで連投が続くのでしょうか…。田島さんのガストン大好きだけど、心身のほうが気になってしまいます。

松下モリース百々ルミエール青羽コグスワース長寿バベット織笠ポット夫人は相変わらずの安定感。大和タンス夫人は洋服を出すときのリアクションがちょこっと変わってて面白かった(笑)。川良チップは可愛い。田辺容さんはよくアンサンブルなどでお名前を拝見する方ですが、今回初めて役付きを観た気がします。ダルクの芝居はまだ発展途上という感じだったけど面白かった。クリスマスカテコのときの笑顔が可愛かったですw。

これでたぶん、今年の「美女と野獣」観劇は終了です。なんと13回も通ってしまったわけですが…そのうちの12回は突発か前日予約で飯田洋輔くんのビーストだった(笑)。彼のビーストを見たいがためにキャスティングされるたびに週一ペースで通ってしまった私。

飯田ビーストからは今年、本当にたくさんたくさん幸せをもらいました。心が癒されたし何度も泣いた。本当にありがとう!来年もキャスティングされたらまた通ってしまうかも(笑)。戻ってくるの、待ってるよ!