劇団四季ミュージカル『美女と野獣』2011.08.20ソワレ

このところご無沙汰になっていた四季ですが(汗)久しぶりに夏劇場の『美女と野獣』を観に行ってきました。土曜日のソワレという、あまり選ばない日程だったのですが…実はこれ、かなりの突発観劇w。

1月以来のBBを観に来た理由はただ一つ、やっっっとこさ、猫から飯田君がビーストに戻ってきてくれたからです。彼の猫も気にならないといえばウソになりますが(笑)、遠出をしてまで…というのもあったし、何よりも彼のビーストがこの上なく好きなんですよ、私。飯田ビーストが戻ってきてくれるまで、ひたすら約半年ちょっと待ちまして…ついに!ということだったのですぐにチケット確保に走りました(笑)。あぁ、なんか、感無量…。

休憩時間に2階ロビーへ行って見るとガストンの酒場が一角にありましたw。ちゃんとビールのグラスも2つ用意されていてツーショットでグラスを持って写真撮影する方がたくさん。私も劇場のお兄さんに「どうぞ」と友達と誘われたのですが、ちょっと恥ずかしかったので背景だけ撮りましたw。

久しぶりのBBでしたが、夏休みということもあってか客席は親子連れのお客さんが多くかなり賑わっていましたね。私が見た限りでは1階席の空席はほとんどなかったと思われます。初めて見るお客さんも多かったようで、コミカルなシーンではとても素直な笑いの反応がところどころで沸き起こっていたりして舞台全体としてとても盛り上がった素晴らしい公演だったと思います。私も久々だったのでけっこうクスクス笑っちゃったしね(笑)。

それにしても、四季の俳優さんっていうのはすごいタフだよなぁと。この日はマチソワの2公演で私が観たのはソワレだったわけですが、昼に公演したとは思えないほど良く声が出ていてテンションも高い。その熱意に打たれてカーテンコールの客席もかなり盛り上がり、主演の飯田くんはじめ皆さんとてもいい笑顔を見せておりました。

そういえば、いつの間にか表の看板に公演回数が出るようになっていました。それによると、私が観た日は4050回目だったらしい。このまま回数を重ねていってほしいです。

劇団四季ミュージカル『美女と野獣』感想一覧

主な出演者

ビースト:飯田洋輔、ベル:鳥原如未、モリース:林和夫、ガストン:田島亨祐、ルミエール:道口瑞之、ルフウ:遊佐真一、コッグスワース:青木朗、ミセス・ポット:早水小夜子、タンス夫人:倉斗絢子、バベット:小川美緒、ムシュー・ダルク:寺田真実、チップ:牧野友紀

以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。

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かなり長い間ご無沙汰しているうちにキャストが半分くらい入れ替わっていました。

鳥原さん、田島さん、道口さん、牧野さん以外はBBではお初か久々のキャスティング。その中でも早水さんのポット夫人が観られたことは大きな収穫でした!

今回の観劇、突発してしまうほどテンション上がって観たせいか…なんだか色々なシーンがとても新鮮に感じられて時々涙してしまった。特に飯田ビーストのシーンはねぇ、本当に待ち焦がれた末の再会でしたから…なんか妙に感極まっちゃって(ホロリ)。やっぱり飯田ビーストのいる『美女と野獣』は私の中で最高の作品だなぁと実感した次第です。

以下、キャスト別の感想。

ベル@鳥原如未さん

久しぶりの鳥原ベルだったのですが、以前に観た時よりも彼女の個性がとても前面に押し出されていてとても良かったと思います。最初に観た時は「坂本ベルのコピー!?」って思ってしまうことが多くて残念に感じていたんですが、ようやく鳥原さんらしいベルに出会えたような気がして嬉しかったです。

鳥原ベルはとても感情に素直な女の子ってイメージ。ガストンに求婚されているときのイヤイヤ顔がけっこうあからさまで面白い(笑)。大好きなお父さんには心をすごく許していて甘えてる。感情表現がとても分かりやすいですね。それに気の強さがちょっとパワーアップしているかも(笑)。
その気の強さを発揮する野獣とのディナーに行く行かないといったやりとり。野獣に思わず「よろしくおねがいします」と言わせてしまうほどの勝気さがストンと納得できてしまう感じ(笑)。初めて対面した時から気持ちの面で野獣に負けてないんですよね。

心が打ち解ける後半、ちょっとヘタレで情けない飯田ビーストをお姉さん気質でリードしているような鳥原ベル。そんな彼女がダンスのあとにフッと寂しげな表情を見せた時に、ビーストが思わず彼女を父親のもとへ返したくなってしまう気持ちがとてもストレートに伝わりました。いろんな意味で気が強い鳥原ベルはヘタレの飯田ビーストと合うのかもしれないなぁって思いましたね。

相変わらず美しくて歌声も安定していてとてもきれい。ちょっと現代的で強気な鳥原ベル、私は好きですよ。

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ガストン@田島亨祐さん

私が観ていない間に一度だけ野中さんと交代されたそうですが…それ以外はずーーっとガストンとして頑張っている田島さん!いやはや、もう、彼はガストンにしか見えません(笑)。これだけ連投が続いているとかなり体調面とかどうしても心配になってしまうんですけど…それでも今回も高いレベルのガストンを演じてくれて感動です。

以前よりもちょっと力が抜けたかなって思うところもいくつかあったりしたのですが、それがけっこう新鮮でガストンとしてのサジ加減もちょうどいい感じ。ベルにプロポーズして振られる時の地団駄がちょっと影を潜めて、その代わりにヘタレ具合が加味されてて可愛くすら見えてしまった(笑)。酒場で落ち込んでいる時のガストンの萌え度は以前よりも増してる気がしましたしww。

だからこそ、なんだかとても哀れなキャラにも思えてくるガストン。どんどんダークな道に入り込んでいってしまう彼を観ていてちょっと胸が痛んだりもしました。なんだか新しいガストンに出会えた気がして嬉しかった。
ただ本当に連投続きなので…やっぱり心配でもあります。心身壊されることがありませんように…。

ルフウ@遊佐真一さん

遊佐ルフウを観るのは夏劇場初期以来くらいじゃなかろうか。あの時は田島ガストンとのコンビがイマイチうまくいっていないような感じで違和感があったんですよね。殴られるタイミングとか、転がるタイミングとか、効果音とズレてることも多かったし。

そんな思い出があるのでちょっと心配だったのですが…今回はとても良かったと思います。田島ガストンに投げられて転がるタイミングも効果音とピタリと合っていた。遊佐ルフウは赤間ルフウよりもソフトなキャラってイメージかな。なんとなくホワホワしてて可愛い(笑)。ベルからマフラーのありかを聞かれて考える仕草も赤間さんと比べるとかなーり地味ですが、私は遊佐さんのほうがこのシーンに限っては好きですw。

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ルミエール@道口瑞之さん

今期2度目の道口ルミエールだったわけですが…のっけから"いったいどうしちゃったの!?"ってくらいのハイテンションさにまずビックリしました(笑)。あまりにもテンションが高くて片方の蝋燭の火がうまく点火しなかったシーンもあったくらいww。もう、終始飛び跳ねるわ、走り回るわ、縦横無尽に舞台の上ではじけまくっていた姿がものすごく印象的。ちょっと落ち着きがないんだけど(爆)見ていてそれが嫌じゃないんですよね。ほんっとにお調子者なんだからって温かい目で見ちゃう。

とにかく最初から最後まで勢いが落ちなかったところがすごい!ベルに始めて挨拶するときのハイテンションっぷりもオイオイって感じで笑っちゃったし、2度目のディナーにベルと過ごす前にビクビクする野獣を思いっきり圧倒していたり。もう、どっちが野獣か分からないよってくらいのテンションに吹き出しましたがな(笑)。最初から最後までものすごく楽しませてもらいました。

コグスワース@青木朗さん

ついにお初のコグスワースに遭遇!1幕中、実はコグスワースが青木さんだってちっとも気づかなかった私(爆)。キャスト表を見直してビックリしたw。いやはや、今まで観てきた役柄とは全然イメージが違いますねぇ。ガタイが大きいのでちょっと立派な時計になってます(笑)。それにとても若々しくてセリフもハッキリ聞こえるので好印象!

ルミエールとの丁々発止のやりとりも面白かったですねぇ。青木さんのコメディのお芝居すごくいいです!超ハイテンションの道口ルミエールの勢いを巧く吸収している感じ。かといって大人しいわけでもなく、前に出るところではしっかりと存在感を発揮しているのはさすがです。ものすごく好みかも、青木コグスワース。

モリース@林和夫さん

こちらもお初のモリースでございます。そういえば青木さんと林さんと言えば「オペラ座の怪人」のフィルマンとアンドレのコンビを思い出すなぁ…。

林さんは今まで観てきたBBのモリースの中でもけっこう若いなぁという印象。これまでの役者さんはなんだかお父さんというよりも"おじいちゃん"だったんですよね。まぁあの扮装してればみんな"おじいちゃん"に見えてしまうんですけど(笑)。でも、林さんはベルの父親っていってもシックリくるくらいのイメージでなかなか新鮮で良かったと思います。ここにきてようやく"ベルの父"としてのビジュアルの役者さんがきたなぁって感じ。

林さんのモリース、本当にソフトで温かみのあるとっても優しいお父さんで…ベルと歌うシーンとか観ていてちょっとウルッときてしまったほどだった。ちょっと線は弱く見えるかもしれないけど、たくさんの愛情を娘に注いでいるお父さんって雰囲気が出ていて私は好きでした。

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ポット夫人@早水小夜子さん

またまたお初のポット夫人でございますよ!しかも、早水さんのポット夫人が見られるとは感激!!
この方のポット夫人はですねぇ、もう、一言でいうと"母そのもの"でした。それはチップだけではなくてお城の住人全ての母っていうイメージ。野獣に対してアドバイスを送るときもちゃんと一言一言丁寧に諭すように話している姿が印象的だったし、ベルに対しても母親のような大きな愛で接しているのがわかってとても感動的でした。野獣とベルのダンスシーンで歌う「美女と野獣」のナンバーがこれまた母親のような大きな愛情が歌詞にたっぷりと込められていて…なんだかものすごくウルウルっときてしまった(涙)。

そんな早水ポット夫人、やはり一番大きな愛情を注いでいるのが息子のチップ。彼に対する温かいまなざしがものすごくジーンときたし、人間に戻って駆け寄る息子を抱きしめる時なんか観ているこちらが思わずホロっとなみだしてしまったくらい感動的でした。できればもう一度観たいわぁ、早水ポット夫人。

小川@バベット倉斗@タンス夫人もお初!小川バベットは大人の女性というよりもちょっと若い女の子の魅力をルミエールにアピールしている感じで可愛らしかったですし、倉斗タンス夫人はコミカル的な要素が前面に出ててクローゼットのシーンとか面白かった。それぞれ個性的で印象深かったです。

寺田@ダルクも今回がお初でしたが、この方は「オペラ座~」でのブケーのイメージがずっとあって。今回もあの雰囲気に似てたかも!?病的ではなくてちょっと健康的な悪って感じで面白かった。

次のページでは、飯田ビーストに対する萌え語りオンパレードになります(笑)。待ちわびていただけにテンションが高くなってると思うのでw、そういう文章が苦手な方はここから先はスルーしてください。