劇団四季ミュージカル『CATS』2011.9.25マチネ(オフステージトークあり)

劇団四季で超ロングラン中のミュージカル『CATS』を観に横浜まで行ってきました。

我が家から約2時間…、しかも前日にはダンナの親戚の会に参加していたという…かなり強行スケジュールでの観劇でした(苦笑)。
えっ?なぜそんなタイトな時期にわざわざ遠くまでキャッツを観に行ったかですか(←誰も聞いてないってw)オフステージトークがあると聞いたからでございます。もっと言えば…、飯田洋輔くんがもしかしたら出てくるかも?なんていう微かな淡い期待があったからです(笑)。

最後にキャッツを観たのは2年前の4月、五反田でした。大好きなミュージカルではあるのですが、あまりマニアックにはまるっていうことはなくて(笑)横浜へ移動してしまってからは遠いこともあり行くことはたぶんないだろうなと思っていました、ついこの前まではw
しかしながら、最近私の中でかなりブームとなっている飯田君がキャッツに出ていると知ってから心がざわつき始めまして…。それでも夏にBBに戻るまでの間の彼のキャッツは観に行かなかった。ひたすらBBに戻るの待ってたし(笑)。しかしながら、BBに戻った飯田君を見てからテンションが驚くほど上がってしまい…彼の猫も観たいという衝動に駆られ…この日を迎えたというわけです。つまり、キャッツを観に行ったというよりも飯田君を観に横浜まで出向いた、みたいなw。ほんと、キャッツファンの皆さんごめんなさいって感じです…。

この日のキャストは以下の通り。

あまりにも登場猫が多いのでキャスト表写真のみで失礼します(汗)。※クリックすると大きくなります。ストーリーはこの作品においてはほとんど無いので、今回は最初に印象に残った猫についての感想を書いていきたいと思います。

キャスト感想

グリザベラ@佐渡寧子さん

佐渡さん見るの何年ぶりだろうか…!おそらくは最初に海劇場でオペラ座の怪人のクリスティーヌで観て以来かと!クリスティーヌの佐渡さんは実はあまり好きではなかったのですが(汗)、グリザベラはけっこうハマってるんじゃないかなと思いました。2幕の「メモリー」は圧巻でしたね。♪お願い、私に触って~♪のくだりはドラマチックでちょっとウルっときました。

ジェニエニドッツ@石倉康子さん

石倉さんも超お久しぶりでございます!彼女も海劇場オペラ座でメグを観て以来ですよ、たしか。とても歌が上手い方だなと思っていましたが、おばさん猫のナンバーもパワフルに歌い上げていました。っていうか、キャスト表観るまでは石倉さんがジェニエニドッツだって分からなかったよ(爆)。メグだった石倉さんももうオバサン猫を演じる年代に来たのかなぁ、なんて…。

ボンバルリーナ@西村麗子さん

五反田でも観ていたのですが、すっかりどの猫が麗子さんだったか忘れていた(爆)。「メイクが麗子さんだから」って友達から聞いていたので探してみると…本当だ(笑)。2幕にはソロもあるので分かりましたが、たしかに麗子さんっぽいメイクでしたw。歌はそんなに上手いってわけじゃないんですが、舞台姿はやっぱり映えますよね。高校の1年先輩でもあるので密かに応援しております…。

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シラバブ@江部麻由子さん

うーーん、この方のシラバブはちょっと残念だったかなぁ。可愛いんだけど歌がちょい不安定。シラバブってクリスティーヌの登竜門みたいな役だって昔からいわれていますが…それだけにもう少し頑張ってほしいところかなぁと思いました。

マンカストラップ@武藤寛さん

横浜にきてからほぼ休みなくマンカスを演じているという武藤さん、巷では「やつれた」という声もチラホラ聞こえてきて心配したのですが…威厳のあるリーダー猫を演じてくださっていたと思います。お痩せになったということなのでちょっとドッシリ感が薄いかなぁというのは感じましたが…。それにしても長く同じ役が続いている役者さんは心配です…。心身壊されませんように(涙)。

ラムタムタガー@金森勝さん

わたし、スンラさんのタガーは今回が初めてだと思っていたのですが…実は五反田の時に1度観ていたみたいです(笑)。その時の感想を読むとけっこう絶賛しているのですが、あの時の記憶がもうなくて…。で、改めてスンラさんのタガーを観て思ったのが、超個性的だってことかな(笑)。歌い方も動きも独特です。足の振り上げもけっこう適当という印象で…なのにあの突き抜けたテンションなので押し切っちゃうみたいな。連れ去りのお客さんは最後にキスのオマケまでと派手です(ちなみに五反田でも同じリアクションしてたらしいw)

ミストフェリーズ@岩崎晋也さん

お初のミストだったと思いますが、彼のダンスはとてもキレがあって見ごたえ十分ですね!ピルエットもかなり安定した回転を見せていたし、そのほかの動きもとても魅力的で目を惹きました。

マンゴジェリー@斎藤洋一郎くん

ソンダンの時に観て以来の洋一郎くん!猫メイクしてるけどけっこうすぐに分かりました(ソロナンバーあるしね)。相変わらずいいダンス魅せてくれてたな。歌も初めて聞いたけどけっこういい感じだった。ソンダン以外の彼を観れてよかった。

そのほかの皆さんも熱演でとてもよかったです。
キャッツはこれで通算7回目くらいになるのですが…今回自分がいかに「猫初心者か」ということを思い知らされた観劇となりました(苦笑)。大好きなミュージカルなんだけど、いつもは音楽に重点をおいて観ていたのでソロのある猫以外はあまり注目していなかった節があるんですよね。全体像を楽しむ、みたいな感じで。

なので、どの模様がなんていう名前の猫なのか、とか、どこにどの猫がいるのか、とか、全然知らなかった(汗)。それどころか、マキャヴィティなんかは後半にチョロッと戦いで出てくるしソロナンバーがあるわけではなかったので存在自体がダミーなんじゃないかとすら思っていたくらいです(←マキャファンの皆さん、ホントにすみません 滝汗)
今回の観劇でキャッツファンの友達に色々教えてもらって…けっこう目から鱗。皆すごく細かいところを見ているんんだなぁとビックリしました。群舞になってもどこにどの猫がいるって分かってるというのだからすごいです。わたしは結局主要猫以外はほとんど判別できませんでした(苦笑)「CATS」は好きなミュージカルではあるけれども…たぶん私はそこまではハマれないかなぁ…。

さて、以下はちょっとテンションがおかしくなるであろうレポートになります(笑)。オフステの感想も書きますが、まともな感想じゃない気がするのでw、そういうのが苦手な方は他のもっと詳しく分かりやすいレポートをしているサイトさんがたくさんありますのでそちらへ移動してください。

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印象に残った猫の感想の中にただひとり書いていない人物…はい、この方目当てのために行ったわけですから、私(笑)。正直なところ、今回の猫観劇はものすごく偏った見方をしてしまったので実は全体像をしっかり見たわけではなかった(爆)。初めてですよ、キャッツで一人の役者ロックオンして観たの(笑)。

アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ@飯田洋輔くん

ついに観にきてしまったよ!飯田君の猫は観ないで終わるだろうなぁなんて思っていたのに、テンションが上がってしまいとうとう横浜まで出向いてきた私(←単純なアホ 笑)。前日の親戚付き合いでのストレスがありましたが…飯田君を観れるというテンションが勝ったらしくwwえらい集中して見入ってしまった。
しかしながら、私はキャッツ超初心者状態。ソロ以外ではいったいどこにガスが出没しているのか全く知らなくて…事前に友達に教えてもらいました(笑)。で、それが、登場のシーン。オーバーチュアで出てくるのは土管だと聞いていたので注目。すると本当に土管からスルスルっとデカイ猫が出てきた(笑)。

あぁ、飯田くんだ~…!

と感激に浸っていた私ですが、なにせオープニングは暗い(苦笑)。あれよあれよと言う間に見失ってしまい…最初のナンバーも飯田探しに夢中でまともに聞いてなかった私(←コラコラw)。ちなみに上から落ちてくくるのが横浜にちなんで赤い靴なんだっていうところは見ました(笑)。
そのあとも結局見当たらないまま…バストファージョーンズのナンバーへ。

「いらっしゃぁぁい~」

とニコニコしながら入ってくる飯田@ジョーンズさん!オイッっ!!可愛いじゃないかっっ!!すごくいい声でいながらあの可愛さはいったい(萌えスイッチが全開 笑)。大きな体でユサユサ歩いてる姿になんだかかつてないほど癒される。なんか飯田君のおっとりさが役ににじみ出てるなぁ、なんて。スプーンでゴルフする仕草するところなんて思わず見てるこちらの顔の頬が上がってしまうほど可愛かったよっっっ(萌えすぎて怪しい人状態w)。マキャの気配がきて縮こまって怖がってる後姿も超絶可愛いっっっ(もう完全に飯田君しか目に入ってない状況w)
いまだかつて、バストファージョーンズをこんなに真剣に見たことがあっただろうか(笑)。あの姿が観れただけでも横浜まで来た甲斐があったと思ってしまった私です。

そのあと、色んなシーンがあるわけですが…どうにもこうにも飯田猫がどこにいるのかよく分からない(苦笑)。最初の土管から出てきた印象と、バストファジョーンズのメイクを必死にチェックしたのでそれだけを頼りに探しまくる私…。そんなわけなので、実は他のシーンをまともによく見ていなかったりした…(←失礼だぞ 苦笑)
で、ジェリクル舞踏会の時になんとなくそうかなぁ…と思う猫を注目したのですがどうも違うような…みたいな感じで1幕終了。幕間に友達に会って聞いてみたところ…全く違う猫だったことが判明。次の居場所を再び教えてもらい2幕へ。

2幕冒頭は飯田君の2役目であるアスパラガス=グロールタイガーのナンバー。これは私にだって分かる(そりゃそうだろう 笑)
これまでガスの一人語りのシーンはなんとなく眠気を誘われていたのですが…w、今回恐らく初めてものすごく真剣に見入ってしまった。飯田くん、まだ若いのにあの深みのある声でちゃんと老人らしく演じてました。顔のメイクを見るとまだ老人って感じには見えないかも…とは思ってしまうんだけど(それと貫禄もまだね)、それでもなんかすごく新鮮で嬉しくなってしまった。飯田君のあの深みのある声は武器だなぁ。いろんな人物の表情を持ってると思う。それに安心感もあるし癒される。

そしてグロールタイガーのシーン。荒くれ者の役だけど、なぜかどこか、可愛いって思っちゃう(笑)。バターナイフ振り回したり他の猫を殴ったりと乱暴しまくってるんだけど、どこか仕草が可愛い。それがいいのか悪いのかは分からないんだけど(笑)好きだなぁ。飯田君らしいグロールタイガーだと思った。その可愛さがもっと出てくるのがグリドルボーンとのシーン。彼女の気を惹こうと頑張ってる姿はなんだかイジらしくて萌える(笑)。なんだか新しいタイプのガス=グロールタイガーを見たって感じだったな。
その出番が終わった後の居場所も友達のおかげで発見することができて…実はミストフェリーズのシーンはほとんど下手ばかり観ていた私(爆)。いつもはミストのほうをガン見してたのに…ごめんなさいって感じです(←ホントだよ)

クライマックス、グリザベラが天上へ行くシーンは…泣きました。このシーンは何度観てもなんだかとても泣けるのです。そんな状況でも視線はなんとなく飯田猫へ行っている私(笑)。音楽に感動しつつ飯田猫を見て癒され、私のこの日のキャッツ観劇は幕を閉じました。キャッツのディープなファンからは殴られそうな見方だよな。すみません、こんなテンションで。

この日は観劇後にオフステージトークも開催されました。これがあったので強行的に横浜に出てきたんだった(笑)。でも、微かな期待は持っていながらも、現実的には飯田君は出てこないだろうなと思ってました。ただBBのオフステ時のこともあるので…やっぱりちょっとは期待…みたいなw。
それにしてもこの日の参加者は多かったなぁ…。BBの時のオフステよりも確実に人口密度高かったので改めてキャッツ人気にビックリしてしまった。

オフステレポは次のページにて。

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