ミュージカル『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』19.01.17

全体感想

ストーリーは大まかに見るとけっこう単純。
アンドレイと婚約していたナターシャが、彼の家族によって引き離されストレスをためているときにアナトールという超美男子に誘惑されて気持ちが移り駆け落ちの計画を立ててしまう。しかし、アナトールには実は奥さんがいて、それを知った周囲の人たちがナターシャを強引に引き留めて彼女は絶望。そこに旧知の仲だったピエールが慰めにやって来てナターシャは気力を取り戻す。

といった、ナターシャの幼い恋愛によるスッタモンダが巻き起こるわけで。

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私は、有名な文豪トルストイの『戦争と平和』という重厚な作品が原作というイメージを最初に抱いてしまっていたので、各々の人間関係もレミゼ級にけっこう荘厳でドラマチックなストーリーが展開されるものだと思い込んでしまっていたんですよね…。

これがヤケドの元でした(苦笑)。私と同じようなイメージを抱いたまま観に行ってしまうと、(心の)ケガをする可能性大です。新作の時にはあまり事前リサーチしないで行くというスタイルだったことが今回は私にとって大きな裏目と出てしまいました(汗)。

一番最初の入りは、ナターシャが愛するアンドレイと別れなければならないというちょっとシリアスなシーンからだったんですが・・・その直後からえらい陽気な雰囲気になって、ビックリしている間もなくあれよあれよと登場人物がめっちゃ高いテンションで舞台上に現れるのですw。
予想外過ぎるテンションに頭が混乱してしまって、この冒頭が自己紹介シーンなんだと気付くまでにちょっと時間がかかってしまった。この感覚、なんとなく「ナイツテイル」の冒頭を見た時のハテナ感とちょっと似てたかもw。

とにかく曲のテンポがコサックダンスのようにスピーディー。ロシアが舞台の作品なので、楽曲もその雰囲気が盛り込まれたものが多かったんですが、その音楽に浸る隙もないくらい怒涛の勢いで物語が進んでいくので、目の前で繰り広げられている展開について行くのがやっとの状況になってしまいました(苦笑)。

正直、人物相関図だけでも最初に読んでおいてよかったと…思いましたです、ハイw。
場面説明的なシーンもほとんどなくて、登場人物の感情のままにストーリーが動いていくといった印象が強かったので、関係を把握していなければ「どんな関係の人なのか、どういう感情を持った人なのか」とかそういった根本的なところが分からないまま終わってしまった危険が大きい(汗)。私の場合は読んでいても混乱しそうになることが多々あったくらいなのでなおさら・・・(苦笑)。

予想外のテンションの高さと弾けまくってる舞台に混乱した時間があまりにも長く続いてしまって、1幕が終わった頃にはかなりの疲労感が襲ってしまった。こんなはずじゃなかった感がすごかった。

さらに「こんなはずじゃなかった」的なシーンが2幕。
メイリー・ムーさんが演じる御者のバラガが登場する場面が、この舞台の中でも特に舞台上のボルテージが上がるところでした。個人的には、なんでバラガという人物がここで登場してきたのかすらついていけない状況で(汗)、混乱のまま客席全体を巻き込んだお祭り状態のテンションとなっていきました。

ここだったんです、あの、エッグシェーカーを出すタイミングがww。

すぐに出せるように鞄の一番上のほうに忍ばせておいたエッグシェーカー・・・だったのですが、ここまで来るのに私の気持ちが相当疲弊してしまってたことで、雰囲気にのまれるまま手拍子打つのがやっとの状況。
・・・ついに表に出せずじまいで終わってしまった(苦笑)。

舞台上の誰かが「さぁ、振ってーーー!」とか言ってくれたら出せたと思うんですが、その合図もなくどんちゃん騒ぎが始まったのでww、役割を果たしてあげる間もなく終わってしまった。エッグシェーカーには申し訳ないことをしてしまいました。
ということで、今は記念品として家に飾ってあります(笑)。

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こんな感じで、ほぼテンション高めの状態で舞台は進んでいったわけですが・・・美しいなと思うバラードも数曲ありました。特に印象に残っているのは、ナターシャの従姉妹であるソーニャのソロと、ピエールがラストに歌う壮大なソロ。特に記憶に残るような旋律ではなかったけれど、心にグッとくるようなナンバーでした。

事前にちょこっとリサーチした時、ストーリーの最後に出てくる演出が非常に胸を打ち涙が出る…とあったのでどんな感じなのかちょっとドキドキしながら待ってたのですが、個人的感想としては「あ、なるほど、ここか」と。

タイトルにある「グレート・コメット」とは1811年に実際に出現した”大彗星”のことだそうです。なんと約8か月も見ることができたそうで、この彗星を見たナポレオンがロシア侵攻を決意したとも言われているのだとか。

この作品の中では、鬱々と日々を過ごしていたピエールがナターシャとの触れ合いによって新しい心の扉を開いた象徴・・・みたいな形でグレートコメットが出現します。
舞台の上から星々のなかにひときわ大きな彗星の明かりが下りてきて、ピエールの歌と共に輝きも変化していくとても印象的なシーンではあったのですが・・・、明かりがつく前の大彗星はこのシーンになる前から客席から見える形で存在していたんですよね。つまり、心を病んでいたピエールにだけはそれまで見えていなかったということを意味していたのかなと。

個人的には、最後の最後に出てきた方がインパクトとしても大きいし感動もあったんだけどなぁといった視覚的な感想を持ってしまうんですが(汗)、ストーリー的には意味があるものだったと思うのでこれでよかったのかなぁとも。

ちなみに、井上くん演じるピエールと生田さん演じるナターシャが作品の象徴という感じでPRされていましたが・・・二人の接点が生まれるのは、本当に物語の最後の最後です。しかも、そこの場面でも二人の間に「恋心」が芽生えた・・・とまでは言えない感じ。

ピエールはちょっと恋の芽生えを感じさせるようにも見えましたが、どちらかというと、初めて人とまともに接して自分を受け入れてもらえたことに対する喜びの方が大きかったように思います。
ナターシャに至っては、アンドレイから愛想を尽かされアナトールには裏切られたショックがあまりにも大きかったので(自業自得なんだけどねw)、ピエールに対する恋心はこの時点では少しも感じられませんでした。ただ、自分は一人じゃなかったという安心感のほうが大きい。

つまり、この作品は「恋愛物語」ではなくて「人間の成長物語」として見た方がいいんじゃないかなと思いました。
ちなみに、『戦争』的な要素はこの作品の中ではほぼ皆無。かといって『平和』とも言い切れないし…トルストイのタイトルとすればけっこう微妙なところかもしれません(笑)。

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主なキャスト別感想

井上芳雄くん(ピエール)

この作品では「主役」という位置づけになっているのですが、意外にもピエールが表舞台で活躍する時間はかなり短いです。望まない結婚をした上に、妻は若い男と不実な関係を続けていて…ピエールは常に満たされない想いで鬱々としている。

たまに誘われるままにパーティーに出て盛り上がったりもするんだけど、基本的にはずっと舞台の「下」…つまりはコメットゾーンでシケた顔をしていることが多い(笑)。なので、井上くんファンでコメットシートに座っている人にとってはかなーーり嬉しい展開なんじゃないかなとも思ったんですけどねw。お客さんの隣に座って酒(と見立てたものだと思うけど)を煽っている姿が一番印象に残ってたりするし(笑)。

あ、可愛かったのが、劇中でオケピゾーンから傍にあったマトリョーシカを分解して並べていたところww。特にストーリーに参加しているシーンでもないんですが、ひたすらマトリョーシカを並べててw、なんだか引きこもり少年の寂しい遊びといった雰囲気。でもなぜか可愛く見えちゃったのは井上くんだからでしょう。
ちなみに、たまにはいるソロのシーンではピアノ担当の人と席を替わって弾き語りすることもありました。井上くんの弾き語りを生で見たのは初めてだったので、なんだかすごく新鮮だったな。

そして何といっても、歌い上げのバラードの歌唱力は群を抜いて素晴らしかった!!劇場を圧倒するような説得力のある歌いっぷりで、ストーリーに半分以上ついていけなかった私でもかなり感動させられました。井上くん、良い役者さんになったなぁと感慨深く思いましたね。

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生田絵梨花さん(ナターシャ)

これまでいくつか生田さんの舞台を見てきましたが、どれも個人的には今ひとつパッとしないなぁという印象が強かったので、正直今回もあまり期待はしていきませんでした(ファンの方、ごめんなさい)

が、このナターシャ役は生田さんの良さが引き出されていたように思えて違和感なく観ることができました。キャラが彼女にすごくマッチしていたんですよね。可憐でいながらもまだ幼い部分が残る危うさを持ち合わせたお嬢様。屈託のない生ちゃんのキラキラした笑顔がナターシャの持つ魅力とピタリと重なっていた印象がとても強かったです。

アンドレイへの恋にしても、アナトールへの恋にしても、見ていてどちらも危ういナターシャ。世間知らず的なところがあって、ハラハラさせられるんですが・・・それでも何だか惹きつけられてしまうオーラがすごかった。ここは、アイドルの生ちゃんならではの良さが存分に発揮されていたんじゃないでしょうか。
アナトールが一目で心奪われて既婚者であるにもかかわらず駆け落ちを持ちかけてしまうだけの魅力が生田ナターシャにはあったと思います。

これまで「キレイに歌いすぎている」感が強かったんですが、今回は歌声に今までにない力強さみたいなものも感じられたのもよかったです。ナターシャの奔放なキャラクターが歌声から感じ取れることが多かった。音程も問題なかったし、難しい音も難なく拾っていたのはすごいと思いました。

今はまだ、こういったお嬢様的な役以外はイメージが湧かないというのが正直なところでもあるんですけど・・・、頑張って幅広い役がこなせる女優さんになってほしいです。

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霧矢大夢さん(エレン)

霧矢さんは『タイタニック』でのアリス役が非常に印象的だったのですが、今回もキャラ的にはかなり奔放な女性ですごくハマっていたように思います。

エレンは夫のピエールを裏切って若いドロホフとの恋愛に溺れてる危険な女性なんですが、その生々しさをカラっとカッコよく演じてしまうところがすごかったですね。ねっとり感はなくて(笑)、不実な行いをしているんだけど、なんだか男前な姐さんって感じで許しちゃうかも…って思わせてしまうような存在感が素晴らしかったです。

ただ、アナトールの妹っていう設定はちょっと苦しいかも!?ずっとアナトールの姉って目で見てしまったのでww。

小西遼生くん(アナトール)

いやぁ~~~・・・久しぶりに小西くん見たけど、『ガラスの仮面』の紫のバラの人(速水真澄)役に匹敵するほどのカッコよさでございました!!舞台上の扉からバーーンと登場した時からスーパー色男オーラがムンムン出てましたので(笑)。

アナトールは「HOT」と最初に自己紹介されるほど、自分の欲に正直に生きる男。自信家で常に堂々として周囲をその魅力に巻き込んでいくキャラなのですが、その説得力がハンパなくありましたね。とにかく出てきたら目が離せないほどの男の色気がすごかったよww。
しかも、コメットシートのお客さん数人の手の甲にキスする一幕もあったりして!あれはファンだったら卒倒しちゃうんじゃない!?と心配になったほどだった(笑)。

そんなアナトールは情熱的に一目ぼれしたナターシャを誘惑しまくるんですが、その誘導っぷりがまたプレイボーイ的で。世間知らずなところが大きいナターシャが、最初は「婚約者がいるから」と逃げ回っていたにも拘らず結局は「彼の方が好きなんだ」と納得させてしまうだけの推しの強さに見ているこちらも圧倒されてしまいました。
まぁ、客観的に見たら「ナターシャ、それは愛してるって言わない…、一時の気の迷いでしかないよ」って思えるんですけどね(笑)。

そして駆け落ち計画立てて、仲間とどんちゃん騒ぎに発展するわけですが(私がエッグシェーカー出し忘れたあの場面ですw)、この時小西君、バイオリン弾いててビックリ!あれは本物だったのかな?その弾きっぷりもまたカッコよかったんだな、これがww。何やってもカッコいいよ、小西アナトールは(笑)。

と思ってたんですけど、駆け落ち失敗の段階になると急にヘタレな一面が出てくる。この時の苦悩っぷりがまた・・・超萌えたwww。あの小西くん見られただけでも来てよかったって思えたほどだったので(笑)。自信家な人が窮地に陥った時の芝居が個人的にかなーり好きなんですけど、小西君のそれはまさに絶品の粋でございましたww。

決して歌唱的には上手いと思ってはいないんですが、それを越えた魅力を存分に発揮してくれたので見応え十分でした。久しぶりにカッコいい小西君が見れて楽しかった!

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武田真治さん(アンドレイ/ボルコンスキー老公爵)

ここ最近、NHKの筋肉体操番組ですっかり時の人となった武田さんw。舞台で観るのは久しぶりだったのですが、やっぱりところどころで爪痕を残していくよなぁと思いました。

今回は2役を演じていましたが、キャラが全く正反対。
アンドレイはナターシャの婚約者で、とても誠実な好青年の印象。キリっとしった佇まいが素敵で、ナターシャのこともとても大切に想っていることが伝わってきます。
それに対してボルコンスキー老侯爵は、アンドレイの父親なのですが偏屈で自分の思い通りにいかないとすぐに癇癪を起こすめちゃめちゃ面倒くさいジイさんw。アンドレイの婚約者でもあるナターシャを嫌っていて、息子とうまくくっつくことがないように引き離した張本人だったりします。最初の自己紹介の時にも「クレイジー」って言われてるくらいですからねww。

アンドレイは出番的には少なく、セリフや歌が入ってくるのは2幕の後半のほぼワンシーンのみ。そのほかでは、ナターシャのイメージの中で登場してきて彼女を優しく包む雰囲気を出しているのですが言葉も発しないし歌もないんですよね。
なので、アンドレイ役はかなりハードルが高かったと思います。存在だけでナターシャへの愛を表現しなければならない。でも、武田さんはそれをとてもスマートに美しく演じ切っていました。あのアンドレイだったらナターシャを幸せにしてくれるっていう説得力がすごくあったので。ここはホントにすごいなと思いました。

最後にピエールにナターシャを頼むと告げて去るシーンはとても印象的。アンドレイの悔しさと切なさが一気に押し寄せてきました。彼はこの物語の中での犠牲者でもあるんですよね…。

逆に、ボロコンスキーじいさんは弾けまくり(笑)。クレイジーで偏屈な、お近づきになりたくないようなキャラではあるんですが、とにかくコミカルなんですw。理不尽なことを娘のマリアにぶつけまくってストレス発散したりしてるんですけど、なんだか憎めない。わがまま放題するなかに、キュートな部分が常に見え隠れしてるんですよね。そこの演じ方の按配が絶妙でした。

個人的にヒットだったのが、「メガネはどこだ?」という古典的なアレww。可愛すぎて萌えたww。

動きも老人らしくヨタヨタしまくる感じだったんですが、あの動きはそう簡単にできるものじゃない。体のバランスがしっかりとれていなければ倒れてしまうと思われるシーンがいくつもあって、ここはさすが「筋肉体操」の俳優で慣らしただけのことはあると感心してしまいました(笑)。

それから、アンドレイとボロコンスキー以外で登場してくる、バラガのどんちゃん騒ぎシーン。ここではお得意のソプラノサックス演奏を披露!実に生き生きと吹き鳴らしておりましたw。あの場面は、あ、武田真治だなっておもったなw。

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マリアを演じたのははいだしょうこさん
出番的には短かくて勿体ないと思ったんですが(ほかの役でも出ていました)、父親からの圧を受けて鬱々とした生活を送らざるを得なかった苦しみみたいなものがすごく伝わってくるお芝居でした。ナターシャに冷たく接する人物ではあるのですが、個人的にはマリアに感情移入してしまったほどだったな。
コメットシートにいる男性の方を捕まえて「この方と結婚したい!彼も相当乗り気なのよ!」って武田ジイさんに訴えるシーンは爆笑ものでしたww。

ドロホフを演じたのは水田航生くん
久しぶりに水田くんを観ましたが、あんなにワイルドな姿は初めてだったので最初は誰だか分らなかったくらいでしたね。いやぁ、新鮮でした。男としてはゲスなことやってるんですが、あのワイルドな魅力にエレンが釘付けになるっていうのも納得といった感じだった。
ただ、ピエールとの勝負の場面だけがイマイチよく分からず。エレンを巡っての勝負ってことになったんだけど、ドロホフは撃たれて敗北したように見えたんですよね。で、けっこうな重症だったし、あのまま事切れててもおかしくない状況。なのに、バラガのどんちゃん騒ぎの時にはめっちゃ元気だったw。未だにあの場面はよく分からないww。

ソーニャを演じた松原凜子さん
ナターシャを本当に大切に想っていることが随所に伝わってきました。いつも正しい行いをしている「良い子」という表現がピタリとハマる。ナターシャとアナトールの駆け落ちを阻止するためにどんなことでもやると決意する時に歌ったソロが美しくてとても素晴らしかったです。

マーリャD.を演じた原田薫さん
原田さんは元々はダンサーさんで、今回の舞台でも振り付けを担当されたそうですが、歌もめちゃめちゃ上手くて驚きました!ナターシャにとっての肝っ玉母さんといった感じで、時に優しく時に厳しく接している姿も印象的でした。

バラガを演じたメイリー・ムーさん
最初、名前を見た時にどこかの外国の方かと思ってしまったのですが、ドラァッグクイーンの方だったと知って驚きました。扮装姿は「猛々しい男」そのものだったので、実際のメイリーさんの姿が思い浮かばないw。歌は上手いし声の出し方もすごいパワフル!それでいて、たまに出てくる「オネエ」っぽさが逆に妖しいバラガのキャラを浮立たせていて非常に印象に残りました。また舞台で観てみたいです。

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後述

今回は私の事前リサーチが不十分だったことで作品全体を楽しむことができず・・・気持ち的に疲れてしまった面が大きかったのですが(汗)、あの雰囲気に乗ることができれば「何度も見たい」と思える画期的な舞台だったんじゃないかと思います。

ストーリーを楽しむ舞台・・・というよりかは、役者と一緒に参加してワイワイ楽しむショー的な舞台としての側面が大きいかな。

私個人としては…あまり役者さんと観客が密に関わる舞台作品というのがちょっと苦手なところがありまして(汗)。仮に事前リサーチでこういう雰囲気だというのを把握していたとしても、心から楽しめたかと言われれば微妙だった可能性が高いです。
落ち着いてじっくり物語を噛みしめて感慨に浸る…っていうスタイルの方が性に合ってるのかもなぁ。たぶん再演があっても行かないと思う…(苦笑)。

好みとしては分かれるところだとは思いますが、全体的なレベルは高いと思ったし、ハマれば終始とても楽しめる舞台ではないでしょうか。あくまでも私個人の見解なのであしからず。

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