劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘』京都公演 リハーサル見学会 2019.11.06

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘』の開演前イベント、リハーサル見学会に参加してきました。

ノートルダムが始まったばかりのころは満席続きでイベントも行われませんでしたが、少し落ち着いてきたということでちょこちょこ企画が始まるようになりました。
ノートルダムのイベントはとても興味があったので、日程の都合がつきそうだった今回のリハ見目当てでチケットを入手。四季のリハ見イベント…いつぶりだっただろうか。

リハーサルは当然のことながら開演前に行われるわけで、今回の見学はソワレ前の16時過ぎからスタートということになってました。

受け付けは15時45分過ぎからとあったのですが、四国からの高速バスが昼過ぎの到着だったのでそれまで時間がけっこうありまして。
でもとりあえず劇場前の写真だけでも撮っておくかと向かったところ…なんとすでにけっこうな待機列ができているではないですか!!3時間以上前でこんなに…とビビりはしたのですが、そんな何度も来れる京都じゃないし、そこそこの位置で見られればいいかなと思ったので列には並ばず猫カフェでまったり時間つぶししたりしてましたww。京都は時間をつぶせる場所がたくさんあって助かる。

それでも1時間前くらいには劇場に行ってた方がいいかなと思い戻ってみると、すでに上の方は列が飽和状態になり階段下の列に着くよう指示がありました(汗)。

数年前は私もかなり前の時間から気合入れて並んだりすることがありましたが、ここ最近は四季に足を運ぶ回数も減って落ち着いてしまったので、久々に四季ファンの熱意を目の当たりにして圧倒されてしまいました。

とはいうものの、意外と良席が割り当てられラッキー。一人参加だと隙間に入れてもらえるので後ろの方に並んでいても前方のほうに座れたりすることがあるんですよね。

以下、リハーサル見学会のレポートになります。リハ内容にはネタバレも含んでいるのでご注意を。

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘』これまでの感想一覧

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劇団四季『ノートルダムの鐘』京都公演 リハーサル見学会  2019.11.06

リハーサル見学

16:00過ぎに劇場前に集合、16:15過ぎころに客席入場となりました。

まず最初に私が目にしたのは、フィーバス役の清水大星くん「エスメラルダの居場所に案内してくれる者に金貨4枚!」と叫んでる場面。それを見て、1幕クライマックス部分をやってるんだなと把握しました。

この時はメインキャスト陣は、清水くんのほかに、フロロー役の川口竜也さんエスメラルダ役の宮田愛さんがいる状況。みなさんジャージや動きやすい恰好をしているので本編とは雰囲気がかなり違っていてとても新鮮でした。
川口さんは黒い上下のジャージで、なんか・・・レミゼな雰囲気がジンワリ(いや、なんとなくですが 笑)。

その後、フィーバスがフロローの命令に背いたことで部下たちと戦うことになってしまうシーンのリハーサル。
ここでは、久しぶりにカンパニーに合流した清水くん(先週までは佐久間仁さんがフィーバス役だったようです)が、戦うときの殺陣の間合いをすごく慎重に確認していましたね。まずゆっくりと動きを確認して少しスピードアップさせる、みたいな感じ。殺陣は一歩間違えればケガにもつながりますから入念にやってて、一通り終わった後もアンサンブルさんと清水くんとで話し合い確認し合ってたのが印象的でした(その後も楽屋で話す、みたいなこと言ってた)。

戦いのさなか、エスメラルダを守ろうとしたフィーバスが逆上したフロローにナイフで刺される場面があるのですが、リハなのでこの時は小道具なしで刺すふりのみ。ここも動きの確認が丁寧に行われててスローな感じで行われていたのでだいぶ本編と印象が違うなぁと思いました。
刺されたフィーバスを守るために仕掛けを爆発させて一緒に立ち去るエスメラルダの場面は、宮田さんが仕掛けに向かって「バンっ」って爆発音を出す感じで行われてました。これが結構かわいらしかった。でも、さすが宮田さん、去り際の動きが非常にスマートで稽古姿でもカッコよかった。

さらにその先のシーンへ進んでいくと上の方にはカジモド役の飯田達郎くん、下の方の袖からはクロパン役の吉賀陶馬ワイスさんも登場。メインキャストが全部揃ったかなり豪華な光景になってた。

♪火事だ、火事だ!♪のカジモドの歌があって下の方では芝居のリハーサルが続いていたのですが、このとき達郎くんがチラッチラって舞台下を振り返ってタイミングを計ろうとしていた仕草がめっちゃ可愛かった(笑)。
達郎くんは基本的に後ろ向きになってることが多くて、自分の出番が来るまでノートルダム寺院のステンドグラスセットにむかって何やらコソコソやってるように見えたなww。リハのときも色々と面白可愛いぞ、達郎くんw。

1幕ラストに近づいていくと階段のセットがアンサンブルさんによって動かされて場面が転換されていくのですが、この位置取りについても「ケガで寝ているフィーバスに階段の影が被らないように」といった指示が出て、何度か念入りに動きを確認していました。
ノートルダムは役者がセットを動かして場面転換させるシーンが多いので、こういったところもかなり丁寧にやってるなぁと思いました。

その後、ダンスキャプテンの吉田功太郎くんの合図で1幕クライマックスの一部分を手拍子に合わせてアカペラで通してみることに。「エスメラルダを探すという意味について自分たちなりに考えながら動いてください」みたいなことをキャストの皆さんに指示してたのが印象的。

吉田くんもアンサンブルキャストなので途中から自分の立ち位置に加わると、それをうまい具合に舞台袖にいたスタッフさんらしき人が手拍子でつないでいたのが見事だった。
それにしても、アカペラでも相当高いクオリティの歌唱力!こういうところはさすが劇団四季だなぁと感動。なかなかこんなシーン見れないので非常に貴重でした。

手拍子とアカペラでの確認が終わり、最後は本番の音楽を流して合わせてみましょうということに。そのタイミングでクワイヤの皆さんが上の方の袖から登場。本編とは違って皆さん稽古着姿なので全然雰囲気が違うw!
ちなみに、最後のあわせが行われるまでの準備の間、達郎くんが柱にしがみついたりしてたのがなんか可愛らしかったw。いやたぶん、位置確認自分でしてた…んだと思うけどね(笑)。その天真爛漫っぽさが好きw。

本番と同じ音楽が流れだしたシーンは、フロローが♪悪人は罰を受ける♪と歌いだすところから。黒のジャージ着た川口さんが歌うと、ジャベール感がハンパなかったw。そして私が入った時にやっていた清水フィーバスが「エスメラルダの居場所に案内してくれる者に金貨2枚!(次は4枚)」とやってくる場面へ。

そのあとセリフ劇が続いていくわけですが、本番よりもちょっと慎重に言葉を発しているなぁという印象が強かった。芝居をしている、というよりも、タイミングや立ち位置を確認してる感じでした。
それでもクライマックスに向けてガーっと上げていくところは圧巻で、念入りに確認していた階段の位置も決まり全員で歌い上げたラストはちょっと鳥肌きました!リハでこれだけの迫力なのだから本番ではどんだけ~!?とテンションアップしちゃいました。

で、「問題なかったです」とのキャストからのコメントが出ると…吉田くんが苦笑いしながら「…めっちゃ早く終わってしまった(苦笑)。1幕これで終了です・・・」と戸惑いながら困ってて客席からは笑いがww。
「それじゃこれから2幕準備にかかりま~す」と言い出してオーディエンスがちょっとワクワクしたところで「冗談ですw」ってww。そのくらい時間が余っちゃうリハ見初めてかも(笑)。

余った時間ができてしまったということで、ダンスキャプテン吉田くんが「ぼくがちょっと考えているワークショップやってみようと思います」ということになりました。
劇中ではキャストの動きがスローモーションになったり駆け足になったりとけっこう動きのバリエーションが多いんですよね。その瞬発力を高めるための動きをみんなでやってみようと。「クワイヤは希望者の人どうぞ」ってことになってたのはちょっと笑ったw。クワイヤは立って座ってがほとんどで歌が重要ですからね。それでも数人参加してたかな。

吉田くんが手を1回叩いたら普通に、2回叩いたらスピーディーに、口頭で「ハイ!」と言ったらスローモーションで・・・というもの。最初はちょっと混乱してるっぽい人もチラホラいて再度確認取ってました。

で、いざ始まったのですが…これが結構難しそう!動きを間違えそうになってふらつく人もいてみんな笑いが漏れたりしてw。達郎くんなんかは動きが怪しいとニマニマして胡麻化してたな(笑)。
オーディエンスの前ということで、皆さんちょっとやりづらそうでもありましたが、そうでなくてもあれはかなり難易度高い。ドン臭い私には無理だわと思っちゃったよww。

緊張感を持ちつつも和やかな雰囲気で行われたワークショップも3分ちょい位で終了。
そのあとは吉田くんから「改めて、なぜ血眼になってエスメラルダを探さなければいけないのかということを各々でよく考えておいてください」といったコメントがありました。そこに意識を持っていくことで、あの場面にさらなる緊迫感が生まれるんだろうなと思いました。

こうしてリハーサル部分は終了、舞台上のセットは片づけということになりました。

それと入れ替わる形でクワイヤの見付祐一さんが登場。質疑応答コーナーとなりました。

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質疑応答コーナー

舞台上のキャストの皆さんが掃けていくと同時にスーーっと舞台袖から司会の見付さんが登場。ベストタイミングすぎる(笑)。

用意された椅子(劇中で使われる長椅子セット)に座ると「今日は僕一人で皆さんとお話することになってるんですけど」とニマニマしながらジャブコメント。会場が「え?そうなん!?」みたいなちょっとザワついた表情になると…「皆さんどーぞー!」と舞台袖に集合かけててww、なんてトリッキーなオープニング(笑)。

この日参加したのは、カジモド役の飯田達郎くん男性アンサンブルの佐瀨龍城くん女性アンサンブルの徳山稚子さんクワイヤの河村彩さんです。

河村さんはたしか以前、『オペラ座の怪人』でカルロッタやられてましたよね。クワイヤにいらっしゃってちょっとびっくり。ちなみにトークには参加されませんでしたが、女性クワイヤのなかに早水小夜子さんもいらっしゃってかなり贅沢なキャスティングになってるなと思いました。

長椅子は2本用意されていたのですが、片方は佐瀬くん、徳山さん、河村さんと3人が座っていたのに対し、もう片方には司会の見付さんと達郎くんの2人が座ることになってて…向こう側に比べて敷地が広いことに達郎くんが座るのをちょっとためらってたのが面白かった(笑)。

ちなみに、この自己紹介の後にリハ見について見付さんから簡単な解説があったのですが、ここで先ほど指示を出していたのがダンスキャプテンの吉田功太郎くんだと明かされました。
「よしだこうたろう」この名前を聞いた時、真っ先に私の頭の中に某おっさんのあの方が浮かんでしまいwww「え!???」とちょっとビビってしまった(←そんなことなかろうが 笑)。漢字1文字違いで同じ読みなんですね~。ってことで覚えたw。

まず見付さんが会場に『ノートルダムの鐘』を見たことがある人がどれくらいいるかアンケートをとってみると・・・3割くらい手が挙がってました。
この日は四季の会の会員プラス二人までという制限があるイベントだったのですが(会員と関わりのない人は参加できない日でした)1階席全体がほぼ埋まるほどの人数が集まってて。前方のほうではさすがに手は挙がってませんでしたがw真ん中から後ろに欠けてはけっこう未見の人がいるなぁといった感じでした。

この様子に見付さんたちが「このコーナーではネタバレは一切なしでいきましょう!」と決意表明。「あ、でも、1幕ラストだけはネタバレしちゃった」ってみんな苦笑いしてたのは笑ったw。まぁ、イベントが”リハーサル”なんで・・・そこのところは未見の方も覚悟のうえで来ていると思うので大丈夫でしょう。

今回のリハーサルは新しく鐘カンパニーに入ったり戻ってきたキャストがいるということでブラッシュアップするという意味合いを込めたものだったという解説をちょろっとした後、見付さんが突然達郎くんに「どんな感じですか?」とけっこう雑な質問投げかけてきてww「ど、どんな感じって!?」と達郎くんがオロオロする一幕もwww。

とりあえず「下手か!!」と苦笑いしながら見付さんにツッコミ入れながらも、リハーサルの意味の解説をうまいこと語った達郎くん。それを横で聞いていた見付さんが「おっしゃる通りです」と頭を下げてたのも笑ったww。つまりは達郎くんに説明を丸投げしたかったのね(笑)。

公演にはそれぞれリーダーがいるということで。

佐瀬くんは交通・宿泊担当だそう。交通の手配や宿の管理などをまとめているのだそうです。まだ若い俳優さんなのにかなり責任重大なリーダーを任されててすごいなと思いました。めっちゃ純朴そうな子だったしね。
横で達郎くんが「佐瀬さんのおかげです…」って頭下げてたの可愛かった!

ちなみに見付さんは「文句言い散らかし担当」らしいwww。
本当はクワイヤのリーダーとのことで、劇団員ではない外部契約で入っているクワイヤさんへの連絡などをしているのだそう。たまーに「ちょっとその音違うんじゃない?」みたいなことを「裏で」ツッコミ入れたりもするってことで”文句言い散らかし”担当なのね(笑)。

他にも宴会担当とかいろんなリーダーが存在しているとのこと。みんなで協力し合って一つの作品に向き合ってますよと。

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そしていよいよ質疑応答コーナーへと入ります。

イベント申し込みの時に一緒に「質問票」を渡されていて、参加者で質問がある人はそこに書き込んで事前にボックスに入れるというシステムになっていました。

私も考えてはいたのですがなかなかトリッキーなのが思いつかなくてw結局すごいオーソドックスな質問になっちゃった。結局選ばれなくてホッとしましたけど(笑)。
参加者から集めた質問票を入れたボックスからキャストが引いて答えるといったスタイルで行われました。

佐瀬くんが引いた質問は「ノートルダム寺院に行ったことがありますか?」

これに対してみんな顔を見合わせながら「行ったことない」と苦笑いするなか、達郎くんが即座に「ぼく、住んでます!マイスイートホーム」ってコメントしててみんな大爆笑www。うん、そ、そうだねwww。でもそれ、ちょいネタバレ入ってるよ(笑)。そのあとすぐに「嘘ですっ」ってニンマリしてたの、可愛いからっw!!

結局キャストの皆さんは誰も訪れたことがないことが発覚。見付さんが「お客様の中で訪れたことがある人いますか?」と尋ねるとけっこう手が挙がってて「こんなにいらっしゃるんだ~」と驚きの声が上がってました。
私も行ってみたかったんですけどね…、今年、予期せぬ火災で焼けてしまって(涙)。たしか、ブラタモリが放送されてから間もないころだったなぁ。あれが貴重な映像記録になってしまった。

ノートルダム大聖堂が火災に遭ったことで多くの人からメッセージが届いたそう。現在ミュージカル『ノートルダムの鐘』を上演しているのが劇団四季だけだということで「今ノートルダム寺院の鐘の音を聞けるのは日本だけです。だからこれからもその鐘の音を響かせ続けてください」という励ましの内容でグッとくるものがあったと達郎くんが語っていました。
それを聞いて、これからの『ノートルダム~』の見方がさらに深みのあるものに変わるなぁって思いました。

続いて達郎くんが質問ボックスから引いた質問は…「京都で美味しいもの食べましたか?」

京都滞在中にハモとマツタケの美味しい時期が重なることがあったということで、”ハモとマツタケのお吸い物”がとても美味しかったとのこと。なんか、出てくる名前聴くだけでもおいしそう…というよりは高そうって思っちゃった貧乏性な私ww。
佐瀬くんも達郎くんと一緒に食べに行ったそうです。達郎くん曰く「京都らしい上品な味」だったとのこと。

ちなみに徳山さんは迷って「もつラーメン」って答えてたけど見付さんに「それって京都のもの?」とツッコミ入れられると「違うかも…」とトーンダウンww。そのあと「おばんざいが美味しかった」と京都ならではのものも出てきました。

河村さんは「出町ふたばの豆餅」って言ってたかな。

すると見付さんが「僕たちけっこう京都にお邪魔してるんで改めて聞かれると特別これっていうのがあまりないんですよねぇ」とコメント。あ~、なるほど。ノートルダムも京都2度目ですしね。
で、見付さん的には「京都のものじゃないけど赤福」がお気に入りらしい(笑)。「駅で売ってるの見ると京都だと思っちゃうんですよ!」と主張されてて、ま、まぁ・・・そう思っちゃうこともあるよねとww。

「あからさまに”京都のものです”って主張してるものは、なんか、買ったら負けな気がする!!」

とドヤ顔してたのには爆笑しましたww。見付さん、なんておもろい方(笑)。

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続いて徳山さんが引いた質問は「体調管理で気を付けてることは?」

一番徳山さんが気を遣ってるのが「喉のケア」とのこと。別段特別やっていることはないということで「皆さん何かしてますか?」と苦笑いしながら隣に振ってましたw。

達郎くんは「吸入器、しかもデカいやつ」を使ってるらしい(けっこうこだわりがありそうだったw)。吸入器をやることで今回もイケる!といった自分へのお守り的な意味合いもあるんだそう。なるほど、吸入器を吸うルーティーンが達郎くんの舞台へのモチベーションにもなってるんだね。

すると見付さんが「加湿やってる人多いけど、僕は溺れそうになるから嫌なんですよ~」と持論を展開(笑)。特に寝る前に加湿とかは苦手らしい。それよりも逆に乾燥してるほうがいいってことで「僕は痛めつける派!」とドヤ顔www。これに対して横で達郎くんが「唇乾燥してこんなになっちゃいますよ?」みたいにツッコミ入れてましたがw、見付さんはそれでも乾燥してたほうがいいと言い張ってました(笑)。
でも、「過剰に気にするよりかは普通に生活しているほうがいい」っていうのは、そうかもしれないなって思いました。

この流れで、「寝るときマスクをして眠れるか問題」の議論へwwww。マスクしない派の見付さんの意見に達郎くんは同意してましたが、女性陣はやはり口の中が乾燥することが気になる様子。
すると見付さん「僕はうつぶせで寝たいんです」とw。あ~、それだとたしかにマスクしたら安眠はできそうもないよね(笑)。これを聞いた河村さんが横からボソッと「別に大丈夫なんじゃない?」と軽くツッコミwww。痛めつける派の見付さんにはどうも賛同できないご様子でした(笑)。

で、加湿するほかの方法として徳山さんが「濡れたタオルを置くだけでも違いますよ」とアドバイスしたのですが・・・これに対して何を想像したのか見付さんが

「そんなことしたら死んじゃうよ!!!」

と猛反論(笑)。すると聞いてたほかのみんなが慌てて「違うよーー!!」とか「やり方が間違ってるっ!!」と総ツッコミwwww。会場も大爆笑で私も思わず想像して吹いちゃったよww。いくら何でも寝るときに顔全体に濡れたタオルを覆うなんて誰もしませんからっっ(笑)。

佐瀬くんは何かしてるの?と話題を変えて聞いてみると「僕は寝ることですかね」とまっとうな答え。夜10時には寝て朝6時に目が覚める生活をしているのだそうです。これに対して見付さんが「おじいちゃんみたいだね」ってツッコミ入れてたww。
さらに、早起きした後は朝食をとりながら映画を見るのが好きなんだとか!!朝活とはよく言いますが、早朝から映画を見てリフレッシュする人というのはあまり聞いたことがないので驚きました。佐瀬くん的には「最高の人生の見つけ方(アメリカ版)」がお気に入りらしいです。

「結局は普通に生活してるのが一番だと思います」とまとめに入る見付さん。それだけに、突然環境が変わると体調を崩す場合もあるってことで、達郎くんなんかは「出番今日で終わりです」ってなったらその直後に毎回具合悪くなっちゃうらしいです。「やってる間は気が張ってるからなのかなぁ」と分析してました。
ノートルダムの場合は特に作品的にダークな雰囲気が多いので、それに飲まれないように普段は生活することを心掛けているそう。達郎くんは息抜きで釣りに行ったりカフェに行ったりすることが多いとのことでした。みんなから「趣味が多いですよね」と羨ましそうに言われてたなw。

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最後に河村さんが引いた質問は「姿勢をよくするにはどうすればいいでしょうか」

河村さんは「私はカッコつけたい系なので、常に見られてると意識して肩を張って歩いてます」とのこと。自意識を高く持っていることが大切かなってことで、これにはみんなうなずいてました。見付さんも「人前に出る仕事だから、常に見られるという意識で肩を張って姿勢よく歩いてるかも」って話してましたね。クセをつけておかないと仕事の時に怒られちゃうから、みたいなこと語ってて、なるほどなと思いました。

で、見付さんはよく「自転車に乗ってる姿勢が良すぎる」と指摘されちゃうらしい(笑)。その姿をリアクションで再現してくれたんですが、たしかにあの姿勢の良さは目立つかもwww。それを見た会場大爆笑www。

一方の達郎くんは、「今回の役は姿勢が悪い役ですが」と前置きしたうえで・・・「オペラ座の怪人でラウルをやった時にはものすごく姿勢のことを指摘されました」とのこと。ラウルはおぼっちゃまで紳士な役ですから、姿勢のことでかなりうるさく言われたというのはなんとなくわかる気がします。

さらに「石丸さんもめっちゃ言われたっていってたので」って達郎くんがボソッとコメント。達郎くん、石丸さんと語る機会があったんだ~と、私はそっちのほうでちょっと感動した(笑)。なんでも、稽古中には背中に物差しを入れられてたらしいです。
あと、「体の中にカラータイマーがあると思え」みたいなことも言われたそう。ラウル役にはいろんな苦労があるんですねぇ。

で、結局姿勢をよくするにはどうすればいいかってことで、見付さんが「前に出がちな体の部分を開いて骨盤立てて歩くのが一番ではないか」とうまい具合にまとめてました。

その説明してる最中に達郎くんがボソッと「どんなチャリの漕ぎ方でしたっけ?」と見付さんにツッコミww。それに対して「こんな感じ」ってちゃんとリアクション付きで乗っちゃう見付さん、面白すぎ(笑)。達郎くん的にかなり見付さんの自転車の乗り方がツボったようですw。「身内の笑いはこんなものじゃないですよ!!」とムキになってたのがさらに笑えましたwww。相当自転車の姿勢のことツボられてるのね(笑)。

見付トークが絶好調だったこともあり、予定の時間をオーバーしてしまったとのことで(笑)質問はここで終了。最後に一人ずつ『ノートルダム~』のネタバレを含まない見どころを語るということに。

河村さん
「クワイヤの歌が超絶難しいので、本編を見つつ上のほうの歌声にも注目してください」

徳山さん
「いろんな役を演じてるアンサンブルの細かい芝居、ガーゴイルの優しく寄り添う感じに注目してほしいです」

佐瀬くん
「小道具がいろいろと変化するのでそういう部分も楽しんでほしいです」

達郎くん
(言いたいこと言われちゃったなぁと苦笑い、自分の役もネタバレになっちゃうということでかなり悩んだのち)「リハーサルにも出てきた鐘はセンサーで触れると音が出る仕組みになっているので、今日この日しか聞くことができない鐘を楽しんでください」

見付さん
「リハーサルで1幕ラストの部分を見てもらいましたが、本編中はそのシーンがどこに出てくるかを気にするのではなく、作品に身を委ねて観たほうが作品の感動が伝わると思います」

このあと軽く次の京都ノートルダムイベントの告知を行って終了。このあとのミーティングに向けて皆さん笑顔で舞台袖に帰って行かれました。

いや~~、ここまで濃厚なリハ見初めてだったかも!?特に見付さんが面白すぎましたww。とても楽しかったです。舞台前の貴重な時間、楽しませてくださり本当にありがとうございました。

本編の感想はこちら↓。

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