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ミュージカル『ISSA in Paris』東京公演 アフタートークレポ(ネタバレ含)

ミュージカル『ISSAinParis』東京公演マチネ後にアフタートークショーが行われました。

なかなかに面白く興味深いトークが展開されたので、ちょこっとレポしたいと思います。なお、登壇者のコメントには私の脚色がかなり入ってますのであしからずw。

2026年1月15日マチネ本編感想はこちら↓

以下、アフタートークということなのでネタバレが相当含まれています。ご注意を。

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ミュージカル『ISSAinParis』東京公演アフタートークショー 2026年1月15日

トーク参加者

海宝直人くん、岡宮来夢くん染谷洸太さん(司会)

終演後のトークとなりましたが、3人とも元気いっぱいでさすがだなと。自己紹介が終わった後も「この椅子豪華じゃないですか?」みたいにワチャワチャ盛り上がってて可愛かったw。

ちなみに、集客にはちょい苦労が見える今作品ですが私が観劇した日は想定していた以上にお客さん入ってるように見えたし(1階席を見ただけですが)アフトクにも大勢の方が残って参加されてました。

初日開いてからの感想

海宝くん

幕が開いてからも何度も台本を読んでいるという海宝くん。読めば読むほど「すごいチャレンジな企画だよな」と実感しているのだとか。
今の形に落ち着くまで本当にいろいろな苦難があったので、無事に幕が開いて舞台に立っているのがちょっと信じられないといった感覚もあると感慨深そうにコメントしてました。

岡宮くん

参加メンバーを見渡して「アフトク参加史上一番白いんじゃないかと」とボソッと最初につぶやいて爆笑を誘ってましたww。たしかに、今回メインのキャラ衣装は「白」を基調としたものが多かったですからね。3人とも確かに”白”だったわ(笑)。
稽古場は楽しさもあったけど大変すぎることが多かったので、無事に幕が開いてお客さんが入ったことにまずはホッとしていると胸をなでおろしていた来夢くん。

海宝くんも岡宮くんも染谷さんも、客席を見渡しながら「皆様に見てもらえて本当に良かった」と心から安堵している様子でした。

モーリー・イェストンによる原案について

海宝くんは原案も読んでいるとのことで、その内容も少し明かされました。

それによると…、モーリー・イェストンさんが最初に出してきた原案は”二つのロマンスが並行して展開されるシンプルな物語”だったそうで、二人が交わるシーンもほとんどないんだとか。海人も近作品のような鬱々とした青年ではなく「イェーイ!バズらせたぞ!!」と周囲に言いふらすような”パリピ”キャラだったらしい(笑)。

それを読んだ演出の藤田さんや訳詞・脚本担当の高橋さんが”もっと日本の人の心に訴えるような内容にしていきたい”と話し合って紆余曲折を経て、今の形に落ち着いたとのことです。結果的に、原案とはかなり離れた内容になったようですね(モーリーさんがその制作過程でどう思ったのかはわかりませんが)。

海宝くん曰く、日本の制作陣のクリエイティブ魂がすごかったと。特に演出の藤田さんは“難解な方向”にグングン持っていくのでついていくのが大変だったそうです(汗)。

個人的には…原案に近いバージョンのほうも観てみたかったなぁと思いました…。

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好きな楽曲

岡宮くん

♪祖国を離れ♪
パリに向けて旅立つときのナンバー。オケ合わせの稽古初日に初めてこの音楽を聴いて、あまりのカッコよさに思わず立ち上がって近くまで駆け寄ってしまったそうです(それまで雑談してたらしいw)。

海宝くん

♪私はナイチンゲール♪
テレーズが歌うソロ。制作していく中で一度消されてしまったものの復活した過程があったそうなので、残ってくれたことが感慨深いとコメントしてました。

染谷さん

♪TALK TALK TOKYO♪前
最初の音を聴いた瞬間にものすごいゾクゾク来るのだそう。ダンサーさんたちの動きもめっちゃカッコいいナンバーです。海宝くん曰く、あのダンスのリズムの取り方もめちゃめちゃ苦労したんだとか。

演じていてやりがい感じるシーン

海宝くん

海人は鬱々としたシーンが多いんだけど、海宝くん的にはパリに旅立つときにちょこっとある”おふざけ”の場面がめっちゃ楽しいんだそう(笑)。私は今回ストーリーを追うところに集中してこのシーンあまり覚えてなかったので(汗)次回チェックしてみようと思いますw。
もう一つは海人が新曲を完成させるシーンを挙げてましたね。海宝くんも音楽活動やってますから彼の気持ちがとてもよくわかるのだそう。そのシーンでソロで踊るルイーズ役の潤花さんには毎回感動させてもらってると語ってました(染谷さんは稽古場で泣いたと大絶賛でした)。

岡宮くん

一茶役は全体的にやっていてとても楽しいとのこと。今回のストーリーは海人の母親が思い描いたフィクションの世界なので、その中に生きる一茶はエネルギーとバイタリティに溢れていて演じていても楽しいと語っていました。

染谷さん

本役であるラファエルのほかにも色々な役を演じてる染谷さん。なかでも、一茶が一時世話になっている遊郭の女衒(ぜげん=売られてきた女性を遊郭に斡旋する仲介業者)役はストレス発散になるそうww。「普段使えないような乱暴な言葉を言いまくってる」という染谷さんに海宝くんと来夢くんから「ほんとに?」とツッコミ入れられて「演技ですから!」と必死に反論してたのが面白かったww。もちろん信じてますって(笑)。

稽古場エピソード

岡宮くんの語ったエピソードは「ここだけの話ですから」っていうことだったので、この場では割愛します(ほかの場所にはレポが挙がってるかも)が、結構笑いましたww。その時の姿を見てみたかったww。

海宝くん

舞台稽古の時の振付担当のジュリアさんによるワークショップがとても印象深かったそうです。個々人につけるというタイプではなく、みんなで一緒にやりましょうスタイルだったんだとか。その中でも特に面白かったのが、「ピーナッツバターになって端から端まで動いてほしい」というお題。一斉に動きながらも、海宝くんは”みんなのピーナッツバターってこんな感じなんだ”と思っていたらしい(笑)。なかなかそんな機会ないよねww。その現場も見てみたいわ~~!

見てほしいポイント

岡宮くん

海宝くんの歌唱レベルは語り継いでほしいくらいとしみじみ熱弁する来夢くん。特に冒頭の♪TALK TALK TOKYO♪を歌いこなせる人は彼以外いないんじゃないかと思ってると。

来夢くんもチャレンジしてみようと思ったそうですが、難しすぎて断念してしまったそう。なので、毎日のようにこのナンバーを聴けることがとても幸せと感慨深そうにコメントしてました。

海宝くん

♪俳句♪のナンバーでの二組のカップルを挙げてました。ここのシーンって、時空が違うので舞台の上手側と下手側に分かれて配置されてるんですよね。なので後方でないと全体を見づらいっていうのはあるかも。

海宝くん曰く、初見のお客様はそれぞれの推しの方向を集中して見ていると思うけど複数見る機会があれば逆も観てほしいとのことw。海宝くん、ファンの気持ちまで察したコメントするなんてさすがだわ(笑)。

染谷さん

ラファエル役以外に現代パートでも登場してるのでぜひ注目してほしいとのこと(パリの革命後にも登場ということなので次回探してみようと思います)。ほかのアンサンブルさんは早替えも大変そうなのでぜひ色んな人をチェックしてほしいとコメントしてました。

最後に

このあたりでタイムアップになったのですが、その合図が突然”扉をたたく音”が響いてくるタイプだったのでみんなびっくり仰天してたなw。海宝くんが「入ってます~」と即座にトイレに入ってる人みたいにコメント返してたのは爆笑だったwww。この対応力もさすが。

最後は一言ずつコメント。

岡宮くん
世界初演の緊張もありました。演出の藤田さんからは役者に解釈を任される部分が多かったので、自分でいろいろ考察しながら演じられることが毎回とても楽しいです。この物語を通じた小林一茶に心を馳せてまた見てもらえれば嬉しいです。

海宝くん
チャレンジングな作品に出演できていることを幸せに感じています。世界初演でまだ全容が掴めず不安だった方も多かったと思いますが、そんな中でもこの作品を選んで劇場に足を運んできてくださった皆さんには心から感謝しています。また機会があれば観に来ていただけると嬉しいです。

二人のコメントからも察しますが、全くのゼロから出発した世界初演ということで観劇ファンもちょっと二の足を踏んだのではという気持ちをカンパニーの皆さん分かってしまっていたんじゃないかなと。チケットの売れ行きも苦戦してましたからね。それだけに、劇場に足を運んでくれたお客さんへの感謝の気持ちは格別なものがあるのではないかなと感じました。

まだ世に出たばかりでブラッシュアップの余地も感じさせる作品ではありますが、モーリー・イェストンさんの音楽はどれも素晴らしく一見の価値ありです。少しずつでも『ISSA~』に触れる方が増えますように。

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