ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』を観にシアタークリエへ行ってきました。前回はYELLOWチームでしたが、今回はBLACKチームでの観劇になります。
JBは大好きな作品のひとつではありますが、今回は推しである飯田洋輔くんニックに照準を合わせたためBLACKを予定に入れようか少し迷いがありました(チケット代金もそこそこするし 汗)。それでもやっぱり、円熟味を増したであろうあっきーのフランキーとマサくんのトミーに会っておきたくてMF(ミュージックフェア)枠で申し込んだところまさかの当選!ということで、運良く行くことができました。
ちなみにたった2公演のみだったNewGenerationチームは大盛況だったようですね。JBを初演から支えてきたメンバーで構成されたチーム(加藤くんは2020年から参加)だったので私も行きたかったのですがチケットが箸にも棒にも引っかからず玉砕。後からレポート見て知ったんですが、2日間とも多くの役者仲間が駆けつけていたということで、そりゃ一般枠の競争率は苛烈になるわなと納得をした私です(苦笑)。
広く一般的に売れてる役者さんたち…ではないけれど、ファンは彼らの実力や魅力を認知して応援してきたんだということが今回のことで証明されたのではないでしょうか。今回は2回限りだったけれど、今後はアンサンブル出演が多い役者さんにもこうしたチャンスを与えられる演劇界であってほしいと思います。名前はまだ知られていない存在でも、スター性を持ってる素晴らしい役者さんたくさんいらっしゃるので!!
以下、けっこうネタバレを含んだ感想になります。
これまでのJBの感想一覧
2025年9月16日公演 in シアタークリエ(東京・日比谷)
キャスト(Team BLACK)
- フランキー:中川晃教
- トミー:藤岡正明
- ボブ:東啓介
- ニック:大山真志
アンサンブル
- ボブ・クルー:加藤潤一
- ジップ・デカルロ:阿部裕
- ノーマン・ワックスマン:戸井勝海
- メアリー:ダンドイ舞莉花
- ロレイン:原田真絢
- フランシーヌ:町屋美咲
- リードエンジェル:柴田実奈
- ハンク:LEI'OH
- ドニー:山野靖博
- ストッシュ:杉浦奎介
- ジョーイ:石川新太
※あらすじと概要については2018年公演の記事を参照
上演時間は約180分(3時間)。
内訳は、1幕80分(1時間20分)、休憩20分、2幕80分(1時間20分)。
全体/キャスト感想
前回観たチームYELLOWはフォーシーズンズの辿ってきたドラマをお芝居で魅せるといった印象が濃かったのですが、チームBLACKは様々な波乱万丈のドラマがまるで1曲の壮大で軽やかなポップミュージックで奏でられていくような印象を強く受けました。フランキー役のあっきーとトミー役の藤岡くんは元々の出発点がミュージシャンでしたから、その影響がとても色濃く出ていたような気がします。そういった意味で、YELLOWとBLACKはチーム色が違っていてとても面白い。両方見ることができたのはラッキーでした。
チームBLACKは2024年に「JBB」カルテットとして全国ツアーを回ったメンバー(私は行かれなかったけれどCS放送されたものを見ました)。それ故、鉄壁のチームワーク感が本当に凄くて…すべてに圧倒されてしまった。
チームYELLOWに比べると4人の個性はかなり強め。原色に近いくらい。なのにあの美しくも圧倒的なハーモニーを奏でるというのは、もはや奇跡に近いんじゃないかとすら思いました。
ニュージャージー州の片田舎でギターを弾きながら歌う3人から物語はスタートしますが、ここのメンバーのなかに戸井さん(トミーのお兄ちゃん役)が入っている光景が実に懐かしくて。藤岡くんと戸井さんが並んで歌ってるの観たの…初演以来かもしれない。なんか一気にあの当時に戻ったかの感覚があってジーンときてしまった。
トミー:藤岡正明くん。
初演当時にこのシーンを見た時はマサ君が演じるトミーの粋がってるお芝居の迫力にけっこうビビらされてしまってww、”トミーって近づきがたい怖さのあるワル”という印象がとても強かったんですよね。
ところが2025年版のマサ君が演じるトミーは初演の頃よりも攻撃的な棘がいくつか抜け落ちていて時折”可愛い”とすら思ってしまった。正直見る前はちょっとあの頃の記憶があったのでビビってたんですがww全然そんな雰囲気ではなかったのが驚きだった。
確かにトミーは利己主義で何でも”俺が主導”しないと気が済まないといった一面が強いのですが、今回はそれだけじゃなくてグループに対する彼なりの愛情みたいなものもすごく滲み出てたような気がするんですよね。フランキーという天使の歌声を持つ少年と出会ったあの瞬間から、ハングリー精神だけではない音楽と接する悦びに目覚めていったのではないかなと。そんな彼の姿はとても微笑ましい。
トミーはどちらかというとお近づきになりたくないタイプのキャラではありますがw、どことなく憎めない感情も湧いてしまうのはそういうこともあったからじゃないかなと思いました。
フランキー:中川晃教くん。
♪Silhouettes♪を歌うトミー、ニック、トミーの兄のコーラスに吸い込まれるように加わっていく演出がとても印象的なのですが、トミーがフランキーの声を聴いた瞬間に”彼しかいない”とグループの命運を委ねるのが納得の歌声が本当に素晴らしい。あっきーがワンフレーズ歌っただけで劇場に新しい風が吹いてきたような雰囲気すら感じましたから。
あっきーのフランキーは客席から登場してトミー達の歌声に吸い寄せられている時からめちゃめちゃギラっギラしてます。あの張り詰めたオーラに目が離せなくなるほどの凄味を感じた。苦しい生活から一刻も早く抜け出したかった時に聴こえてきたトミー達の歌声に、フランキーもまた”これだ!”という確信を得たのだろうという説得力がハンパなかった。
トミーは自己陶酔的に”自分がフランキーを誘ったからフォーシーズンズは成功した”と語りますが、ある意味それも真実ではないだろうかと感じました。二人の出会いに鮮烈なドラマを感じたのは、あっきーとマサくんが演じたからこそじゃないかなと。
そしてもうひとつ今回あっきーのフランキーを見て衝撃受けたのが、まるで息をするように歌と台詞を語っていたことです。お芝居してるって感じに見えない。フランキー・ヴァリご本人があっきーの体に降臨してる感じ。まさに”当たり役”と呼ばれる所以だなと感動しました。なかなかあんな風に舞台上で振舞える役者さんも多くないと思う。
ニック:大山真志くん。
YELLOWでニックを演じた洋輔くんはあまり自分を表に出さず俯瞰して仲間を見ていて傍から見ると本音のつかみどころがない感じでしたが、BLACKの大山くんはけっこう最初からグループを楽しんでいる雰囲気があって面白かったです。
気の良いお兄ちゃんといった立ち位置で、明るく皆の精神的支柱にあるような存在。困ったことがあったらニックに相談したくなるって感じ(まぁ実際は、トミーと悪事働いて刑務所に入ったりもしてるんですがww)。トミーが服役している間に熱心にフランキーの歌唱指導をするシーンもすごく良かったな。彼の歌をもっともっと輝かせたいとう親心を感じました(この後不法侵入で兵の中に逆戻りしてしまいますがw)。ニックもまたフランキーの存在に大きく心動かされた一人なんだと思えて胸アツだった。
ボブ:東啓介くん。
4人の中で一番異彩を放って登場するのがボブだと思います。東くんのボブは舞台に出てきたときから自信が漲ったオーラが凄くて一気に目が離せなくなりました。以前見た時よりもめちゃめちゃ濃厚な存在感だったので本当にびっくりした。
フランキー、トミー、ニックはハーモニーを奏でる自分たちの音楽を心から楽しんでいたしグループへの愛情も”家族”と呼べるほど深かった。でもボブだけは加入当時から”自分がこのグループをプロデュースして押し上げるんだ”という皆と違ったテンションを感じるんですよね。演じてる東くんの誰よりも数歩先を見ているかのようなギラっとした眼差しがとても印象深かった。
そんな彼が初めて彼らの前で披露する♪Cry for Me♪はまさに圧巻の一言!!東くんってこんなにもすごい人の心を鷲掴みにするような歌唱ができるんだとビックリしました。久しぶりにこのナンバー聴いてボロボロ涙が出たほどです(海宝くんのボブもすごかったんだけどね)。
ボブが加入することに大きく一役買ったのがジョーイ(後に俳優になるジョー・ペシ)。お調子者でちょっと出過ぎたことを言う度にトミーにド突かれまくってタジタジになるというキャラ。この役は石川新太くんが演じてるのですが、初演の頃と比べるとかなり自己主張が強くなっていて面白かった。
特にトミーの前で♪Short Shorts♪を一節ノリノリで披露しちゃうの場面とかビックリしたよww。以前はトミーにビビりまくってそこまでできなかったからね(笑)。石川ペシ、逞しくなったなぁと親の心境にww。
最初街角で歌っていたトミーとニック(+トミー兄貴=戸井さん)にフランキーが加わって少しずつ注目度が上がっていき、ボブが加入したことで一気にスターダムへと駆け上がる。フォーラヴァーズというグループ名からフォーシーズンズへと改名する時の演出も大好き。あの些細な一コマが彼らの新しい歴史を照らしているように見えてグッときます。
♪Sherry♪の大成功を皮切りにヒット曲を連発する4人。その立役者の一人でもあるのがプロデューサーのボブ・クルー。ブラックチームではゴリくんこと加藤潤一くんが演じているのですが、あの独特な世界観を彼は見事に表現していて、まさに”何かを変えてくれそうな”人物といった雰囲気をプンプン感じさせてくれました。
ちょっとオネエなセリフ回しも厭らしくなく実に自然。ナヨッとしてるようで実はすごくシビアな業界人といった雰囲気も出ていてすごく良かった。ゴリ君のトミー役も見てみたかったなぁ。
何か問題が起こるたびに裏でフォローしてくれるのがマフィアの大物、ジップ・デカルロ。ブラックチームでは阿部裕さんが演じています。阿部さんジップを拝見するのは2018年以来だったのですが、登場されただけで見ているこちらが思わず緊張してしまうような存在感は流石としか言いようがありません!!ホンモノ感半端ない迫力w!!
それなのに情に厚いところがまた魅力的なんですよねぇ。フランキーに♪My Mother's Eyes♪を歌ってもらって思わず涙を拭っているシーンなどは愛らしさすら感じる。
凄味といえば、トミーにお金を貸すノーマン・ワックスマン役の戸井勝海さんも!!トミーがなかなか借金返済しないことに内心ではものすごく苛立っているんだけど、彼とフォーシーズンズの音楽を愛しているが故に乱暴な手口には出ない。そこのせめぎ合いの芝居が絶妙でゾクゾクしました。何より、アウトローな渋いカッコよさがホント最高ですっ。
♪December ’63 (Oh What a Night)<あのすばらしき夜>♪
このナンバーはフォーシーズンズがおそらく最高に幸せだった頃の象徴として歌われてるようで、”男子的”なノリで大はしゃぎしてる皆が面白いww。セクシャルなネタをアッケラカンとハイテンションで見せてくるところがいかにも”アメリカ”っぽいなぁとも思う(笑)。
でもこの時のメンバーたちが一番打ち解けあってるようにも見えるんですよね。フランキーに取引を持ち掛けた後のボブも、この時ばかりは”フォーシーズンズのメンバーの一員”として思い切りはしゃいでるし、トミーやニックたちともすごく楽しんでる。このままの関係がずっと続けばいいのにと思わずにはいられないシーンでもあります。
でもその一方で、フランキーには暗い影が差している。妻のメアリーと気持ちがすれ違い破局。略奪してまで一緒になった妻だったのにね…。ヒット曲を飛ばしまくったことはフォーシーズンズに栄光ももたらしたけれど、自分の持つ家庭を顧みなくなってしまうという弊害も生み出していた皮肉が何とも哀しい(ツアーでの家族に重点を置いてしまう、みたいなね)。
ここはすごく緊迫したムードが漂っているのですが、あっきーとダンドイさんのヒリヒリさせるような言葉の応酬のお芝居がすごく刺さりました。
フランキーのプライベートが破綻してもフォーシーズンズの快進撃は続いていく。ところがその活動の勢いに黄色信号が灯る。それが、トミーの莫大な借金。これまでずっと俺様キャラを貫いてきた彼もさすがにチンマリするわけですが、ここのシーンはちょっと同情もしてしまうんですよね。
トミーは自分が発端となって誕生した最高のコーラスグループであるフォーシーズンズが少しずつ遠くへ去って行くかのような寂しさも感じていたのではないだろうか。彼は確かにトラブルメーカーだったけれど、フォーシーズンズで歌うことを誇りとしていただろうしその一員であることに喜びも感じていたんじゃないかな。
それなのに、ボブがどんどんグループを先へ先へと押し上げていくスピードに乗り切ることができなくなっていった(♪Walk Like a Man <恋のハリキリ・ボーイ>♪の歌詞の意味が理解できず混乱するシーンが印象深い)。自分が作った(と自負している)グループなのに、そこからこぼれ落ちていくかのような寂しさや恐怖心みたいなものがあったのではないだろうか。マサ君のお芝居からそんな気持ちが感じられて、なんだか責める気持ちになれなかった。
そしてグループが自分の理想から離れていくことに密かに苦しんでいたもう一人、ニック。温厚だった彼がトミーの破天荒さに耐えきれないと感情を爆発させるシーンは本当に胸が痛みます。タオル事件のことも確かに我慢の限界だったと思うんだけど、彼にとってはトミーが借金問題を起こしたことでグループの微妙なバランスを完全に壊されたことにショックを覚えたのではないかなと。
彼は偶然ボブがフランキーにグループとは別で二人でやりたいと持ち掛けていることを知ってしまった。この時からずっと心に違和感を抱えてきたけれど、それでも何とかフォーシーズンズのグループのなかで折り合いをつけて続けてきたと思うんですよね。それがトミーの事件で崩れたわけですから、そこでモチベーションが切れたのは仕方のないことだったと私は思います。居場所を失ってしまったかのような喪失感が彼の中にあったのではないだろうか…。
ニックがフランキーが歌う姿を横目で見詰め去る場面、大山くんの何とも言えない哀愁の籠ったお芝居に思わず涙が零れました。ニックは自分自身のことを多くは語らないキャラなので、フランキーもボブもなぜ脱退するのかが理解できなかった。彼らはニックを頼りにしていたし人間的にも愛していただけに、決裂のエピソードはホントに切なかったです…。
トミーとニックがグループを離れ、ボブもプロデューサー業に専念することになり元祖フォーシーズンズは解体。それでもフランキーはトミーの借金返済をすべて請け負うと宣言し馬車馬のように仕事をこなし歌にのめり込んでいく。フォーシーズンズの最後の方はトミーとの関係も色々あって険悪だったフランキーだったけど、どうしても彼への義理を捨てることができなかった。
それはフランキーにとって意地でもあったと思うけれど、トミーのおかげで今の自分があるという気持ちもどうしても捨てられなかったのではないでしょうか。ジップの前でその決意を語るあっきーのお芝居からそんなことを感じました。葛藤しながらも輝きを失わないあの瞳の中にトミーへの複雑な心境が見え隠れしていてものすごくグッとくるものがあった。
がむしゃらに様々な仕事をこなすなかで、実の娘・フランシーヌとの関係も上手く築けず…さらには新しくできた恋人とも別れてしまうフランキー。それでも彼は前を向く。この時フランキーは「復活だ!!」と自分に言い聞かせるように仕事に立ち向かうのですが、あっきーのセリフ回しがめちゃめちゃクールで力強くてカッコ良すぎて超シビれました!!!目のギラつき方もさらにギアアップしててゾクゾクした。
短いシーンだったけど、このシーンでのあっきーフランキーには鳥肌たたちっぱなしでした。
そんなフランキーにボブは最高の楽曲を提供する。何が何でもフランキーに歌ってほしい執念でクルーとともに業界を這いずり回るボブの熱意は本当に頭が下がる。東くんのヒゲボビー、けっこう似合っててすごい大物感出てました。
♪Can’t Take My Eyes Off of You <君の瞳に恋してる>♪
ジャージーボーイズを見て何度も感じるのですが、誰に何と言われようがこの楽曲は必ず売れるはずだと確信していたボブは本当に凄いプロデューサーだなと。現にこの歌は数十年を経た現代でも様々なところで聴こえてくる名曲で、様々なアーティストによって歌い継がれている。
あっきーの歌う♪君の瞳に~♪、一時期ちょっと彼の歌い方のクセが強くなったかもと感じてしまうこともあったのですが、今回は気持ちいいくらいに私の心の中にスーッと馴染んできました。この歌に辿り着くまでのフランキーのドラマが、あのスコーンと抜けるような歌声の中に詰まっているような気もして…ちょっと泣いた。あっきーフランキーの歌声は、明らかに客席全体の心を掴んでいました。スターの輝きそのもの。
♪君の瞳に~♪成功のあと、フランキーの人気は衰えることを知らず再び大きな脚光を浴びていく。疎遠だった娘との関係も少しずつ改善し順風満帆だった。ところが、ある日突然大きな悲劇が訪れる…。「何事にも終わりは訪れる」というセリフの重みが見ている側にもズーンとのしかかってきてホント胸が痛みました(涙)。
そこからさらに時は進み、1990年に元祖フォーシーズンズがロックの殿堂入りを果たす。久しぶりに4人が再会してそれぞれの近況を語るシーンはとても味わい深いです。
印象的なのは、トミーがフランキーの悲劇に言及し気遣う場面。グループ解体の間際、フランキーはトミーに「一度だって僕に気遣ってくれたことがあったか!?」と詰め寄るシーンがある。それに対してトミーは何も言えなかったわけですが、密かに彼の中でその言葉は堪えていたんじゃないかなと。なので、トミーがフランキーに語り掛けたあの言葉はすごくグッとくるのです。
このあと、あっきーフランキー、ちょっと感極まるような表情見せてたんですよね…。それがまた私の中ではものすごく感慨深くて。色々なことがあってぶつかり合うことも多かったけど、やっぱりフランキーはトミーのことを憎めなかったし、何より元祖フォーシーズンズの仲間たちへの愛情は深かったんじゃないかなと。そんなことに想いを馳せながら見ていたら涙が溢れてしまいました。
ラスト、4人は一人ずつモノローグを語るのですが、それぞれ内容は食い違っている印象が強い。みんな表に出せなかった言い分があったんだろうなと。それでも、最後の最後にそのバラバラのピースが見事にカチリと重なり合う。
♪Who Loves You <愛はまぼろし>♪
超個性的で考え方も違うし結局はそれぞれ違う道を行った4人。それでも、共に青春を過ごしハーモニーを奏でていたあの頃は最高だったという想いは同じだったのではないだろうか。
「溢れる愛をくれる人は誰?」
彼らは確かに”フォーシーズンズ”を心から愛していた。それを感じさせるこのナンバー。やはりこの日も涙無しには聴けませんでした(号泣)。
後述
私が観劇した日は比較的年齢層が高い方が多くいらっしゃっていて、劇中の手拍子などは少ない印象だったのですが、カテコは皆さんスタンディングですごく盛り上がりました!!
私はほぼ手元で手拍子してたって感じだったんですが、チームBLACKのハーモニーがあまりにも見事すぎて思わず惹きこまれ聴き入ってしまうというのもありました。それくらい素晴らしかった。
カテコではあっきーが♪Big Girls Don’t Cry<恋はヤセがまん>♪の振付を客席に歌いながら指南したりしたこともあって、劇場の熱気が一気に上がりとても楽しかったです。カテコのメドレーでのJB振付については前の記事に公式動画貼ってるので参考にしてみてください(私はもう体が覚えて勝手に動いてしまうんですがww)。
チームBLACK、本当に見に行ってよかった!!!ホンモノ感半端なかったです。フォーシーズンズのドキュメンタリーを見ているような錯覚すら覚えましたから。そしてあっきー、改めてすごいミュージカル役者だと思いました。あっきーのフランキーは不滅!!最高だった。
次回はYELLOWの前楽と楽の観劇を予定しています。