劇団四季ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』エルサレムver 2007.08.24ソワレ

今年の夏大いなる感動を与えてくれた「JCS」。ジャポネスク2回、エルサレム3回の合計5回通ってしまいました。やっぱり何度観ても好きな作品です。前回のオフステージイベントで「ホサナ」のワークショップをやったせいか、今回このシーンをいつもに増して熱いまなざしで見つめてしまいました・・・っていうか、手がまわりそうになりました(笑)。あれも良い思い出だったなぁ。

マイ楽は8/24ソワレでしたが、東京楽がその2日後だったせいかカーテンコールは今までの中で最高の盛り上がりでした!たしか6回くらいあったんじゃないかなぁ。今回は私もスタンディングしちゃいましたし♪柳瀬さんはじめ、キャスト皆さんの充実した表情がとても印象的でした。

主要キャスト

ジーザス・クライスト:柳瀬大輔、イスカリオテのユダ:田中彰孝、マグダラのマリア:高木美果、カヤパ:飯田洋輔、アンナス:阿川建一郎、司祭:佐藤圭一・田辺容・川原信弘、シモン:本城裕二、ペテロ:賀山祐介、ピラト:田島亨祐、ヘロデ王:下村尊則

以下、キャストについてのネタバレ感想になります。

 

柳瀬ジーザス

回数を重ねるごとにどんどん神格化しているというか…神様オーラを放っていて本当に素晴らしかったです。「誰一人分かってなどいない!」と言ったときの苦悩の表情、裏切ったユダに対する例えようもない哀しみと苛立ち・・・どれも痛いほどこちらに気持ちが伝わってきて切なくて仕方がなかったです。特にユダとの激しいやりとりは何度見ても涙が出ましたね。

それからゲッセマネも本当に素晴らしかった!この日はちょっとお疲れか声のハリが今ひとつな気もしたのですが、「見てくれ、私の死に様」のときの鬼気迫る伸ばしはビックリするほど迫力がありました。捕らわれてからのアクションもすごくて、足蹴にされた後に小石の上を転がってたのもまたビックリ(汗)。いくら本物ではないとはいえ痛そうだった…。それだけにリアリティがあったんですけど・・・まさに柳瀬さんの役者魂を見ました。次に柳瀬ジーザスに会えるのはいつかなぁ。せめてCDだけでも残してほしい!

田中ユダ

なんと、この楽週にきて新しいユダが登場(笑)。少し前までペテロを演じていた田中彰孝くんがなんとユダに!観劇前に評判をチェックしたのですが、デビューしたてということでかなり微妙な意見が多かったのである程度覚悟を決めた上で観てきました(苦笑)。

まず第一印象としては・・・「お坊ちゃまユダ」って感じかなぁ。風貌も若々しいし今まで観てきたユダとは全く違うタイプです。歌声はきれいなんだけど、演技もきれいにまとめてしまった感じで・・・なんというか、段取り通り動くのに精一杯でユダの苦悩はまだまだ表現できていないといった印象です。もっと良い意味で“汚れて”ほしいんだよなぁ。動きも少ないので終始、ボーっとした感じ(苦笑)。苦悩しているシーンでは声を張り上げて頑張っているんだけど、逆にあれじゃ喉つぶしちゃうんじゃないかそっちのほうが心配で手に汗握ってしまいました(汗)。

うーーん、なぜ、今、新人ユダデビューだったのかなぁ。もう少し前に出してあげればよかったのに。何も楽週じゃなくてもねぇ…。それに、雰囲気や声質からいって田中くんにユダ役はそもそも合っていなかったんじゃないかなぁと思ってしまいました。もう少し回数重ねればもっと苦悩したユダになるんだと思うけど・・・やっぱり最後は熱い金森ユダが見たかったなというのが本音です。

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高木マリア

この人のマリアは結局最後まで好きになれなかった…。表情があまり変化しないのでいつも能面みたいな感じに見えちゃうんですよね。歌声にもジーザスへの愛があまり感じられなかったし…。一度でいいから木村マリアを見たかったなぁ。

飯田カヤパ

ジャポネスクのペテロからエルサレムのカヤパに出世した飯田さんですが、こちらのほうが絶対合ってる気がします!歌声も終始安定していたし威厳もあってよかった!

本城シモン

お初のシモンだったんですけど・・・本城さん、最高でした!!!もう大ヒットですよ!素晴らしい!!「狂信者シモン」のナンバーのなかで“呪わせてくださいローマを”“永久の栄光と~”が迫力ある半音上がりでもうゾクゾクさせられっぱなしでした。久しぶりにあんな素晴らしいシモンのナンバー聴いたよ~!また、最後の晩餐シーンで弟子がジーザスに疑いをかけられる場面がとても印象的でした。「三度もペテロは私を知らないといい♪」とジーザスが歌ったとたんにペテロに掴みかかりましたから(笑)。いや~あそこであんな激しいシモン見たの初めてかもしれない!とても新鮮でよかったです。

それにしても「本城裕二」って名前・・・どこかで聞いたことが・・・と思ったら、昔ドラマで三上博士が演じてた役名だった(笑)。モチロンこちらの本城さんとは無関係だと思いますけど、なぜか気になっちゃいました。

田島ピラト

回を重ねていくうちにけっこう好きになってきたかもな田島ピラト。ジーザスへの死刑宣告もこの日が一番迫力あったかな。でも、やはり村さんが一番印象深い私としてはちょっと物足りなかったかも…。エルサレムも村ピラトで見たかったです。

下村ヘロデ

もう登場してくるだけで客席の雰囲気がガラッと変わるのが分かります。それほど強烈な印象を残してくれる下村ヘロデ!とにかく余裕があるし美しいし客の盛り上げどころもキッチリ分かってる。この日もいつにましてさらにノリノリな下村ヘロデ。ジーザスへの赤マント攻撃もバッチリ決まってたし(笑)そのあとの反りも最高でした!!最後は今までの中で一番熱い拍手が客席から沸きあがり、さながらコンサート会場のようでした。やっぱりあの役はジャポネスクもエルサレムも下村さんにしかこなせないなぁと思うのでした。

アンサンブルで印象に残るのはやはり西村麗子様!ホサナのときのあの反り!!!バレリーナみたいに美しい反りでございました。表情の迫力も群を抜いていて最高です!そしてこの日初めてヘロデガールな麗子様も発見。今までは下村ヘロデに心奪われて気づかなかったんですが(爆)よく見ると麗子様もそれに負けず劣らず濃く美しいガールでございました。

次は何年後に東京に来るのかな。そのときもまた絶対観に行くぞ♪

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