約2か月ぶりに石丸幹二さんのオーケストラコンサートを観にサントリーホールまで行ってきました。この日がツアー最終日になります。
サントリーホールに入ったの、何年ぶりだろう!?っていうくらいお久しぶり。一時期クラシックを聴きに行くことがけっこうあったので来たことはあるのですが、もういつだったか思い出せないほど昔の話(汗)。音響抜群なので、今回のコンサートもとても楽しみにしていました。
ちなみに、開場時間になるとホール入口の上からからくり人形が出てきて約5分間演奏してくれる仕掛けになっています。思わず動画撮ってしまった(今回貼り付けたのは画像ですが)。
これがなかなかに可愛らしいので、サントリーホールへ行った際にはぜひ開場時間5分前くらいに行って見ていただきたいです。
ホールのロビーはかなり広いです。ただ1階席のお手洗いの数がちょっと微妙でして…休憩時間20分しかないなか間に合うのか!?と心配になるほどえげつない列ができていました(汗)。左右で数が3倍くらい違うっていうのはどうなんだろうか(上手側が6個しかないらしい 苦笑)。係の人に苦言を言ってるご婦人もチラホラお見かけしましたし…お手洗い問題はどこのホールもけっこうあるもんだなと思いました。
ロビーのお花は上野の時よりも少なめでしたが、どれもとても華やかで綺麗でした。
以下、ネタバレを含んだ感想になります。
2025年08月14日18時30分開演 in サントリーホール(東京・六本木)
演奏・ゲスト・上演時間
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:円城寺雅彦
ゲスト:井上芳雄 / 石川禅、今井清隆、坂元健児
上演時間:約2時間10分(130分)※休憩20分含む
(当日は20分くらい押してたような気がします)
オーケストラは上野公演と同じ東フィルの皆さん。指揮は、石丸さんとも親交が深く今回のオケコンも全て一緒に回られていた円城寺雅彦さんです。70とは思えないお若さ!優雅でダイナミックな指揮がとても素敵でした。
2025年東京コンサート1回目(上野)の感想はこちら↓
今回は今まで参加してきた石丸さんコンサートの中で一番前方席。チケット来た時に我が目を疑ったほどww。手を伸ばせば石丸さんと握手できそうな距離感でめちゃめちゃドキドキしましたw(ちなみに最前ではありません)。クラシックコンサートは前方すぎる場所はあまり良席とは言えないと聞いているので音響の面では最初ちょっと不安もあったのですが、違和感もなく心行くまで堪能できました(もう少し後ろだったらさらに素晴らしい音を堪能できたかもですが)。
セットリスト(セトリ)匂わせレポ
この回で石丸さんのオケコンが千穐楽となっていたので、セットリストも明かして大丈夫じゃないかなと思っていたのですが…ネット公開はNGのお達しが出ていて(汗)。その理由として考えられるのが、後日発売予定の円盤のための収録が入っていたからというもの。
今回かなりの前方席だったのでカメラがどこにあるかもわからなかったのですが、ガン泣きしてる姿が抜かれてたらと思うとちょっと怖いな(苦笑)。
ということなので、今回も詳しいセットリストをここに載せることは控えようかと…。ただ全く書かないのもちょっとストレスなのでw、匂わせ程度に書き出していきたいと思います。
1幕
1幕は全部で10曲(ゲスト曲も含め)でしたが、上野公演と同じ楽曲だったのは1曲目と最後の2曲。本当に各公演違うものを選んできてたんだなぁと思いました。デビュー35周年記念の節目コンサートでもありましたし、リピーター鑑賞のことも考えて色々練られたんじゃないかなと。各地セトリ公開NGだったので他の場所で何が歌われたのかほとんどわからずじまいなのはちょっと残念でもありますが。
いやぁ…でもですねぇ…、本当に冒頭から私はボロ泣き状態でしたよ(涙)。石丸さんの歌はとても深いドラマ性が感じられるので、一気にその世界観に連れて行かれる。気が付いたら大きな愛溢れる歌声に包まれている状態。その空気感に触れると涙が溢れて止まらなくなる。もうこれは魔力と言ってもいいかもしれないw。
さらに大オーケストラとの相性も抜群。石丸さんの歌声って本当に心を揺さぶる楽器の一部だよなぁと改めて実感しました。
1曲目のス〇ピンの名曲からして素晴らしすぎて大号泣…!
その次の連続4曲は石丸さんが直感で”美しい”と感じたナンバー。上野公演の時と1曲もかぶってなかったことにちょっと驚き!!これはディスク化にあたってネタバレできないかなぁとは思うのですが…、個人的に1曲だけめちゃめちゃ胸アツなものがあってボロ泣きしました。
劇団四季時代に石丸さんが長く演じられたフランス産某ミュージカル。久しぶりに聴けた感激もあり、その役を飯田洋輔くんが引き継いだ歴史も感じた感慨深さもあり、色んな気持ちが折り重なって涙止まらなかった。
この4曲を歌い終わった後に「1曲だけ私が出演していなかった作品のものもありますが」とコメントしてた石丸さんに思わずクスっと。「私は草食動物なので呼ばれませんでした」っていうウィットに富んだ一言が最高に可愛らしくて萌えた(笑)。ちなみにこのナンバーは昨年コンサートでも歌われてましたので、本当にお好きなんだろうなぁと思いました。
この後ゲストコーナー。
チケット購入する時にこの日のゲストは昨年と同じく「おっさんず」こと禅さん、今井さん、坂健さんだけだと思い込んでいたのでww、井上芳雄くんが呼ばれてビックリしてしまった!!後からよくチェックしてみたら、ちゃんと芳雄くんの名前が載ってたww。
歌う前にちょこっとトークがありましたが、それは後ほど。石丸さんと芳雄くんのトークシーンはこれまでたしか直接は観たことがなかったので非常に貴重でございました。一番笑ったのは、芳雄くんが最初のナンバーを歌う前に「何か近況ありますか?」とやんわり石丸さんから促された時の反応www。「き、近況ですか!??今ですか!??」と狼狽えまくってた芳雄くんに思わず爆笑しちゃったよ(笑)。
その笑った後に歌われたナンバーが…、二人が唯一共演した超名作ミュージカルからの1曲。もう本当に壮大でドラマチックで涙腺大いに刺激されまくりボロ泣きに次ぐボロ泣きだった私(語彙力が追いつかない)。あぁ…早く再演してほしい!!!円盤化した時にぜひもう一度見直したいところです。
そして芳雄くんと石丸さんが時期はかぶっていないものの同じ役を演じたあの作品からも2曲。石丸さんが「聴いてのお楽しみということで」と客席にニコニコ紹介した後に芳雄くんがボソッと「でもたぶん皆さん予想がついてると思うんですけどね」とツッコミ入れてたのが面白すぎて思わず吹き出しちゃいましたwww。まぁ、ミュージカルファンだったら皆察してたよね(笑)。
芳雄くんのソロと石丸さんとのデュエット2曲続けてだったのですが、芳雄くんの表情の変化とか素晴らしかったです。全く違う役柄でしたからね。あと、オーケストラバージョンに合わせてロックな某ナンバーをノリノリながらも壮大に歌っていた姿も非常に印象深かったです。
これを歌い終わった後に石丸さんが直前に紹介間違えてしまった名称をイジって「本当に皇帝になった気分になってしまいました!」とコメントする芳雄くんww(皇太子を皇帝って紹介しちゃってた石丸さんww)。それに対して「僕はそれを予測してそう言ったんですよ~」と返しながらも”間違えちゃった!”ポーズで誤魔化してた石丸さんが可愛すぎて激萌えだった(笑)。
でも芳雄くん的には「歌うナンバーの順番を逆にしてほしかった~」というのが本音だったみたいですww。たしかにあの順番でキャラ作るの難しいよね。それを見事に歌いこなしたのは流石でした!
ラスト2曲は上野の時と同じ。おそらく各地同じだったのではないかなと思います。1幕ラストにあの楽曲を持ってくる意外性が凄い(楽曲名も含めてw)。
2幕
2幕は全部で11曲(メドレーも含む)。こちらはゲストコーナーを除いてほぼ上野公演の時と同じラインナップでした。おそらく他の各地もそれに倣っていたと思われます。ミュージカルナンバーからは4曲、それ以外の楽曲が3曲、ゲストが3曲(ミュージカル)、35周年メドレーといった構成。
どれも本当に神リストだったので何回聴いても涙が溢れて仕方ない。石丸さんによる深いドラマチックな歌声に包まれる感覚がほんと堪らないんですよ。まだ一度も石丸さんのコンサートに行ったことがない方にも是非体験していただきたいと思ってしまうほど。1曲1曲紹介できないのが本当にもどかしいのですが(汗)、ぜひ発売予定のディスクで体感してほしいですね。
2幕のゲストは昨年と同じく自称”おっさんず”の皆様w(禅さん、今井さん、サカケンさん)。サカケンさんと今井さんはちゃんと自己紹介してるのに、禅さんだけ「おっさんずで~す」しか自分のこと言わなくて後から石丸さんに「石川禅さんです」と紹介されてたのが”らしさ”が溢れまくってて爆笑しましたww。
禅さんは相変わらずほわほわしてて(そこが可愛らしくて好きっ)360度囲まれた客席に感激されてた様子。そんな禅さんの服装が全身赤だったことから石丸さんに「還暦ってことでこの色ですか?」と質問され「あ、いや、もう還暦1年過ぎちゃったしww。これはこの後歌う曲をイメージして…」とオドオドしながら答えてたのもめっちゃ面白すぎて笑いましたw。
そんな超和やかで面白ムードで始まったゲストコーナーですが…、あのナンバーが始まるとガラリと印象が変化。皆あの世界観の表情に…!!!この”おっさんず”メンバーはミュージカル『パレード』共演という共通点があるわけですが(ここはもう作品名出しちゃいます)、私はこれが特に聴きたくてサントリーホール公演チケットを確保したというのもあるんですよ。
最初の小太鼓の音色が聴こえてきた瞬間から脳裏に作品の感動が一気に蘇り、ボロボロと自然に涙が溢れてしまう。1幕でも石丸さんがこの作品からチョイスして歌ってくれましたが、本当にどこを切り取っても神曲揃いなんですよね。心を抉るような衝撃作でありながらも私の心をつかんで離さない、そんな作品。
その最初に歌われるのが、今回披露された♪ふるさとの赤い丘♪です。これをあの至近距離で思い切り浴びた私…、もう、口元抑えないと嗚咽声が漏れてしまいそうなレベルで泣きました(号泣)。圧巻なんて言う言葉では言い表せない。「筆舌に尽くし難い」とはまさにこのことです。これがディスクに入るのかと思うと…もう期待度MAX過ぎて泣きそうですよ!!ちなみにCDでは石丸さんの2022年コンサートを収めたものの中に入っていますので興味がある方はそちらも是非に。
ミュージカル『パレード』、早く再演して下さ――――い!!!!
ミュージカル『パレード』の熱すぎる私のネタバレ感想はこちら
そしてゲストコーナー最後に歌われたのが超ウルトラ有名ミュージカル『レ〇ゼ』。1幕中盤&2幕ラストに歌われる名曲に続けて1幕ラストにビッグナンバーという流れ。昨年は”民衆”がなかったので、そこからのワンデイに繋がる構成に大いに心震えました。
♪ワンデイ~♪の配役は昨年と一緒だったと思うので、その時の記事を参照してください。
これもですねぇ…本当に圧巻すぎると言いますか。指揮者の円城寺さんも「すごすぎるパワーですよね」と目を丸くされていたほどの迫力でして。この”おっさんず”だけでレミゼ上演全然できてしまうよ!!と本気で思えるレベル。しかも至近距離から浴びましたから、もう涙枯れるほど泣いたのは言うまでもありません。石丸さん曰く「ミュージカル界のバズーカと呼ばれる皆さん」でした、本当に(もちろん石丸さんも含め)。
ちなみに、このメンバーの中では石丸さんだけがレミゼ出演経験がないんですよね。歌う前に「私だけがこの作品と縁もゆかりもないんですが」と紹介してたのが面白くて吹きましたww。
この後披露されたのが、石丸さんがデビューして数年の時期に主役を任された劇団四季の某名作からの楽曲。私は再演から観たのですが(保坂知寿さんとのコンビ)、本当に素晴らしくて今でも鮮明に記憶しています。久しぶりに石丸アレックスに会えて感無量!!
初演当時は緊張のあまり冒頭から全身が震えていたそうですが、当時演出していた浅利慶太さんから「今は震えるかもしれないけれど回数を重ねていけばお前のものに必ずなるから」と激励されたエピソードを語ってくださいました。その言葉をよりどころにして頑張ったという石丸さんのコメントが何とも胸アツでしたねぇ。
2幕ラストの3曲は神曲揃い。劇団四季の名作、ホリプロの名作、石丸さんが必ずコンサートの最後に歌う曲といったラインナップ。もう心が震えまくって涙涙の連続でした!
アンコール
今年は東京公演リストには入っていないのかな~と思っていたら、まさかのアンコールに持ってきてくださった!!!石丸さんのコンサート曲の中でも3本の指に入るほど大好きな、あのディズニー映画の名作からの神曲!!!もう感激しすぎてまた嗚咽級レベルで泣いちゃったよ―――(涙)。
歌い終わった後に「題名のない音楽会でも披露したんですが(ディズニー特集の回)、ここでもまた歌わせてもらっちゃいました」とやんわり笑顔を振りまいていた石丸さんが癒し以外の何物でもありませんでしたw。このナンバーを最後にチョイスしてくださったこと、本当に感謝です!!
1曲歌い終わった後に再びゲストの皆さんが呼ばれました。一番後ろにいた芳雄くんの手には大きな赤い花束が!!これは・・・!!!と思ったら円城寺さんの指揮で東フィルさんによる豪華なバースデーソングの演奏が流れてきました。
このコンサート翌日の8月15日は、石丸幹二さんの60回目のお誕生日なのですっ!!
還暦なんて信じられませんよ、本当に。なんという爽やかな若々しさ。歌が終わった後に”おっさんず”+芳雄くんの「丸ちゃん、お誕生日おめでとうございます!」というお祝いの掛け声が。そして芳雄くんから大きな花束が石丸さんに手渡されました。個人的には、石丸さんの劇団時代からの愛称「丸ちゃん」と皆さんが呼び掛けていたのが凄い胸アツでした(サカケンさんと今井さんは同じ時期に劇団いましたしね)。ちなみに、劇団時代の石丸さんは今と変わらず本当に優しい良い人だったそうで皆からとても慕われていたというエピソードを聞いたことがあります。
花束を受け取った石丸さんはこのサプライズに感無量の表情をされていて、感慨深そうに仲間たちや360度の客席を噛みしめるように見つめていらって…その姿にまたウルウルッときてしまいました。
トークの中頃に「最初の頃は還暦で赤いちゃんちゃんこを絶対に着たくないと思っていたけど、題名のない音楽会の集まりの時に着ることになって」と苦笑いされてましたがww(意外と着心地よかったそうですww)、このお誕生日サプライズを経て「もう一回ちゃんちゃんこを着てもいいかも」なんてちょっと笑みを浮かべられていてとても癒されました。
「客席には還暦を過ぎた先輩方もたくさんいらっしゃいますし、ゲストの数人も突っ走ってるので僕もまだまだ頑張ります」と抱負を述べた石丸さん。それに対してサカケンさんが「僕はまだ」、禅さんがピョンピョンしながら「いらっしゃいませ~」みたいなリアクションww、今井さんが「走ってます(汗)」とww。そんな先輩方を芳雄くんがタジタジで見守るという何ともレアな光景でございました(笑)。
っていうか、舞台上に石丸さん、禅さん、今井さん、サカケンさん、芳雄くん・・・という並びそのものが神々しくて超レアすぎて眼福過ぎましたね!!!なかなかこのメンバーが集まった現場は見られないと思います。
はいっ!
非っ常に楽しく幸せな1日でした♪
昨日の余韻にどっぷり浸り、この写真を眺め、永遠に酒が呑めます🍶
ありがとうございました。
そして石丸さんお誕生日おめでとうございます🎉 pic.twitter.com/zO1f8esBnY— 坂元健児 (@kenji_koyata) August 15, 2025
花束を一度スタッフに預けた後、一番袖側でゲストを立てようとしてた石丸さん。それを見た芳雄くんが大慌てで「一番真ん中にいらっしゃらないと!!」と促してた光景も面白かったw。謙虚な石丸さん、そんな芳雄くんに「端っこが好きなもので」とニッコリw。あの毒舌イケイケな芳雄くんが恐縮しまくってて可愛かった(笑)。
そんな雰囲気のまま、アンコール2曲目を皆で楽しく歌い踊りコンサートは幕となりました。これもたしか上野と同じだったので全国共通かなと思います。楽しく終わるって良いですよね~。それが終わると天井から大量の金テープがパァーーーンという音と同時に客席に降り注いできました。
金テープに文字も刻まれていて、とても良い記念となりました。
トーク
石丸幹二さん×井上芳雄くん
ミュージカル界のトップスターと紹介されてちょっと恐縮しながら登場した芳雄くん。石丸さんがデビュー35周年ということでお祝いの言葉を言った後に「よく考えてみたら、僕がデビュー25周年なので…実はそんなに違わないんですよね」とコメント。デビュー年が10年しか違わないというのは私も気が付かなかった!芳雄君はデビューした『エリザベート』ルドルフ役から見ているので”もうそんなに経っているのか”と驚きました。
二人は東京藝術大学の先輩と後輩にあたります。石丸さんは芸大生の時に劇団四季のオーディションに合格して『オペラ座の怪人』のラウル役でデビューされたということで、「石丸さんに倣って在学中のデビューを僕も目指してて何とか達成できてよかったです」と芳雄くん。
実は二人が師事していた大学の先生が同じだったそうですね。で、芳雄くんがエリザのオーディションに受かってデビューする時にその先生に学校に行けない報告もしたと。この時に先生から言われたのが「石丸の例があるからなぁ~~、仕方ない」だったらしい(笑)。
その後石丸さんが芳雄くんと歌う曲の紹介をしたのですが、その前にもっともらしく「歌う前にですね」と挟んだので芳雄くんが身構えたんですよね(笑)。そしたら「近況教えてください」というやんわ~~りとした意外な一言だったもんでwwwその時の芳雄くんの狼狽えっぷりが本当に超ツボでしたわ(笑)。いつもは毒舌グイグイでオモロすぎる芳雄くんが、石丸さんという先輩の前で翻弄されまくってるの、何ともレアすぎる光景でございました。
ちなみに芳雄くん曰く、エリザベートの稽古はもうすぐということでこの時点では「お盆満喫中です」と。いや、でもけっこう働いてる気がするけどね~。少し休めてると良いんだけど。
2曲目と3曲目のゲストパートが終わった後、かな~り恐縮しながら退場する芳雄くん。その背中を見送った後、「今日はすごく腰が低い芳雄くんですけど、いつもはもっと違うんですよぉ~」とニンマリww。ミュージカルファンはその言葉を聞いて「はい、知ってますw」な空気(笑)。でも最後にちゃんと「とても素敵な後輩です」という言葉も忘れない石丸さんの優しさにもホッコリしました。
1幕最後の方で物販についての宣伝をする石丸さん。特典でついてくるカードへのサインは直筆という事でしたが(私は上野で購入したので今回はパスさせていただきました)、会場ごとにペンの色を変えていたそう。今回はランダムの色を使ったということどの色が出てくるかはお楽しみとニッコリされてました。
で、2幕明けた時に物販コーナーが盛況だったことを聞いたという石丸さん。嬉しそうにやんわり「ありがとうございます」とお礼コメントされてて、それだけでも癒されちゃいますね。
石丸幹二さん×おっさんず(石川禅さん、今井清隆さん、坂元健児さん)
登場した時から独特の雰囲気があった”おっさんず”の皆様(笑)。特に禅さんの少年のようなピョコピョコした動きが相変わらず可愛らしいw。サカケンさんは自己紹介で「おっさんずの一番の若手」とコメントw、今井さんは「おっさんずの最長老」とコメントww、禅さんは「おっさんずでぇす」とマイペース(笑)。三者三様の個性を石丸さんが「よろしくおねがいしまぁす」とやんわり笑顔で迎えるという、もうのっけから最高ですわ、皆様ww。
年齢の話にもなって、「皆さんとてもお若い」と切り出した石丸さんでしたがサカケンさんを見ると「ケンちゃんはホントに若いけどね」とフォローw。それをサカケンさんがウンウンと頷いて反応(笑)。こういうやりとりも面白かった。禅さんは還暦+1年、今井さんは還暦+7年ですね(ちなみにサカケンさんは還暦-7年)。
面白かったのは今井さんが石丸さんの紹介する作品名を聞いて頷きながらもボソっと「忘れちゃったかも」みたいな不安を呟いたことww。その直後にあの圧巻の歌いっぷりは神!!!
パレードの歌の後にそれぞれの近況をと尋ねる石丸さん。サカケンさんは昨年と同じく淡路島でやる舞台の宣伝。場所的にちょっと遠いことがネックとなりなかなか人が来てくれないということで(汗)「どうか淡路島にきて下さ~~い!!」と今年は懇願モードになってましたw。
おそらくこの公演のことだと思います。興味のある方は是非に!
今井さんの次の作品は『デスノート』。そろそろ稽古に入られるということでした。禅さんは「ちょっと前までドラァグクイーンやってました」とまず報告(ミュージカル『ジェイミー』ですね)、大きな拍手が起こりました。興味あったんだけどついに観に行けなかった。12月に『サムシングロッテン』出演が決まっているということで、自分の役についてもちょこっと説明。すると石丸さんがちょっと心配そうに「それ言っても大丈夫なやつですか?」みたいに質問されてw。これにハッとした禅さんでしたが「分らないけどたぶん、大丈夫」と曖昧な回答されてました(笑)。
ということで、今年も楽しすぎた石丸さん×おっさんずでした。ちなみに呼び方としては、禅さんは「禅ちゃん」、今井さんは「キーヨ」、サカケンさんは「ケンちゃん」といった感じ。気心が知れた皆様ということで終始楽しくとても微笑ましかったです。
あと、2幕のメドレーが終わったあと。このメドレーは基本的にはこれまで石丸さんが出演されてきた”ミュージカル”の楽曲を繋ぎ合わせたものになっているのですが、冒頭だけ”ストプレ”音楽が入ってるんですよね。それについては、コンサートに来てくれるお客様の中にはミュージカルをあまり知らない人もいるだろうから、その方たちに分かりやすい楽曲を一つ入れたくてということだったようです。”あの曲”がメドレーに組み込まれたのはそういう事情があったんだなと。こういうところにも石丸さんの優しいファンへの気遣いが見えてなんだかホッコリしました。
カーテンコールは3回くらいあったかな。最後は石丸さんの特大の投げキスで〆。とてもとても幸せで楽しい素晴らしいコンサートでした!!
ケーキの写真も🍰#オーケストラコンサート2025#石丸幹二 https://t.co/ENGgELi6MU pic.twitter.com/dI0t2IHfif
— 石丸幹二 (@team_kanji) August 15, 2025
改めて石丸幹二さん、お誕生日、そしてデビュー35周年おめでとうございました。まだまだ爽やかでお若い石丸さんのさらなる活躍を願い、これからも応援していきたいと思います!!