シス・カンパニー公演『ケンジトシ』大阪公演 2023.03.07マチネ

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シス・カンパニー公演の舞台『ケンジトシ』を観に大阪遠征してきました。

昨年の中村倫也くん主演ミュージカル『ルードヴィッヒ』(詳細レポはこちら)を観た時、やっぱり彼の芝居は最高だと心が震え…次の作品も絶対見たい!というテンションのまま今回の舞台のチケットを確保しました。
東京ではシアタートラムという小劇場での公演だったということでチケット戦線は結構厳しかったかもしれません(トラムは1回だけ行ったことがあるけど220席くらいしかなくて客席と舞台の距離がかなり密)。それに比べると大阪公演はサンケイホールブリーゼということで900席以上とキャパ的にはかなり広くなりました。私もそれで拾ってもらえたかな…と(汗)。けっこうな後方席ではありましたが、意外と見やすい劇場なのでストレスはなかったです。

っていうか、ブリーゼに来たのっていつぶりだろうか!?遡ってみたら…最後に来たのはコロナ禍前の海宝直人くんのコンサートに来た時だった(詳細はこちら)。気になる演目はちょいちょいあったものの、なんとなくコロナ禍もあってか演目を選ぶようになりブリーゼからは足が遠のいてしまった。

ただ、広い劇場で音が響くのでほぼ静かなシーン続きの今回は物を落とす音や咳払いの音がけっこう目立ってはいました。まぁ、生理現象は仕方がないけど(花粉の季節だし)観劇前に荷物が落ちないように配慮するとかはしてほしいかなと思います。スマホの音やお喋りといったことは論外(幸い私の席周りではいなかったけど、大阪公演中にこれに関する苦情の声が多かったらしい)。舞台は家でテレビを見てるのとは違うというのを肝に銘じていただきたいです。

以下、ネタバレを含んだ感想になります。

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2023.03.07マチネ  in サンケイホールブリーゼ(大阪・北新地)

キャスト

  • ケンジ(宮沢賢治):中村倫也
  • トシ(妹):黒木華
  • イシワラ:山崎一
  • ホサカ:田中俊介
  • コロス:河内大和、野坂弘、依田朋子
  • ヴィオラ演奏:徳高真奈美

舞台上に流れる音楽は9割が徳高さんが奏でる美しいヴィオラのソロ演奏でした(1割ちょっとは録音源も交じってきます)。宮沢賢治の繊細な世界観を見事に表現していて素晴らしかったです。

また、河内さん野坂さん依田さんは不思議な存在としてあり続けていて。宮沢賢治の詩の朗読もよく声が通り聴き心地がよかった。時々賢治からペットのように可愛がられるシーンとかあって微笑ましかったです。2020年当初は5人のコロスで演じられる予定だったようですが、色々とスケジュールの都合もあったからか3人になっていました。

あらすじ・概要

この作品は劇作家の北村想さんが宮沢賢治とその妹・トシ(とし子)の絆を描いたオリジナルの物語です。本来であれば2020年6月〜7月に東京と大阪で公演されるはずだったのが、コロナ禍の煽りを受けやむなく中止・無期限の延期となってしまいました。そこから約3年の月日を経て満を持してのリベンジ公演ということになります。私は当時この公演のことを知らなかったので、こうして出会えたことは幸運でした。

シス・カンパニーと演出家の栗山民也さんは2012年にもタッグを組んで宮沢賢治をテーマにした舞台を朗読劇として上演していたとのこと。その頃から賢治に向き合ってきたということで、今回は念願の物語としての舞台化ということになったのではないかなと思います。

イントロダクション

大地の土塊から天空の星々に至るまで、その創作の翼を広げた宮沢賢治。
喜びのときも苦しみのときも、常に日本人の心に寄り添うかのように語りかけてきた賢治の言葉の数々。その賢治の傍らには、彼の良き理解者と言われ、精神的な支えでもあった妹トシの姿が…。
賢治の詩作にも登場する聡明で信仰篤き妹は、最先端の女子教育を受けた才女であり、賢治の創作インスピレーションでもあった。

<公式HPより抜粋>

宮沢賢治と妹のトシに関するエピソードとしていちばん有名なのが賢治の詩『永訣の朝』での一節。若くして重い病の床にあったトシが熱にうなされながら賢治に「あめゆじゅとてちてけんじゃ…」(雨と雪を持ってきて)と訴える言葉はあまりにも切なく悲しく…読む者の心を締め付けます。
これをベースにした物語はこれまでも映画やドラマ化されてきたので目にしたことがある人も多いかもしれません。

鈴木亮平 (出演), 石橋杏奈 (出演), 御法川修 (監督)

個人的には鈴木亮平くんが主演したWOWOWドラマの『宮沢賢治の食卓』が印象深いです。今回の舞台作品はちょっと精神世界な雰囲気が強かったので、賢治とトシの関係をしっかり見たい方はこのドラマをチェックしてみるのもいいかもしれません。

舞台の上演時間は1幕もの約1時間35分(休憩なし)です。静かなシーンが多く席を途中で立ちづらい雰囲気が強い作品だったので、開演前のお手洗いGOは必須。

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全体感想

初めて観る作品の時には事前に情報をあまり入れないようにする派ではあるのですが、今回は1度きりの観劇という事もあったので直前にある程度の流れをチェックしてから行きました。

いやぁ…、最初に思い描いていたものとはだいぶ違ってたなぁというのが見終わってからの素直な感想。宮沢賢治と彼の最愛の妹であるトシとの物語であることは変わりないんだけど…、シンプルに人生を辿っていくストーリーではなくて独特の精神世界を漂いながら二人の心象に触れていくといったとても抽象的色合いの強い作品だったかと思います。もしかしたら、宮沢賢治について全く何の知識もなく見に行ったら…けっこう痛い目を見る人もいるんじゃないかと。
私は宮沢賢治についてはだいぶ昔にその人生を描いた映画を見たり『銀河鉄道の夜』に触れたりしたことがあったのでなんとなくは”こういう人”という朧げな知識があったのですが、「物語」を見るつもりで今回の舞台を見ていたら混乱していたかもしれません(汗)。やっぱり1度きりしか行かない演目は予習も必要だなと思いました。

事前にチェックしたSNSなどで宮沢賢治の詩集である『春と修羅』を知っているとなお理解が進むかもという情報を得たので、ネット検索してその中にある永訣の朝」青森挽歌」は読んでいきました。”永訣の朝”はトシの最期の様子を綴ったものとしてかなり有名な作品なので以前からなんとなく知っていましたが、”青森挽歌”は全く知らなかったので非常に興味深かったです。これは、賢治が青森へ旅に出た時の詩で随所に最愛の妹を失った彼の悲痛な心情が読み取れるもの。
劇中でいくつか賢治の詩を朗読する場面が出てくるのですが、トシへの気持ちを綴ったこの2作品はこの作品の中でもかなり肝になっていたのではないかなと思います。

板の上はものすごくシンプル。セットらしいセットは殆どありません。途中で椅子と机が出てくるくらい。舞台正面には巨大スクリーンがあって、賢治の詩が朗読される場面になるとそれをイメージしたかのような抽象的映像が流れそこに文字が刻まれていくといった感じでした。
6つのテーマを軸に賢治とトシ、彼らの理想や仏教の教えなどが描かれていくスタイル。作品そのものがまさに”詩”だったんじゃないかなとすら。

時間軸は正直なところよく分からなかった。最初の場面で軍服を着たイシワラが現れ賢治とトシに出会うのですが、彼はその後トシが亡くなったことを語っているので現実に起こっている出来事ではないことを見ている側は悟るんですよね。そこからしてちょっと「今のは幻??」みたいな狐につままれたような気持になってしまったのですが(汗)、もうそんな感じのシーンがいくつも登場してくる。そもそもイシワラは賢治と本当に会っているのかという事すらはっきりしない。でも彼らは確実に存在しているわけで…みたいな。
事前にチェックした情報の中で”時間軸を追うように見ないほうがいい”といったような書き込みを目にしていたのですが、なるほどなと思いました。あの舞台の中にはたぶん、”時間”そのものが存在していなかったような気すらします。賢治の心の風景をイシワラとホサカと一緒に覗き見しているといった感覚が一番近いかなぁ…。

私にとって今回一番脳がフル回転したのが「法華経」に関するくだり。宮沢賢治は法華経の熱心な信者であったとされている人物という事もあって、この作品の中でその思想や理念みたいなことに関してかなり熱く語られるシーンが出てきます。
言わんとすることはおぼろげながら理解できる部分はあったのですが…、トシとイシワラが法華経について語る場面はちょっと重かったかなぁと。仏教について学んだことがある人は分かるシーンかもしれないのですが、ズブの素人に近い私にとってはあまりにも哲学的すぎて正直疲れてしまった(苦笑)。でも、戦争に向かう時代を生きていたイシワラにとって法華経の教えというものが彼の心に大きな影響を及ぼしていたのかなというのはなんとなく伝わりました。彼自身も法華経について完全に呑み込めているわけではなかったっぽいし、「分らない」ことはそれはそれでいいとも思った。劇中でも「分らない」というワードがよく出てきましたしね。

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一番心に沁みたのはやはり賢治トシの関係。今回の作品を観て、なぜ「ケンジトシ」というタイトルだったのかがなんとなく理解できたような気がした。このタイトルには、名前と名前の間に接続詞の”と”という文字がない。つまり、二人は一心同体のような存在だったのではないだろうかと。特に賢治のトシに対する想いはあまりにも深い。彼はおそらくトシという存在があってこそしっかりと大地に足をつけて生きることができたのではなかろうか。

最初の方のシーンでトシが賢治の詩をインドの先生の前で披露したと嬉しそうに語る場面があります。でも、この詩はトシが亡くなった後に賢治が綴った「青森挽歌」なんですよね…。この場面はおそらく、賢治の妄想の中で生きるトシを描いたものだったのではないだろうか。その中で最愛の妹は生き生きとした姿で無邪気に笑いながら生きている。そう感じられた時、ものすごく切なくなってしまった。

そして「永訣の朝」が朗読されたのち、賢治の中に妹との哀しい別れの日を思い起こさせるような森の中の吹雪の光景が浮かんでくる。激しく吹きつける雪に立ち向かう兄と妹の姿は、まるで迫りくる「死」の世界から必死に逃れようとしているように見えた。挫けて倒れこんでしまうトシを必死に守り導こうとする賢治…。でもやはりどうにもならなくて…、別れを覚悟した妹は兄に”教え”を説く。その中で彼女は「見えないけれども見えている」と語っていたかと思います(潤覚えだけど 汗)。これがなんだかすごく心に響いたというか…賢治のその先を生きるための指針になる言葉のようにも聞こえたんですよね。
そして最後に、「通信は許されているのよ」と言い残しトシはその場から消え去ってしまった。この言葉は舞台のテーマタイトルにもなっているのですが、賢治の詩にも絡んだものでもあって。「青森挽歌」のなかで彼は”なぜ通信が許されないのか”と綴っている。そんな最愛の妹の声を欲して彷徨う賢治の心に、彼女はそっと「もっと語りかけていいのよ」と優しく寄り添っているように聞こえてきてなんだかすごく泣けました(涙)。詩のなかでは賢治がトシへの想いの置きどころがなく一人で堂々巡りをしているような印象があったので、なんだかちょっと救われたような気もしました。

賢治がトシとの別れの日を思い返している時、彼女の魂はゆっくりと静かに賢治の元から離れていこうとする。去り行く彼女に「自分もやがてはそこに行くから」と泣きながら語る賢治の姿はあまりにも痛々しくて胸が張り裂けそうになりました(涙)。そんな兄の元に、またそっと寄り添うように無邪気な笑顔で帰ってきたトシの場面も温かくて泣いたなぁ。
この場面を見て、私はすごく「死」というものを身近に感じたんですよね。自分の年齢はおそらくもう半分も残されていないだろうと実感してから時々「死」について漠然と考える時間が増えました。賢治がトシの死後にたどった道について”あいつはこんなさびしい停車場をたったひとりで通っていったのだろうか”と綴る一節があって(劇中にも出てきた)、あるかどうかも分からない死後の世界について想い巡らずにはいられなくなった。もしその時が来たら、私は誰かと「通信」するのだろうか。できるのだろうか。そこに広がるのは賢治の描くイーハトーブのような理想郷なのだろうか。

トシの死後、賢治は「銀河鉄道の夜」を書くことになりますが、この物語はきっと彼女に捧げる意味合いが大きかったのだろうなと思います。死後の世界へ向かう道中が少しでも賑やかで清らかで美しい景色が広がっていますように、といった祈りが込められていたのではないかなと…。

賢治とトシのこの世での別れは本当に身を切るほどの辛さがあっただろうけれど、この作品にはそれだけではない新たな温かい光も見えたような気がしました。「見えないけれどそこにはある」というセリフがこの二人を象徴しているようにも思えたかな。

物語の最後の章で、賢治はイシワラと自らが構想した”イーハトーブ”(理想郷)について語り合っていました。賢治の傍らには元気だったころの学生服姿のトシがいる。彼女はイシワラに「犠牲はよくないことだ」とキッパリと語りますが、そのことの意味は分からないという。イシワラの生きた時代は戦争時代と被っているので、”犠牲”の概念について考える場面が出てきたのかなと。正直私にも、”犠牲”になることの意味は分かりません。
このエピソードに乗せて登場する賢治の詩『やまなし』。この中に登場する”クラムボン”という謎の生き物の一生が読まれるわけですが…、これもよく分かりません(汗)。ただ、トシが語った「ただ生きて、ただ死ぬという単純なこと」という言葉はとても印象的だった。それが一番難しいから菩薩は今も修行していると笑う彼女。ちなみにこの時、トシは東北弁ではなく標準語に近い言葉で語っているんですよね。賢治の中で浮かんだトシの魂がそう言っているのかなと思いました。

最後のシーンで賢治が語った”言葉”は、もしかしたらトシが言わせたものだったのかもしれない。この舞台の中にいる宮沢賢治は、たしかに、”ケンジトシ”、でした。

いやぁ…、今回は本当に感想を書くのが難しい演目だったな(汗汗)。周囲にはちらほら集中力が切れてしまった方もいらっしゃったけど(気持ちは分かる)、私はもう色んなことがフル回転で頭の中巡ってしまって…考えもまとまりきらなかった部分は大きい(苦笑)。取り留めない文章になっちゃったので、読む方もよく分からないかも(汗汗)。ごめんなさい~~。

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主なキャスト感想

ケンジ(宮沢賢治):中村倫也くん

今回の演目は演じるうえでも本当にかなりハードルが高かったと思います。それでも、賢治の繊細な心の内側を見事に表現してくれた倫也くん、本当に凄い役者だと改めて感動しました。

最初に登場してきたときの姿なんか、本物が現れたのでは!?と錯覚したくらい宮沢賢治の雰囲気を纏っててビックリしましたからね。あの有名な俯いて歩く賢治の写真と驚くほど重なって見えた。あの瞬間から最後まで、倫也くんは「宮沢賢治」でした。

最初にトシの前で見せる表情はとても柔らかくフニャッとした笑顔でとても愛らしい。純粋で兄なのに弟のような頼りなさも垣間見える。最初に登場した時の暗い影はいったいどこへ消えたのかと思うほどの切り替えっぷりが素晴らしい。
トシの存在が自分から離れていかないように必死に引き留めようとする雪道の場面も印象深いです。子供のように泣きじゃくりながらトシを繋ぎとめようとする姿はあまりにも痛々しく頼りない。ボロボロと泣きじゃくりながらトシへの想いを告げる場面は見ているこちらも思わず涙してしまうほどの熱量で…。あの時、ケンジにとってトシはまさに彼が生きるための生命維持的存在でもあったのではないかなと思いました。

そしてクライマックスではトシの魂に寄り添いながら生きる姿がそこにはあって。どこか悟りを開いたかのような…、これまで見てきた彼とはまた違ったバージョンになったような雰囲気だった。トシの姿が目に見えなくなってからの賢治のその後の人生が想像できるような感じ。こういった繊細な表現力も本当に素晴らしいです。

叶うならばいつか、宮沢賢治としての人生のドラマを描いた作品での彼も見てみたいなと思いました。

トシ(妹):黒木華さん

華さんはドラマでのお芝居が本当に素晴らしくて、今回初めて生の舞台で見れるのを楽しみにしていました。いやぁ…ほんと、すごかったです。言葉にするのが難しいんだけど…、トシの魂がそこに宿っているのをリアルに感じるようなそんなお芝居でした。

兄の前で見せる快活でピュアで明るいトシはまるで彼の太陽のような存在。賢治が彼女を特別な存在として心を寄せる気持ちがよく分かる。語る東北弁も可愛らしく、無邪気でピュア。
かと思えば、イシワラの前ではそれと同一人物とは思えないような大人の女性の姿で登場する。キリッと男前にも見える華さん演じるトシが語る法華経の話は内容を理解するのは難しいけれどもとても明朗で説得力がありました。

吹雪のなかを賢治と寄り添いながら歩いていくシーンの時のトシは弱々しくもどこか明るく温かい。嘆き悲しむ兄の後ろで「通信は許されているのよ」と語りかけた時の優しい笑顔には思わず涙が出たし、その後兄の体に離れがたい気持ちのままピタッとくっついている姿もめちゃめちゃ切なかった。
ラストシーンでは理想郷について自らの意見をしっかりと述べる魂の存在を熱演。兄の気持ちをそっと後押しするような優しさと明るい方へ導いていくかのような表情がとても印象深かったです。

華さんの舞台、今後も機会があれば観に行きたい。

イシワラ:山崎一さん ホサカ:田中俊介くん

イシワラ役は2020年当初は段田安則さんがキャスティングされていたようですが、今回は都合が合わなかったからかキャストが変わり山崎一さんが演じられていました。

山崎さんが演じるイシワラは軍服を着ていて一瞬とても怖い人に見えるのですが、そうではなくてどこか生真面目でかつユーモアも持ち合わせているような雰囲気がありました。戦争に向かう時代の中で、自分はどう生きるべきかを模索し賢治が信仰した法華経について理解を深めようとするシーンは難しかったけれどとても印象深かったです。
でも個人的には、賢治とトシの心象風景の中でのやりとりを枠の外からそっと優しく見つめている表情がとても素敵でジーンときたな。

ホサカはイシワラの助手で彼に言われたことを正確にメモをするといった役どころ。田中君は初めましての役者さんでしたがとてもよく通る声で、なおかつ引き締まった筋肉質の体格が素晴らしくて目を惹きました。
見た目はちょっと武骨な感じなのに実はとってもピュアで、イシワラの一言一言を忠実に「〇〇、記録っ!!」とか「○○、抹消!!」とか言いながら一生懸命ペンを走らせてる姿がとても愛らしかったです。その合間合間で「〇〇ってどういう意味ですかね?」と恐る恐るイシワラに尋ねる姿も萌えたw。あれはたぶん、私たちの心の声を代弁していたようにも思えたかな。

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後述

倫也くんのお芝居が見たくて確保した舞台でしたが、これまで見てきた彼の出演した作品の中でも一番実態が掴めないものだったなと思います(汗)。彼のお仕事の選び方がバラエティに富んでいてすごい。こうやってどんどんお芝居の引き出しを作っていくんだろうなぁ。
でも次に舞台出演する時は、もう少しわかりやすい奴を選んでもらえるとありがたいというのが正直なところですw。倫也くんのお芝居はできるだけ見ていきたいのでね。

今回の作品は出演人数も少ないので、それぞれの役者さんの技量がものすごくリアルに伝わってきました。内容的にはちょっと精神世界を描いた感じで掴みどころのない印象が強いのですが、皆さん本当にしっかりとした意志を持ったお芝居で魅せてくれて非常に見応えはあったと思います。これは確かな演技力を持った役者ではないと太刀打ちできなないんじゃないかな。そういった意味でも、みなさん本当に凄かった。

 後日WOWOWで放送されることも決まっているので、その時にもう一度考えながら見てみようかなと思います。

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