ミュージカル『ファントム』 2010.12.09大千穐楽カーテンコール

無事に大阪から戻ってまいりました…が、一日経った今でも何もしていない時には涙が出てきてしまうほどの喪失感に見舞われております(汗)。新幹線(こだまだったので東京まで約4時間w)の中でも自然にポロポロ涙が出てしまったり…かなりの異常な状況。

そうまでなってしまうほど、私個人としては大沢たかおさん主演の『ファントム』に入れ込んでおりました。大阪での最後の3日間公演を連続して見てきましたが…これ以上ないと思えるほど本当に幸せな3日間でした。千秋楽の日の朝などは終わってしまうという寂寥感と楽への緊張で急な腹痛に見舞われ大変なことになってしまったほど(爆)。いかに自分がこの作品に…大沢さんのファントムに深く想いを寄せていたのか思い知ることとなりました。

さて当日のロビーの様子ですが…まずビックリしたのがグッズ売り場。前2日間は売り切れは出ていたものの開演前でも時間が経てば以外とすんなり購入できそうな雰囲気だったんですが、大楽ということもあってか札が出るほどの大行列ができてました。

売れ行きも大変好調だったようで…大沢さんのカレンダーとクリアファイルは早々に売り切れ、さらにはポストカードの“シャンドン伯爵セット”と携帯ストラップと杏ちゃんのCDが開演前に完売になってました。パンフレットのほうも飛ぶように売れてましたよ。さすがは大楽。


ちなみに私は…迷いに迷っていたチケットホルダーをお買い上げw。

さらにはUSBメモリもお買い上げw、そして大阪の記念に東京とは同じものだと知りつつ保存用としてパンフレットとポストカードの”ファントムセット”をお買い上げ(爆)。ストラップ以外はほぼファントムグッズ制覇してしまった…。これも思い出。

今回の座席は大沢さんのファンクラブ枠で取ってもらったのですが、下手サイドブロックながらも全体が見やすく、重要なファントムのシーンなどはかなりよく見えたし前の人の頭もまったく気になることなく快適な環境で堪能することができました。前々楽と前楽は上手席からの観劇だったのでバランスとしてもちょうどいい。周囲の観劇マナーもよかったし、最高の千秋楽観劇ができました。

思い入れが深い分かなり長い報告になりそうなので今回は記事を2つに分けようと思います。興味のある方はお付き合いください。

 

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まずはカーテンコールについてご報告を。

最後の一音が鳴る前から大きな拍手が沸き起こり、次々に起こるスタンディング。大沢たかおさんが出てきた時には全員が立ち上がってました。私はあまりにも号泣しすぎてすぐには立ち上がれない状況だったんですが(汗)大沢さんが出てきた瞬間は涙を拭きつつ弾かれたように立ちました。

大阪公演3日間見てきましたがどの日にちもほぼオールスタンディング。そのなかでも大楽はかなり早い段階からの盛り上がりになってました。

2回目くらいのカーテンコールの時に大沢さんが爽やかな笑顔で一歩前に出て挨拶。東京千秋楽でもあったときいていたのですが、大阪の大楽でも大沢さんがキャスト一人一人を紹介し一言ずつ挨拶するといったセレモニーが行われました。

その紹介の前に大沢さんが

「僕の愛する…僕の一番の大切な宝物です」

と語っていたのが私の心にジーーンと響きまた涙が溢れてしまった(涙)。本編の感動での涙をまだ引きずってるのにさらにカーテンコールでも泣かされるとは…。座長としてここまで一緒に演じてきたカンパニーのことを「宝物」と言えるって…本当にとっても素敵なことだと思う。いかに大沢さんが仲間のことを信頼して大切に思っていたのかがあの言葉でものすごくストレートに伝わってきました。

最初に女性アンサンブルさんたちが大沢さんに呼ばれて舞台前に一列に勢ぞろい。その時に大沢さんが「それではまず女子を」と言ったので会場からは笑いが(笑)。これに対して「なんで笑うんですか」と切り替えしてる大沢さん。さらには「前のほうであまりオペラグラス使って見ないで、けっこう恥ずかしいから」みたいなことも言ってたかな(笑)。こんなふうにファンと普通にコミュニケーションできるんですよね、この方は。

で、大沢さんがなんと一人ずつ名前を紹介していくんですよ。自分で自己紹介して挨拶するっていう光景はよく見かけましたが、座長自らカンパニーの名前を全て紹介していくスタイルはあまりお目にかかれません。

いかに大沢さんが仲間を大切に想ってきたのかがひしひしと伝わりました。名前を紹介された方は一言ずつ挨拶をしていくみたいな形で行われたんですが、その連携がうまく行かない一幕もあったりして大沢さんがオタオタする一面も(笑)。そんなところもご愛嬌で和みました。

皆さん舞台が終わった後で胸いっぱいなのかコメントは短めだったのですが、杵鞭さん

「長い間舞台をやっていますが袖で見ていて震えるという体験を今回初めてしたので思い出深いです」

といったような言葉を残していたのが印象的でした。それから荒木さんだったかな。彼女の感謝のコメントのあとに大沢さんが「彼女はマキシム(ソロで歌うシーン)があるのですがいつも一所懸命練習して頑張ってくれました」と補足していたのも感動したなぁ。

あと千葉さんに関しては彼女のコメントのあとに「宝塚を退団してこれが初舞台だったんですよ」とも補足してた。

一人一人の仲間と、大沢さんがいかに誠実に向き合ってきたのかが垣間見えた素敵な女性アンサンブル紹介だった。その想いを女性アンサンブルさんたちもしっかり受け止めてたというのも伝わってきました。もうそんな光景見ているだけで涙がまたあとからあとから…(涙)。

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続いては男性アンサンブルさんの紹介。かなりたくさんいるので大沢さんが「もしかしたら本編より長くなっちゃうかも」と口走ってて客席からは笑いが巻き起こってました(笑)。こちらは皆さんユーモア溢れててとても楽しかった。

角川さんは紹介されるや否や「大沢親分、ばんざいっっ!」と叫んでました(笑)。いやほんとにそんな気持ちだったんだと思いますよ。すると大沢さんが「毎回チケットの観客で楽しませてくれました」と補足してくれてました。

阿部くん「大沢さんに何とか追いつこうと頑張ったら、間違って全裸になってしまいました」と言ってて客席大爆笑(笑)。大沢さんも後ろで肩震わせて笑ってました(笑)。

ブケー役だった佐々木さん「毎回大沢さんに殺してもらって光栄でした」とコメントして笑いを誘ってましたが、それに関して大沢さんが「最初の頃は殺される時にワーッて声出してくれてたのに途中から喉を心配したのか“フォゥ”ってマイケルジャクソンみたいになってたよね」と指摘してさらに客席が爆笑(笑)。もう、大沢さんはそれはそれは楽しそうに語ってましたよ。

中西さん「何か面白いこといわなきゃいけない雰囲気だなぁ」と零しながら「ありがとうございましたぁぁぁ~~」とオペラ風に挨拶して会場を沸かせてましたね。

それから田中君だったかな…「よしつぐさんの全裸を止められなくて本当にスミマセンでしたっ」と謝っていて会場大爆笑でした(笑)。警官役でよしつぐくんと一緒に出てきましたからね(笑)。

男性アンサンブルの皆さんはテンションがかなり高くて楽しいコメントがたくさん。キョウヤくんなどはちょっと感極まっていたようでしたが全体的にとても楽しい挨拶で、大沢さんもとっても楽しそうにしていたのが印象的でした。

そしてプリンシパルキャストの紹介。

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ルドゥ警部@中村まことさんは、大沢さんが「僕が本当に信頼して支えてもらった人です」みたいな感じで紹介していたのが印象的でした。その中村さん、何と1週間後にご自分の劇団での出演が控えているそうでかなり大変な状況なんだとか。でも

「今回大沢さんがリベンジだと言ってまたファントムに戻ってきてくれたけど、なんとかまたリベンジだと言ってもらえるようにならないものかと念じながらここまできました」

みたいなコメントをしていて会場を沸かせてたのが印象的でした。大沢さんのファントムがまた再び観たいと思っているのは私達だけではなくキャストの方もそう思ってたんだなぁと…なんだか感慨深い想いでした。

ジャン・クロード@永井克さん

「初演から参加しているけど再演では前回連れて来れなかった子供に観てもらうことができてとても嬉しかった」

と語っていたのが印象的でした。

アラン・ショレー@石橋祐さんはちょっと感極まりながらも

「私生活では失敗しましたが、劇中ではこんな素敵な奥さんをもらえて本当に幸せでした」

みたいなことを語ってみんな大爆笑。大沢さんも「そんな私生活のことまで明かさなくてもいいですから」とツッコミ入れてて笑えました(笑)。

シャンドン@海宝直人くんは2日前に楽を迎えていましたが、大楽ということで衣装に着替えて挨拶の場に来てくれました。「マイクついてないですけど」といいつつも舞台俳優らしい大きくハッキリした声で「素敵な時間を過ごさせて頂きました」と挨拶していたのが印象的でした。

もう一人のシャンドン@古川雄大くんはそれを受けて「出演したのでマイクついてます」と冒頭に宣言したものの照れてしまって会場大爆笑(笑)。

「周囲の人たちにとても良くして頂いて素晴らしい時間を過ごすことができました」

とあとから挨拶してました。

カルロッタ@樹里咲穂さんは石橋さんのコメントを受けて

「私のためにこんなに泣いてくれるだんな様がいて幸せでした。私生活でもこんなだんな様を見つけたいと思います」

と語って会場を沸かせてました。

キャリエール@篠井英介さんは大沢さんに何か一言と向けられてもなかなか恥ずかしがってコメントをしづらそうだったのですが、舞台の挨拶というよりかは

「来年が皆さんにとって良い年になりますように」

と年末の挨拶をされて会場も大沢さんも大笑いでした(笑)。

クリスティーン@杏ちゃんは紹介されてからいろんなことが頭を過ぎったのか途中で泣き出してしまって大沢さんが頭をポンポンと撫でてあげる一幕がありました。たしか2年前の初演でも徳永えりちゃんが号泣して大沢さんが慰める一幕があったなぁと思い出してしまった。

そんな杏ちゃん、

「毎回毎回、先生死なないでと念じながら演じてたのに全公演死んでしまって…」

とボロボロ泣きながら大沢さんに語ってて見ているこちらもちょっともらい泣き…。最後は支えてくれた皆さんありがとうございましたと締めくくっていました。東京公演最初の頃は本当にどうなってしまうのかと思うほどだったのが大阪公演ではだいぶ改善されていたので、かなり頑張ったんじゃないかと思います。

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最後に大沢さんが

「これからみんなまたたくさんの新しい舞台で活躍されていくと思いますので、どうぞ温かい目で応援してあげてください」

とカンパニーみんなについて挨拶していました。大沢さんにとって、ファントムのカンパニーって本当に宝物だったんだなと改めて思いました。

そして

「皆さんにとってこの作品が2010年の輝ける大事な思い出の一ページとして刻まれてくれれば何より嬉しいです」

と締めくくり挨拶していました。2010年のどころか、私にとってはたぶん一生の思い出に刻まれましたよ…。こんなすごい感動はそんなに出会えるものではないですから…。

そのあと皆さんが一端舞台袖に下がられて、しばらくしてからまた舞台上にオケの皆さんも含め勢ぞろい。演出のスズカツさんも紹介されて出ていらしたものの恥ずかしいのかコメントされずに後ろへ下がられてしまいました(笑)。

で、ここで、入り口で配られたカードの登場です。


千秋楽ということで一人一人にこのようなカードが配られたのですが、中には大沢さんの印刷された直筆のメッセージとサイン・そして♪メロディ・ドゥ・パリ♪の音符と歌詞がありました。これもらった時すごく嬉しかったなぁ…。

で、大楽ということで全員で♪メロディ~♪を歌いましょうということになり指揮者の御崎さんから指揮棒が大沢さんに手渡されました。で、みんなに歌ってもらうための準備に入るんですけど…「知らないかもしれない皆さんもいると思うんで…♪メロディ、メロディ~ってこんな感じです」みたいに一所懸命説明してる大沢さん(笑)。

そのあとすぐに演奏が始まって、客席が歌い出すタイミングが分からないまま舞台上で合唱が始まりアヤフヤなまま終了(爆)。そのあとなんとなく微妙な空気になって大沢さんが最後の挨拶の締めをオタオタしながら語っていると後ろでアンサンブルのみんながなにやら「パリィ!」とか叫んだりしててゴタゴタ。大沢さんもどうしたらいいものか動揺しているとオケの皆さんのほうから「もう一度」みたいな話になって「あ、どうやらもう一度歌うみたいです」と苦笑い(笑)。

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アンサンブルの皆さんが「こんどは4小節あとに」とアドバイスもあり、2回目は客席も揃って♪メロディ~♪を大合唱。私もカード出してはいましたが、見ないで空で歌えてしまった(笑)。音楽が終わった瞬間に上手と下手から金の紙テープがバーーンと派手に出てきて千秋楽に相応しい雰囲気に。

キャストの皆さん達も感動してましたね。これが出てくる予定があったので最初の合唱が終わった後みんなソワソワしてたのね(笑)。でも、本当に素晴らしい感動的な空間でした…。「なんか段取りがつかめてなくてホントにすみません」と最後に大沢さんが苦笑いしてて可愛かったです。

一番最後に客席に向かって感謝の気持ちを語った大沢さん。本当にこれでもうお別れなんだ…って思ったら後から後から涙が溢れて止まりませんでした(涙)。

ここまでおよそ約30分。とっても楽しい素敵で濃厚な千秋楽カーテンコールでした。ファントムのカンパニーの皆さんと最後をこうして過ごせたこと、本当に幸せだった…。終了して席を立つ時もなんだか放心状態で目がウルウルだった私。劇場を出てからも涙がポロポロ零れてきて…あまり人目につかないところで感傷に浸ってたくらいです。

できることなら、またあの時間に戻りたいなぁ…。大沢さん主演のミュージカル『ファントム』は本当に私にとっては特別な作品だったから。大阪滞在中は劇場とホテルの行き来しかしてませんでしたがw、そう思えるくらい素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。カンパニーの皆さん、本当にありがとうございました。

次の記事では本編と大沢たかおさんについて書いていきたいと思います。たぶん、恐ろしいほど濃い内容になると思うので(汗)ご了承いただける方はお付き合いください…。