劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』大阪公演 2022.08.04−05マチネ

劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』大阪公演を観に行ってきました。

今回のオペラ座遠征は前売りの時に購入していた日程なので予定通りですw。

とはいうものの、ここ最近の演劇界隈はすっかり新型コロナ禍の影響を受け非常に不安定な情勢になってしまったので(涙)正直、今回の舞台も幕が無事に上がるまでは全く油断がならないというか…気が気ではありませんでした。
公演当日に中止が告げられることも珍しくなくなり、ここ最近では開演寸前に中止が決まり客席でその知らせを聞くという非常にショッキングな出来事すら耳にするようになってしまった…。私のような遠征民の場合はチケット代のほかに高額の交通費・宿泊費・そして行くまでの時間がかかっているだけに、直前の中止宣告は本当に精神的大打撃を受けることになるんですよね…。

だけど、マスクをしないお仕事をしている俳優さんたちは常に危険と隣り合わせな状況だと思うので、罹患してしまうことは仕方がないことだということも分かってる。むしろ、罹らないほうが奇跡とすら思えるし。だから謝罪の言葉とか目にすると本当に胸が痛みます。

先月観劇した頃から中止・再開を繰り返す状況になっていた大阪オペラ座。今回も7月末から再開したばかりというところだったので、予定している週後半が無事に開演できるのかは全くの未知数…。客席に入っても舞台上に役者さんが出てくるまでは全く気が抜けませんでした(汗)。両日ともに無事に観れたことはもう奇跡…。
チケットが手元にあって劇場に行っても、作品を見ることができるか保証できないようなこんな世の中…一刻も早く終わってほしいと思ってしまう。

ちなみに、4日に観劇したときには劇団四季の公式カメラが撮影に入っていました。

先月観劇した日には大阪のテレビ局が取材に来てたっけ(あの日撮影してたのって1日に放送されたという「おは朝」だったのかな?←洋輔くんはほぼ映ってなかったみたいだけど 苦笑)。
今回は「オフィシャルカメラ」ということで、PRものかパンフの写真かといったところでしょうか。

劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』感想一覧

以下、超ネタバレを含んだ感想になります。

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2022.08.04-05 マチネ公演 in 大阪四季劇場(大阪・西梅田)

主なキャスト

  • オペラ座の怪人:清水大星
  • クリスティーヌ・ダーエ: 海沼千明
  • ラウル・シャニュイ子爵: 岸佳宏
  • カルロッタ・ジュディチェルリ:河村彩
  • メグ・ジリー: 五所真理子
  • マダム・ジリー:戸田愛子
  • ムッシュー・アンドレ:日浦眞矩
  • ムッシュー・フィルマン: 佐藤圭一
  • ウバルド・ピアンジ:永井崇多宏
  • ムッシュー・レイエ:林和男
  • ムッシュー・ルフェーブル:志村要
  • ブケー: 村田慶介

先日までアンドレを好演していた見付さんアンサンブルに回られてました。コロナ禍のキャスト配置というのもあってのことかもしれません。それにしても、1公演の間にアンドレ、レイエ、アンサンブル・・・と大忙し状態の見付さん!オペラ座オールマイティー俳優になれそう!?でもくれぐれも体調にだけは気をつけていただきたいです(今の御時世特に)。

女性1枠には久しぶりに秋山知子さんが入られていました。秋山さんは今年の5月以来かな。この方の♪イル・ムート♪でのコントラクト役が楽しそうにしてるのけっこう好きです(笑)。

それから・・・、大阪公演では洋輔くんを中心に見てきたので周りの役者さんをチェックすることが疎かになりがちになってしまいましたが(汗)、今回突然目に留まった若手アンサンブルの方に釘付け状態!めっちゃ背が高くて足が長い。よく見るとかなりのハンサムさんではないですか。思わずカテコでちょっとガン見しちゃったよっw。
推しが出ているとどうしてもそこだけに神経集中してしまって他の場面とかに意識が行きづらいのですが、今回は比較的気持ちに余裕を持っての観劇だったのでアンサンブルさんにちょっとロックオンしてしまいました。

オペラ座観劇は98年から本格的にちまちま見続けているものの、実はアンサンブルさんが各々どの役柄でどこに登場しているのかが掴みきれていなかったりする(汗汗)。せっかく比較的通いやすい大阪公演に来ているので、ちょっと色々勉強して把握しておきたいなと思います。

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全体感想・キャスト感想

志村さんのオークショナー、またさらに台詞回しがおどろおどろしく進化しておりましたw。なんだか品物に呪いかけてるような雰囲気さえ(笑)。

そして久しぶりに見る岸佳宏くんのラウル!!遡ってみたら、最初で最後に見たのが2013年6月だったので…約9年ぶりの再会ではないですかっ!まさか再びこうしてラウルとしての岸くんに会えるとは思いもしなかったので驚きとともに嬉しさもありました(ちなみに、当時のレポもありますが全体的にちょっと辛口内容なのでリンクは貼りませんw。興味がありましたらこのブログから辿ってみてください)。

老ラウルの岸くん、落札ロックオンしてる「ハンニバルのポスター」と「猿のオルゴール」以外は眼中にないといった様子でしたw。髑髏なんか見てもいなかった(笑)。
欲しいものに関しては付き添いの女性の手に自分の手をずっと当てたまま落札するまで指示を出すという貪欲さ。年老いて体の自由も効かない様子なのに、ファントムやクリスに関わったものへの執着はすごいものがあるなと思いながら見てしまいました。

♪ハンニバル♪

河村カルロッタは今回も絶好調の歌いっぷり。個人的には最初に出てきて歌うときに最後の「ローーマ」のフレーズをレイエに聴こえないレベルの声まで落として「マ」と発音して押し切っちゃってるのが好きw。その時の歌い方がめっちゃキュートです、河村さんww。

で、意気揚々と舞台奥からニンマリ登場して得意げな顔して歌う永井ピアンジ、相変わらずあの表情に癒やされちゃうw。しかも自信満々で歌いきった直後にレイエが飛んできて「違ぁう!」と「ローム」の発音にするようダメ出し食らっちゃうわけで。ピアンジはっきりと「ローマ」って歌ってすぐバレちゃうのがまた可愛いww。

それにしても、林レイエの堅物感がまたさらにアップしていたような!?ピアンジの発音ミスを目ざとく見つけた後「違うっ!!違う違うっ!!」とめちゃめちゃ神経質に指導してました。曲がったことが大嫌いな融通の利かなそうなキャラが印象的だった林さん。ずっと演じていたアンドレ役とはまるで違う雰囲気でちょっとびっくりします。
2度目にピアンジが発音を間違えたまま歌っているのを見てしまった林レイエはギリギリと悔しそうな表情をしてましたが、すぐに気を取り直して先に進めてたな。あれはきっと、区切りがついた後にピアンジにコッテリ言い聞かせようと思ってる腹じゃないかなと(笑)。

永井ピアンジの象さんよじ登りシーン。登りかけて落ちちゃった後、他のメンバーさんが必死にお尻を上に押し上げて乗せてあげるんですよねw。永井ピアンジは登っただけでアタフタ状態なのでポーズを取るまで少し時間がかかる。音が鳴り止みそうなときにようやくドヤ顔でビシーって感じ(笑)。音楽が終わった後は「あぁ〜〜、これ登るのしんどいよ〜」みたいにちょっと苦笑い状態になってるのがこれまた可愛くて萌えましたww。

五所メグは海沼クリスティーヌとめちゃめちゃスキンシップしてますね。髪の毛を優しく触っていたり、衣装の微妙なズレを直してあげたり。クリスLOVEに近い感情を持っているのではないかと思ってしまうほどでした。

そして初見となる新支配人’sの登場!佐藤フィルマン日浦アンドレ〜〜!!これまで見てきたフィルマンとアンドレのコンビはどこかベテラン味が漂っていましたがw、今回はとても生きの良いフレッシュなコンビという印象が強くて面白かったです。
佐藤さんはアンサンブルやブケー役で長く見てきた方だったので、ついにプリンシパルキャストで登場されたことは個人的に嬉しかった。歌がめちゃめちゃお上手でフィルマンにピッタリ!日浦さんは4月にレイエ役で見ていたのでそこからついにアンドレ役へジャンプアップされたのですね。『エビータ』のマガルディ役で日浦さんを見たときに「すごい歌を歌う人だ」と感動したので、歌唱力については全く問題なし。むしろ激ウマ。

ちなみに、日浦アンドレは見た目がめちゃめちゃ可愛らしくて萌えちゃったよ。なんか、笑顔になると”若々しいカーネル・サンダースおじいちゃん”みたいな雰囲気(笑)。

二人のコンビで面白かったのが、カルロッタがアンドレのリクエストに答えて歌う場面。アンドレは興味津々に聞いてるんだけどフィルマンは「早く終わらねぇかなぁ」って感じで渋い顔してる。
ここまではいつものパターンなのですが、4日に見たときは日浦アンドレが後ろ振り返って「カルロッタの歌、すごいよね!」みたいにフィルマンにニッコリしててw。その瞬間は佐藤フィルマンも「うん、そうだね」って感じで愛想笑いするんだけど、アンドレが視線外した瞬間に「はぁ・・・」って露骨に溜息ついてた(笑)。このリアクションがめっちゃ面白くて最高でしたw。

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♪Think of me♪

海沼クリスティーヌ、この日も素晴らしい歌唱っぷり!本当にあの細っい体のどこからあんなパワーと情感あふれる声が出てくるのだろうかと思ってしまう。最後の歌い方は、他のクリス女優さんよりも少し溜めた感じですよね。「愛」というフレーズまでの「ア」音をすごくじっくり歌っている印象が強いです。

そしてここから本格的に岸ラウルが登場。9年前はほとんどのラウルが口髭を装着していたのですが、岸くんはそれがちょっと似合ってなかったんですよね(汗)。なので新演出で髭なしラウル設定になって良かったなと思ったw。
あの頃はまだ若々しい世間知らずなお坊ちゃまといった印象が強かったし歌声も少し足りなかったんだけど、今回久しぶりに見たらめちゃめちゃ貫禄ついて余裕のある佇まいになっているなぁと感動。歌声も張りがあってよく響いていました。

でもちゃんとラウルとしてのお坊ちゃま感はにじみ出ていて、クリスティーヌに賛辞を送るシーンなんかは興奮のあまり「ブるぁあーーボぉー!!」と巻き舌になるほど興奮した叫びになってた(笑)。普段は落ち着いた子爵様だけど、恋に落ちたら子犬みたいに可愛くて我を忘れて相手に尽くしちゃうタイプに見えたかもw。

クリスティーヌのカーテンコールの場面。指揮者役のアンサンブルさんが今回もめちゃめちゃ興奮してて「すーばらしーー!!」を連呼ww。この役は男性9枠さんが担当しているということが判明しまして。廣哲臣くんだったのかーーー!彼の指揮者役は興奮度が半端ないので毎回めちゃめちゃ楽しませてもらってます(笑)。

♪リトル・ロッテ♪

クリスティーヌが自分のことを思い出してくれたと分かるとめちゃめちゃ安心そうな表情を見せていた岸ラウル。クリスの子供時代の思い出話も、エンジェルオブミュージックのことも優しい眼差しで聞いてあげてる。「そうか」の言い方がすごく優しかったよ(内心ちょっとソワソワしてる雰囲気だったけどねw)。

でも、すぐに気持ちを切り替えて彼女を夕食に誘う。もうこの時点で周りが見えてないような感じww。かなり強引系です(笑)。

♪ミラー♪~♪The Phantom of the Opera♪~♪The  Music of the Night♪

これまで洋輔くんを積極的に見に行くことが多くてファントムしか見ていない(つまりオペラグラスでガン見www)状況だったのですが(笑)、今回は久しぶりにクリスティーヌの表情も注目することができました。ファントムの声が聴こえてきた瞬間は一瞬恐れを抱いた雰囲気になるんだけど、すぐにうっとりして「早く私に会いに来て」オーラを発しまくってる海沼クリス。完全にファントムの声の虜になっているんだなということが伝わってきました。あんな表情してたんだね〜(今更ですけど 汗)。

そして6月以来の清水ファントム。清水くんは10月からの『美女と野獣』のビースト役に抜擢されているので、このタイミングでファントム役に入ってくるのはちょっと驚きでした。コロナ禍の影響で出演ということになったのかもしれないね。
もうすぐBB稽古に入ると思うから彼のファントムも今回でしばらく見れなくなるかもしれないと思ったので2日間じっくり堪能してきました。

♪ミラー♪での最初の歌いっぷりは前回よりもちょっとまろやかに感じたかも。でも「無礼な奴め」のところはかなり怒りがこもってて怖かった。そしてやっぱりミラーの向こう側に立つ姿はゾクっとさせられます。この世の者でないみたいな雰囲気が強い。無の表情のままクリスに術をかけてるかのようにも見えたな。

ボートから降りた後は完全に陶酔に浸ってる清水ファントム。これがまた恐ろしいながらも超色っぽい。特に頭に手を当てる仕草はドキッとさせられちゃったよ。ハット投げは上の方に飛ばす感じ(洋輔くんはまっすぐシュっと袖に吸い込まれていくけど)。マントの畳み方は手早くササッと。とにかく一刻も早くクリスの側に近づきたいという気持ちがだだ漏れてる。彼女への依存がすごく濃いな〜と思ったかも。

「私に触ってほしい」と歌ったときに彼女を後ろから抱きしめて艶っぽい仕草をするわけですが、清水くんはかなり攻めてますw。佐野さんに近いかも。洋輔くんファントムには若干の弱気が感じられるんだけどww清水くんはガッツリためらいなく触れに行ってますね。色気半端ねぇww。

ダミーの花嫁クリス人形を見せた瞬間、クリスティーヌがビビって失神してしまう場面。清水ファントム、前回見たときよりも「あ、どうしよう」感がにじみ出ていてちょっと可愛かった。そしてマントを掛けるとき。縁の部分を少し折り曲げて広げていたのが印象的。かかったあともクリスの顔のあたりをものすごく気にしつつ微調整しているように見えました。以前見たときは掛けるだけみたいな感じだったけど、今回は彼女が心地よく眠れるようにといった配慮の気持ちが垣間見えててとても良かったです。

そしてやっぱり「夜の調べの中に」の最後の声の伸びが素晴らしい。ブレなくあれだけ美しく声を保ったまま延ばせる技術は清水くん、本当にすごいと思います。

オルガンで作曲してる場面はものすごいエキセントリック。雰囲気は岡本太郎の「芸術は爆発だ!」みたいなww。何かに取り憑かれたかのような筆の走らせっぷりは一見の価値ありなレベルです。まさに目を血走らせながら楽譜に向かっているので、ありゃクリスティーヌが近づいてくるのも気づかないわな。
洋輔くんはこの場面は音楽の神が降りてくるのを待つかのような「静」の芝居をしていたので、その比較として見るのも非常に興味深かったです。

仮面を剥がされた後の怒りっぷりはめちゃめっちゃ恐ろしい。怒りの感情総出動みたいな勢い。前回見た藤原クリスもめっちゃ後ずさってたけど、今回の海沼クリスも恐ろしさのあまりジリジリと後ずさってたもんなぁ。そうさせるほどすごい恐怖オーラが出てるんだと思う。
でも個人的には清水ファントムの「ちっくしょぅ」の言い方が可愛くてちょっと萌えたりするんですけどね(笑)。

匍匐前進しながらファントムがクリスティーヌの一番近くにたどり着く場面、彼女の顔を間近で見たときに思いが溢れすぎて顔を直視できず言葉にならない声で「おぉ、クリスティーヌ…」と絞り出すように背中を向けて泣いてたのがめちゃめちゃ切なかった(涙)。仮面を返されたあとは、なんとかぐっと感情を抑え込んで「行かなければ」と気持ちを切り替えてる。このあたりの芝居が清水くん、とても繊細でいいなと思いました。

その直後のブケーとバレエダンサーのみんながワイワイやってる場面。ファントムが通りかかったのを見た瞬間にダンサーのみんなは悲鳴あげて逃げちゃうんだけど、ブケーはどこ吹く風。そんな彼にマダム・ジリーは「地獄の手が迫る」と警告するのですが、以前見たとき村田ブケーは恐怖に怯えた芝居をしてたと思うんですが、今回見たら「ケっ!そんな事あるわけないぜ」みたいなやさぐれた態度を取りながら去っていくというリアクションに変わっていました。何か心境の変化が!?

♪ブリマ・ドンナ♪

佐藤フィルマンの新聞読んでる時のテンションが、これまで見てきた歴代フィルマンさんたちの中で一番ハイだった(笑)。どの紙面見ても笑いが止まらないって感じでww「ミステリーが♪」と歌いながら新聞飛ばすときもぶん投げてるように見えて仕方ない(笑)。袖の仲間で吸い込まれた新聞紙は、2日間見ましたが1枚もなかったかとww。

ファントムからの手紙を最初はそれと知らずに読んでるときの日浦アンドレと佐藤フィルマンもなんだかニマニマしてて可愛いw。気さくな仲良しコンビといった雰囲気に見えてとても新鮮です。

そこへクリスティーヌに開いたくて岸ラウルが突撃してくる。急に会えなくなってしまったことで不安で仕方ないと顔に書いてある。気持ちが表情に出やすい素直な子爵様だなぁとちょっと微笑ましくなりましたw。

河村カルロッタと永井フィルマンのコンビもなんだか見ていて癒やされる。自分がクリスティーヌに劣っているとファントムの手紙で指摘されてむくれて完全にぷんぷんモード突入するんですけど(それでいながら仕草の一つ一つが可愛くて憎めない)、そんな彼女の話を永井ピアンジはめっちゃ親身になって寄り添って聞いてあげようとしてるんですよね。カルロッタのことが大好きって気持ちが随所に感じられる。その行動の一つ一つがなんともイジらしくて切なくなっちゃうよ。

♪プリマ・ドンナ♪の7重唱は大迫力で素晴らしい音色でした。特に岸ラウルの声がとても良い感じで響いてきてフレーズの一つ一つが聴き取れたほど。9年前に見たときよりも確実に歌の力がパワーアップしてるなと感じて嬉しかったです。

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♪イル・ムート♪

アンサンブルの男性2枠さんがヘアドレッサーで、9枠さんが宝石商だと事前に頭に入れた上で注目してみました(久しぶりにアンサンブルさんチェック観劇できて楽しかった)。この日の9枠さんは廣くん。中性的なキャラで仕草や笑い方がいちいち可愛らしくて見ているこちらも思わず頬が緩んでしまった(笑)。2枠さんは石川くん。どちらかというと傍観者のような感じで真面目にカルロッタ演じる”奥様”の髪のお手入れの仕事をチャキチャキこなしているといった感じ。この二人がなんとも凸凹コンビっぽくて面白かったな〜。

そしてコントラルトの秋山さん。終始めっちゃ楽しそうwだったんだけど、カルロッタにアクシデントが生じて他の二人がオドオドしていると冷静に「続けて、続けて!」と芝居の継続を促していたのが印象的でした。
このとき、やり直しのシーンでクリスティーヌが脱ぎ捨てた衣装をもう一度拾いに行くリアクションしながら不安げな顔してる2枠の石川くんのオロオロっぷりがめっちゃ可愛くてツボだった!

舞台の上からカエルの声になったカルロッタを笑う清水ファントム。『オペラ座〜』初見の人はあんな上にファントム出現してることに気が付きにくいよね。特に今回はかなりの前方席だったので、初めて見る方の反応は”声だけ聴こえてきた”と捉えているような雰囲気でした。次回見るときはもう少し後方の席から上の方を見上げてほしいです。前方すぎると上のほうが見えづらい(っていうか見えないこともw)ですからね(汗)。

バレエシーンはやっぱり松永さんの美しいルックスと優雅な動きに注目しちゃう。それだけに、ファントムの影を目撃してしまった瞬間の「はっ・・・!!」って口あんぐりでビビってる表情の面白さのギャップが好き!その後なんとか気持ち立て直して笑顔でダンスしてるけど、内心はめっちゃドキドキしてるんだろうなぁというのが伝わってきます。

で、ブケーの哀れな姿が落ちてきたシーンのとき。佐藤フィルマンの動揺っぷりが半端ない!!お前が落ち着けーー!と言いたくなるような動揺っぷりで、2度見しながら「事故なんですぅーーー!!」って必死の訴えしてたな。あの場面であそこまで感情表に出してるフィルマン初めて見たかも!?

♪All I Ask of You♪

屋上へやってきたクリスティーヌとラウルでしたが、ファントムの所業を目の当たりにしてしまったクリスは精神的に混乱しまくっている。岸ラウルは「幻を見ただけだ」と必死にファントムの存在を否定させようとしているのですが、ずっとしかめっ面していて不安で仕方がないといった表情のままだったのがとても印象的でした。

特に海沼クリスティーヌが「あの声はすべてを包み」とファントムへの想いを歌に乗せ始めたときは岸ラウルは全くその気持を理解することができなくて「どうすりゃいいんだ」みたいに焦りと苛立ちの表情をみせていた。大好きでたまらないクリスティーヌが自分の方だけを向いてくれる日は来るのだろうかといった不安でいっぱいだったんじゃないかなと思うと、なんだかちょっと胸がチクリと痛みましたねぇ…。
岸ラウル、貫禄はあるんだけどクリスに対してはまだ完全に把握しきれていなくて翻弄されまくってるように見えることが多かった。そういうギャップがなんだか面白かったし色々目が離せなかったです。

そんな彼の元へ先々への不安からクリスティーヌが抱きついていくわけですが、このとき岸ラウルは彼女をしっかり抱きしめることはしていませんでした。触るか触らないかくらいのエア的な感じで受け止めてたんですよね。これはなかなか斬新。クリスの本心が自分に向いたのかどうかまだ確信が持てなくて探っているような感じだった。岸ラウル、めっちゃ慎重派!って思っちゃったよw。
そしてクリスが「どうぞ私を守ってね」と告げたときにようやく満面の笑みを浮かべて彼女をしっかりと受け止めていた岸ラウル。あの時が彼にとって一番の絶頂期だったかもしれない。

海沼クリスのテンションも岸ラウルへのラヴでいっぱいになって、二人一緒に舞台へ戻るときは超ラブラブ状態。やっと相思相愛になれたようで良かったね〜〜な雰囲気なわけで、そんなん間近で見せられたファントムとしては怒り心頭になるのもご尤も(汗)。

ちなみに、今回の座席の周りには初見観劇の方も多かったようで、エンジェル像が降りてきてファントムが現れた瞬間に「え!?」と息を呑んだり「出てきはった!?」と驚きのあまり言葉が出てしまった方もいらっしゃって。非常に素直で良い反応だなぁと個人的にちょっと嬉しくなっちゃいました。こういう驚きと感動は頭にインプットされやすいですからね。ハロルド・プリンスさん、あなたはやっぱりすごい方だった!

エンジェル像の上の清水ファントム、最初は絶望感からか声がかすれてしまうほど哀しい歌声で歌っていたのですが、「愛する者に、今裏切られて」の後くらいから徐々に怒りの感情へとスイッチが切り替わっているように見えました。多分、他のファントムよりも悲しみから怒りへと向かうエネルギーが早く訪れてると思う。それだけに、「これほどの辱めを、決して許しはしないぞ」の怒りパワーは凄まじかった!!
清水くんのファントムは、クリスとラウルに関しては嫉妬からくる怒りの感情のほうが悲しみよりも強く出る傾向にあるのかもしれません。

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♪マスカレード♪

冒頭で仮想姿のアンドレとフィルマンが恐る恐る登場して背中でぶつかってしまう場面。これまで見てきたパターンだと、背中がぶつかってからビクビクしながら二人が顔を合わせてちょっとドキリとしつつ「なぁんだ」って感じでホッとする…みたいな感じでしたw。

ところが、日浦アンドレと佐藤フィルマンはお互いの仮装した面姿を目の当たりにしたときに「うわぁー!!」と二人で大声上げてビビりまくるんですねww。あそこまで派手に驚く支配人’s見たのは初めてだったので非常に面白かったです(笑)。っていうか、あれが一番自然な反応なのかもしれないと思うよ。今までのコンビが落ち着きすぎてたんだとすら(特に旧演出バージョンなんかほとんど無反応だったしねw)。

クリスティーヌと登場した岸ラウルはこの上なく幸せそうにしてました。このパーティが始まった頃は思いが通じ合ったこともあって彼の中の幸せホルモンが湧き出ている状態だったのではないかと。
ところが、海沼クリスから「人に言ってはだめよ、二人のこと」と婚約したことを秘密にしてほしいと念を押されてしまってからはちょっと表情にシワが増えてきてしまう。「いつか、分かる日が来るさ」と歌うときも必死に自分を納得させようとしてる感じで、心の中では「なぜ」が渦巻いてるように見える。岸ラウルの苦悩がまたここから盛り上がっていったみたいな雰囲気があったのがとても印象深かったです。

レッドデスのファントムが支配人に自作の「ドンファンの勝利」の楽譜を投げる場面。清水君の投げっぷりはかなり大胆で上からフンッと勢いつける感じw。なので注意して行方を追わないと落としちゃいそうって思ったかも(笑)。

それから、♪マスカレード♪のシーンで一人すごく目を惹くアンサンブルさんがいたんですよね。赤タイツの方。どの枠の男性キャストさんだろ?背が高くてめっちゃイケメンだった!(←今まで気づかなくてごめんなさい 汗)

♪支配人室2♪

1幕とは違って表情に全く余裕がない支配人’sが個人的にはなかなか面白くて毎回楽しませてもらってますw。日浦アンドレと佐藤フィルマンはもうこの世の終わりが近いみたいな緊迫感あったな。
それでも、カルロッタとクリスティーヌがバチバチになるとフィルマンさんは慌てて二人の争いを止めに入ってる。この時の佐藤フィルマンのタジタジっプリがめっちゃ可愛くてツボでした(笑)。

あと、「私やりたくない」とクリスティーヌが拒絶した後に河村カルロッタと永井ピアンジが「なぁ~んだ、よかった♪」みたいなニコニコ顔になるのが毎回可愛くて好きです(笑)。その単純さが好きっ!!

マダム・ジリーがファントムからの手紙を読み上げる場面。日浦さんと佐藤さんは他の支配人’sよりも反応がめちゃめちゃ濃くて面白い!!カルロッタに対して「演技をもっとまじめにやれ」という文言を聞くと「そうそう」って納得した感じになるしww、ピアンジに対して「もっと痩せてくれなくては」という文面に対しては「お腹こんなだもんね」とリアクションしながらクスクス笑いまくってるww。
ピアンジに対する反応は以前も「ぷぷっ」と笑いをこらえるようなパターンを観たことがあったけど、日浦さんと佐藤さんはかなり大きなリアクションをしてて思わず吹き出しそうになっちゃいましたよ(笑)。

でもね、後のシーンのことを考えると…清水ファントムがピアンジに「もっと痩せてくれ」と要望する気持ちはなんだかわかっちゃう。いやだって、清水君、めっちゃ細いからね。

ファントムを仕留める案を思いついた後の岸ラウルは恐ろしいほど目が血走っててすごい興奮状態!!なんだか近づくのも怖いような雰囲気になっててビックリしました(汗)。クリスティーヌの気持ちが自分に向き切っていないという不安が彼をそうさせたんだろうなぁと思うとなんだか複雑な気持ちになりますね。

逆に戸田さん演じるマダム・ジリーはものすごく苦しそうな表情をしていた。カルロッタとピアンジは「彼女はグルだ」と疑いを掛けるのですが、おそらくその言葉が一番図星に近いのが戸田ジリーかもしれません。表向きでは「危険すぎるからやめた方がいい」と訴えているけれど、心の底では「ファントムを助けたい」という気持ちも動いているような気がしてならなかった。板挟み状態で一番辛いのはジリーなんじゃないかと思うとなんだか切なかったです…。

♪墓場♪

海沼クリスティーヌの父を想うが故の切実な気持ちのこもった歌声が本当に素晴らしかったです。あの細い体のいったいどこに劇場中を震わせるようなパワーと感情が潜んでいるのだろうと思ってしまう。

十字架からファントムが出現するシーンでは、初見だったらしき私の周辺のお客様から驚きの息遣いが聴こえてきました。後ろの方からは「また出てきはった!!」と驚愕する声もw。こういう反応がとても新鮮で私としてはなんだか嬉しい。

ファントムとクリスティーヌとラウルの三重唱の場面は何度見ても感動的。ここはラウルの歌声が少し聴こえづらくなりがちにはなるんですが、岸君の声はとてもよく通っていて歌のフレーズが全部はっきりと聞こえてきました。それがなんだかとても心地よかったです。

火の玉攻撃の場面は、清水ファントム、かなり派手にバンバン飛ばしまくってましたねぇ。確実にラウルに当たってるんじゃないか!?と思うものもいくつかあったし、クリスティーヌのすぐそばに落下するものまであってすごい迫力。ラウル憎しの嫉妬の気持ちが高まっているのがひしひしと伝わってきたよ!

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♪The Point of No Return♪

毎回どうしても気になってしまうピアンジの鬼門・カーテン閉めw。久しぶりの永井ピアンジでしたが、今まで見てきた中で一番カッコよくスムーズにシャっとイケてたと思います!なんかここ最近無事にカーテンが閉まるとホッとしてしまう(笑)。

クリスが演じるアミンタに対してけっこう密着度高く迫っていく雰囲気だったマントを被った清水ファントム。それに対する海沼クリスの悦に入った表情がとても色っぽくてドキリとさせられます。
でも、いざクリスと顔が近づくと怖気づいて顔をそむけてしまうファントム。あんなにグイグイ迫ってたのに~~と思ってしまうわけですが(笑)、それ以上にキスをしそびれた海沼クリスが「段取りと違くない?」みたいな不思議そうな表情するシーンがとても印象深いです。

普段は恋人に甘えてファントムの存在に怯えまくってる頼りなさが際立つクリスティーヌですが、「ドンファン~」で本番舞台に入ると人が変わったかのような妖艶さを見せてくる。クリスってめっちゃ演技派だよなぁと毎回思ってしまうのですが、ファントムが顔をそむけてしまったあの瞬間だけ”素”の表情になるんですよね。あの場面はいつ見てもなんだかすごくドキドキしてしまう。

清水ファントムは椅子に座っている間はあまり際立って手指を動かしていない印象。どちらかというと、彼女への抑えきれない気持ちを必死に耐えてるかのような雰囲気ですね。だけど、クリスが密着してくるともう抑えきれなくなってしまって彼女を羽交い絞めしてしまう。このあたりの芝居の流れがすごく自然で切なくなってしまいました。

正体をばらされたファントムがクリスに指輪をはめに行く場面。この時の清水ファントムはものすごく優しくて柔らかい。一歩一歩彼女への想いを込めて祈るように近づいていくのが伝わります。それだけに、仮面を剥がされた時のショックの表情はすごく痛々しかったなぁ…。
追われる身であることを嘆くシーンは後半もう歌ではなく台詞で「なぜ!?なぜだ!??」と泣きそうになりながらクリスティーヌに迫ってた清水ファントム…。その声色がとても哀しかった…。

マダム・ジリーに案内されて湖に飛び込む岸ラウル。その姿勢は実に美しい。真っ直ぐスッと水の中に吸い込まれていくような感じで思わず見とれてしまいました。高飛び込みの選手に向いてるかもw!?

♪怪人の隠れ家♪

乱暴に放り投げられた海沼クリスはかなりの怒りを以て「飢えた悪魔の餌食の私」と歌いファントムを詰ってましたね。でも、清水ファントムは後ろの追手のことが気になるからかあまり彼女の言葉を聞いていない雰囲気でした(洋輔くんファントムは「悪魔」という言葉にすごい過剰に反応するんだけど、清水くんはあまりリアクションがなかったかな)。

ファントムが自分の生い立ちを語る場面、「それがわたしをこうした」と歌う時の清水ファントムはもう本当に息ができないといった感じでめちゃめちゃ苦しそう・・・。そんな中で絞り出すように「母にも嫌い抜かれて」って歌うのがあまりにも痛々しくて見てるこちらも息苦しくなっちゃったよ(涙)。
そのあと何とか自分を奮い立たせてクリスの花嫁衣裳を整え始めるのですが、ベールの掛け方やブーケの渡し方はかなり乱暴です。たぶん、自分が何を今やっているのかも理解できていないような感じじゃなかっただろうか…。

ラウルが助けにやって来た場面で「お待ちしてたぞ」と深々と頭を下げるファントム。この頭の下げ方が、紳士的なんだけどどこか攻撃的で気味が悪い。そこにファントムの歪んだ感情が凝縮されているように見えた。それから、クリスのダミー人形の打ち捨て方が怖いんだよね、清水ファントム。上に持ち上げてからボトっと突き落とすような感じで、背中がゾクッとさせられます(震)。
それに対して岸ラウルは1度目の「返してくれ」はどこか懇願するような感じなのですが、挑発された後の2度目は「情け知らずぅ!!」とかなり感情的に責めたてていて煽り返してましたね。この攻防船が非常にスリリングでした。

ラウルの首にロープを巻きに行くときの清水ファントムは、まるで楽しいおもちゃを手にしたようにワクワクした表情を浮かべていてこれまた怖い!!そして縄を首にかけた後の爆発力がもう半端ない!!感情がひっちゃかめっちゃかになりながら叫んでて、怖いと同時に哀れすぎてみているこちらがどんどん辛くなっていく感じ…。
クリスティーヌから「哀しみの涙、今、憎しみに変わる」となじられた後はオルガンの前で必死にその衝撃に耐えているように見えた清水ファントム。派手なリアクションはないんだけど、彼女の言葉に大いに傷ついているのは痛いほど伝わってきました。

それにしても、岸ラウル、ここの三重唱でも歌のフレーズがハッキリと聞こえてきて本当に素晴らしかったなぁ。とても聴き取りやすい歌声だと改めて感心してしまいました。

「もはや戻れない」と背を向けたファントムに「昔は心捧げた」と歌う海沼クリスティーヌ、もう声が枯れそうになるほど涙涙で…。それに対して清水ファントムは彼女と同じ目線になって顔を近づけながら「許さない!選べ!!」と選択を迫ってる。どちらもお互いに「分ってほしい」という気持ちが溢れててめちゃめちゃ切なかった…。

そしてキスシーンになるわけですが、清水ファントムは1度目の時に驚きながらも手が自然と彼女の背に回ってエアハグした状態になってるんですよね。触れそうで触れられない、みたいなあの距離に心が痛む…。2度目の時にそれが彼女からのキスだとようやく分かってきて、やっとの思いでそこから離れるといった感じだった。
それに対して岸ラウルはというと…ショックのあまり俯いて泣いてたんですよ(涙)。クリスの気持ちが自分に向いてるのかずっと不安に思っていた雰囲気だった岸ラウル。その疑いが確信に変わったかのように、すごく苦しそうに泣いてて…思わずもらい泣きしそうになっちゃった(泣)。

キスを受けた後の清水ファントムは自分の中に渦巻いていたゴチャゴチャな感情を一つ一つ整理していくかのように見えた。なんていうか、どんどん削ぎ落していってるような感じ。その過程の中で恐る恐る自分の唇に手を当てて感触を確かめてる姿が何とも言えないほど哀しかった…。
そんなファントムに対して、岸ラウルはけっこう大きな声でアピールしてました。まるで挑みかかるかのようだった。クリスティーヌを諦めることはどうしてもできないという気概みたいなものも感じられたかなぁ。

ロープを切った後「独りにしてほしい」と訴えるファントムの場面。清水ファントムは自分の中の感情と必死に向き合おうとしてるように見えたので、「行ってくれ」と追い出したくなる気持ちは痛いほどよく分かった。そんな彼を海沼クリスは鼻をすするほど泣きながら見つめていて…彼女の想いは本当はファントムに向かっていたのではないかと思わずにはいられなかったです。

泣き叫びながら二人を隠れ家から追い出した後、清水ファントムは声を上げて泣きながら猿のオルゴールの元へ行ってた…。消え入りそうな声で♪マスカレード♪を歌う姿に思わず落涙…。3回清水くんで観て初めて涙が零れた瞬間だった。
クリスティーヌが戻ってきた瞬間、一瞬だけ希望が見えたような表情をするんだけど指から外された指輪を見てすべてを悟っちゃうわけで…。彼女へ告げる彼の最初で最後の「アイ・ラヴ・ユー」はとても優しく穏かで本物の愛情が籠っているように聞こえました。あんな告白されたら、そりゃ、声上げて泣いちゃう海沼クリスの気持ちめっちゃ分かりすぎるよなぁ(涙)。

クリスティーヌが去っていた方向をかなり長い時間見つめている清水ファントム。その方向を向きながら指輪を自分の指にはめる姿がまた切ない…。
そして、二人がボートで去っていく中でクリスのベールを拾い自分の頬に当てて涙する。清水君はこの時に言葉を発することなく彼女への想いが溢れるのを必死にこらえるかのように震えてたっけ…。それがまたさらに切なく哀しかったです(涙)。

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後述

今回はあらかじめ前売りの段階で購入していたチケット分だったので、突発購入せずともwかなりの良席で堪能することができました。上手側下手側の両方の席から見ることができたのも良かったです。ただ、ちょっと前方席すぎてエンジェル像や舞台の上のほうは半分見えなかったんですけどねw。

カーテンコールではすべてを絞り出し放心状態のようになってる岸君の姿がとても印象深かったです。スタンディングオベーションになっても最初のほうはなかなか笑顔が出なかったんだけど(海沼さんは満面の笑みでキラキラしてた)、4回目くらいだったかな、横にいる清水くんとちょっと目が合ってお互いにホッとした笑顔を見せてましたね。それがなんだかすごく嬉しくて感動しちゃった。

前回清水くんのファントムで見た時には、あまりにも歌の力が濃厚で衝撃的だったのでそれにビビってしまい泣けなかったところが大きかったのですが(汗)、今回はファントムとしてのお芝居に心打たれ涙することができました。見ることができて良かったです。
この後はそろそろ『美女と野獣』のお稽古に入りそうですかね。ファントム役とはしばらくお別れかな。BBのチケットも何枚か確保できているので、今度はぜひともビースト役で見てみたいです。

新型コロナ禍の影響はまだ収まるところを見せませんが、どうかどうか、今度こそはカンパニーの皆様が健康で無事に公演を続けられますように(祈)。