ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』大阪公演配信観劇 2021.01.23マチネ

1月最後の観劇も配信です。今回の作品はミュージカル・ゴシック『ポーの一族』です。

珍しく大阪からスタートしたこちらの作品。実は、千葉雄大くんがミュージカル初挑戦すると話題になっていたのでぜひ観に行きたいと思いチケット戦線に参加していたのですが…1次・2次共に落選という憂き目を見たため諦めてしまったんですよね(汗)。なので、配信があると知った時にはめっちゃラッキー!と歓喜いたしましたww。日本マンガ原作作品ということもあってか著作権問題に引っかからず配信にこぎつけられたのかも。
日本発で世界初演となる『イリュージョニスト』は、様々な困難によりコンサート形式に変更となりながらも上演が決まりこちらも配信があるのではないかと大いに期待したのですが…、海外関係の絡みなどがあってか著作権の問題から配信できないとの判断が下されてしまいました。泣く泣くチケットを手放した経緯がある作品だったので本当に悔しかった…。

そういう事情も起こってくるので、こうして配信で作品を観る機会が与えられたことに本当に有難味を感じます。

とは言うものの、間際まで配信チケット確保に慎重になってしまったゆえか「パンフレットつきお得プラン」を見逃してしまうという失態を犯してしまった(汗)。配信とはいえ作品を見るにあたってはパンフレットはぜひとも手に入れたいところだったのに、数量限定販売だったこともあってか早々に売り切れてしまった模様。
さらには、せめて単品でパンフレットを…と通販サイトへ行ってみると、なんとこちらでも売り切れになっているではありませんか(汗)!!チケット戦線に敗れたことでこの作品が人気あるんだなというのは感じていましたが、この時改めてそれを実感いたしました。ちなみにパンフはその後予約販売が始まり無事に確保することができましたw。

配信版では、舞台開始15分くらい前に主演の明日海りおさんからのコメントが流れました。派手さは感じなかったものの清楚で奇麗な女優さんといったイメージ。
千葉くんとの共演については「お稽古をじっくり見守るスタイルが自分と似ていたのでやりやすい部分が多かった」というようなことを語っていらっしゃいましたね。打ち解けた良い雰囲気の中でお稽古された様子が言葉の端々から伺われてホッコリした気持ちになりました。

以下、ネタバレを含んだ感想になります。

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2021.01.23マチネ in 梅田芸術劇場(大阪・梅田)

主なキャスト

  • エドガー・ポーツネル:明日海りお
  • アラン・トワイライト:千葉雄大
  • フランク・ポーツネル男爵:小西遼生
  • ジャン・クリフォード:中村橋之助
  • シーラ・ポーツネル男爵夫人:夢咲ねね
  • メリーベル:綺咲愛里
  • 大老ポー・オルコット大佐:福井晶一
  • 老ハンナ・ブラヴァツキー:涼風真世
  • ジェイン:能條愛未
  • レイチェル:純矢ちとせ

今回の舞台で少し驚いたのが、アンサンブルキャストさんたちにもちゃんと均等にセリフや見せ場があったことです。ジャンルとしては大型作品の部類に入ると思うのですが、そういった作品だとどうしてもメインキャストに多くの光が当たりがちになることがほとんどなんですが、『ポー~』では皆さん複数の人物をこなしながらもキャラとして成り立っている人ばかりで「え!?この人メインじゃなかったの!!」と驚くことが多かったです。

その中でも目を惹いたのは石川新太くんですね。彼は08年の『エリザベート』でルドルフの少年時代を演じたのがデビューだったそうですが、あれから立派に成長して大きな舞台でも数多く活躍しています。なかでも『ジャージー・ボーイズ』はすごく記憶に残ってて、それ以来けっこう応援してるんですよね。
今回は『ポーの一族』の物語の語りだしに登場、非常に重要な人物を演じていました。新太くんもメインキャスト扱いでよかったんじゃない!?ダンスもすごくカッコいいし、今後メインを張れる役者さんに成長してほしいなと思ってます。

それから、劇団四季時代によく拝見していた武藤寛さんもすぐにわかりました。これまではちょっと後ろのほうのアンサンブルで出演されることが多くてちょっともったいないと思うことも多かったのですが、今回は出番もけっこうあったしセリフや存在感(特に学校の先生役とか、冒頭の男性とか)ある役柄でなんだか嬉しかったです。

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あらすじと概要

原作は1972年に「別冊少女コミック」で連載された萩尾望都による漫画作品(いくつかの短編作品のうちの1作)。2016年にも「月刊フラワーズ」で久しぶりに新作が発表されて大きな話題となりました。萩尾望都先生の名前をきけば真っ先に『ポーの一族』が浮かんでくるほどです。

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2018年には宝塚歌劇団の花組によってミュージカル舞台化(演出の小池修一郎さんは萩尾さんから許可を得るのに33年粘られたのだとか!)。宝塚初演の時にエドガー役を演じたのは、当時花組トップスターだった明日海りおさんでした。この時の大好評を経て今回3年ぶりに同じ役での登板となったそう。

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簡単なあらすじは以下の通り。

イギリスの片田舎―森の奥に捨てられた幼い兄妹エドガーとメリーベルは、館に住む老ハンナに拾われ育てられる。老ハンナたちポーの一族は、永遠の時を生きる「バンパネラ」の一族であった。正体を見破った村人に取り囲まれた時、ポーの一族を率いる大老ポーは、存続の危機を救うためエドガーを無理矢理仲間に加えてしまう。こうしてエドガーは、妹メリーベルも一族に加え、ポーツネル男爵とその妻シーラを養父母として長い時を生きることとなる。

時は流れ、4人は新興の港町ブラックプールに姿を現す。男爵とシーラは、港町で診療所を開く医師、ジャン・クリフォードを仲間にしようと目論む。そこでエドガーは、町一番の名家、トワイライト家の跡取りアランと宿命的な出会いを果たすのだった・・・。

<公式HPより引用>

公式サイトで演出の小池さんは「もう宝塚の虚構の世界には戻れない」と発言しているので、しばらくはこういった男女キャストが登場する大型ミュージカル作品として上演していくのではないかなと思います。

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全体感想

『ポーの一族』といえば萩尾望都先生による伝説的漫画作品で多くの人が知るところではあると思うのですが…実は私、1度もこれを読んだことがなく今回初めてその内容を把握することになりました(萩尾先生の絵のテイストがちょっと苦手だったもので… 汗)。作品の名前やイラストは多くの場所で見かけていたので知っているのですが、ストーリーについては全くの無知状態でしたのでw、原作と比べるといったことができないのがちょっと残念だったかなと。でも逆に、このミュージカルが作品への入り口として非常に新鮮な気持ちで観れたことは良かったと思っています。

舞台冒頭は幕前でのお芝居からスタート。かつてエドガーとアランに出会ったことのある人物が顔を合わせ当時を振り返るといったスタイルで物語の幕が開きます。
で、幕が開いたらめちゃめちゃ豪華なセットと大勢の登場人物が次々と出てきてビックリ!これぞまさに”グランドミュージカル”って雰囲気でした。こんな大きな作品を配信で拝ませてもらえるのだからホントありがたいなと思いましたね。特に冒頭のナンバーでこれから登場するキャラが全員集合して歌い上げるシーンは圧巻です!ここの演出はいかにも小池修一郎さんらしいなぁと思いました。

それにしても、女性メインキャストさんがほぼ元宝塚ジェンヌさんたちで占められている今作品とあって、アンサンブルの皆さんが出てこなければ「宝塚の舞台を観てるんだっけ?」と錯覚しそうになるレベルだったなぁww。もともとは宝塚作品だったし、原作のテイストがおそらくは其方寄りなのだから、どうしてもそういう配役になっちゃうのだろうとは思うけど。

主人公のエドガーは生まれたばかりの妹メリーベルと共に森に捨てられた過去があります。そんな彼らを拾って育ててくれたのが老ハンナ。彼女の愛に包まれすくすくと成長した2人でしたが、食事がいつも「バラの花」をベースにしたものばかりだと違和感も感じていた。
このシーンの時にバラの花レシピが色々と出てくるのですがw、たしかに毎日そればかりじゃさすがに「もうやめて」って思うよなとww。っていうか、すでに体がバラ体質になっちゃってる状態じゃないの!?みたいな。つまり、エドガーたちは年月をかけてじっくりと調教されてたってことになるんだろうね。

そんなある日、エドガーは美しい女性・シーラとその婚約者のフランクと出会い憧れを抱く。シーラとフランクが抱き合って愛を確かめ合うシーンの時にエドガーが思わず妹の目をふさぐシーンは可愛かったw。ところが、二人の婚約式パーティでエドガーは自分を育ててくれたハンナやシーラの婚約者のフランクが”バンパネラ”一族だったことを知ってしまいます。

この”バンパネラ”という存在がこの作品の大きな肝となってきます。バンパネラとは、吸血鬼(ヴァンパイア)と似たような存在で他人の生血やエナジー(生きる活力みたいなもの)を吸うことで仲間を増殖させていく。シーラはフランクがその一族だと知りながら自ら彼を愛するがゆえにバンパネラとして生きる道を選びます。
しかし、バンパネラは「不老」ではありながらも「不死」ではないというのが大きな違いでしょうか。村人によってその存在を知られてしまったポーの一族は攻撃され、大老ポーと老ハンナはグッサリ刺された後に煙となって消滅してしまいました(消え方の演出はけっこう面白かったのですが、演じる役者さんたちは大変そうだなって思っちゃいました)。

エドガーはバンパネラの存在を嫌悪していましたが、村人たちに襲撃される前に半ば強引に大老ポーの強力なエナジーを受け継がされ「ポーの一族」の仲間入りをしてしまう。最初は妹を巻き込みたくないと彼女を遠ざけたものの、彼女の不幸な境遇を知ると意を決してエナジーを吸い取りバンパネラの仲間に入れてしまいました。このあたりのエドガーの葛藤がとても切なくてウルっときました。

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エドガーと妹のメリー・ベルはフランクとシーラの子供として育てられ、しばらくして後にブラックプールに辿り着く。ここで医者のクリフォードと出会い、フランクたちは彼をバンパネラに加えようとジワジワ接近していくことになります。このクリフォードは婚約者がありながらも方々で浮気するようなどうしようもない遊び人なんですけど、なんでそんな人物をバンパネラ入りさせようとしたのかちょっと未だによく分かりません(笑)。

そしてこのブラックプールのホテルでエドガーはアランと運命的な出会いを果たします。ここまで約1時間くらい…千葉くんアラン、満を持しての登場!いや~、こんなに時間かかるとは思わなかった(笑)。
この時のアランはエドガーを下に見ていてかなり生意気な態度を取るわけですが、いやはや、明日海エドガーと並ぶと本当に絵画の世界から出てきたかのような美しさ!!そんな二人の関係に一気に興味が沸きました。

エドガーは学校へ行きはじめ次第にアランと親しくなっていく。特にアランは他とは違う雰囲気を醸し出しているエドガーに興味津々で色々質問攻めにw。家庭環境が複雑なアランにとってエドガーは心の拠り所にもなっていたので、普通の少年らしい表情を見せていたエドガーとのシーンは見ていてなんだかちょっとホッとするものがありました。
でも、エドガーはもっと複雑な事情を抱えているんだよねぇ…。それを彼に明かすわけにもいかないのが切ないです。愛に溢れた世界に生きたいと切々と歌うエドガーと、そんな彼を囲む登場人物たちが勢揃いする1幕ラストのシーンは圧巻でした。エドガーとアランはお互いの心の寂しさからか共鳴し合うものがこの時点からあったんだろうね。

クリフォードとジェインの婚約式。傍から見ると本当にお似合いのラブラブカップルなんだけど、クリフォードはシーラにも目が眩んでいてw婚約者が傍にいるのに口説きにかかってる。いやもう、こいつはどうしようもないねww。ジェインよ、早く彼の本性に気づいてくれー!って何度思ったことか(なんとなく様子がおかしいとは思ってる風だったけどその程度だしw)。
でもクリフォードをバンパネラ一族に加えたいシーラとしては好都合で「餌に食いついてきた」と心の中ではニンマリしてる。「ポーの一族」は誇り高き存在ってフランクも言ってたのに、ほんとにこんな男仲間入りさせちゃっていいのかいなってツッコミたくなったよ(笑)。

同じころ、エドガーはアランを妹のメリーベルに引き合わせるのですが、かつて事故で失ってしまった許嫁と生き写しだった彼女にアランはすぐに心惹かれてしまいます。それにしても、小学生のうちに婚約者がいたとは…すごいなw。
ところがエドガーはバンパネラの血が騒いでいるからか、いつしかアランのエナジーを吸いたいという欲望を感じるようになっていました。こうなるとなんだか、3人の関係が複雑になって来るな(汗)。

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その頃ホテルでは、ブラヴァツキーとオルコット大佐による妖しい降霊大会が行われていた。霊が下りてきた瞬間のブラヴァツキー、涼風さんの快演がかなり光っておりましてインパクト絶大でした(笑)。それを生温く見守ってる福井さんの大佐も面白かったな。
そしてフランクはこの機にポー大老を呼び出してもらうことに。その霊が降臨した時に大佐が「髭はどちらが長かったか?」と尋ねるシーンが可愛くて面白かったww。演じてる人が同じだけあってなおさら(笑)。ポー大老の霊は一族を増やすことには賛成しましたが、海辺の小屋は災いが待っているから近づかないようにと言伝します。

そんな折、エドガーはついに我慢できずアランのエナジーを吸い取ろうと首筋にかぶりついてしまう。しかし、その瞬間にすぐアランは気づいてしまったことでついにエドガーの正体を見破ってしまうことに…。ずっと信頼していた存在に裏切られた気持ちにさせられたアランが「なぜ君は僕を選んだ!」と叫ぶシーンはとても切なかった。エドガーは妹に強力なエナジーを送りたくてあえてアランを選んだっていう理由なのがまたさらに切ないんだよねぇ…。

母親の重い病、望まない婚約、母に言い寄る医者のクリフォードの存在など・・・アランはどんどん精神的に追い詰められていく。そのうえエドガーからバンパネラにさせられそうになったわけだから混乱するのも無理はないよなぁ。
そして思い余った彼はメリーベルに追い詰められた表情で結婚を申し込みます。しかし彼女は自分がバンパネラであることからその申し出を断らざるを得ない。でもアランはそれでもいいって気持ちもあって複雑なんだよねぇ。

するとそこへエドガーがやって来て本格的にアランをバンパネラ仲間に誘おうとする。この場面、ミュージカル『エリザベート』でルドルフがトート閣下の死のキスから逃れようともがく場面とすごくよく似た演出だなぁと思いながら見てしまいました(まぁ、演出家同じだからね)。状況的にもちょっと被るしね。ということは、千葉くん、歌唱力上がったらルドルフもイケそうじゃないか!!みたいなw。

で、これからカプっといくぞーーってエドガーがなったところでメリーベルが必死にそれを食い止める。メリーベルもアランにいつの間にか思いを寄せていたんだよね(もう少しその時間経過を見たかったところですが)。「この人はまだ未練がある」というメリーベルの言葉に思い留まるエドガーのシーンがとても印象に残りました。エドガーにとってアランは「エナジーを吸う」存在以上にはなれないのかなとちょっと切なくもなったかも…。

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その頃シーラはいよいよクリフォードをバンパネラ一族に加えるために行動に移します。彼が自分に気があるということを利用して色仕掛けまがいで誘惑w。おっそろしい女だねぇ、シーラ。こりゃクリフォードよりも何枚も上手だわ。
と、途中まではそう思いながら事の顛末を見ていたのですが、場面が「海辺の小屋」になると状況が変わってくる。あのいかがわしい降霊の時に「海辺の小屋」だけには近づくなって言われていたはずなのに、まるで導かれるようにそっちに行っちゃうんだもんなぁ(汗)。

クリフォードはもうシーラにメロメロ状態でこのままモノにしちゃいそうな雰囲気に。まさに彼女のエナジー吸う体制へとまっしぐらだったわけですが…、そのテンションのせいか”人間”であることでいることを怠ってしまったシーラ。クリフォードは手を握った時に彼女の脈が全くないことに気づいてしまいます。こういうところはさすが医者だなとw。さらには、少し前にシーラの姿が鏡に映っていないことも目撃していたことから(TDV思い出したw)、彼女がバンパネラで自分を狙っていたことを悟ります。こういう勘は意外と鋭かったんだなと。
焦ったシーラは一気に畳みかけようと近づきますが、バンパネラの存在を悪と捉えていたクリフォードは逆上して傍にあった槍のようなもので彼女の体を貫いてしまいます。シーラは瀕死の重傷を負ってしまうことに…。クリフォードのことをちょっと甘く見すぎましたかね。

さらにクリフォードは婚約者のジェインの元へ駆けつけ、一緒にいたメリーベルを銃殺してしまう。それから後に駆けつけたエドガーはメリーベルを失った哀しさからクリフォードを銃殺。不幸の連鎖が次々と発生するスリリングな展開に(汗)。
そして、なんとかフランクの元へたどり着いたシーラでしたが、胸の傷は深く周りにいた人たちにもバンパネラであると気づかれ銃殺…。彼女を目の前で失った悲しみに暮れたフランクも続けて銃殺され姿を消してしまいました(涙)。この二人の最期の愛のやり取りがとても切なくて泣けた…。

クライマックスが怒涛の展開で、”そして誰もいなくなった”のような状態に(汗)。『ポーの一族』ってこんなにも激しい顛末だったのかとビックリです。

一方のアランも母親に言い寄っていたハロルドを階段から突き落とし重傷を負わせてしまった。その現場を婚約者のマーゴットに目撃され「あなたは人殺し」と激しく罵られる。さらには愛する母親からも見放されてしまうという哀しい結果に…。
精神的に絶望したアランの元へエドガーがやって来る。もうこの世に未練を感じなくなったアランは「ポーの一族」に加わりエドガーと共に永遠の旅に出る決意をします。エドガーとアランの二人のシーンはこれまた『エリザ』を思い出すような感じで美しかったですね。

で、ここで物語が終わるのかと思ったら…さらに続きがあって。その終わり方が想像していたものとかなり違っていたのが少し意外でした。あ、こういう終わり方なんだ…って感じかな。

キャスト感想などは次のページにて。