劇団四季『エビータ』 2006.09.14マチネ

今月は観劇予定が“0”のはずだったのですが、友人から誘われて急遽劇団四季『エビータ』の観劇に行ってきました。

四季劇場『秋』に入るのも久々ならば、2階席観劇というのもまたさらに久々でございました(笑)。秋劇場入口すぐの所に次回公演の『壁抜け男』のアピール写真が大々的に掲示されてました。うーん、『壁抜け~』も初演以来観てないんだよなぁ・・・懐かしい。
 さて今回ちょっとビックリした出来事が。なんと、パンフレットのお値段が会員と一般とで200円の差がついていたんです。最近の四季パンフを購入していなかったので知らなかったのですが、いつからこのような制度になったのでしょうか?
私は会員なのですが、会員証提示が必要だったのでお財布の中必死に探してしまいました(爆)。奇跡的に持っていたので会員価格にしてもらえましたが、会員でもカード持っていない人は200円損することになるようなので、もしもこれからご覧になる方で会員の方はカード持参お忘れなく
主なキャスト
エビータ:井上智恵、チェ:芝清道、ペロン:下村尊則、マガルディ:飯野おさみ、ミストレス:西田ゆりあ ほか

 以下、少しネタバレの感想です。

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『エビータ』を2階席から見るのは初めてだったのですが、この作品はもしかしたら1階席より2階席のほうが楽しめるのかもしれないと思いました。

幕開けのエビータの棺、2階席から初めてその中にエビータが眠っている姿を観る事が出来ました。もちろん、井上さんが中に入っているわけではないのですが、けっこうリアリティのある顔でなんだかちょっと恐かったくらいです(苦笑)。
と、こんな発見もありますし、あとは舞台全体の見晴らしがとてもいいのも利点です。けっこうセットじたいは殺風景なのですが、上から見るとライティングがきれいでちょっと感動・・・。
ただし、演出的な面から行くと・・・私は舞台バージョンの『エビータ』は実はあまり好きではなかったりします。“静”と”動”の差がありすぎるので、”動”の部分では楽しめるのですが”静”の部分になると途端に退屈に感じられてしまうのです。動きも少ないので、なおさら意識が・・・。
特に後半、エヴァが死に瀕しているときがかなりヤバくて・・・ハッキリ言ってあまり記憶がありません(苦笑)。
マドンナ&バンデラス主演の映画『エビータ』は最初から最後までワクワク感が続いたし躍動感があるんですよね。やっぱり私は映画のほうが好きだなぁ・・・と。

井上智恵さん
2度目のエビータでしたが、1回目よりも堂々としていたし演技的にもあまり力が入ってなくてなかなかよかったと思います。歌声の力強さが最後まで持つというのも彼女の大きな魅力では。井上さんのエビータ、とても好きなのですが、やっぱり後半は退屈しちゃうんだよなぁ。勿体ない・・・。

芝清道さん
相変わらず迫力ボイスのチェで魅了してくれていたのですが、以前に比べると少し落ちたかなぁと・・・。友達とも話したのですが、1幕のメイクがちょっと頂けなかったんだよなぁ(笑)。変に濃かったり・・・影が入りまくってたり・・・(苦笑)。

下村尊則さん
初めて見たとき、下村さんのペロンってけっこうイケるんだ~と感動しましたが、今回も低音が響いて非常によかったと思います。下村さんってけっこう独特の雰囲気があるんですが、ペロンではそれを見事に消しているなぁといった感じで。役の幅もだいぶ広がってきましたね。

飯野おさみさん
なぜか、パンフレットの写真が別になっていたのですが・・・もしや急な交代だったのかな?それでも、濃い~~マガルディを熱演してました、飯野さん。見かけも歌も、とにかくすべて濃かった(笑)。まぁ、マガルディのキャラクターじたい濃いんですけど。

西田ゆりあさん
毎度毎度、ミストレスの女優さんは新人さんを使っているのですが・・・西田さんはかなりダメでした(毒)。とにかく歌が一本調子でどうにも素人っぽい雰囲気なのがいただけません。しかし、ミストレスのナンバーって3番まであるんですよ・・・(苦笑)。まさに退屈極まりない場面でした。

アンサンブルさんたちのダンスは躍動感があってよかったです。もういかにも加藤敬二さん振り付けって感じのキレキレ感がいいですね(笑)。

でも、『エビータ』はやっぱり映画のほうが好きなので舞台はもう行かないかもしれないな・・・。