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超体感ステージ『キャプテン翼』2017.09.01ソワレ

六本木にあるブルーシアターで上演された超体感ステージ『キャプテン翼』を見に行ってきました!

この作品を観に行ったということで、友達からは「意外」と言われたんですけど(笑)実は私、『キャプテン翼』の大ファンだったりするんですよねw。現在の私のサッカー知識はほぼこの作品から得たものだったりします😁。
私のキャプつば愛は以下に書くとしてww、舞台以外での出来事を少々。

今年で閉鎖が決まっている六本木ブルーシアター。以前に来たのは「銀河英雄伝説」と「さよならソルシエ」の2本。個人的には間宮祥太朗くんがラインハルトを演じた最後の「銀英伝」の舞台を観に行った思い出が一番印象深いです。
ただこの劇場、六本木のちょっと小高い山の上にあるからか、夜になると虫が入ってきてしまいスタッフの皆さんが捕まえるのに大変そうでした😅。夏だとなおさら・・・ねw。あと、ふと足元に目をやった時「G」がササっと横切ったのを見て肝冷やしました😱😱😱。なんとかスタッフさんに気付いてもらえてよかったw。

私はプレミア席だったので特典として非売品のオリジナルタオルを頂きました!結構しっかりしたつくりでカッコいい!あと、パンフレットがサッカーボールになってたのも面白かった。

終演後には日替わりのキャストさんによるチェキ撮影会というのも実施されました。これ、舞台観に来る2日前くらいに知って「めっちゃサービスいいやん」とビックリしたんですよね😅。一応撮影のためには参加券なるものを購入しないといけないんですが、記念なので1枚だけお願いすることにしました。キャストさんのファンの方とかは1人で何枚か購入されて複数枚撮影してて微笑ましかったです😊。

こちらがその時の参加券。私が観劇した日は早田役の土井一海くんと、次藤役の皇希くんの日本代表DFコンビでした。二人とも舞台が終わって疲れているだろうに、待っててくれてるファンのためにテンション高く楽しい撮影になる空気を作ってくれました。1組ずつ撮影だったので大変だったと思うけど、それぞれ違うポーズ決めてくれたりしてたんですよね。本当にありがとう☺!!

あと、舞台開始前には体感シートの装着説明員としてスタッフさんと共に石崎役の輝山くんサンターナ役のAKIくん(こちらも日替わりだったようです)が登場。こちらも舞台前準備の忙しい最中に来てくれてて、ほんとありがとうの気持ちでいっぱいになりました。
ちなみに私は体感シートじゃなかったので後ろ向いて見てたんですけどねw。

以下、ネタバレを含んだ感想になります。

 

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2017.09.01ソワレ in Zeppブルーシアター六本木(東京)

主なキャスト

  • 大空翼:元木聖也
  • 岬太郎:鐘ヶ江洸
  • 若林源三:中村龍介
  • 日向小次郎:松井勇歩
  • 三杉淳:鷲尾修斗
  • 松山光:反橋宗一郎
  • 早田誠:土井一海
  • 新田瞬:加藤真央
  • 次藤洋:皇希
  • 若島津健:渡辺和貴
  • 石崎了:輝山立
  • 立花政夫:大曽根敬大
  • 立花和夫:廣野凌大

 

  • ロベルト本郷:田中稔彦
  • 見上辰夫:瀬川亮

 

  • エイブ・レオン:松永一哉
  • ノエル・ポポロ:斎藤准一郎
  • カール・ハインツ・シュナイダー:北村悠
  • デューター・ミューラー:伊阪達也
  • エル・シド・ピエール:西馬るい
  • カルロス・サンターナ:AKI
  • 山守ジェネラルマネージャー:阿部丈二

 

全員男性キャスト、しかも平均年齢がかなり若いメンバーでした。というわけで、翼君の彼女(漫画ではすでに妻であり母w)の早苗ちゃんや松山くんの彼女の美子ちゃん、三杉君の彼女の弥生ちゃんなどは出てきません。翼のお母さんも出てこなかったな。ちなみに日向くんの彼女はだいぶ先に登場するのでこの時は影も形もありません(笑)。
今回は作品メインで遠征したので、知っているキャストは瀬川くんと元劇団四季の准一郎くんだけだと思っていたのですが・・・よく見たら阿部さんや伊阪くんも知っていたことが判明。ちょっとホッとしましたw。

雑感

上記にも書いた通り、私は『キャプテン翼』の大ファンでして・・・週刊少年ジャンプに連載されている当時は毎週欠かさず購入するほど熱中してました😁。単行本もジャンプコミック版のものは全巻購入して嫁入り道具に持ってきたくらいだし(YJ版もだいぶ購入しましたが、最近のシリーズは頓挫してしまいました 笑)テレビ東京系で放送されていたアニメも映画版含めてすべて見ました😆。当時はまだ録画機器がなくてカセットデッキをテレビの前につけて音声録音していたのですがww10年くらい前にBSで全話放送があってそちらを全て録画して映像を残すことができました。
ちなみにアニメ放送当時、私は本気で岬くんと日向くんに恋してました(笑)。

 

B000BNM8E2 キャプテン翼 コンプリート・コレクション
TVサントラ 竹本孝之 山田栄子 鈴置洋孝 小粥よう子 坂本千夏 JETZT 鈴木祥子 沖田浩之 キャプテン翼応援団
Sony Music Direct 2005-12-07by G-Tools

なにげに、コンプリートCD↑なるものも持ってますww。

 

それくらい大好きなので、正直、『キャプテン翼』を舞台化すると始めに聞いたときは「なんたる暴挙😱!?」と衝撃受けました💦。あの世界観を舞台化するのは無理だと思ったし、確立されたキャラクターを舞台で表現するのはあまりにもハードルが高すぎるんじゃないかと…不安しかなかったです(苦笑)。

が、それと同時に湧き起ってきたのが「あのキャプつばの世界をどういう風に舞台で表現するのだろう」という果てしない興味。これはもう、舞台好きだからゆえの感情だったかもしれませんw。以前『銀河英雄伝説』が舞台化されると決まった時も「あれをどうやって!?」という不安と同時に興味も沸いて結局全シリーズ観に行ったのですが(笑)あの時と似た感覚でしたね。銀英伝も最初は共に心中するみたいな気持ちで行ったわけですがww😓、結果的にはすごく良くできていたし何より面白かった。『キャプテン翼』もきっと結果オーライに感じることがあるのではないかという気持ちが強く湧き起ったんです。

でも、公演地は東京のみという事で…行くべきか行かざるべきか、公演が始まる寸前あたりまでかなり悩みました。吉と出るか凶と出るか分かりませんでしたから😅、そこまでの交通費を考えるとなかなか決心がつかず。
と迷っていたら、今回のステージでは「匂い」も有りみたいな宣伝文句が目に入りww。というのも、この舞台は「超体感ステージ」と銘打っている通り、ある一部の席はストーリーの展開と併せて衝撃などがじかに感じられる仕掛けがあるとあったんです。そこに「匂い」もあると聞いて…え、なにそれwww的な興味が(笑)。これが決定打となり(これホントw)行ってしまいました😅。

ちなみに、衝撃と匂いのする席には結局座らなかったので😅😅、実際どんな香りがしたのかは謎ですwww。1度しか観ない予定だったため、超体感シートに座るかどうかかなり悩んだのですが…1回きりだったらやはり衝撃とかなく落ち着いて見た方がいいなという自己結論に至ったので(笑)。ということで、あの決定打は結果的に何の意味もありませんでした(苦笑)。
その代り、違った意味での超体感がありまして…というのが、座席があり得ないくらい前方だったんです、間際に購入したにもかかわらず😓。その時点でちょっと嫌な予感はしました(苦笑)。

ここ最近観に行った舞台の中では一番客入りが少なかったかもしれません…。やはり『キャプテン翼』というとキャラが確立しすぎていて、それを実写化することの壁というのは相当高かったんだなと思いました。こればかりはまず見てもらわなければ評価もできないわけですけど、あまりにしっかりしたキャライメージがファンの間で出来上がってしまっていることもあってか、最初に出した実写のビジュアルに違和感を持った人がかなりいたんじゃないかなと・・・。入口に来てもらわないと作品の良し悪しは正直分かってもらえない部分があります。その最初のところで躓いてしまった感が・・・何とも残念だなと😣。
お客さんを呼ぶために、日替わりでキャストとのチェキ会を行ったり、体感シートの説明にキャストを呼んで来たり・・・それはそれは涙ぐましい努力を感じましたが、私が行った日は後半残り公演もあとわずかだったにもかかわらずかなりの空席が目立っていて切なくなってしまいました。若いキャストが一丸となって頑張っていたし、舞台も熱くて…原作を知っているこちらとしてはツッコミどころも多々ありながらもそれすらも面白いと思えるくらい良い舞台だったんですよね。「この若い役者さんは将来来るかも!」みたいな発見もあったりして、個人的には行ってよかったし、もっと近くに住んでいたらもう一度見たいって本気で思いましたよ😆。

まぁ、逆に言えば、それだけ『キャプテン翼』が偉大な作品なんだという事を思い知らされたという事にもなるのかな。
だけど、舞台には舞台の良さがあります。あのスピード感の迫力は生でなければ体感できない。みんなそれぞれ真摯に役柄と向かい合っていたし、足に擦り傷の跡が見えるキャストさんもいました。そんな彼らの熱い舞台が観れたので、私は遠征したかいはあったなと素直に思います。

全体感想

実は行くまで舞台の内容を全く頭に入れずにいたので、全編ほぼオリジナルストーリーだというのは始まってから数分で知りました(笑)。最初にフランスでの全日本ジュニアユース優勝の場面が出てきちゃったので、え!?もうその場面!??ってビックリしたくらいです😅。単行本マンガでいうと、36巻に当たりますね。
シュナイダーのいるドイツ(ちなみに単行本の時代はまだベルリンの壁が存在していたので西ドイツになってます)に勝利した後ブラジルへ渡った翼の物語(サンターナが登場するのがこのあたりからです)が始まってワールドユースの物語へと繋がっていくのですが、舞台では翼がブラジルへ発つ前に起こった出来事をオリジナルストーリーとして上演する形となっていました。つまり、この時点で登場人物まだみんな中学生…😅…いや、そこは深く考えてはいけませんっっw。

フランスでの勝利の後、全日本メンバーは帰国の途に就きますが直行便を確保できずにトランジットでドバイを経由することに。ドバイへ向かう最中、ロベルト(田中くん)の脳裏にある出来事が思い浮かんできます。それは、翼(元木くん)に出会う前のこと。ある戦闘区域の国を訪れたときに1人の並外れた身体能力を持った少年に出会っていました。攻撃してくるヘリコプターをボールで撃退し友人であるポポロを救う(!!)衝撃の現場を目撃したロベルトは彼をサッカー選手として育てたいと思いましたが、心を通わす間もなく二人は別れ別れになってしまいました。
中継地のドバイで休暇を楽しむ翼たちの前に、ある攻撃的な目をした青年が立ちはだかります。彼こそがロベルトがかつて目をつけていた少年・レオン(松永さん)だった。明るく快活な翼に必要以上の敵対心を燃やすレオンにその場は一触即発状態。それを止めたのはロベルトでした。
その後、ビジネスとしてサッカーチームを作ることに野心を燃やす山守(阿部さん)は様々な国のトップスター選手を集めてRED STORMを創設します。その中にはシュナイダー(北村くん)ミューラー(伊坂くん)、さらにはブラジルの至宝・サンターナ(AKIくん)やフランスのピエール(西馬くん)といった錚々たるメンバーが参加。そのメンバーの中に、翼と対決したい一心だけで入団を決めたレオンと彼の親友であるポポロ(准一郎くん)の姿がありました。彼らが最初に対決したいと選んだ相手こそ、翼率いる全日本チーム。
帰国後、さっそく再招集された翼たちは最初こそ再会を喜ぶものの、RED STORMのメンバーを知って怖気づいてしまう。彼らは一致団結して戦うことができるのか!?

と、だいたいのストーリーはこんな感じでした。オリジナルストーリーではあるのですが、ちょいちょい原作要素も出てきたりするのでそこはかなり楽しかったです。
それにしても、ロベルトが翼と出会う前にあんな出来事があったとはねぇ(笑)。その回想シーンがあまりにも『キャプテン翼』世界から離れていたので、一瞬違う作品観に来たのかと思っちゃいましたよ😅。特にレオンたちの国の演出…あれ、かなーーりミュージカル『ライ○ンキ○グ』意識したんじゃないか!?めっちゃ既視感があったんですけど(動物の表現とか特に 笑)。そこは准一郎くんが色々アイディア出してたのかもね😁。それにしても、レオンがサッカーボールで攻撃ヘリを撃退する場面はビックリして笑ったww。でもキャプテン翼はあり得ない出来事が色々起こるので違和感ないところがすごいよ(笑)。

キャストのみんなはかなり頑張って原作寄りにキャラ作っていたと思います。見ていて、あぁ、彼はそういう子だったよね~みたいな懐かしさもあったり。しばらくマンガ読んでなかったけどまた読み返したくなったしアニメも見直したくなりました。
が、いかんせん、席が近すぎたせいでどうしてもアニメと比べると…な外見のキャラがいたのも事実でして😅。立花兄弟…、もう少し遠くから見たかった(近くで見ると双子でない感が気になってしまってww)新田くん、顔つきの鋭さは原作寄りなんだけど・・・翼よりも先輩に見えてしまってww。岬くんと、三杉くんと、松山くんのキャラの外見が最初見分けつかなくて…アイテムでなんとか把握できたという、ね(三杉君はデータ分析のパソコン持ってて、松山くんは美子ちゃんからもらったハチマキしてる。それ以外が岬くん、みたいな 笑)。やっぱりビジュアルで似せることの大きな壁みたいなのは正直感じてしまいました。そういう意味ではもう少し後ろから見たかったというのが本音😓。

後ろから見たかったことのもう一つの理由が、映像の妙技がよく分からなかったことです(苦笑)。ボールの動きの場面は特に色々な光の表現があったようなのですが…いかんせん近すぎてしまいまして…その融合の凄さみたいなものを実感することができませんでした。たまに白く光る大きな光が行ったり来たりしてそれに合わせてキャストが飛んだり跳ねたりしてたので、こうなってるんじゃないかなと想像したりは出来たんですけどw、こんなことならもう1回分離れた席で見る計画建てておけばよかった(苦笑)。ドライブシュートや雷獣シュートの迫力を映像でもっと体感したかったなぁ。
ただその代り、間近でキャストのみんなのアクロバティックな動きを堪能できたことはすごく良かったです😆。そういった意味ではかなりの特等席でした、今回。ゴールポストのセットもあったんですけど、あれかなりの高さだったのにヒョイってみんな軽々昇っててビックリ😮!さらにはそこから回転しながら着地するっていう、キャプテン翼特有のアクロバットサッカーを華麗に決めててさらにビックリ😮😮!!しかも、けっこうな高さからジャンプしてるのに、皆、降りたときの形がピタッと決まっててすごく綺麗なんですよ😆。あれを間近で見れたのは本当に感動的だったし、何度も「おぉ~!」って思わず声に出てしまったりもしてました。

アクロバットといえば、『キャプテン翼』で一番インパクト強いのが立花兄弟のトライアングルシュートやスカイラブハリケーンです(笑)。ゴールポストを利用してジャンプするトライアングルは予想通りでしたが、スカイラブハリケーンをどうやって表現するのか、そこが一番の興味ポイントだった私😁。いやだってあれ、現実のサッカーでは絶対にありえない技ですから(知りたい方は原作読むかアニメDVD見てくださいww)

立花兄弟/超体感ステージ「キャプテン翼」

そしたら、舞台では立花兄弟が原作通りちゃんと上下になって足つけて飛ぶシーンを採用!飛ぶ方は脇に他のキャストを上手いこと配置していかにもな感じを演出してました。あれはすごいなと、思わず「ほぉ~!」と唸りましたねw。あと、次藤君の足を使ったスカイラブツインシュートも出てきてビックリ!!ここはたしかワイヤー使ったかな。ちゃんと次藤君の足から二人が発射されてる感が出ていて「うほっ」って思っちゃいましたよww。

さらに面白かったのが、若島津くんの手刀ディフェンス!!三角蹴りディフェンスもこなしてて大活躍😆!!しかもちゃんとマンガどおり「キエェェ~~~~!!!」って叫んでディフェンスしてるもんだから、もう、笑いがこみあげてきて大変だったwww。よくぞ再現してくれたよ😁。
若林くんはドイツで修業中って設定なので出番的に多くはないのですが、試合本番にはやってくる。このシーンで若島津だけが若林を歓迎してない的なニュアンスがあったのがすごく良かったです。若島津は自分よりも若林のほうが優れたキーパーだって自覚あるからね。で、控えだった若林は結局相手のシュートで大怪我しちゃった若島津に代わって登場という運びになるわけで😅。ここでは二人はちょっといい雰囲気になっててホッとするんだけど、個人的には若島津君に同情してしまうんだよね。たしかこのニュアンスの場面、原作にもあった気がする。
その若林くんもワイヤーアクションやってましたよ!特にマトリックスも真っ青な動きしてる演出があって、あれを見た時おもわずあまりの反りっぷりに笑ってしまったww。いや、あの反りっぷりの身体能力はすごいな!!って感動したんですけど、実際に目撃すると、すごすぎて笑えてしまって😁。こういうのもキャプテン翼の楽しみの一つだったりするんですよね。なにせこの作品、あり得ない技や動きの連続が面白いわけなので(笑)。

面白い演出だなと思ったもう一つが日向くんの特訓思い出し場面。たしか雷獣シュートを開発してたくだりだったと思うのですが、海に向かってガンガンとボールを打ち込んでも波に乗って戻ってきてしまうという。ここの表現の仕方が実に巧妙だなと思いました。波を水色の布で表現してける方向のタイミングを計ったようにしっかりボールが日向くんの足元に戻ってくる。これは舞台ならではの表現方法で地味だけど面白いなと思いました。

笑いの部分の担当は石崎くんや次藤くんが主に担当してた感じでしたね。特に次藤くんがドバイに降り立つときになぜかブル○ンネタを披露しようとして見上さんに瞬殺されるって展開は笑えた😁。原作の次藤は面白キャラじゃなかったんだけどw、舞台版では皇希くんがそのあたり盛り上げてくれてました。
笑いといった点で意外だったのが日向くん。若島津くんといつも一緒なのは原作通りだったりするんですが(今回は後輩のタケシいないしねw)、その若島津くんが日向くんを翻弄するような場面がちょいちょいあってww。ドバイに買い物に繰り出す時にも「キエェ」って言いながら引っ張って行ったりwwww。一番笑えたのが、試合前日でそれぞれが気持ちを新たにする場面。青春の一ページみたいな、キャプつばらしい展開だったんですけど。ここでみんなが川に飛び込んで水浴びしながらはしゃぐ場面がありました。日向くんは自らそこに加わるようなキャラではないので「俺は行かない」と一人シレっとしている。それを後ろから若島津が見つめてるんですが…そこで日向くんが突然「押すなよ」って言い出すんですよ(笑)。つまりは、本当は自分も水浴びの仲間に入りたいって裏返しでww😅。最初は真面目に言うこと聞いてた若島津くんにしつこく日向くんが「押すなよ!!」って念を押すのでとうとう悟って「キエェェ~~!!」の掛け声とともに後ろからキックして日向くんを川に突き落とすっていう、ねwwwww。もうあの場面は爆笑してしまったよ😁。これも舞台ならではなキャラって感じでお得感がありましたw。

グッとくる場面もありました。
レオンと翼が別々の場所でサッカーへの想いを吐露する場面があったのですが、翼が「夢は日本のワールドカップ優勝」と言っていたのに対してレオンは「自分の夢はあきらめた」と語るんですよね。レオンの国は内戦が激しくて夢を持てるような環境ではなかった。本当はロベルトにブラジルに連れて行ってもらってサッカーを教えてほしかったのに、それが叶うことなく別れてしまったことが彼の中でトラウマとして残ってしまっているんだなって思ったらなんだか切なくてウルっときました。
他人を寄せ付けないような性格のレオンでしたが、試合を通して次第に翼のサッカーに魅せられその楽しさに気付いていく過程も良かったです。翼がふとした休憩タイムに飲んでいた水をレオンにも分けてあげるワンシーンがあって、それを素直に受け取った時は何だか嬉しかったな😊。

それから胸熱だったのが、RED STORMとの試合前夜に翼くんがメンバーを集めてそれぞれへの想いを伝える場面。この時、みんな自分の学校のユニフォーム来て登場してるんですよ😭。なんかそれ見ただけでも・・・感無量といいますか・・・なんか泣きそうになりました。あのユニフォームでみんな翼と戦って、そして絆を深めたんだよねぇ。それを生で実感できる日がこようとは…と感動してしまいました☺。
あ、あともう一つ。RED STORMチームに翼くんが石崎君と一緒に小高い丘(舞台だと客席のちょっと上の方でしたが)から「ちょうせん状」と書いたボールを蹴り入れたシーンがあったこと。これは『キャプテン翼』の原作冒頭の方に出てきた場面でもあったので、それを舞台でも組み入れてくれたことがファンとして嬉しかった😊。

ちょっとウーンと思ったのが、舞台オリジナルで登場のレオンのキャラ設定です。なんかちょいちょいサンターナのキャラと被るなぁと😅。サンターナが登場してこなかったらキャラが立っててよかったのかもしれないのですが、今回サンターナも出てきているのでちょっとどちらも中途半端に感じることがあったのが残念でした。原作では翼たちと死闘を繰り広げていたファン・ディアスも出てきてないので、サンターナは今回出さなくてもよかったんじゃないかなと思わなくもありませんでした。
それから、これは舞台の転換の都合だと思うんですけど、1幕での客席を翼たちが追っかけっこで駆け回るという演出。その間に本舞台の方のセットを一所懸命変えたりしてたので時間稼ぎ的な意味もあったんじゃないかとは思ったのですが…ちょっと、それが長すぎたかなと。あそこだけなんだか間延びしているようで違和感あったんだよなぁ。翼たちはそんなにふざけて走り回ったりせんだろうっていうのもあったしね😓。
個人的に残念に思ったのはこのくらいだったかな。あとは本当に面白かったです!

主なキャスト別感想

元木聖也くん(大空翼)

今回、翼君を演じるにあたって大きなプレッシャーがあったと思います。私の中では小粥よう子さんの声の翼君って感じで定着してしまっていたしw、そのイメージをいい意味で変えて納得させていくのは大変だったんじゃないかなと。
だけど、蓋を開けてみれば、彼は翼くんのキャラにすごく合っていたと思いますよ😊。予想外といっては失礼だけど、それ以上に彼の持つキラキラしたものが翼くん役として生きていた。カラカラっとした天真爛漫で可愛い笑顔や、サッカーに対する情熱が人一倍熱いところ。美しいアクロバット姿勢など、どこをとっても、あぁ、翼君がそこにいるって思えたのがすごくよかったです。

松井勇歩くん(日向小次郎)

最初のビジュアルを見た時は正直「ちょっとイメージと違うかも」って思ったのですが、舞台の上で観たら、ちゃんとしっかり日向小次郎だったので思わず拍手送りたくなりました!若島津とちょっとイチャイチャっぽくするキャラは舞台ならではだったと思うけどw、レオンの態度に激高してしまったりちょっと激しい一面が時々見えてしまうところなどは私の知ってる日向くんでしたよ。
印象的だったのは練習中にイライラして早田くんにきつく当たってしまったシーン。あそこで自己嫌悪にかられながら「すまない」と一言詫びを入れるときの表情がなんだかとても切なくてグッときました。そういう繊細なところもあるんだよね、日向君は。かなり原作キャラに忠実に演じてくれて嬉しかったです😊。

鷲尾修斗くん(三杉淳)

最初は岬くんと松山くんと三杉くんの見分けがつかなくて焦ったんですけど😅、三杉君は重い心臓病を抱えているので基本コーチやってるんだったなと悟ってからはちゃんと自分の中でキャラ分けできたので良かったですw。
そのうえで改めて鷲尾くんの三杉淳を見たんですけど・・・めっちゃ美形でカッコいい😍!!もうほんと、ガラスのエースっていうか、美男子だったよ!!後半からは試合への出場機会もあって活躍。単純に、イケメン三杉君が活躍する姿が見れて眼福でございました😚。今後注目したい役者くんです。

輝山立くん(石崎了)

一番この作品の中でイメージに合っていたキャラだなと思ったのが石崎くんでした。ちょっとウザいくらいにみんなに絡んでは空回りしちゃうんだけど、憎めないしみんなのマスコット的存在。時にガッツで盛り上げ顔面ブロックも健在!あ~、漫画から出てきたような石崎くんだなって思えてとても嬉しかったです。目がキラキラしていたのも印象的だったな。

皇希くん(次藤洋)

原作でもアニメでもビッグな体格の次藤くん。演じた皇希くんも体格がすごくいい感じだったのですが、食欲旺盛でちょっとお調子者的なキャラは舞台ならではだったかなと。なんか見てるだけで癒される可愛さがあって新鮮でした(原作はけっこう尖ったキャラなので)。
何より衝撃だったのが、ダンスがすごくキレキレだったこと😮!ほかの華奢なキャストと動き遅れることなくきっちりついて行ってたのがかなり衝撃的でした。ボールを体張って止めるシーンも小刻みに震えさせたりして臨場感抜群!すごい子が現れたなぁと感心してしまいました😃。

北村悠くん(カール・ハインツ・シュナイダー)

最初に見た瞬間から、あ、シュナイダーがそこにいる!!と衝撃受けたほどキャラに合っていてビックリしました!まさにドイツの皇帝と呼ばれるにふさわしい気品と冷淡さみたいなものがあって思わず目を惹きましたね。シュナイダーの扮装があそこまで似合うと思える役者さんもそういないんじゃないかなと思えるほど美形😍。
それでいて若林にはギンギンとライバル心を燃やしたりする熱さもあって、とにかく終始カッコよかったです😆!!

松永一哉さん(エイブ・レオン)

今回舞台の振り付けも担当されていたという松永さん。レオンの年齢設定がよく分からなかったのですが😅、見た目的には皆よりもお兄さんって感じだったかな。だけど、動きが派手でキレもあるし、最後の翼との勝負でのワイヤーアクションはまさに「柔と剛」といった感じでめちゃめちゃ見ごたえありました。常に刺すような目線でいろんな人を威嚇している雰囲気も刺激的だったんですが、カテコですごく紳士的な笑顔をされていて。なんだかそのギャップにも萌えました😜。

斎藤准一郎くん(ノエル・ポポロ)

いやぁ、准一郎くんがこんなに良いポジションで演じているのを見られるなんて、嬉しいですよ!劇団四季では赤毛のアンのギルバート演じたり、双子のお兄さんの洋一郎くんとソンダン出たり活躍していましたが、外部に出てからはアンサンブルで見ることが多くてもったいないなと思っていたんです。
ポポロはレオンの親友なんだけど性格が引っ込み思案的でいつもオドオドしてるキャラ。その翻弄されっぷりがすごく可愛くて思わず頑張って!と声をかけたくなっちゃったくらいなんだけどw、サッカーしてる時の動きはとても生き生きしていてキレがあってすごくカッコいい!まさに准一郎くんの本領発揮だなぁとうれしくなりました。キャプテン翼の世界の中でオリキャラとして躍動する准一郎くんを見ることができて本当に良かったです😊。

田中稔彦くん(ロベルト・本郷)

今回の舞台の中で特に目を惹いたのが田中君が演じていたロベルトです。いやぁ~、ビックリするくらい、ロベルトでした、ほんとに😆。ちょっと原作よりも若いかなっていうのもありましたが、それ以上に私のイメージしていたロベルトとかなりドンピシャで重なっていたのが本当にすごく嬉しい驚きでした😆。
要所要所で代表メンバーをまとめ上げるお兄さん的な存在であったり、はたまたRED STORM  ではレオンをちょっと離れたところから温かく見守っていたり。とにかく見ていて惚れてしまいそうになるほど素敵なロベルトだった😍。

瀬川亮くん(見上辰夫)

正直、最初に瀬川くんが見上監督役だと知った時はかなり衝撃受けました。いやだって、原作やアニメで見る限りの見上さんって、かなり年齢上いったおじさんだったので・・・瀬川くんが演じるにはあまりにも若すぎるんじゃないかと思ったんですよね😅。
ところが、蓋を開けてみれば…見た目の若さ以外はw見上監督そのもので全く違和感なくてビックリしました!いやぁ、あんなにも瀬川くんが見上さんにハマるとは思ってもみなかったのでこちらも嬉しい驚きでした。落ち着きといい、渋みといい、もう抜群の安定感😀。あぁ、瀬川くん、幅のあるいい役者さんになったねぇ…とすごく感動してしまった。

阿部丈二さん(山守ジェネラルマネージャー)

今回の舞台のオリジナルキャラだった阿部さんですが、もう、一人次元を超えたテンションで最初から最後まで演じ切ってくれて・・・すがすがしすぎたww。もう、何度吹き出しそうになったかしれません😆。なんていうか、壮大な悪役、みたいなインパクトでいろんな人物を翻弄しまくる様は圧巻。特に高笑いする場面なんかは見ているこちらが思わずつられて笑ってしまいそうになるほどwww。とにかく濃くて面白かった😝。

他のキャストも皆すごく個性的で面白く、見ごたえのある熱演を見せてくれました!

 

後述

超体感ステージ『キャプテン翼』(ゲネプロ)

客入り的に振るわなかったかもしれませんが、舞台としては非常に面白かったです。原作と比べて思わずププっと吹き出してしまいそうになったり、それはないだろうwwみたいなツッコミどころもあったりすらも楽しめました😁。

原作のイメージにとらわれていたらもしかしたらダメかもしれませんが、これはこれって割り切って見ればかなり良くできた舞台だったのではないでしょうか。オリジナルストーリーでちょいちょい原作エピソードを挟んできたのもよかったし、なにより若いキャストのみんなが一致団結してすごく熱い舞台を演じてくれていたのが何だか胸熱でもありました☺。
舞台には舞台の表現、面白さがあるんだなと改めて。それだけに、もっとお客さんが入った舞台だったらなぁって少しやるせなくも思ったりしました。

なかなかに精度の高い2.5次元舞台でした。ここに出演した若い役者さんたちがまた新たなステージで大きく羽ばたいていきますように、今後も注目して応援していきたいです。

そういえば、私が観劇した日の前日にはサムライジャパンがW杯ロシア大会への切符を獲得したんですよね。『キャプテン翼』が連載当初はアジア予選すら夢のまた夢だったわけなので、それが今やW杯出場を果たせるまでに成長した日本サッカー界。その大きな原動力となったのがこの作品でもあると思うと何だかとても感慨深かったです。
がんばれ、サッカー日本代表😆!!