劇団四季ミュージカル『CATS』2011.9.25マチネ(オフステージトークあり)

オフステージトーク

オフステの司会はジェリーロラム=グリドルボーンを演じてた朴慶弥さんタントミールを演じてた原田麻由子さん。お二人が登場すると突然、吉本の音楽が鳴りだして漫才ムードになったのが笑えた(笑)。掃除ブラシをマイクに見立てて息のあったテンポいい漫才トークを繰り広げる朴さんと原田さんに客席も大笑いしてましたね。二人とも関西のご出身なのかな。だからあのテンションが出たのかもw。
その二人からこの日のトークの趣旨について説明が。で、「今日はキャッツのイケメン5人をそろえました!」という紹介がありまして…その言葉を聞いて"もしや"と急にテンションがアップしてきたのは言うまでもありません(爆)。が、期待しすぎると落胆が大きくなると思ったのでそこそこまで落ち着かせて出てくるゲストを待つことに。

1人目、黒のテカり気味なスリーピースのスーツに赤いシャツを着てカッコよく登場したのはマンカスを演じている武藤寛さん。へぇ、武藤さんってこんな素顔だったんだ~と感動。「夏の思い出は?」と聞かれて「舟から花火を見たことかな」と素敵な思い出を語ってくれたのですが、朴さんたちが「一緒に見ましたよね」みたいにツッコミ入れてて実はそれがキャッツメンバーで観に行っていたことが判明(笑)。のっけから微笑ましかった。

2人目、やたらきれいな顔立ちのイケメンが登場して誰!?と思っていたら突然中国語でご挨拶して二人にツッコミ入れられている彼(笑)。タンブルブルータスを演じていた松永隆志くん!彼がどの猫をしていたのかこの時点では分からなかったんですけど(あとで友達に教えてもらい納得 爆)本当に礼儀正しそうなイケメンでした。中国国籍の好青年。ちなみに夏の思い出は京都で抹茶アイスを食べたことだそうです。可愛いわ~。

3人目、舞台上段からニコニコしながら出てきたのは…緑のチェックシャツというちょい地味な格好の…飯田洋輔くんじゃないですかっっ!!なんと、BBオフステに続いて飯田くんキターーー状態で私のテンション激昇りww。この日に無理してでも入れて正解だったとシミジミしてしまった。のっけから挨拶する時にマイク代わりのブラシに頭をぶつけちゃうところが可愛いんだってばっっ(激萌えw)
そんな飯田君の夏の思い出は「海に行きたかったなぁ」みたいな願望で。そのほかでは「甲子園かなぁ」ってことで。BBの時にもちょっと語ってたけど、好きなのねぇ、あのチームが。微笑ましいわ~(萌)。相変わらずおっとりニコニコしてて…見てるだけで癒されるわ、この子w。朴さん・原田さんとは同い年ということで会場からは「えぇ?」という声が。それに対して「なんのエェでしょうか」と戸惑い気味の飯田くんなのでした(笑)

4人目、登場したとたんんに司会の二人から軽くあしらわれていたのはカーバケッティを演じてた齋藤太一くん。彼がどの猫だったのかこの時点で分からず(爆)。夏の思い出を聞かれることなく着席させられてましたw。彼はそういう役回りの子なのね(笑)。

5人目、なかなか出てこない…と思ったら客席後ろの扉から「ごめんごめーん」と走って現れるオレンジのスーツを着た男性が。よく見れば、タガーを演じてたスンラさん…金森勝さんじゃないですか(笑)。なんか役のイメージと違ってちょっと爽やかな感じだったわ~。JCSのオフステ以来の素のスンラさんでしたが、あの時とだいぶ印象が違うなと思ってしまった。ちなみに夏の思い出は野菜中心の生活をしたことと3年半ぶりにガスを演じたこととのことでした。

メンバーは以上。今回は客席からの質問などはなく、朴さんと原田さんが進行にしたがって(時に脱線しましたがw)イケメンメンバーに聞いていくというスタイルで進められてました。

スポンサーリンク

Q1.いまハマっていることは何?

松永くん
ゼットを観に行きました。

武藤さん
酸素カプセルにハマってます。←他の皆さんも頷きまくり。スンラさんは週3日も通って入っているらしい。キャッツはかなり体力を消耗するので酸素カプセルは回復させるのにはもってこいみたいですね。

Q2.生活する上でのルールは?

齋藤くん
12時に寝る。←すかさず女性陣から「小学生か!」という容赦ないツッコミ(笑)。それを横目に見てニマニマしてた飯田君が可愛かった(←見てるところが違うってw)
武藤さん
朝は野菜ジュースを飲む

Q3.役作りに関しては?

飯田くん
役作りと言うか、正直にやるしかないなということで(←そういう素直なところが好きだなぁ 萌)。この役はスンラさんに教えてもらってデビューしたのがちょうど誕生日だったそうな。その日はあまりの感激で終わった後に舞台袖で号泣してしまったそうです(涙)。あぁ…なんか、目に浮かぶ…。キャッツに憧れて四季に入ったってどこかに書いてあったのでよっぽど嬉しかったんだろうなぁって。純粋な子なんだなぁと思ったらなんかちょっとウルっときそうになった。ヤバイよ、ますます飯田君にハマってしまう(←すでに相当ヤバイw)。その日はスンラさんといっしょにシャンパンでお祝いしたのだとか。いい関係なんですねぇ。

ちなみに飯田君の猫デビューは五反田の08年5月17日だったみたいですね。この頃は行かなかったなぁ…。あ、なにげに誕生日が私と1日違いだ。なんかそれだけで嬉しい(笑)
やっていくうちに、時々ちょっと「やりすぎかな」って思う部分も出てきたりしてしまうので、そのあたりは自分で自覚してセーブするようにしたり先輩にアドバイスをもらったり(太一にダメ出ししてもらったりと飯田君もツッコミ入れてたよw)やっています、とのこと。本当に素直に実直に役と向き合ってるなぁって感動してしまった。

で、飯田君の齋藤くんへのツッコミから彼の仰天(?)エピソードが次々に出てきまして。先輩とすれ違ってもどかなかったり、先輩にタメ口をきいたり、みたいなことを次々と暴露されていく太一君(笑)。どこからどこまでが本当か分からないけど、とにかくタジタジになってしまう太一くんなのでした~。
皆にツッコミまくられる齋藤くんを楽しそうにイジったりおっとりとニコニコ笑ってる飯田くんも可愛くて萌えたなぁ(結局見てるのはそこw)

Q4.今やっている役のほかに演じてみたいキャラは?

松永くん
スキンブルシャンクスをやってみたいとのこと。朴さんと原田さんがこのコメントに食いついて「彼は歌が上手いんですよ!」と大絶賛。ぜひともスキンブルを見てみたいっ!と他のみんなも応援してました。へぇ、松永くんの歌、聞いてみたいなぁ。控えめながらもちゃんとしっかり夢を持ってる好青年、頑張れっ。

齋藤くん
「クレイジーを…」と言いかけると朴さんたちからすかさず「おまえがクレイジーだよ」と強烈なツッコミが入り会場が大爆笑(笑)。可愛そうに、と思いつつもなんかツッコミ入れたくなってしまうキャラだっていうのは分かるわw。

飯田くん
「僕は、エルファバやってみたいですねぇ」という意外な回答に会場も私もザワっ(笑)。それってボケ回答!?と思っていたら、「1幕クライマックスのガーッと歌い上げるシーンがすごく好きで、あれを歌えたら気持ちいいだろうなぁって」と夢見るように語る飯田くん。素直だわ~、可愛いわ~、好きだなぁ、そんな回答してる飯田くん(←ちょい壊れ気味w)。飯田君のあの美声でDefying Gravityを聞いてみたいぞ!!あの声は色んな表情を持っているからイケると思う…と本気で思ってしまう

スンラさん
じゃあ僕はグリンダやりたい、とのこと(笑)。二人でウィキッドやりたいねぇ、みたいな話で飯田くんとニコニコ話してるスンラさんでしたが「濃い舞台になりそうですね」と原田さんたちに苦笑いされてました(笑)。
私は見たいぞ、その濃い~舞台を(笑)。飯田君を緑にしたら…とか色々と妄想がww。

Q5.俳優とは何?

齋藤くん
話を振られたもののいい答えが浮かばず時間切れ(笑)。司会の二人にバッサリ斬られスルーされてしまいましたw

スンラさん
生活の一部ですね、とのこと。日常生活で辛いこととかあっても舞台に上れば浄化されると。とても熱く語られていて皆熱心にその話を聞いていました。

武藤さん
実生活では体験できるようなことができるのが魅力だそうです。役者はメッセンジャーでもあるのでちゃんと客席に伝えられるようにしていきたいとこちらも熱く語っていらっしゃいました。

スポンサーリンク

Q6. 舞台上での失敗談は?

武藤さん
セリフが全く出てこなくなったことがあるそうな。お立ち台(猫を集めて演説するシーンだと思う)で歌うときに突然セリフが抜けてしまい頭が真っ白になり、場を繋ぐために何とか歌詞を繋いだものの辻褄が合わずw、咄嗟に近くにいた人の顔を見たら彼女も「分からない…」と顔面蒼白状態で訴えられ…最後は力技で分かる歌詞が来るところまで最初の一音を伸ばしていたんだとか(笑)。今だから笑って話せるエピソードですよね、これって。当時は武藤さん始めその場にいた猫たちがみんな凍り憑いていたに違いない(←その現場を見てみたかった気がする 笑)

飯田くん
「僕はカツラが飛びまして…」という言葉にみんな「!?」とビックリ(笑)。この現場は武藤さんと朴さんと原田さんも目撃していたらしく驚いていたそうなのですが…、何と、このカツラが、次の振りでジャンプをした時に元に戻ったそうです(爆笑)。"頭を右に振ると右にずれて左に振ると左にずれて、最後にジャンプして戻ってた"とのこと(笑)。元に戻った時には飯田くん「安心感」で満たされてたらしい(可愛い 萌)。今だから笑って話せるけど、当時はものすごく凹んだらしい。でも自分の失敗に対してよりも他人のことを気にしてたなぁ。「こういう失敗は当事者よりも周りの人のほうが辛いんですよねぇ、笑えないから」って話してたのが印象的。みんなあの当時は目を合わせないように必死にしていたとのこと(笑)

Q7.恋愛の失敗談

武藤さん
失敗…ないなぁ、と呟いていましたが、後に恋愛で成功したことがないという意味だったことが判明(笑)。

齋藤くん
同じく「ないなぁ」と呟いたところですげなくスルーされてた(笑)

スンラさん
昔のことなのでよく思い出せない…ということで誤魔化してました(笑)
ちなみに飯田君は私はBBで聞いていたからここで回答がなくてもなんだか微笑ましく思い出してたよw。

Q8.理想の女性のタイプは?

齋藤くん
「女性はワガママじゃないですか」という最初の一言にすかさず朴さんから「はぁ!!??」というものすごいツッコミが(笑)。周囲の男性人もビビって彼のほう見ててまさに孤立無援状態にw。スンラさんからも「今のが失敗談じゃない」とかツッコミ入れられてるしボロボロ。「今ので女性全員敵に回しましたよ」と脅されて大慌てで仕切り直しをする太一君(笑)。つまりは、自分のことを理解してくれる女性がいい、ということを言いたかったらしいですw

飯田くん
自分の仕事を理解してくれる人で、なおかつ自分にはないものを持ってる人がいいとのこと。ほほぅ~、かなり現実的な回答だな。けっこうシャキシャキしてる人とかいいのかも?私は理解はできるかもしれないけど飯田君にないものは私にもないしタイプからは反れるのかなぁ…なんて(←オイw)。

武藤さん
「自分に対してもそうなんですけど」と前置きをしたうえで"知性・品性・感性"のある人がタイプだそうです。さらにはユーモアがあればなおいい、ということで…そういう女性を見つけるのってけっこう大変かもねぇ(汗)

Q9.魔法を使えたとしたら何をしたいか?

武藤さん
自分で翼を持って空を飛びたいとのこと。これに対して女性軍からはなぜかツッコミがw

松永くん
震災で倒れた場所を直したい、という素晴らしい回答が!!純粋できれいな心の子だなぁって感動してしまった。これには客席からも拍手が。

齋藤くん
このトーク前には「時間を止めたい」と話していたらしいのですが、訂正して「時間を操りたい」とのこと(笑)。これに対しても女性陣から「太一に操られたくないわ~」と猛烈な突っ込みが入っていましたww。

スンラさん
どこでもドアを出したいとのことで。どうやら横浜までの通勤時間がけっこうプチ旅行状態らしいスンラさん。あぁ、私もここまでくるのにけっこうプチ旅行だったからそれがほぼ毎日になるとそりゃ辛いだろうなぁと思ったなぁ。お疲れさまです。

飯田くん
「どこでもドアといわず…ドラえもんを出したい」と大きく出ました(笑)。「すごいですよね、ドラえもん!」と子供みたいになって身を乗り出して話し出す飯田君に萌え(笑)。すると横から「体系がドラえもんかも」みたいなツッコミが入りw、さらには「じゃあどこでもドア出してもらおうかな」とリクエストも。すると飯田くん、自分がドラえもんになった気持ちになったらしく四次元ポケットからドアを出すような仕草してニコニコしてたんですよ(笑)。ぐおおおぉぉ…か、か、かわえぇぇ~…(壊)。無邪気だわ~。けっこう気に入ったらしくて次の話題に入る寸前までドラえもんやってる飯田くん、しかしながら周囲は既に次の質問へチェンジする雰囲気になってて…リアクションしてる自分に注目が集まっていないと悟った飯田君が自嘲しながらちょっと凹んでたのを私は見たぞ(笑)。どこまで可愛いんだよ、オイっ!内心超萌えが止まらなくて大変になっていた私w。

Q10.これからの夢は?

松永くん
故郷の中国でキャッツをやりたいそうです。そのときはスキンブルが演じられてるといいねって思ったな。

齋藤くん
故郷の北海道でキャッツをやりたいそうです。

飯田くん
「まだどれだけかかるか分からないけど…」と前置きをした上で…、"魅力的な役者になりたいですね"と。立っているだけで存在感があるような、この人が出てれば間違いないなと言われるような役者になりたいと大きな志を語る飯田くん。この仕事は年齢を重ねてもたぶんずっとそう思うものだと思うので(日下さんも未だに勉強だと語っているとのことですし)磨いても磨いても届かないかもしれないけれど「もっともっといい役者になりたい」と力強く語ってました。あぁ、なんか、飯田くん、ものすごい覚悟を持ってこの世界にいるんだなぁって思いました。それはたぶん皆さん同じだと思うんだけど、それをこうして熱く語れる飯田君がますます好きになった気がする。
私は今四季関連はほとんど飯田くん見たさで劇場に足を運んでいるわけですがw、もっともっと魅力的になっていきそうなので先がとても楽しみです。

武藤さん
「綺麗事に聞こえちゃうかもしれないけど」と前置きしたうえで"世界平和"と語る武藤さん。今の世界情勢を見てて地球が危ないと常々感じてしまっているのだとか。そう思うと自分の悩み事なんかも小さいと思えるしできることからやっていきたい、ととても熱く真摯に語られている姿が印象的でした。

スンラさん
今年の震災を経験してさらに舞台の上に立てていることを噛み締めていらっしゃるようです。自分が舞台に立てることに感謝しながら一日一日を頑張っていきたいとこちらも熱く語っていらっしゃいました。
トークはここまでで終了。そのあとは男性役者さんたちが抽選箱から座席表の入った紙をくじ引きで引いてサイン入りポスターをプレゼントしていました。私はこういうものに当った験しがないので端から諦めていましたが…本当にかすりもしませんでした(爆)。飯田君からポスタープレゼントされていた方が羨ましかった…w。

最後は原田さんが「男性陣、今日はちょっとダメだったから反省会するよ!」みたいな感じでイケメンたちを従え退場(笑)。皆さんガックリしつつも客席になんとなーく笑顔向けて(特に飯田君が客席にどう反応していいのかちょっとオロオロしていたのが超可愛かった 笑)ゾロゾロと原田さんのあとに続いて引っ込んでいきました。それを見ていた朴さんが「コワッ」というリアクションで笑いながらついていって退場(笑)。

いやぁ、めっちゃ面白かったよオフステトーク!しかもまたしても飯田君が参加してくれててもう幸せで…前日の疲れが見事に飛びましたがな(笑)。参加している最中の飯田君はちゃんと足をそろえて座っててお行儀がいいのが印象的だったな。おっとりした笑いを浮かべながら、時にはアヒル口になってたりww、時にはちょこっとツッコミ入れてたり、熱く語るときには一言一言とても大事に言葉を選んでたし…。40分ちょっとの間に色んな飯田君を堪能できました。ドラえもんやってるときが一番可愛かった(超萌)
大きな志を持って真摯に役者業に邁進している飯田くん、これからもっともっといい役者に成長していくと思う。まだまだ若いし、たくさん先輩からいいものを吸収して「この人じゃないと」って思わせる役者になってほしいな。まぁすでに私は四季では「飯田洋輔君じゃないと」って思って観に行ってるけど(笑)。体にだけは気をつけて…心身ともに元気で…(これが一番大切)頑張れ!

劇団四季ミュージカル『CATS‐キャッツ‐』感想一覧

error: Content is protected !!