劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』広島公演 2017.11.01マチネ

劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』広島公演の3回目を観に遠征してきました。

※1回目のレポはこちら↓

劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』広島公演 2017.10.05マチネ
劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』を観に広島まで行ってきました! といっても、我が家からは日帰りできる距離だし交通費も比較的安いのでこちらに来てくれたのは非常にありがたいです😄。何でも広島に『オペラ座~』が来たのは2001年以来約16年...

※2回目のレポはこちら↓

劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』広島公演 2017.10.13マチネ
劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』を観に遠征してきました。広島公演はこれが2度目になりますが、なんとなく広島の中心部を把握してきました(笑)。 ※1回目のレポはこちら↓ 今回はまず前回観劇したときに購入したオペラ座の怪人グッズを紹介した...


この日は透き通るような美しい青空が広がっていて絶好の観劇日和でした。一応3回目の今回で広島公演は打ち止めの予定でしたが…もしかしたらキャスト次第でもう1回だけ行ってしまうかも!?せっかく日帰りできる距離にいるのでね(笑)。


これまでは発見できなかった『オペラ座の怪人』を模した路面電車も偶然発見!新型車両でなかなか素敵です😊。乗ってみたかったなぁ~。

以下、ネタバレを含んだ感想になります。

劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』感想一覧

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2017.11.01マチネ公演 in 上野学園ホール(広島)

主なキャスト

  • オペラ座の怪人:佐野正幸
  • クリスティーヌ・ダーエ:苫田亜沙子
  • ラウル・シャニュイ子爵:光田健一
  • カルロッタ・ジュディチェルリ:吉田絢香
  • メグ・ジリー:黒柳安奈
  • マダム・ジリー:佐和由梨
  • ムッシュー・アンドレ:青羽剛
  • ムッシュー・フィルマン:青木朗
  • ウバルド・ピアンジ:山口泰伸
  • ブケー:見付祐一

だいぶキャストに変更が見られました。個人的には佐野さんが戻ってきてくれたのがすごく嬉しかったです😆。

全体感想

この作品はまずオークションシーンから始まるので、予想と違った入りをしたことに初めて観るお客さんはちょっと戸惑いを見せているようで。毎回私の席の周りは冒頭部分でちょっとざわついた雰囲気になります(笑)。
が、シャンデリアが上がっていった後からは一気に惹きこまれていく感じ。やっぱりこの作品にはあの冒頭の音楽は欠かせないよなぁと改めて思いました。これが録音音源だっていうのがちょっと残念ではあるんですが…、それでもかの有名なジャーンの強音から始まって一気に時代を遡っていくあの雰囲気は何度聞いてもゾクゾクします😆。

これまでの観劇では「あれ、拍手起こらない?」と思うシーンがいくつかありましたが、この日はけっこう積極的にシーン終わりで拍手の音が聞こえてきてちょっとホッとしました。初めて見る人は拍手のタイミングとか難しいと思うので、遠征した人やオペラ座の達人観劇者の皆さんにはぜひともきっかけを作っていただきたい。
あ、私もけっこうなベテラン観劇者だったか😅。ただ率先して拍手って勇気いるんですよねぇ(汗)。最初の一音が聞こえれば私も後に続いて拍手してるんですがw。

今回は前回に比べて半分くらいキャストが入れ替わったのでだいぶ雰囲気がまた変わりましたね。情熱の佐野ファントムが戻ってきたことで、以前感じた「静」から「動」へと移った感じ。全体的に熱を帯びた私好みの公演となっていて満足度の高い観劇となりました。

そういえば、一番ラスト、ファントムが消えた後にメグが入ってくる場面。ファントムが消えた椅子のマントをはがすと仮面がそこにあるという演出ですが、今回ちょっとマントが椅子の端っこに引っかかったままになって上手くはがれず椅子の上の仮面が見えない状況になっちゃいました😓。なので、今までよりもかなり早い段階で仮面を上に取り上げてましたね。
あのマントを綺麗に剥がすのってけっこう技がいりそう😅。

 

主なキャスト別感想

佐野正幸さん(オペラ座の怪人・ファントム)

お待ちしてました、佐野ファントムが復帰するのを😭。どのファントムもそれぞれ特徴があって見応えがあるのですが、私はたぶん、激情型の佐野ファントムが一番好みに合っているんだと思います。佐野ファントム以外だと満足できなくなってしまったかも😅。
佐野さんはスタイルがとてもいいので外見的にもすごく魅力的なファントムなのですが、私は何といってもあの荒ぶる感情を隠さずに見せてくるお芝居がたまらなく好きなんですよね。ここは好みの問題で賛否両論あるんですが💦、佐野ファントムの感情表現は私の心にものすごく刺さるんですよ。

村さんのファントムと比べると、改めて、佐野ファントムは「野獣」だなとめっちゃ思いました、今回w。怒りを表現するときのうめき声が、興奮しすぎて”ガルルル”ってなっちゃっててwすごい獣っぽい荒ぶりにちょっとビックリはしたんですがww、私は嫌いじゃありません。
その感情の下にはファントムの制御しきれない熱すぎる想いが沸々としているのをものすごく感じるからです。彼にとって、クリスティーヌという存在だけが生きる糧だったんだなというのが痛いほど伝わってくる。激しく怒りを表現するほど、ファントムの哀しみも同時に見えてくるような気がしてものすごく切なくなるんですよね…。

それを特に感じるのが作曲の場面でクリスティーヌに仮面をはがされたとき。村さんは剥がされた後ほとんど自分の顔を隠していましたが、佐野さんはやはり半分以上その顔をさらして怒りを顕にしていました。
彼女にだけは、本当の顔を知られたくなかったために激しい怒りをぶつけてしまうのですが、「呪われろ…」と言った後にまるで泣き崩れるかのような肩の震えを見せてたんですよ。顔を見られてしまったことで拒絶されることを恐れるがゆえの哀しみがひしひしと感じられて…あの背中を見ていただけで思わず涙がこぼれてしまいました😢。

佐野さんのファントムの好きなところはこういうところです。激しい感情の奥にある胸の痛みがものすごく透けて見えてくるんですよ…。新演出になって感情が激しくなりましたが、隠された部分もきっちりと見せてくる。この繊細なお芝居が本当に好きです。

隠れ家の場面、全てをさらけ出されたことで獣のように怒り狂いますが・・・感じられるのはただただファントムの心の痛みのみ。佐野ファントムが怒りに任せて激しい感情を顕にするたびにどんどんその傷が広がっていくのを感じます。
ラウルが来てさらに嫉妬心にもかられたファントムは彼を殺害しようとしますが、クリスティーヌが身を挺してそれを守ろうとする。そうされればされるほど、感情のコントロールが効かなくなり「もはや戻れない」と歌う頃には今にも泣きそうな表情が見え隠れしている。あの表情見るたびに、誰か彼を抱きしめて止めてあげてほしいって気持ちになってしまうんですよね😢。だって、目が・・・捨てられた子供のような哀しい色をしてるから・・・😭。もう私、このあたりは号泣です。

そして最後、クリスティーヌからのキスを受けた時。以前見たときは目を見開いてましたが、今回は目を閉じていた佐野ファントム。抱きしめようと震えた手を必死に抑え彼女から離れた後の仕草がまた泣ける…!!!
今起こった出来事が本当にあったことなのかを恐る恐る確認するように自分の唇に手を当てるんですよね。これがもう、切なくて切なくて…😭😭。そしてラウルの首を絞めていた縄を焼切って逃がすわけですが、最初の「行け」は目をそらし、それでも動けないクリスティーヌを見て涙ながらに追い立てるように「行ってくれ!」と叫ぶ。その流れからのあのオルゴールですから・・・もう、涙腺決壊ですよ😭。

二人がボートで去る時、佐野ファントムはずっと背を向けてクリスティーヌに被せたベールを抱きしめ続けてました。そして、気配が無くなった時に初めてその方向に目を向けて「わが愛は終わりぬ」と歌う。自分が消えゆく寸前までベールの端を放そうとしなかったのも泣けて仕方なかったです。

やっぱり何度見ても熱くて哀しい佐野ファントムが本当に愛しいです…。今回で最後にしなければと思っていましたが…もしかしたら耐え切れずもう一度キャスティングされていたら会いに行ってしまうかも。

 

苫田亜沙子さん(クリスティーヌ)

佐野ファントムと苫田クリスティーヌのコンビを見たの、すごく久し振りだったかも。なんだかすごく懐かしいコンビだなぁと思って見ていました。

前回の村ファントムとのコンビでは貫録たっぷりに見えた苫田クリスでしたが、今回の佐野ファントムとのコンビを見たら雰囲気が幾分柔らかくなっていて可愛く見えました。特にファントムの仮面に興味を示す場面の苫田さんの好奇心あふれる表情がすごく印象的だったな。

苫田さんのクリスティーヌは少女というよりかはどちらかというと母性的な包容力みたいなものを感じさせる印象があるので、佐野ファントムが感情のコントロールを失った最後の場面はなんだかすごく神々しく見えました。
「今見せてあげる、私のこころ」の歌いだしの前あたりからフワっと雰囲気が変わって、キスに行くときも勢いよくというよりかは包み込むような優しい流れをすごく感じてとても感動的でした☺。あのキスを受けたら、ファントムの怒りの感情を浄化するっていうのも分かるなぁとすごい説得力がありましたね。

深みのあるやわらかい歌声も健在で、特に墓場シーンでの歌声には圧倒されました。

 

光田健一さん(ラウル)

初めましての光田さんラウル。横浜公演で登場した時の評判が良かったので、今回楽しみにしていました。

老人ラウルのお芝居はちょっとまだ若さが出ていて違和感あるなと思ったのですが(笑)青年ラウルはどこかちょっとおっとりしながらも、優しく深い愛でクリスティーヌを包む感じでとても好印象でした。それに、背がすごく高いのでクリスティーヌとの身長差にも結構萌えてしまったかも😜。あのラウルなら、クリスティーヌも幸せにしてもらえるんじゃないかなという安心感みたいなものも感じたかな。

それと同時に、こんな出会いをしていなければ、彼はもしかしたらファントムの理解者にもなれたかもしれないのにっていうのも思いました。ラウルにこんなこと感じたの初めてだったかも。そういう風に感じるほど、光田さんのラウルは包容力がある良い男だったと思います。

ただ、見た目が最初…某俳優さんに見えてしまってwww。NHKでお昼のトークを担当しているあの方に似てないですかね😓。1幕はほぼその目線で見てしまったwww。

 

吉田絢香さん(カルロッタ)&山口泰伸さん(ピアンジ)

吉田さんのカルロッタと山口さんのピアンジも初めましてでした。前回までの河村さん&永井さんコンビに比べると歌声が二人ともちょっと高めといった印象でしたが、若々しさも前面に出ていてちょっと新しいタイプのコンビだなと思いました。

吉田さんは細いですよねぇ~~。河村さんも細かったけどさらにそれを上回る細さ。以前カルロッタを演じる女優さんはけっこう体格のある方が演じることが多かったので、時代が変わったのかなぁと思ってしまった。それなのにあの迫力の歌声を出せるというのはホント、脅威ですよ!
ツンツン度は河村さんよりもかなり増し増しww。常に何かにイラついているのかずっとぷりぷり起こっている印象が面白かったです。気位の高さがハンパなかったw。

山口さんのピアンジは丸っこい感じで可愛らしい(笑)。でもハンニバルの時はどちらかというと融通効かない系?永井さんはあの場面で可愛さ振りまいていたのでwwちょっとおとなしくなっちゃったなという印象。
でも、ファントムの手紙で「痩せてくれなくては」というのが当たってる感じでww自分の体を狭める感じで後ろに下がったのがすごく可愛くて面白かったです。でも、ドンファンの入れ替わりはあの黒マントがなければ佐野ファントムと体格差ですぐばれちゃうところですねw。

 

青羽剛さん(アンドレ)&青木朗さん(フィルマン)

このお二人のコンビを見るのは初めてかな?それぞれ単体ではお久しぶりです。よく考えたらB&Bのコグスワース演じてたお二人!懐かしいなぁ~。こうして人間の格好をしているお二人を見るとタイプが全然違ったんだなと思ってしまいましたw。

青羽さんのアンドレは白髪交じりではありながらも若々しさが前面に出ていて爽やかでカッコよかったです。芸術が好きっていう雰囲気が伝わってきました。

青木さんのフィルマンは久しぶりに見ましたが、重厚感の中にもチョイチョイとコメディ的な表情だったり言動が見え隠れしているのが面白い。見た目が厳格なだけにそのギャップがなんか可愛いんですよね。

 

後述

これが最後の広島遠征・・・ってこの時には思っていたので(笑)、最後に劇団四季とニシキ堂がコラボして発売している『オペラ座の怪人もみじ饅頭』を購入してきました😋。


なかなか素敵な箱の側面に「もみじまんじゅう」とひらがな表記があるのが何だか可愛らしい😊。そしてなかを開けてみると…


こんな風に5つのもみじまんじゅうが入っています。箱の内側には「マスカレード」のワンシーンがプリントされているのも素敵です♪
ちなみにこの5つのもみじ饅頭は新作もの。フロマージュもみじ塩チョコもみじが個人的にはお気に入りです😊。広島駅かバスセンター(私はバスセンターのほうで購入)のニシキ堂さんで売っているので、興味がある方はぜひ。ちなみに700円とちょっと割高気味ではありましたがw記念にはもってこいの商品だと思います。

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