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ラミン・カリムルー×サマンサ・バークス ミュージカルコンサート 『Home Love Family』ネタバレ感想 2025年11月2日

ラミン・カリムルーさんサマンサ・バークスさんによる2日間限定ミュージカルコンサート『Home Love Family』を鑑賞するため東京国際フォーラムAに行ってきました。

 

これまで何度も来日して私たちを魅了し続けるラミン・カリムルーさんが、2020年に上演したミュージカル『CHESS』日本公演で共演したサマンサ・バークスさんと共に再び日本にやって来てくれました!本当にARIGATO GOZAIMASU!!!

大好きなラミンはもう何度も日本に来日して素敵なパフォーマンスをしてくれるので感謝しかありません。サマンサは『CHESS』以来2度目の来日ということでコンサートで拝見できることをとても楽しみにしていたし、ラミンとの音のハーモニーにも期待大でした。

※CHESS大阪公演時の感想↓

そしてもう一つ、このコンサートへ行く大きな原動力となったのが…推しである飯田洋輔くんのゲスト出演です。洋輔くんは2日のみの出演ということだったので気合入れてチケ取りしましたw。
少し前に洋輔くんが海外に行った時ラミンと会えたという喜びのレポートが上がっていたのですが、それから数か月後に日本でがっつり共演できる日が来たのが本当にすごい。っていうか、彼がラミンのことを四季時代からものすごいリスペクトしていたことを知らなかったのでそのことに驚かされました。これはファンとしてはぜひ目撃しなければっ!!

フォーラムAは5000人超えを収容できる大型ホールですが、2日間とも完売と大盛況だった模様。日本でのラミン人気の凄さを実感しました。今回私は1階席の中央列くらい。よぉーーーく目を凝らせばなんとか裸眼でも顔の表情が見えるかな、くらいの距離wなので双眼鏡は必須。一応ステージ脇にもモニターはあるのですが、せっかくなら生の姿を拝みたいということで出来る限り目を凝らしまくってラミンたちをガン見してきた(笑)。

物販もいくつかありまして、今回はポストカードセット(ラミンとサマンサ)…そして、ラミンのアクスタを買ってしまったーー!!最近アクスタにハマってしまった私としては嬉しいグッズ。挑発の頃のラミンもセクスィーでカッコいい。次回は短髪バージョンもぜひにw。ちなみにプログラムはチケット購入特典でついていたので買わずに済みました(←実質的には買ったことになるんだろうけど)。

以下、ネタバレを含んだ感想になります。

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2025年11月02日17時開演  in 東京国際フォーラムA(東京・有楽町)

出演者・上演時間

出演者

ラミン・カリムルーサマンサ・バークス

ゲスト

海宝直人新妻聖子飯田洋輔(2日のみの出演)

指揮・音楽監督

アダム・ホスキンス

上演時間

約2時間20分(140分)※休憩20分含む

セットリスト

すべて英語表記なので、全曲書き出しは今回断念。詳しくは公式SNSを参照してください(当記事は2日のみのレポになります)。

全てが本当に素晴らしすぎて震えまくったのですが、その中でも印象深かったナンバーをいくつかピックアップして感想を添えます。1幕は7割くらい私の知らないナンバーがあってとても新鮮だったし、逆に第2幕はほとんど知っているナンバーばかりが出てきてテンション上がる構成になってました。

 

  • Journey To The Past (Anastasia)

今回のコンサートのタイトル「Home Love Family」はミュージカル『アナスタシア』のこのナンバーに出てくる歌詞から取られています。ということで、冒頭からこの素敵ナンバーをラミンサマンサのハモリデュエットとして堪能できまして…。もう、私の心の中の感情は”ひゃぁ~~!!”と悲鳴上げまくり状態でしたよ!!なんて心震わす素敵ハーモニー!!!これだけでも元取ったと思ったほどw。
ちなみに、サマンサが出てきて♪Journey~♪歌い出す前にラミンがソロ歌ったんだけどこれのナンバーが分からなかった(ちょっとエビータの旋律っぽいのもあったけど、結局分からずじまい 汗)。

  • My Petersburg(Anastasia)

ゲスト出演一人目の海宝直人くん登場!!同じく『アナスタシア』から彼が演じたディミトリのソロ♪俺のペテルブルク(日本語名)♪を久々に浴びて幸せでした。やっぱり海宝くんの歌もすごいと実感。世界でも十分戦えるあの完璧な歌唱っぷりに心から感動しましたよ。緊張しまくってたなんて信じられない!!

  • Falling Slowly(once)

サマンサ飯田洋輔くんのデュエット曲を聴けるなんて…なんと至福な時間だったか!!!でも洋輔くん、けっこう最初のほう緊張しまくってるのが伝わってきてそれが若干声にも影響してた気がします。いやでも、あの場に居たらそうなるよね。世界の歌姫サマンサと一緒に歌う機会なんて錚々訪れないと思うし。なんか見てる私も歌声に酔いながら緊張しちゃったよ(笑)。
でも、サマンサの美しい洗練された声と洋輔くんの包み込むような柔らかみのある声のコラボはとても素敵でした。

  • I Dreamed a Dream(Les Misérables)

ゲスト出演二人目の新妻聖子さん登場!!二人目を出産されてからの聖子さん見るのは初めてだったかな。相変わらずナイスプロモーションでお美しい!そして何より、全く衰えない完っ璧すぎる歌唱っぷりに衝撃ですよ。たしか最初は独学から入ってるんですよね?ラミンもそうだけど、本当に凄い才能だと思います。ファンティーヌになり切って最後は目にいっぱい涙をためての大熱唱に心震えました。
歌い終わった後はトークに入らなきゃいけなかったのに涙がボロボロ止まらない状態になっちゃって「もっと軽やかに始めようと思ってたのに、パリから戻ってこれない~~」と涙フキフキしてた姿が可愛かった←その直後すぐオモロいトーク始まりましたが(笑)。

  • Bring Him Home(Les Misérables)

イントロ聴こえてきた瞬間、「ひゃぁ~~~~!!」と心の中で悲鳴上げちゃったよww。ラミン洋輔くんのWバルジャンによるBHHが聴けるなんて…、チケットの元取ったどころの騒ぎじゃございませ(笑)。洋輔くん、今回の共演は天にも昇る気持ちだったんじゃないかなと思います。
ラミンの魂の籠った突き抜けつつも美しい歌声と、洋輔くんの柔らかく深みのある優しい音色のコラボ、最高すぎた(涙)。ラミンのパートの時の洋輔くん、ドキドキしながらも憧れの熱い眼差しを向けてて。純粋な少年のような嬉しそうな表情してたのがとても印象的で思わず涙が零れました。

  • Anthem(Chess)

1幕最後に、歌ってほしいな~と思っていた『CHESS』の大名曲♪Anthem♪がキターーーーー!!!!これも心の中で悲鳴上げるレベル!!何でしょう、あの、ラミンによる聴く人の魂を根こそぎ持って行くかのような魂の熱唱はっ!!本編で観た時もボロ泣きしたけど、今回のコンサートバージョンも素晴らしい…なんて一言では言えないほど衝撃的な最高級のパフォーマンスで魅せてくれて、涙が止まりませんでしたよ(泣)。
あの難曲を難曲と思わせないような歌い方するラミン、ほんと鉄人です。身体の鍛え方が違いますしね(SNS見るとビックリする)。彼の強靭な体から発せられ響き渡る歌声は世界一の迫力なのではと思ってしまうほどです。

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  • Till I Hear You Sing(Love Never Dies)

2幕のっけからラブネバのTIHYSがくるとは!!!しかも、ラミンの登場が1階席前方通路席って…贅沢すぎませんかっ!!私の位置からは遠かったけど、緊張してドキドキしまくって心臓泊りそうになりましたよ(笑)。はぁ~~~~、ラミンのファントム、絶品中の絶品(涙)←感動しすぎて記憶半分飛んでるw。

  • All I Ask Of You(The Phantom of The Opera)

ファントム繋がりで本家「オペラ座の怪人」ナンバーが続いたわけですが、新妻クリスティーヌラミンのラウルというレアな組合せを目の当たりにしてテンション爆上がりっ!!!もう、あまりにも素敵すぎるパフォーマンス過ぎてうっとり通り越して呆けるレベル(笑)。二人がダンスするシーンなど、これ、お互いのパートナーの方が見たら嫉妬するんじゃない!?と余計な心配が過ったほどお似合いな感じでしたよw。

  • Once Upon a December(Anastasia)

このナンバーはラミンギター弾き語りでしっとりと。歌う前に「自分にとっても大切な作品」というようなことを語られてて(←たぶんこんなニュアンス)ジーンときました。初演された本国ではラミンはグレヴ役だったそうで、ぜひ見てみたかったなぁと。それにしても、1幕もうっとりしたけど2幕もラミンの弾き語りは聴く者の心を掴んで離しませんね。パワー系だけじゃなくてしっとりとした柔らかなバラードも歌いこなせてしまう。ほんと、ラミンは無敵だと思った。

  • On My Own(Les Misérables)

レミゼの25周年記念コンサート、そして2013年に大ヒットした映画『レミゼ~』でエポニーヌを演じていたのがサマンサです。映像でしか見たことがなかった彼女のOMOを生で聴けることができるなんて、オーマイガ!!!状態でしたよw。もう本当にそこに、エポニーヌがいる!!という臨場感あふれた歌声に思わず涙が…。めっちゃ心揺さぶられました。

  • As Long As You’re Mine(Wicked)

そしてさらにドカーーンときたのが、「ウィキッド」からのこのナンバー!!海宝くんフィエロと、サマンサのエルファバという贅沢すぎる組み合わせにまたまたテンション爆上がり!!!海宝くんは映画版『ウィキッド』でフィエロの日本語吹き替えを担当していますが、生でその歌を聞いたのは今回が初めてだったのでとても感激しました。今回のナンバーは来年公開されるPart2に登場するので今から楽しみ。
そしてサマンサさんのエルファバ…もう何年もこの役演じられてるのでは!?と思えるほどの完成度に衝撃っ!!!サマンサさんのエルファバ、ぜひとも生で見てみたいと思ってしまう。きっと♪Defying gravity♪もすっごいもの聴かせてくれるんじゃないかなと。

  • If I Can’t Love Her(Beauty and the Beast)

日本語のタイトル名は「愛せぬならば」。日本では劇団四季で上演されてる『美女と野獣』のナンバーです。このコンサート大詰めのタイミングで洋輔くんのソロですよ!!!四季を退団してからも何度か彼のこのナンバーは聴いていますが…本当に胸が最大限に震えます(涙)。しかも今回は、東京国際フォーラムAという5000人規模のホールでの大熱唱ですよ!!!思えば四季のBBで野獣を演じてた洋輔くんを見てファンになった私。この歌は個人的にもとても大切で思い出深い一曲。それを、ありったけの思いを込めて歌ってくれた洋輔くんに涙が止まりませんでした(泣)。
入れ替わりの時にサマンサさんが感無量の表情で洋輔くんに拍手送られてて、それを見ただけでもボロ泣きしてしまった。

  • Let It Go(Frozen)

イギリスではミュージカル『アナと雪の女王』でエルサを演じたというサマンサ。日本でもあの名曲を聴いてみたいなと思っていたところ、最後の最後にキタァーーーーーー!!!!!曲紹介のなかで(英語オンリー 汗)タイトル名が聴こえてきたときに私の心の中はお祭り騒ぎ状態でございましたww。
いやぁ・・・ねぇ、もう、言葉出ませんわ・・・素晴らしすぎて。エルサがそこにいた!!!もう震えるほど感動しちゃいましたよ。まさに感無量でした。

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トーク

今回はラミン・カリムルーさんとサマンサ・バークスさんによるスペシャルコンサートということで、基本的には曲と曲の合間はお二人のトークという構成になっていました。ある程度話すことは事前に打ち合わせはしていたと思いますが、その場に立った時の自然な会話が基本となります。それゆえ・・・、当然、訳された文字が出てくるはずもなく(汗)。

我が語学力の乏しさをこれほど呪った日はないかもしれん(苦笑)。

自然に話すテンポで繰り広げられる二人の英会話に必死に食らいついて頭の中で理解しようと頑張りましたが(←二人のトーク中は集中力ハンパなかった私ww)、結局半分以上は詳しい内容が分からなかったのが悔しい(苦笑)。
ただ、イギリスの英語といった感じなので単語の一つ一つは聴き取りやすく簡単な会話はなんとか頭の中で整理してニュアンスだけを把握できたのは良かったかも。留学する人の英語の鍛えられ語ってこんな感じですかねぇ。尊敬します。

逆にゲストの海宝くん、聖子さん、洋輔くんは英語力が身についているので自然に会話についていけてる。特に聖子さんの英語力は流石の一言ですよ。まさにネイティブ状態。
ただ、日本人俳優とラミン、サマンサとのトークというシーンになると通訳さんがついてくれていましたね。役割としてはラミンやサマンサに日本語の意味を伝えるといった感じ。ここだけは内容が分かって良かったww。

印象に残ってる歌以外のオモロだったことをいくつか。

ラミン、客席への呼びかけは最初「コンバンハ、トーキョー!!」だったのですが、そのあと出てきたワードが「サイキン、ドウ!?」で可愛すぎか!!!となった(笑)。コンサート中も何度かこのワードが出てきて、海宝くんや聖子さんが真似して「サイキン、ドウ!」とやってたのも面白かったw。ラミン、きっと最近覚えた日本語の挨拶なのかも??誰から教わったんだろう(笑)。

サマンサは「アイシテマス!!」と指でハートマークしてくれることがとても多くて。5年ぶりの来日だけど、日本の皆さんはいつも優しく温かく迎えてくれてとても嬉しい…といったようなことを語っていたと思います。そんな彼女の気持ちがとっても嬉しかった。
ちなみに、5か月前(←たしかこのくらいだったような?)に2人目のお子さんを出産したばかりだそうです。それであのパフォーマンスは本当に凄すぎる!!!楽屋では同じく今年2人目を出産した聖子さんとママ談議に花が咲いていたそう(聖子さんもすごすぎる!!)。

ラミン×洋輔くん。サマンサとデュエットした後は緊張しまくって殆どトークできてなかった印象の洋輔くんでしたが、ラミンの時もめっちゃ緊張してたのが伝わってきました。それでも、「先生」と慕うほど尊敬しているというラミンに対して「ラミンさんが演じられた役と同じ役を演じられて本当に光栄で」と告げてました。ラミンは「僕の方が生徒だよ」みたいなことを返してて洋輔くんをアタフタさせてたのが面白かったなw。
短い時間の対面トークだったけど、洋輔くんがいかにラミンをリスペクトしているかがめっちゃ伝わってきて胸アツでした。本当に良かったねぇ…となんか泣けてきちゃいましたよ。

聖子さんの面白トーク。今回共演する海宝くんは10代の頃から知ってるので、結婚したと聞いて「大人になったなぁ」と感慨深かったそう。洋輔くんとは初めましてということで、1幕歌い終わった彼を楽屋に引き込んでww根掘り葉掘り聞きだしたんだとか(笑)。
年齢については、あの風貌から年上かと思っていたら「5つも年下だった」ことにビビったという聖子さんwww。それに対して洋輔くんは「(井上)芳雄さんの5年後輩なんです」と答えたらしいのですが・・・聖子さんがこの時感じたのが「芳雄くんの大学の教授に見える」とwwwww。もうこれ爆笑でしたよ!!ちなみに、芳雄くんからも全く同じ返しをされたと洋輔くん、苦笑いしてましたね(笑)。

ステージ下手側にはコンサートテーマである「HOME」をイメージしてリビングのセットが置かれていました。2幕は皆でそこで集まって和やかにトーク。聖子さんの席が司会者っぽい感じになったということで、本人曰く”聖子の部屋”みたいになってたの笑ったwww。

トークテーマは「最近、どうですか?」みたいな感じで(ラミンのお気に入りフレーズ的なやつw)。サマンサが今一番大切なのは家族、そして今は新しく生まれた娘さんの子育てなどで忙しい日々を送っているそう。これには聖子さんも賛同して「私と子育て談議してますよねぇ」とうれしそうにしてました。ラミンはアーティストとしても父親としても新しい段階に入っているといった感じのことを言ってたかな。
海宝くんもそれに続いて「僕も最近父になったばかりで」と言うとサマンサとラミンが「Congratulations!!」と大祝福。ラミンは海宝くんがお父さんになったことがとても感慨深かったようで一節歌ってましたね(あのときは分からなかったけど、どうやらアンジョの一節だったらしい。胸アツ!)。それに照れながら、家族のためにこれからも頑張りたいと抱負を語る海宝くん。

それに対して「飯田先生は?」と聖子さんwww。もうすっかり洋輔くんこの日は”教授”キャラでノリノリでそれに応じてた(笑)。洋輔くんは結婚という話を聞かないので(本当のところは謎だけど)劇団四季退団後の自分の今後への意気込みみたいなことを語ってましたね。最後に、「今日新しい仲間と出会えて本当に嬉しいです」と感謝を述べていたのも彼らしくてホッコリしました。

コンサートではアンコールもあり、ここではラミンとサマンサのみの出演。二人の英語トークに必死に食らいついていきましたが、とにかく日本への愛情と感謝の気持ちがたくさん伝わってきましたね。あと、指揮者であり音楽監督のアダム・ホスキンスさんや(コンサート中も何度かラミンが話を振ってたりしてた)、オーケストラの皆さん、そしてスタッフの皆さんに至るまで感謝の気持ちを丁寧に述べていたのがとても印象深かったです。ラミン、そしてサマンサのお人柄の良さに心から感動しました。

本当に本当に素晴らしいコンサートで、感無量でした。ラミン・カリムルーさん、サマンサ・バークスさん、そしてアダムさんをはじめとする海外スタッフの皆さん、日本で極上のパフォーマンスを魅せて下さり本当にありがとうございました!!

I sincerely thank you all.

Please come back to Japan again sometime.

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