劇団四季ミュージカル『美女と野獣』2012.06.01マチネ

今週は予定が詰まっているのでどうしようか迷ったんですが…気が付いたらやっぱり来てしまいました、大井町(笑)。多分もうそんな遠くない未来に楽の発表がありそうなんで、洋輔くんがいるうちにできるだけ多く見ておきたいんですよね…。

ちなみに、この日は珍しく団体客が入っていませんでした。土日には入っていないようですが、平日はここのところずっと連日のように団体のお客さんが入っていて賑やかだったのになぜこの日は入らなかったんだろう?

そのせいか、劇場がとっっっても落ち着いた雰囲気になってました(汗)。客席も中央ブロックのS1ゾーンが埋まっているくらいであとは景色…みたいな感じ(苦笑)。2階席のSゾーンに至っては数える程度しか見当たらない状況…。個人的にはとってもいい観劇環境でものすごく集中できてよかったんですが、これ、役者さんたちにはちょっと気の毒だなぁと思ってしまう。かつての『アイーダ』海公演のときと同じような切なさを感じてしまった。

とはいうものの、やっぱり久しぶりに落ち着いた雰囲気で観劇できたのは良かったなぁ…なんて。あぁ、なんて言っていいのか分からず複雑な心境です(苦笑)。

6月1日からBB2周年の記念品が会員限定ではありますが配られることになってまして、私もさっそくもらってきました。受付カウンターのところにチケットと会員証を提示するとくじ引きボックスが差し出され、そこで引いたクジのリボンがもらえるというシステムです。

私が今回引いたのは「ガストン」クジ。ということで、赤いガストンの模様が入ったリボンをもらいました。けっこう可愛いです。来週ももし行けるとしたらチャレンジしよう。同じリボンになったら違うものにしてくれることもあるらしいので楽しみです。

劇団四季ミュージカル『美女と野獣』感想一覧

主な出演者

ビースト:飯田洋輔、ベル:高木美果、モリース:石波義人、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:遊佐真一、コッグスワース:青木朗、ミセス・ポット:遠藤珠生、タンス夫人:原田真理、バベット:長橋礼佳、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:牧野友紀

スポンサーリンク

以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。

オペラ座のキャストが今週半ばになって突然変更になる人が現れていたのでキャストボード見るまではけっこうドキドキしてしまった(汗)。毎回劇場行くたびにこの名前確認で胸をなでおろしてる私ww。

先週から比べるとまたキャストが少し入れ替わりました。遠藤さんのポット夫人は本当にお久しぶりですし、青木さんのコグスワースも壁抜け前以来なのでこちらもご無沙汰。そしてベルが高木さんに変わりました。主要メンバーが少しでも変わるとやっぱり舞台全体の雰囲気も新鮮でいいものです。

公演中に激しい雨が降ってたらしく、ビーストがベルに告白しようとカチカチになってるあのベンチシーンのあたりでが鳴っててちょっと驚きました。何かの新しい効果音かと思ったくらいw。でも、シーンと重なる感じでやけにリアルだったなぁ。

キャスト別に感想を…。

ベル@高木美果さん

久しぶりに高木さんのベルを見ましたが…本当に肌がツヤツヤで超美人です!やはり若さのあるベルはいい!前回見たのは元気いっぱいの鳥原ベルでしたが、高木さんはそれとはかなり逆のタイプのベル儚いです、雰囲気がw。なんだか常に影が付きまとっているような…。笑顔もあるんだけどいつもどこか寂しげなんですよね。顔をしかめる表情が何度も見られたのが気になりました。

高木ベルはおしとやか…というか、自分の持つ空気感の中で生きてる感じなんですよね。だからけっこうマイペースに動いてる。前回見たときには歌い方が超マイペースでカラオケとズレてるところも多々あったりしたんですけど(汗)今回はそのあたりはちゃんと修正してきていてよかったです。でも、基本的にマイペースなベルですw。

1幕のベルは哀しそうな儚い雰囲気だしててもいいと思うんですよね。「変わり者」って言われてることへの寂しさが伝わってきていいなと感じるし。だけどちょっと暗めかなぁ、やっぱり。で、2幕になってビーストと心が通じてきてもなんかどこか過去を引きずっているような雰囲気で(笑)。笑顔の中にもなんとなく儚さが見え隠れ。やっぱりビーストといい関係になってきてからの芝居はもう少し明るくしてほしいなぁ。

…で、1幕のベルの衣装なんですが…裾がものすごくほつれてて糸が舞台の上にまで垂れ下がっちゃっててビックリしました(汗)。あの糸踏んづけてさらに衣装が大変なことになったらどうしよう…!?とか余計な心配をしてしまう私w。1幕終るまでそのままだったのでドキドキしたんですが、2幕はちゃんと補正されてて良かったです。

コグスワース@青木朗さん

本当にお久しぶりで!!たぶん私が一番好きなコグスワースは青木さんかもしれない。気難しいんだけどとってもお茶目で可愛くて面白いんですよ!ビーストがモリースに怒っているときのマットをかぶるときの腰を落とした格好からして笑えるし(笑)。ネジが後ろについてしまって「怖いんだよ~、ルミエールぅ」って泣きが入った言い方も可愛い!

そのほかのお芝居もとにかく見どころ満載でして。一つ一つの動きが緻密だし表情もコロコロ変わってとても分かりやすい。それによく動く!セリフ回しもチャーミングでとっても可愛いし、ビーストと同じくらい私萌えてしまっているかも(笑)。ちょっと赤く染まった頬っぺたもお似合いです。なんていうか、青木さんのお人柄が反映されてるなぁって思えてとても微笑ましいコグスワースです。また会いたいな。

スポンサーリンク

ポット夫人@遠藤珠生さん

遠藤さんのポット夫人に至ってはなんと、去年の1月以来ですよ!!もんのすごーーくお久しぶりで…。なのでなんか、初めて会うような感覚に陥ってしまった。いやぁ、良いですねぇ、遠藤さんのポット夫人!雰囲気的には肝っ玉母ちゃんみたいな感じww。本当にもう、頼れるお母さん。チップにとってだけじゃなくてお城にいる人たちみんなのお母さんって雰囲気なんですよ。

特にセリフがない時でも常にお芝居してて、色んな人の言葉に自然に反応しているのも好印象です。チップが「二人はきっと恋に落ちる」って歌ったら「おやまぁ!」って相槌打ってたしねww。ビーストに対してもすごく大きなオーラで見守ってあげてるって感じ。それから、「ネバーギブアップ!」のときの気合の入れっぷりも良かったなぁ。ほんと、みんなの元気な肝っ玉母ちゃんって感じ。遠藤さんのポット夫人にもまた会いたくなりました。

田島ガストン遊佐ルフウは相変わらずの安定感。団体客がいなかったのでルフウのシーンは今回あまりウケがよくありませんでしたがww、それでも田島ガストンとのタイミングはばっちりです。それにやっぱり、田島さんのガストンはアニメから出てきたような感じでとても面白い。マグカップ後の光る汗も素敵でしたw。

百々ルミエール石波モリースも非常に安定してます。石波さんは本当に以前に比べるとお芝居が自然になってるしベルに対する父性愛もしっかり表現できていますね。優しい笑顔でベルと接しているシーンがとても印象的です。百々さんは今回青木コグスワースとの久々のコンビということになりましたが、上手く青木さんの空気に合わせたお芝居をしていたと思います。

長橋バベット原田タンス夫人は前回に比べると少し力が抜けてきた感じですかね。長橋さんは今までのバベットとちょっと雰囲気が違うのでまだなんとなく違和感あるんですけど…でも頑張って動いてます。原田タンス夫人はオバちゃん度抜群って感じww。けっこうな迫力ボイスです。

牧野さんのチップも長いですが頑張ってましたし、川原さんもアンサンブルでも大活躍で。ダルクは何度見ても川原さんだってわからないよ(笑)。

以下、相変わらずの私情が入りまくりの洋輔くん感想になりますw。けっこう無駄に熱いです(爆)。あっさりがお好きな方はスルーしてください。

error: Content is protected !!