劇団四季ミュージカル『美女と野獣』2012.10.17ソワレ(リハーサル見学会あり)

洋輔くんがBBに戻ってきて2週目、今回も大井町へ行ってきました!

前日観劇しているにもかかわらずなぜこの日を選んだかと言えば…リハーサル見学会があったからです。前回も参加しましたが、2週目のリハ見にはビースト役者がトークコーナーに出てくる可能性がこれまでを考えると非常に高い。前回は客席にいる姿だけを確認したわけですが、今回はもしかしたら洋輔くん登場有りうるかも!と妙な確信がありましてww。ここはもう、思い切りました。

到着したのが少し遅い時間になってしまったのでイベント席は後ろの方だったのですが、舞台全体が見える見やすいところだったのでよかったです。

最初のシーンは「ヒューマン・アゲイン」。ここのリハ見るの初めてだったので感激!メイクや扮装をしていない巣の役者さんたちがあのナンバーを歌い踊っている姿はとても新鮮でした。あぁ、あの人がこの役なのか、とか新たな発見があったり。ダンスの位置確認をけっこう念入りにしてましたね。それから「生きよう」の最後のところの手の角度とかけっこう指摘も細かいです。

このシーンが終わった後に客席からニコニコして青木さん「ようこそいらっしゃいました~」とご挨拶。その際にダンスキャプテンが松出くんになったことを紹介。たしか先週は市村涼子さんだったはずなのですが、市村さんは今回キャスティングされていなかったようで。松出くんは今週からということで、この日は彼のキャプテン初日でもあったんだよね。「もういっぱいいっぱいで、テンパってます」と素直な感想を言っていたところがなんだか可愛らしかったです(笑)。まだ20代前半かな?若い役者さん。そりゃ緊張してバクバクになる気持ちすごく分かるよ!心の中で、頑張れ~と応援しながら見守りました。

「ヒューマン・アゲイン」の次はタウンのシーン。今回はメインは変わってないけどアンサンブルが5人変更されたということで確認のためにリハ。始まる前には舞台袖から坂本里咲さんの美しい歌声が響いてました。少しずつ区切りながらやっていって、松出くんからは「ハケる時にキャラクター性を持たせながら最後まで気をつけて」といった指示が飛んでました。そして通し。そのあとまた松出くんが確認取るんですが、先週の市村さんと比べると指示がけっこうザックリ(笑)。舞台上の役者さんたちもちょっと松出くんに気を遣っているような感じだったかも!?

そんな感じで、松出くんの指摘が終わると横からすかさず公演委員長の百々さんがそれぞれの役者さんに細かく厳しい指摘!「○○くん、歌の最後のフレーズ遅れてる」「○○さん、ハケるのが遅い」「○○さん、次の芝居が始まってるのにまだ残ってる」とか、本当にすごい。ここで一気に舞台上の皆に緊張感が走るのが伝わりました。さすが百々さん。

で、このタウンのリハ中に少し客席を見まわしたところ…ミキサー前の席あたりに洋輔くんの姿を発見!!ぬおーーっと一気にテンションが上がった私はそこから後ろが気になって仕方なくなった(笑)。リハをメインに見つつ、たまにさりげなく後ろをチラ見www。洋輔くん、すごく真剣なまなざしでリハ見てました。その時の横顔…けっこう精悍でカッコよかった!!癒されることが多かったけど、この時初めてちょっとドキッとしてしまったかもw。

最後は酒場のリハ。アンサンブルさんが5人変わっているということでマグカップのダンスのところを特に重点的に確認していました。特に叩くときの位置とか何度も打ち合わせてましたね。たしかにけっこう音がバラバラで、本番大丈夫かな?とちょっと心配になったし(汗)。

このシーンも最後は本番と同じように通しでやってました。メイクしてない役者さんたちがマグカップで躍動する姿はやはり何度見ても新鮮。ガストンが椅子に座って登場してくるところから始まったんですが、その時は後ろの背景がお城になっててなんだか不思議な構図だったなw。そのあとに酒場セットがググッと出てきて、あぁ、こういう動きなんだなと裏方さんのことも垣間見れたりして面白かったです。

この時のリハ中の洋輔くんの様子は…前傾姿勢で前の椅子にもたれた感じでジーーッと見据えてました。真っ直ぐな視線送ってたなぁ。その姿にまたちょっとドキドキしたりしてww。でもちょっとあの姿は可愛いなともw。こんな感じで今までの2倍以上楽しめたリハ見でした(笑)。

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今回リハーサルが終わったのがちょうどイベント終了時間の5分前くらいだったのですが、リハ前に避難訓練を行っていたそうです。あの大震災の時もBB上演中だったと言いますからね。何事も備えあれば憂いなし、役者さんたちにも怪我なく頑張ってほしいです。

※注意
トーク感想はほぼ洋輔くん中心になりますw。ご了承のほどを…

司会の青木さんが前の席からオーディエンスの前にやってくると「時間がないので参加の役者さん早く集合してくださーい」と号令。すると、後ろの席に座っていた洋輔くんが降りてきたよ!前回はリハ途中で消えちゃったけど今回はリハずっと見ていたのでかなり確信はあったんですが…参加すると分かったあの瞬間は心の中で小躍りしとりました(笑)。キャッツのイベントで登場していたという話は聞いていたんですが、私は観に行けてないので…素の洋輔くんを見るのは2月の壁抜け男イベント以来!!実に8か月ぶりの素の洋輔くんが、キターーーー(涙)。もう参加決定が分かった瞬間から涙目になっていた怪しい私でした(笑)。

上から降りてきた洋輔くんと下から昇ってきた早水さん川良さんと鉢合わせになると「どうぞどうぞ」ってレディファーストして先輩を立てる姿に思わず頬が緩んだ。礼儀正しいよねぇ。まぁ、当たり前の光景ではあるかもしれないけど。結局は洋輔くんが前になって青木さんの隣の位置に収まりました。

トーク参加者は、司会が青木朗さん、ビースト役の飯田洋輔くん、ポット夫人役の早水小夜子さん、チップ役の川良美由紀さん

かなーり豪華!ちなみに洋輔くんは上下黒のいでたち。上に着てたのはスタッフジャンパーみたいな感じ?背番号に25ってあったんだけど、最初は野球関連のものかと思ったのですが「キャッツ25周年のスタジャンかも」という情報もあり。とにかく可愛かった(笑)。
時間が押していたこともあり、自己紹介の後はさっそく事前に募った質問から。今回も質問者にはBBのミラーが配られたのですが、そのたびに"わぁ~"って癒し系顔してニコニコとその人のほうを見ながら軽く拍手してた洋輔くんの姿にまた萌えまくってしまったw。なんって可愛いんだ、君はwww!!

Q1.もうすぐ千秋楽を迎えますが、役に対する想いの変化などはありましたか?

洋輔くん

楽がもうすぐだからと言って特別役に対する気持ちの変化とかはないですねぇ、とのこと。ただ台本の心を観客に伝えることだけを考えて演じてる、みたいなことを言ってました。こういうところは訓練されているからかとても冷静です。でも、やっぱり人間だから「もうすぐ東京のお客さんにBB観てもらえなくなるのかなぁ」って寂しい気持ちにはなるって言ってました。洋輔くんにそんなこと想ってもらえるなんて…考えるだけでも私涙目(泣)。

早水さん

同じく、終わってしまうことへの寂しさはあるけれど「自分の一回はもう戻らない」という想いで日々舞台に立っているそうです。

川良さん

実は東京での四季舞台はこのBBが初めてだったのでとても思い入れがある、と語っていました。

Q2.舞台に立つ前に行っている演技担ぎみたいなものはありますか?

川良さん

いつもお守りを持って舞台に向かっています、とのこと。すると早水さんが「でもこの前そのお守り落としてたよね」と笑ながらツッコミ入れてましたw

早水さん

靴は必ず右から履くようにしているそうです。

洋輔くん

ゲン担ぎのようなことは何もしていないとのこと。特にそういう"これをすれば大丈夫"みたいなことは作らないようにしているそうです。これは「僕の尊敬する野球選手が言っていたので、なるほどなと思って…」とちょっとはにかんで答えてましたね(笑)。野球の話題に触れる時ってホント洋輔くん嬉しそうな顔するよw。尊敬するあのチームの選手って誰だろう?と気になる私ww。この前引退した人かな?
強いてあげるとするならば、普段の開口訓練とかそういった稽古だって話してました。逆にこれがないと不安だって語ってましたね。

Q3.初めてBBを観るので一番の見どころを教えて

洋輔くん

この質問には「一番ですか…!?」とけっこう困ってしまったみたいでw「この作品はディズニーが手掛ける第1弾の作品なので、見どころは本当にたくさんあるんですけど…」と途中でいっぱいいっぱいになり司会の青木さんに救いの目を向けてました(笑)。その空気を察した青木さんは見事にその答えを引き継ぎ「全てにおいて無駄がないです」とまとめてました。さすが。それを聞いていた洋輔くんもホッとした感じでウンウンと納得してました(笑)。その時けっこうアヒル口してて可愛いのなんのwww。

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Q4.劇団四季の俳優を目指すきっかけは?

早水さん

以前は音楽の教師をされていたんですね。知りませんでした。その時にたまたま誘われたウェストサイドストーリーを見て。ミュージカルは海外が本場で日本では伝わらないんじゃないかと思っていたけれど、四季のWSSを見てものすごく衝撃を受けたそうです。オペラとかだとなかなか言葉の意味が伝わってこない、でも四季の舞台はハッキリと伝わる、このことに感銘を受けた早水さんはオーディションを受けることを決意したんだとか。

で、その時に見た広告に「踊りの経験不問」とあったのが後押ししたと(笑)。この話を横でフムフムと一生懸命聞いてた洋輔くんは「踊り経験不問」のところで一緒になって笑ってましたww。彼もシンガー枠ですから気持ちわかるんでしょうね(笑)。

Q5.舞台に立つという夢を叶えるためにこれまで努力してきたことは?

川良さん

とにかく歌を、舞台を好きでいることを心がけることだそうです。

洋輔くん

今自分は舞台に立てているけど、まだまだ自分は全然だし達成したと思ったこともない…とひたすら謙虚な発言をする洋輔くん。いつかのトークの時にも「僕はまだまだ全然できてない」って語ってたけど、今回もひたすら低姿勢な発言でしたね。でもそれは目標がとても大きいからこそ出る発言だって分かるんですよ。「いい役者になりたい」という気持ちが強いからこそ出てくるこの謙虚な発言。だから低姿勢でも眼はとても輝いていて前を向いている感じです。やりたいこともたくさんあるって語っていたのも印象的でした。心がけていることは「歌を好きでいよう」ってこと。シンガー枠なので色んなジャンルの歌を聞くようにしているそうです。

良いこと言うなぁ~、と感心していると…突然この話の流れから「話は全然変わるんですけど」と思い出したように語りだす洋輔くんw。何かと思ったら・・・「昨日航空博物館に行ってきたんですけど、生まれ変わったらパイロットになろうと思ってます!」と語りだして皆大笑い(笑)。昨日のその時の感動を、言いたかったのね、洋輔くん!っていうか、航空博物館、私もたまに行くんですけど!!とテンション上がってしまったのはここだけの話(笑)。皆が笑っている中「すごいですよねぇ、パイロット!」と操縦士の真似っこして目をキラキラ少年のように輝かせていた洋輔くんw。きっと、あの操縦シミュレーション体験したのねww。

最後にもう一度「だから、生まれ変わったらパイロットになりたいですっ」とニコニコしながら宣言してた洋輔くんに完全ノックアウトされた私なのでした(笑)。洋輔くんのパイロット姿、なんだか似合いそうだよ!今度そういう役とか回ってくればいいなぁと思ったり(四季の中ではなさそうだけど 汗)
洋輔くんのパイロットへの憧れ話で会場が和んだところでトークコーナーお開き。最後は両手を大きく客席に向けて振りながら元気に退場していきましたw。最後まで可愛かったよ、洋輔くん!!
時間が押していたので前回よりもちょっと短かったのは残念ですが、洋輔くんの魅力が詰まった楽しいイベントでした!久しぶりに見た素の洋輔くんは壁抜けの時と変わらず、謙虚で真面目で一生懸命で…それでいてユーモアもあって可愛くて温かいおっとりした好青年でした。もう本当に感無量です…!BBはあと少しで千穐楽、洋輔くんが参加するイベントもこの先あるのかどうかすら分からないし、無理してでもこの日に行けて本当に良かったです。

劇団四季ミュージカル『美女と野獣』感想一覧

以下、ネタバレ含む舞台感想です

主な出演者

ビースト:飯田洋輔、ベル:坂本里咲、モリース:松下武史、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:遊佐真一、コッグスワース:青木朗、ミセス・ポット:早水小夜子、タンス夫人:菊池華奈子、バベット:長橋礼佳、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:川良美由紀

リハ見を体験したおかげか、今回はけっこうアンサンブルさんが誰なのかとか分かるシーンが多かったかも。特に今までよく位置が分からなかった影山さんを発見できました!けっこう目立つポジションにいらっしゃったんですね。あと、ダンスキャプテンをやっていた松出くんも確認。チーズカッターを踊ってたのは松出くんだったのか!っていまさらですが(汗)。

マグカップのシーンはリハのときにいろいろ確認はしていましたが、けっこう音がバラバラでちょっと心配だったんですよね。だけど、本番ではビシッと決まっていてさすがだなぁと思いました。それにやっぱり皆さん、衣装を着てメイクをしての本番舞台だと当たり前かもしれないけどリハの時のテンションと全然違います。とても勢いがあるし生き生きしてる。その瞬発力のすごさに感心してしまった。

「ヒューマンアゲイン」はみんなそれぞれ大きな扮装しているので、リハ見との比較が面白かったです。あの役者さんはこんなものに化けていたのか~とか色んな発見があります。
それから、リハではなかったけど、今回もBOGのシーンはクライマックスで涙してしまいました。あの盛り上がり観るとなんだか最近すごく感極まってしまう。最高のナンバーですよね。

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この日の客席は平日ソワレにしてはけっこう人が入っていたほうだと思うのですが、テンションは今一つちょっと低めかなと思いました(汗)。前回はあそこでもっと笑いが起こっていたのになぁ…とか。洋輔くんが出ている舞台でちょっとテンション低めの舞台に出会うとなんだかソワソワしてしまう自分がいたりします(汗)。
だけど、カテコは盛り上がっててよかった!最近はけっこう幕を開けるの早いんですね。楽も近づいてきたこともあり通常カテコより多めに開けているような気がします。そのぶん、キラキラの洋輔王子をたくさん堪能できるのでファンとしては本当に嬉しい(笑)。今回も口をちょっとパーッと開けながらwニコニコ万遍なく客席に手を振ってくれてました。あの姿は本当に可愛い!

坂本ベル松下モリースのコンビはさすがベテランの味。落ち着いているというか、しっくりくるというか。
坂本さんはベテランのベルではありますが、役作りは一番好きかもしれません。一番ベルっぽいから。それにあの優しさというか、包み込むような感じが洋輔くんのビーストにマッチしてると思うんですよね。ビーストとの恋愛部分もちゃんと出してくれているところが嬉しいです。

田島ガストン遊佐ルフウも息ピッタリです。田島さんのガストンは本当に憎めない存在ですよね。野中さんが悪の色を強く出しているのと対照的で面白いです。歌も迫力あっ安定しているし、今回もザ・ガストンって感じでした。カテコで洋輔くんの手を何度もグッと握ってくれるのが嬉しい。

百々ルミエール、珍しく蝋燭の調子が悪かったかも?登場してすぐつけなければならないところを炎が出てこなくて、青木コグスワースがプゥって吹き消しているのがなんだかおマヌケっぽく見えてしまいました(笑)。それにしても百々さんのギャップ…!リハではあんな厳しい表情なのに舞台上のルミは同一人物とは思えないほど弾けてお茶目。役者ってすごい!と改めて思いましたw。

青木コグスワースは先週も思ったけど、本当に表情や仕草がとてもバリエーションおおく豊かで面白いです。ちょっとしたマイクに乗らない声とかも出てるし、役柄に深みがあって楽しめます。たぶん一番大好きなコグスワースです。

早水ポット夫人って今回思ったけどちょっと若々しいイメージですね。少し高貴な血が入ったような奥さん…といった印象を持ちました。温かさの中にも気品があってとても良かった。人間に戻った後チップを迎え入れようとした瞬間に帽子が落ちてしまったのはちょっと笑いましたがw。

菊池タンス夫人はまだ段取り通りの必死感がちょっと抜けませんね。でもなぜか下着が出てきたときのリアクションはめちゃくちゃ派手ですww。長橋バベットは最近とても可愛いです。最初に見たときよりもずっと役に馴染んでいる感じ。川原ダルクも怪しさ全開で楽しかったです。川良チップも可愛い歌声でした。

以下、いつものように思い切り洋輔くん中心感想になります。けっこう濃いと思われますので(汗)興味のある方だけどうぞ。

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