劇団四季ミュージカル『美女と野獣』2022.11.24マチネ

劇団四季ミュージカル『美女と野獣』を観に千葉の舞浜(ディズニーリゾート内)まで遠征してきました。

舞浜に降り立つのは一体何年ぶりだっただろうか…ってほど久しぶり。10年ちょっと前までは千葉に在住していましたが(約10年住んだ)、ディズニーリゾートに関しては夫婦二人ともあまり興味はなく遊びに行ったのは1−2回程度w。舞浜を通る京葉線はよく利用していましたがそこで降りたことはめったに無いんですよね(ディズニー好きな人からは勿体ないとよく言われてましたw)。まさか劇場に足を運ぶためにこの地を訪れる日が来るなんて思いもしませんでした。駅を降りたらもうそこから夢の国が目の前に…みたいな雰囲気でちょっと気後れしてしまった私です(笑)

舞浜アンフィシアターはもともとはシルク・ドゥ・ソレイユ専用シアターとしてスタートしたそうで、2012年に改修を経て新たにオープンした劇場とのこと。シルク〜のことは知っていたけど、ディズニーリゾート内にあったとは知りませんでした。
で、場所なのですが…、舞浜駅からけっこう歩きました(汗)。駅チカではないなとw。ということで、行き方についてちょっと紹介したいと思います。

まず舞浜駅の南口から出て向かって左側にあるイクスピアリ方面へ。

BBの大きな垂れ幕が見えるのですぐわかると思います。イクスピアリ内を真っすぐ進んでいくと広場があっていくつかに行き先が分かれているのですが(ちなみに11月末に訪れたこの日は中央に巨大クリスマスツリーがありました)、斜め左側をみると上の方にBBの幕が見えるのでそちらに向かって進みます。更に進む道が分かれるところがありますが、そこはスロープを降りる道を選択(一瞬ここで迷った 苦笑)。

イクスピリアを抜けた先にディズニーアンバサダーホテルがあるのですが、そちら方面ではなく連絡通路につながるエスカレーターの方へ進みます(BBのポスターがあるので比較的わかりやすい)。昇って降りた先に劇場が見えてきます。今回は慣れなかったのでちょっと遠く感じましたが慣れればスイスイと行けちゃうかなといった感じ。だいたい10分〜15分みるといいかも。ちなみに道すがら飲食店も多かったので早めに来て腹ごしらえをするのもいいと思います。

劇場、めちゃめちゃデカい!!海が近いこともあってか風が強くて髪の毛がボサボサになりかけましたw。中のロビーも普通の劇場に比べると相当広いです。タリーズコーヒーの店も入っているのでロビーで軽食を食べることもOK(劇場内は飲食禁止)。

で、まずはグッズ販売コーナーへ行ったのですが(劇場入ってからすぐの左側)品揃えが豊富でちょっとしたディズニーストアみたいな雰囲気だった。中も広々しているので商品も探しやすいと思います。

バラ系のグッズが多めだったかも。BBのデザインクッションはけっこうな大きさでしたが購入してる人が多かったです。私はパンフとクリアファイル、BB缶に入ったチョコ菓子のみお買い上げ。チャームも気になったけど、もう少し落ち着いた頃にしようかなと。

初日開けたばかりの頃はグッズに並んでたら開演時間になってしまった・・・なんて体験談も目にしましたが、1ヶ月経った今回見た限りでは少し落ち着いたんじゃないかなと。それでも結構な人数が並んでいましたから(3列くらいトグロ巻いてた 汗)、グッズを買いたい場合はなるべく開場時間すぐあたりの時間帯に劇場入りしたほうがいいと思います(少なくとも半年先くらいまでは混んでるはず)。

ちなみに、パンフレットのみの販売コーナーは別に設けてありましたのでそちらへ行ったほうが早いです。列も殆どありませんでした(正面奥の客席入口近く)。

それからお手洗いについてですが…、数はあるように思えたのですが特に女子はとても休憩20分では裁けないだろう!!ってくらいの超大行列になっていました(汗)。劇場外のトイレも勧められていましたが、そちらもかなりの行列。今回私はそれを予想して休憩時間にトイレへは行かなかったのですが、おそらくこちらもあと半年近くはこんな状況かなと。なので、お手洗いはなるべく開演前に済ませることを強くオススメします。あと、体調に問題がない人は観劇前にあまり水分を摂らないほうがいいかも…。

客席は半円形に舞台を囲むような形になっているので、比較的見やすいかもしれません。列の真ん中以降はけっこう大きな段差がついていて背の小さな私でも前方を遮られるということはありませんでした。

とにかく横に列が長いといった印象。前方席はちょっとゆるい傾斜担っているっぽかったけど、今回はそちらにはご縁がなかったのでどんな見え方かはよく分かりません。
段差のある席からの距離も、思ったほど遠くはなく見やすい印象。ただ、オペラグラスはあったほうがいいかもしれません。細かい役者さんの表情とかは裸眼だとけっこう厳しかった。

ちなみに、後ろの方には幼稚園かそれ以下くらいのお子さんの団体も入っていました。ちゃんと見れるかな…と少し心配はしましたが、私の付近では大人しく観劇してくれていたようで良かったです。ただ、1幕が終わったあとに火が付いたように泣き出す子がいて(汗)。劇中我慢したんだなぁと思うとちょっと可哀想になっちゃった。泣きたくなる気持ちはよーーくわかるよ。あれは小さい子ビビっちゃうよね。

劇場に関する情報はこんな感じかな。観劇の参考になれば幸いです。

劇団四季ミュージカル『美女と野獣』これまでの感想一覧

以下、ネタバレを含んだ感想になります。

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2022.11.24公演 in 舞浜アンフィシアター(千葉・舞浜)

主なキャスト

  • ベル:五所真理子
  • ビースト:清水大星
  • モリース:菊池正
  • ガストン:金久烈
  • ルフウ:山本道
  • ルミエール:大木智貴
  • コッグスワース:吉賀陶馬ワイス
  • ミセス・ポット:潮﨑亜耶
  • マダム・ブーシュ:戸田愛子
  • バベット:朴悠那
  • チップ:秋山紘大

以前までの公演ではチップ役を昼は子供キャスト、夜は大人キャスト(小柄な女性役者)に分けていたと思うのですが、今回からはオール子役さんでやっていくようです。そのためか、開演時間も他の演目より少し早めに設定されています(18歳以下の労働時間は20時まで)。
チップの登場シーンはいつの時代も客席からちょっとした感嘆の声が漏れます。今回の私の周りの席の皆さんも「あらぁ~」みたいな小さな歓声があがっていました。秋山くんは無垢な少年チップといった雰囲気が出ていてとても可愛かったです。

モリース役の菊池正さんは娘を愛しく思う気持ちに溢れていて見ていてホッコリさせられました。もうすっかりおじいちゃん姿が板につかれたんだなぁと思うとなんだか感慨深いものがあります。今公演から新しく加わった、亡くなった妻について語るシーンが印象的でした。本当に奥さんのことを愛していたのが伝わってきたし、ベルにも「大切な誰か」が早く見つかってほしいという想いが込められていてとても良かった(ちなみに以前は「わしも言われとる」と語った後ベルと歌う♪二人で♪というナンバーが入っていましたが今回はセリフ劇のみになっていました)。
余談ですが、四季ミュージカル「バケモノの子」で一郎彦を演じてる菊池俊くんは正さんの息子さんだそうですね。つい最近そのことを知ってちょっとビックリしました。親子で四季の一線に立ってるのがすごい!

バベット役の朴悠那さんは”ハタキ”姿が実に様になっていて可愛らしかったです。ルミエール大好きって気持ちが今までの公演よりも強くなっているように感じられて、二人で並ぶシーンはお似合いだなぁとホッコリさせられる。
全体的にちょいちょい変更が多かった新生BBでしたが、バベットはあまり路線変更していないなという印象でした。

そういえば、ムシュー・ダルク役が今回からサブメインではなく”アンサンブル”としての立ち位置になりキャスト表にも役名が載っていませんでした。ただでさえ出番は少ないのに、今回さらに登場してたはずのシーンもごっそりカットされてしまったので仕方がないなとは思ったのですが、ちょっと寂しいなとも…。あの気味の悪さが際立ったキャラが面白かったんだけど、今公演からは”ちょっと目つきの悪いおやじ”程度になっちゃってたのが残念w。

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概要とあらすじ

『美女と野獣』の原作はフランスのボーモン夫人による同名小説(1756年発表)。その後ディズニーが1991年に小説を基にしたアニメ映画を公開し大絶賛されます。作曲はアラン・メンケン、作詞はティム・ライスハワード・アッシュマン(アッシュマンは映画の完成直前に亡くなられました…)。
アニメの成功を受けそれをベースにしたミュージカルが制作されることとなり、1994年にブロードウェイで初演が上演。作品は大ヒットし2000年代後半までのロングランを達成。94年のトニー賞には9部門がノミネートされ、衣装デザイン賞が受賞となりました。

その後、アメリカのみならずイギリスやカナダなど多くの国で上演。日本に上陸したのは1995年。劇団四季により日本版初演が開幕、東京と大阪2大都市で同時ロングランを行いました。
BBが日本で最後に上演されたのは2016年~2017年の京都公演。あれからずっと音沙汰なしになっていていましたが、ついに5年の空白期間を経て2022年新演出として舞浜での上演が決定。またあの素敵な世界が帰ってくると思うと本当に嬉しかったです。

ちなみに、日本初演の初日は1995年11月24日です。今回私が11月24日を観劇日として確保したのは”日本上陸27年目”という節目に当たっていることを知っていたからでした。10年前に通いまくっていた時には11月24日のお祝いイベントが行われていたのですが…この日は何もなくてちょっと拍子抜け(苦笑)。まぁまだ開幕して1ヶ月だから仕方なかったのかな。来年は何かあるかも?

初演当時のCDディスクでの購入は難しくなりつつあるようですが、Amazon musicではmp3データとしての購入が可能です。

余談ですが…、『美女と野獣』の劇団四季初演前の情報ではビースト役として当時圧倒的人気だった某役者さんが内定していました。が、やんごとなき事情で退団してしまったようで(当時色んな噂が飛び交っていましたがどれが本当かは闇の中 汗)2番手だった芥川英司さん(現・鈴木壮麻さん)が開幕ビーストを演じられました。初演CDでビーストを歌っているのは芥川さんです。

また、CDでガストン役を今井清隆さんが歌っていらっしゃいますが、今井さんはこのガストン役で読売演劇大賞優秀男優賞受賞を受賞されました(四季在団期間は1995年~1999年)。

2017年にはミュージカル版(アニメ映画)を実写化した映画が上演。日本版の吹き替えではベル役を昆夏美さん、ビースト役を山崎育三郎くん、ガストン役を吉原光夫さんが演じ大きな話題を呼びました。

エマ ・ワトソン(出演)、ダン・スティーヴンス(出演)、ビル・コンドン(監督)

なお、この映画版については舞台と比較した記事をアップしたものがあるので興味がありましたら参考にしてみてください。

簡単なあらすじは以下の通り。

昔、ある国の光り輝く城に、若くて美しい王子が住んでいました。王子は甘やかされ、わがままで優しさを知りませんでした。ある寒い夜、城にみすぼらしい老婆がやってきて、一輪のバラの花と引き換えに宿を乞いますが、王子は老婆のみにくい姿を嫌って追い払います。「外見で人を判断してはいけない」と説く老婆を、王子が再び追い払おうとしたとたん、彼女は魔法使いに変身し、王子をみにくい野獣に、召使いたちを「もの」に変えてしまいました。魔法使いはいいます。バラの花が散る前に王子が人を愛し、愛されなければ魔法は解けず、永遠に人間に戻ることはできない、と――。

ある日、近くの村に住む美しくて聡明な娘ベルが、城に迷い込んできました。召使いたちは魔法を解くチャンスだとベルをもてなします。一方、野獣は次第にベルに思いを寄せますが、愛を伝える術を知らず悩み、また自分のみにくい姿を恥じて苦しむのでした。

<公式HPより抜粋>

上演時間は約2時間25分。内訳は、1幕1時間20分、休憩20分、2幕45分となっています。1幕にドラマを集中させて2幕は様々な転換シーンが続いて大団円、みたいな感じでしょうか。

2017年までの演出版に比べると、歌のシーンを台詞にしたり、ごっそりカットしてしまった場面もあったりするので上演時間がけっこう短くコンパクトになった印象です。

よりネタバレが濃くなる感想などは次のページにて。思い入れの深い旧演出版と比べたものが多いのですべてに絶賛した内容ではありません。あしからず。