『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』ストリーミング配信 プログラムB 2020.08.19

帝国劇場で上演された『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』(略して帝劇コン)公演をストリーミング配信で観劇しました。今回はプログラムBの初日です。

※A・Cプログラムの感想

Aプログラムから1人少なくなりましたが、Bプログラムも超豪華ゲストでとても華やかでした。

以下、ネタバレを含んだ感想になります。セットリスト共に振り返っています。

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『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』プログラムB Streaming+

2020年08月19日(水)ソワレ<初日> 18時00分~ 帝国劇場より生配信 

演出:小林香

出演:

山崎育三郎(MC)朝夏まなと笹本玲奈平原綾香涼風真世海宝直人加藤和樹藤岡正明瀬奈じゅん田代万里生中川晃教花總まり福井晶一 ほか

オープニング

1. レビュー THE IMPERIAL(モルガンお雪・マイフェアレディ<踊り明かそう>)

歌:山崎育三郎、瀬奈じゅん、朝夏まなと、田代万里生

基本的には前半のAGE1は曲目、順番共に変更はありませんでした。

オープニング、いっくんも華々しく最上段からバシっと決めて登場。やっぱり華があるね~。舞台以外にドラマも多く経験を積んでいるからか、ちょっと貫禄も出てきたように思った。

万里生くんは前回以上に張り切ってて特に「おっはよぉ~!!」の出だしは絶好調でしたw。歌えるのが楽しくて仕方ないっていうのが伝わってきて良いね!

歌が終わった後はいっくんのソロでのご挨拶。かなり緊張してるっぽかったけど、落ち着くためにかお客さんに「楽しむ準備できてますか?」って尋ねて拍手もらったりしてウォーミングアップしてたねw。すると徐々にほぐれてきたのか「本当は”いっく~ん”とか言いたいでしょうけどいまはそれができないのでぜひ拍手を!!」なんてリップサービス的な言葉も出るようになってました(笑)。

今回司会を担当するにあたって、前日には芳雄くんから「客席は俺が温めておいたから大丈夫だ!」という激励のメッセージが届いたらしい。それに対するいっくんの反応…

「あなたが温めていたお客さんはもういないから」

これには思わず爆笑してしまったwww。中にはリピートしてる方もいたかもしれないけど、たしかにほとんどのお客さんは今回が初めましてだよね(笑)。
でもまぁ、結果的にだいぶ緊張もほぐれてきたようでそのあとの説明(『モルガンお雪』から『マイ・フェア・レディ』への流れ)はきっちり進めることができてました。結果的に、芳雄くんの激励、グッジョブ(笑)。

そのあと、いっくんならではの解説も。現在NHKの朝の連続テレビ小説『エール』に絶賛出演中のいっくん(このくだりでとりあえず拍手を求めてたww)。この朝ドラの主人公、小山裕一のモデルとなった作曲家の古関裕而さんは、『マイ・フェア・レディ』の音楽監督を務め指揮者としても参加されていたそうです!!これは知らなかった!!

「とても深い縁を感じています」

と、いっくんもとても感慨深そうにしていたのが印象的でした。朝ドラでそのシーン出てくるかな…。是非とも見てみたい(ロケとか大変そうだからスルーされそうだけど 汗)。

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AGE1 – 1

東宝が帝国劇場で上演してきた黎明期時代の作品ナンバーが披露されました。

2. サウンド・オブ・ミュージック(『サウンド・オブ・ミュージック』より)

歌:平原綾香

Aプログラムでは生田絵梨花さんが爽やかに歌い上げていましたが、Bプログラムでは平原さんが温かみのある深い歌声で癒し系のマリアを歌い上げてくれました。なんだか包まれているかのような安心感を感じる歌声でとても心地よかったです。

3. シャル・ウィ・ダンス?(『王様と私』より)

歌:瀬奈じゅん、藤岡正明

Aプログラムでは一路さんと今井さんのベテランの味がある♪シャル・ウィ・ダンス?♪が披露されていましたが、Bプログラムでは瀬奈さんがアンナで、何と王様担当が藤岡くんだった!!これはかなりレアな組み合わせ!いつか藤岡くんの王様も見てみたくなりました。

4. ソウ・イン・ラブ(『キスミー・ケイト』より)

歌:瀬奈じゅん、藤岡正明

大人の雰囲気たっぷりのこの楽曲。瀬奈さんのしっとりした雰囲気にちゃんと藤岡くんが合わせていてすごくダンディな歌唱になっていたのがすごいなと思いました。新たな藤岡くんの一面が見れたようで嬉しかったな。

5. 陽は昇りまた沈む(『屋根の上のヴァイオリン弾き』より)

歌:全員

新しいメンバーが加わっての♪陽は~♪も見ごたえがありました。特に、このナンバーをアッキーが歌っているのがすごく新鮮だったなぁ。えらい貴重な瞬間を見ているかのような気持ちになった。

6. 見果てぬ夢<騎士遍歴の唄>(『ラ・マンチャの男』より)

歌:福井晶一

福井さんの熱唱、素晴らしかったーー!なんと言っても歌に力強さがあるのがいい。ちょっと『アイーダ』のラダメス役を思い出しちゃった。特に最後の歌い上げが最高でした。歌い終わった後にグッと目をつむり世界観にしばし浸っていた姿も印象的。

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第1回目トーク

参加者:藤岡正明くん、平原綾香さん、福井晶一さん MC:山崎育三郎くん

自己紹介の時にみんなちょっと戸惑い気味でww。藤岡くんの次の平原さんなんかはキョロキョロしまくってていっくんから「当然、あなたの番です」ってツッコミ入れられてましたww。このあたりからすでに彼女の天然は発動してましたね(笑)。

まず福井さんに『ラマンチャ~』を歌った感想を聞いてみると「帝劇でこれを歌える感動と、緊張で吐きそうでした」と苦笑いw。それだけ特別な歌だったんだろうね。

帝劇の思い出はまず藤岡くんから。
初舞台が帝劇の2005年『レ・ミゼラブル』マリウス役だったという藤岡くん。初舞台、初芝居でミュージカルを見たこともなかったらしく(ASAYANのボーカリストオーディションから出てきたもんね←グランプリはケミストリー)、制作発表の時に思わず

「見たことないので分かりません」

と正直にハッキリ言っちゃったとwww。あれから年月が経ってもまた出ることができてありがたいとしみじみ語ってました。

いっくんの初帝劇は2007年『レミゼ』のマリウス役だったということで、当時マリウスの先輩にあたる藤岡くんに色々なことを教えてもらったそうです。
特にジョン・ケアード版演出でコゼットの家に忍び込む場面でのこと。そのときの柵の上り方を藤岡くんにかなり教わったらしいのですが(藤岡くん本人はあまり覚えてないようだったww)、

「あまりにもスムーズすぎてコソ泥のように見えた」

と印象を話してたのが爆笑でしたwww。これに対して藤岡くん曰く、まだ何もわかっていなかった初舞台の頃は「ただ早く上れればいいんだ」と思い込んでいたのでwその技術を磨いていた・・・とのこと(笑)。そう言われてみれば、藤岡マリウスの柵越えはけっこうスピーディーだった気もするww。

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続いて帝劇の思い出を聞かれた平原さん、まずBプログラムが何日間あるのか聞いて「6公演かな」と教えてもらうと他人事のように「へぇ、そうですかぁ」と落ち着いちゃったもんでww、いっくんや藤岡くんが慌てて「あなたも出ますからね!?」と必死に確認してました(笑)。

平原さん的には6公演分の話が被ってはいけないとけっこう気を遣っていた模様。それを聞いたいっくんも「ぜひお願いします!」と前のめりになっていたのですが…次々と話のテーマをリストアップしていく平原さんから「どれがいいですか?」と逆質問されてしまうことにww。もうこれ、まるで某お昼にやってた番組のサイコロトークのようではないか(笑)。
いっくんは困った挙句、「まだ初めてなので何でもいいです」と平原さんに丸投げ(笑)。するとテーマも告げずに話が始まりましたww。

初帝劇に立ったのはミュージカル『ビューティフル』とのことですが、その前に『レミゼ』を見るために帝劇を訪れたという平原さん。で、その時全く客席のルールがわかってなかったために「前のめりで見てしまった」ことをすごく反省していると。あ~~、それは、やっちゃダメなやつですな。
で、後ろから肩を叩かれて「見えない」と指摘されたと思い体を横にずらしたりしてたんだけどそれでも何度もトントンやられたらしい。うん、そりゃそうだよ。前のめりじたい、どう体制崩しても後ろの人は見えづらくなるからね。

なるほど、そういう失敗談なのかとこの時皆が納得していたのですが…、この話のオチが…

「何度も叩かれたので後ろを向いたら誰もいなかったんですよ…」

この一言に、いっくんも藤岡くんも福井さんも「え…」とフリーズ状態にwwww。「それ、怖い話じゃないですか!!」と皆ツッコミまくりでした(笑)。
それでも平原さんは「あれ以来、前のめりで見ちゃいけないなって思って・・・今回は、反省のお話でした」とまとめてましたww。みんなのツッコミもどこ吹く風な天然っぷりが素晴らしかったよwww。

ちなみに、平原さんが座った席は下手通路側だったらしく・・・いっくんと藤岡くんは「そのあたり、出るかもしれないんで」とあくまでも”反省の話”ではなく”怖い話”と受け止めていたようでした(笑)。

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福井さんの帝劇初舞台は2013年の『レ・ミゼラブル』ジャンバルジャンとジャベール役。マリウス役のいっくんともこの時共演してるということで「僕の愛するコゼットを奪う役だったね」とチクリwww。
劇団四季を退団して初めての舞台がレミゼだったんですよね、福井さん。しかしながら、稽古でアキレス腱を負傷してしまったことで一人だけ出演する時期が遅くなってしまったこと、ありましたねぇ。あの当時は福井さん自身すごく心身ともに崩されてしまって私もとても心配しました。元気に復活されたときにはホッとしたっけなぁ。

初めて帝劇デビューした時はどうだったかと聞かれると「めちゃめちゃ緊張しました」と。これを聞いたいっくんが「帝劇は立ってみるとトンネルのようにお客さんが果てのほうまでいる感覚になりますよね」と熱弁。
すると平原さんがキョトンとした顔で「本当??私は一番後ろのお客さんまで見えるんだけど」と指摘www。思いがけない天然発言に皆「いやいや、例えだから!」と笑いながらツッコミまくり(笑)。「みんなに見えてないものが見えたりしてるんじゃない?」といっくんも指摘したりしてたなww。

そんな雰囲気のまま、次の歌へ。

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AGE1 – 2

ここからは大ヒット作『レ・ミゼラブル』までの作品を一気に。

7. ビッグ・スペンダー(『スイート・チャリティ』より)

歌:朝夏まなと

朝夏さん、Aプログラムで見たときよりもかなり歌い慣れてきたなぁと思いました。 手足が長くてかっこいい!

8. 明日は(『アニー』より)

歌:平原綾香

平原さんのミュージカルでの歌声って本当に深くて包み込まれるような感覚になるんですよね。とても優しくて温かい雰囲気の「トゥモロー」だったと思います。
でも、階段を下りるのはけっこう大変そうだったな。ドレスをちょっと上げて足元にかなり気を付けてた。落ちなくてよかった~と、ちょっと冷や冷やする一幕もw。

9. グイードの唄(『ナイン』より)

歌:田代万里生

Aプログラムで見たときよりもさらに気合が乗ってたな~、万里生くん。特にグイードの名前を連呼するときの力の入れっぷりがすごかったw。

10. オール・ザット・ジャズ(『シカゴ』より)

歌:朝夏まなと、瀬奈じゅん

やっぱりこのナンバーは、元タカラジェンヌが歌うと映えますよね~。前回よりもさらにパワーアップしていて見ごたえがありました。

11. カフェ・ソング(『レ・ミゼラブル』より)

歌:海宝直人

海宝くんがBプログラムに出演すると聞いてから、レミゼの「カフェソング」は歌ってほしいなぁと思っていたのでそれが実現して本当に嬉しかったです。海宝くんのマリウスはまさにハマリ役といってもいいんじゃないでしょうか。あの爽やかさと繊細さを併せ持つ天性の魅力、そして切々と歌い上げられるナンバー、どこをとっても最高に素晴らしかったと思います。

12. 民衆の歌(『レ・ミゼラブル』より)

歌:福井晶一、笹本玲奈、海宝直人、藤岡正明、山崎育三郎

福井バルジャン、笹本エポニーヌ、そして藤岡・海宝・育三郎のトリプルマリウスの組み合わせ!!まさに今後のレミゼを支えていく存在と言っていいほどのメンバー構成に感動です!特に久しぶりにレミゼナンバーを歌ってた藤岡くんには胸アツでした。

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第2回目トーク

参加者:涼風真世さん、笹本玲奈さん、海宝直人くん MC:山崎育三郎くん

まず最初に自己紹介したのが涼風さん。

「昔妖精、今妖怪、涼風真世でございます」

これ、以前も同じフレーズで聞いたことがあるw。もう涼風さんのお決まり自己紹介フレーズになってるようですなw。そんな彼女に対していっくんが「今も妖精です」とやんわりフォローすると、「いや、妖怪妖怪!」とニッコリ(笑)。この状況を楽しんでいらっしゃいますね。

で、帝劇での思い出を聞かれると…「93年に宝塚を卒業したんですけど・・・」と語り始めた後に今回のほかのトーク参加者が誕生していたのかがやたら気になりだしたご様子で(笑)。これに対していっくんがすかさず「何とか生まれてます!大丈夫ですっ」とフォローしてましたww。玲奈ちゃんと海宝くんは黙ってうなずいてたけど、調べたところ80年代生まれだったのでセーフでしたね(笑)。

帝劇デビューは山田五十鈴さんと共演したストレートプレイが最初で、ミュージカルは『屋根の上のヴァイオリン弾き』だったそうな。私がミュージカルにハマるきっかけとなった『回転木馬』はその1年後の公演ってことのようです。
帝劇については「匂いや雰囲気が独特で大好きです」と語る涼風さん。そんな涼風さんといっくんの共演は2010年の『モーツァルト!』。この時は緊張を和らげるために二人で舞台袖でハグした思い出もあるそうです。

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玲奈ちゃんは2003年『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役が帝劇デビューとのこと。「その当時高校生だったんですよね!?」といっくん。その時の最年少記録は未だに破られていないかなということでしたが、高校生でいきなりエポってすごいですよねぇ。でも『ピーターパン』に決まった当時は小学校卒業したばかりくらいだったもんね。ずいぶんきれいに成長して…となんだか感慨深くなっちゃうw。

いっくんもマリウスでデビューした当時は21歳で最年少記録だったらしいのですが「塗り替えられまして」とちょっと悔しげww。これに対して海宝くんがコソっと「三浦君(三浦宏規くんは2019年に二十歳でマリウスデビュー)にね」と追い打ち掛けてたのが笑えたww。
しかし、負けず嫌いのいっくんは「旧演出版では僕が最年少ということで!」とドヤ顔を崩しませんでした(笑)。

ちなみに、いっくんと玲奈ちゃんは同級生、海宝くんは”ほぼ同期”で子役から活躍していた仲間とのこと。玲奈ちゃんによるといっくんは出逢ったばかりの頃は「私よりも小さかった」らしく心配していたらしいw。それゆえ

「レミゼで再会した時には背が追い抜かれてたのでよかったなと思いました」

と安心したとのことでした(笑)。映像で見たことあるけど、子役時代のいっくん、本当に可愛らしかったもんね。

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海宝くんは帝劇デビューを聞かれ「2015年のレミゼのマリウス」って最初に答えたのですが、玲奈ちゃんといっくんが「もっと前からやってるんじゃない!?」と疑問顔。そして玲奈ちゃんから

「その前のミスサイゴンやレミゼにも出てたじゃない!」

と指摘され慌てて「あ、そうだった!!」とアセアセし出す海宝くんwww。そんな彼を見たいっくん、

「プリンシパルからカウントしないでください!」

と容赦ないツッコミwwww。これまでのトークの流れ聞いてたらついついメインキャスト演じたときのこと言いたくなっちゃう気持ちはわかるよ(笑)。海宝くん、けっこうアンサンブル出演してるんだよね。ということで、正しい海宝くんの帝劇デビューは2008年「ミスサイゴン」アンサンブルということでしたw。

「海宝くんはあまり失敗するイメージないけど」と言ういっくんに「たくさんあるましたよ~」と苦笑いする海宝くん。
印象的だったのが『ミスサイゴン』の稽古での出来事。アンサンブル出演の時にホーチミンの大きな旗を持つシーンがあって、あまりの重さにかなり苦労したらしい。で、あるとき捌けなきゃいけない場面で旗の上の部分が天井に引っかかってしまうトラブル発生。どんどん後ろから捌けてくる人が迫るなか、焦ってグイグイ押してたら・・・

「バキーーンと音がして、気が付いたら旗を折ってしまった」

という失敗があったらしいですw。つまり、小道具を壊しちゃったのね。この瞬間に「もう俳優人生終わりだ」と覚悟までしたという海宝くん。でも今こうしていられるわけで、横にいた玲奈ちゃんがホッとしたように「(今も居られて)よかった~」と呟いてましたww。

失敗談繋がりということでいっくんも思い出したネタを一つw。
初めてマリウス役で出演した時、マリウスがクワトロキャストで本番まで祐一郎さんのバルジャンと稽古できなかったことがあったそうな。そして迎えた本番、祐一郎バルジャンと初めて共演したいっくんマリウスは、クライマックスでバルジャンに「愚かな僕許して」と謝罪するシーンで想いが溢れすぎて思いっきり祐一郎さんに抱きついてしまったとww。それに対する祐一郎バルジャンの反応が・・・

「今はそういうテンションじゃないぞ~~っという空気感で押し戻された」

これには海宝くんも大爆笑www。その瞬間を見てみたかったわーーー(笑)。でもそういうこともあるから、やっぱり稽古で実際に合わせる作業って大切なんだなとも思いました。

AGE2は次のページから。