2幕
魔女が迫る~この幸せ
エルファバが姿を消してから不穏な空気に支配されていたオズの国。国民たちの間には”悪い魔女”への憎しみが広がっているわけですが、そうなった経緯を知る者は誰もいないというのが実に「もどかしい」。その忸怩たる思いを護衛兵の隊長に任命されたフィエロが代弁してくれている。本当はエルファバの行方を探すためにその役目を引き受けたのに、表向きは”彼女を捕らえる”ためってことになってるわけで辛いところなんですよね(涙)。
しかもいつの間にか、グリンダと婚約したことにされちゃってるフィエロ。「驚いた」と動揺が走るのですが、グリンダはサプライズが成功したと喜んでしまってる(苦笑)。この心のすれ違いがもう何とも言えん…。
フィエロから「君は皆から愛されるのを望んでるんだ」と指摘されたグリンダが”本当の幸せ”について思いを巡らせる場面はとても印象深い。多くの人から愛され彼女の望みが叶っているはずなのに「なぜ空しい気持ちがこみ上げるのだろう」と戸惑う気持ちを隠せない。それはたぶん、彼女が本当に一番大切な人と離れ離れになっているからなのだろうなと…。
10年前にこのシーンを見た時はあまり深く考えてなかったような気がするけど、今見るとすごく切ない気持ちがこみ上げてきます。どんなに多くの人からの愛を注がれていても、そこに一番いてほしい人がいなければ感じられる”幸せ”も半減してしまうのだろうなと。グリンダが感じた初めての孤独にグッとくるものがありました。心のなかに芽生えた寂しさの正体が見えないまま「自分は幸せなんだ」と言い聞かせるように歌うグリンダの姿はとても切なかったです。
東の魔女
ネッサとボックの関係はすれ違いまくってついには険悪なムードになってしまっている。ネッサはボックへの恋心を募らせ必死に想いを伝えようとしてるけど、当の本人はその気持ちを受け取る気持ちが全くない。それどころか、自分はネッサに囚われ自由を失ってしまったという失望感まで抱いているというのが悲劇…。グリンダを喜ばせたい一心でネッサに優しくしてしまったというのがなんとももどかしい。
この場面の当たりでちょっとセットに違和感はありましたが、その時はあまり気にならなかった(というか、10年ぶりだったので殆ど気づいてなかったというのが本当のところw)。
ボックが去った後ネッサの前に現れたエルファバは、「自分がこんなこと言い出すなんて思いもよらなかったけど」と前置きしながら彼女に助けを乞う。必死に強がってここまで生きてきたけど、内心は不安でたまらなかったんだろうなと思うと胸が痛んでしまう。
でもネッサは姉がオズ陛下に逆らいお尋ね者になったことをとても恨んでいて助ける気が毛頭ない。最初はあんなに慕っていたエルファバに冷たい言葉を次々と浴びせるネッサの姿が逆に哀しく見えました。
自分がどんなに孤独な日々を過ごしてきたかを訴えるネッサ。そんな彼女の「もしも足が自由になれたら」という言葉にエルファバは「今ならあなたを救える」と靴に呪文をかけ歩く自由を与える。この、車いすからネッサが立ち上がるシーンは何度見ても”クララが立った!”(byアルプスの少女ハイジ)と重なって見えてしまいますw。
ついに自分の足で立つことができたネッサは大喜びでボックを呼び「歩けるようになった」と顔を輝かせる。彼女からすれば、足が治ったことでボックとの関係をやり直せるという希望を持っていたわけで…。だけど彼は「これでようやく自由になってグリンダの傍に行ける」と全く逆の発想に至ってしまうのが切ないです。
ネッサはボックを引き留めるために謝った呪文でボックに害を与える結果に。それを助けるために苦渋の呪文をかけるエルファバ。ここのくだりが「オズの魔法使い」の物語に繋がっているんですよね。初めて見た時は”こうきたか!”とビックリしたものでした。
エルファバの呪文でボックの命は救われましたが、それはネッサが望むものではなく…。結果的に二人から恨まれてしまうエルファバ。このシーンは登場している3人全員が哀れ(涙)。魔法の使い方を間違えたことから来る悲劇、気持ちを伝えたくても相手に届かない悲劇、どれも切ない。
このあとエルファバはグリンダとフィエロが婚約祝いのパーティをしている現場を目撃。富永フィエロはグリンダとの婚約に乗り気ではないんだけど、彼女を傷つけたくない気持ちからか笑顔を向けてやるんですよね。すごく優しい…。
なんて思っていたら、突然舞台上がバタバタしだして幕が下りたかと思うと真っ暗になった後客席が明るくなるというトラブルが発生しました。中断中の出来事は最初に書いた通りです。このまま終わったらどうしようかと思ったけど、無事に幕が上がって再開できて本当に良かった…。
ワンダフル
約10分間の中断を経て、エルファバがオズ陛下の元を訪れるシーンから再スタート。いったんストップしてしまい流れが切れてしまったけれど、キリがいいところから始められたことにはホッとしました。ある意味、不幸中の幸い。
涼太さんのオズ陛下、本当にスラリと背の高い素敵紳士で目の保養。エルファバは陛下に対して不信感しかないわけだけど、あんな爽やかな笑顔と軽やかなステップで♪ワンダフル♪とウキウキ歌われたら見ているこちらはメロメロになってしまう(笑)。あと、セリフ回しもソフトで良いんですよ。エルファバに「君も寂しいんじゃないのかな」って問いかける時の柔らかい響きとか本当に癒しだし最高だった。
エルファバもオズ陛下の魅力にいつの間にか取り込まれつい怒りを忘れてしまうわけですが、涼太さんにはその魅力が十分すぎるほどあったと思います。胡散臭いんだけど魅力的で惹きこまれちゃう、みたいなねw。
再び我に返ったエルファバはチステリーや猿たちを自由にするようオズ陛下に訴えそれが叶えられる。ここまでは平和的だったんだけど(猿が一斉に飛び出していく演出はちょっと怖いw)、ある出来事で二人の関係は再び悪化。涼太陛下の腹の内が読みきれない感がすごかった(笑)。
フィエロとグリンダにエルファバが再会する場面、ここで三角関係が表面化。グリンダはフィエロの気持ちが自分だけに向いていないことに薄々気づきながらもずっと知らないふりをしていたので、「僕はエルファバと一緒に行く」とハッキリ告げられたときのショックは大きかったと思います。エルファバとしてはグリンダとフィエロは婚約までしたことを知らされていたので自分には望みがないと諦めてただろうから、彼の申し出は驚いただろうね。
これまでただ”優しさと申し訳無さ”みたいな感情でグリンダと向き合ってきたフィエロでしたが、エルファバと再会して「彼女しかいない」と気持ちがハッキリ固まったのは良かったなと思う。元々護衛兵になったのもエルファバを探して保護する目的からだったしね。グリンダは気の毒だけど、彼女のためにもハッキリとエルファバを選ぶと告げたフィエロはやっぱり”優しい”と思ってしまいます。
オズ陛下からエルファバに逃げられたことを聞かされたときの八重沢モリブル先生のダークな迫力がまた凄かったぞ(汗)。悪のオーラが増大していくのが見えるようだったし、例の得意魔術を使うときの顔なんて…歴代悪女たちも真っ青なヤバいかおしてたwww(←めっちゃ褒めてますw)。
二人は永遠に
小林エルフィと富永フィエロが逃げ込んだ森の中で紡ぎ出していく愛の世界がとても情熱的で見ていてめっちゃドキドキしました。
小林さんが演じてるエルファバはすごくフィエロに対して積極的で、長いことずっと彼のことだけを想い続けてきた気持ちがコレでもかというほど伝わってくる。
対する富永くんの演じるフィエロはそんな彼女を包み込むように、なおかつ真摯で真っ直ぐな瞳で見つめ続けていてグッと来るものがあった。さらにエルファバを抱きしめるときの手の仕草がとても男らしくて素敵なんですよ。愛する人の頭を大切に守るように抱きしめるところとかすごく印象的だったな。どちらかというと影を纏ってる雰囲気が感じられたけど、エルファバと気持ちが通じたと確信して一気に心に火がついたような感じでその変化がとても良かったです。
富永くんは高音に行く時にちょっと癖のある少し声を裏返す感じの歌い方をしてるのですが(以前見たときとはぜんぜん違う歌い方だなと思った)、小林さんの深みのある力強い歌声とのマッチングがとても相性がいいように思えたかもしれない。特にこのナンバーのクライマックスの「いつまでも離れない二人、永遠に」のフレーズのところの合わさり具合が聞いていて心地よくとても感動的でした。
歌い終わったあとの二人の間にはとても”優しい”時間が流れてた。富永フィエロの眼差しが熱くて柔らかくてとても魅力的。小林エルフィが「私がもっと綺麗だったら良いのに」と自己否定した時即座に「君は綺麗だよ」と告げたときの声色もホント優しくて思わずウルウルっときてしまいました(涙)。
このシーンでフィエロがエルフィに「物事を違う角度から見てるってことさ」と告げる言葉が後半に生きてくるんですよね。この物語のリンク性も本当に素敵です。
ネッサの危険を察知したエルファバはフィエロといったん別れ彼女の元へ駆けつける。そこで目にしたのは、グリンダが少女に道案内をしていた姿だった。
「オズの魔法使い」の原作では、ドロシーの家が竜巻に乗って飛ばされ”悪い東の魔女”を押しつぶすという展開になってます。この時に犠牲になったのが、ネッサローズだったという設定なのがなんだかとても切なくてねぇ…。体の自由が効かないだけでなく想い人のボックとも結ばれず、執着心と嫉妬心と姉への恨みだけを抱えて”悪い魔女”として命を終えてしまったというのが本当に気の毒。
”北の良い魔女”はグリンダ。彼女は家に住んでいたドロシーにネッサ(東の悪い魔女)が履いていた靴を手渡しオズの魔法使いのもとにたどり着く道(黄色いレンガの道)を教える役目を果たすのが原作。ドロシーが手にした”靴”があのエルファバが歩ける魔法をかけたネッサの靴だったというのがなんとも切ない…。ちなみにこの作品の中にドロシーは実態として登場しません。
たった一つの妹の形見をグリンダがドロシーに渡してしまったのを目撃したエルファバは大激怒。しかも渡した相手は妹の命を奪う原因になった少女ですから、そりゃエルファバが激しく憤慨する気持は良くわかります。こうしてまたもや再会したのに大喧嘩することになっちゃう二人。
でも、このシーンは結構コミカルに描かれているので和みますね。グリンダが魔法の杖をブンブン振り回すシーンやエルファバがホウキを手に応戦するシーンは初演の頃からの見せ場の一つ。まるで子供の喧嘩状態の二人がとても可愛く見えますw。更に面白いのが、護衛兵が二人を引き離した時にグリンダが「もう少しで勝つところだったのに!!」と本気で息巻いてるシーンw。緊迫した状況のはずなのにそれを分かっていないグリンダ、変わってなくてちょっと安心する。
さらに面白いのがフィエロが登場するシーン。あれも初演から笑いが起こっている場面ですが、今回もかなりウケてましたねw。あの突拍子のない感じがやっぱり何度見ても面白いですw(←フィエロ本人としては危機感でいっぱいだろうけど)。あの彼の登場を見て「ライオンキング」1幕ラストを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか(私がそうだったのでw)。
護衛兵に見つかり連行されそうになった時にエルファバはグリンダが仕組んだ罠だったのではと疑いを抱いてしまう。ここで流石にグリンダも自分がハメられたのではないかと疑いを抱いて必死に否定。でも、フィエロの助けが入ったことによって二人はまたもや微妙な関係のまま別れてしまうことになるのが切なかったです。
エルファバの姿が消えたあと、フィエロが取った行動を見てグリンダは彼が本気でエルフィを愛していることを悟るんですよね…。本当の愛を目の当たりにしたときの彼女のセリフはとても感動的です。ここでグリンダはついに「幸せとは何か」の答えが見えたのかもしれない。
闇に生きる
愛するフィエロが反逆罪として囚われ暴行を受ける身となってしまったことに大きなショックを受けたエルファバ。彼が傷つかない魔法がないか無我夢中で探る場面は本当に切ない。小林エルフィが動揺しながらも必死に自分を奮い立たせながら「フィエロ」の名を叫ぶ姿は見る者の心を打ちます。その愛情の深さがすごい泣けるんですよね(涙)。フィエロは彼女にとって「幸福」そのもので絶対に手放したくないものなんだなと思い知らされた感じがしました。
ネッサローズ、ディラモンド先生、自分を拒絶せずに受け入れてくれた大切な人を失ってしまう悲しみを味わってしまったエルファバ。想いが通じ合い初めて心の底から愛したフィエロだけはなんとしても守りたい。そのためならば自分は悪い魔女として生きることも厭わない。
小林エルファバの人を想う力、パワーが本当にものすごくて…。後半は心が震え溢れる涙を止めることができませんでした。ところどころを「セリフ」として語っているのもすごく良かった。
魔女を殺せ
その頃グリンダはエルファバを救うために行動を起こし始めていて。ここでようやくマダム・モリブルの本性を悟るんですよね。ネッサを襲ったあの”竜巻”の原因とか色々と見えてくるものがあって彼女はついに「本当の善悪」を理解できるようになったのかなと思いました。
グリンダに向けて言い放つ八重沢モリブルの「お嬢ちゃん」の言い方がめっちゃ悪意こもってて背筋寒くなったわーー(汗)。ほんと、八重沢さん・・・初演の時からめっちゃパワーアップしてる(善き)!
魔女狩り隊を煽っているのはモリブルだけではなく、ここで「オズの魔法使い」原作に出てくるドロシーの仲間の内1人と1匹が登場。彼らがなぜエルファバを憎悪しているのかが語られるんですよね。でもライオンさんはむしろ感謝してるんじゃないだろうかと思わなくはないんですが(尻尾しか登場しないので真意はわからないけど)。
ちなみにドロシーの仲間のもう1人はこの時点では出てきません。そこに大きなドラマが隠されているのでね。
あなたを忘れない
ついにドロシーを捕らえてしまうエルファバ。ただ泣きじゃくる少女を閉じ込め「さっさと靴を返しなさいよ!」と恫喝するのですが、その気持はよく分かる。原作ではドロシーの靴を奪うような描かれ方をしてる”西の悪い魔女”ですが、それがエルファバだと思えば見方が変わりますよね。ドロシーが履いてるのはネッサローズの形見の靴ですから…。
こっそり一人でエルファバに会いに来たグリンダ。暴走気味の親友を止めるために必死に訴えている彼女の気持ちにもう嘘はない。一時はフィエロのことで嫉妬して拒絶してしまったけれど、それでもグリンダにとってエルファバはかけがえのないたった一人の大切な友達なんだなということがヒシヒシと伝わってきて泣けました(涙)。
「もう降参する」と自らの存在を消そうとするエルファバに「一緒に帰ろう」と必死に説得するグリンダ。それでも彼女の気持ちは変わらなくて…この時にエルフィがグリンダにかけた言葉がとても感動的なのです。エルファバにとってグリンダもフィエロと同じくらいかけがえのない大切な存在なんだなというのが痛いほど伝わってきてまたまた涙…。
「私には友達がたくさんいた。でも、本当に大切なのはあなただけ」
というグリンダの言葉がじんわりと胸の中に染み渡ってきてボロ泣きしてしまった。『ウィキッド』は彼女の成長物語でもあるんだなと改めて感じました。
フィナーレ
『オズの魔法使い』のクライマックスの展開が終わったあとのドラマも見逃せません。
オズ陛下がグリンダから「真実」を聞かされたときの場面は今回が一番切ないなと思えたかもしれない。これまではちょっと拍子抜けするようなコミカル場面として見てきた節があったのですが、涼太さん陛下を見たらなんか「彼も気の毒な人だったのかもな」と同情の気持ちが湧いてきてしまった。
マダム・モリブルは往生際の悪さが面白いですw。あの変わり身の早さには笑ってしまうけど、もうそれに騙されるグリンダじゃないからね(笑)。
そしてラストは冒頭の場面に戻るわけですが、その時に見えなかったドラマが最後の最後に描かれている。初めて見たときは「そうだったのか!!」とびっくりしたっけ。グリンダがちょっとかわいそうなんだけど…でも彼女ならその後も強く生きていけるんじゃないかなと。『ウィキッド』は終わりの音楽が鳴るまで常にドラマが動いている印象。それがこの作品の大きな魅力なんじゃないかと改めて感じました。
後述
2幕途中で機材トラブルによる中断という予期せぬ事態もありましたが、全体的には本当に素晴らしい公演でした。むしろあのトラブルがあったからこそ全体の熱量もぐっと上がったように感じたかもしれない。
ちなみに驚いたのが、定型文の場内アナウンス(青山弥生さんの声)のなかに中断トラブルバージョンも入っていたことです。舞台監督参加なんかの生の声が聞こえてくるのではと思っていたので、開演前アナウンスと同じ声が流れてきたときはびっくりしてしまいましたw。もしもの場合にもちゃんと備えてる劇団四季、さすがやなと。
10年前に見たキャストさんはたぶん八重沢さんだけだったと思います(別日には飯野おさみさんもキャスティングされてますが会えるかは時の運)。あの頃から全くパワーが衰えず…というか、むしろ迫力が増し増しになっていたことにビックリ。すごかった。
他のメインのキャストさんはフレッシュなメンバーで。エルファバを演じた小林さんは台詞回しも自然体だし歌のパワーも十分でとても良かった。グリンダを演じた中山さんは高音の響きが本当にしっかりしていて美しい。コミカルなお芝居もとても楽しかったのですが、ただ、個人的にはもう少しセリフの語り方を滑らかにしてほしかったなというのはあります。滑舌に気を使うことに集中してる感があって語り口調がカクカクしてたのは気になったかも。
まぁ、『ウィキッド』はどちらかというと以前から全体的に台詞回しの硬さを感じがちではあるんですけどね。
富永くんのフィエロは個人的にとても好感度が高かったです。歌い方がちょっとアイドル歌手っぽい雰囲気になってたのは少し驚いたけど(クセ強感w)、”フィエロ”というキャラに合わせた歌い方をあえてしてるんだろうなと思えたし私は気にならなかった。むしろ好きかも。それからチャラくみせててもどこか”影”を背負った雰囲気を纏ってたのもすごく良かったです。思いやりもあるし愛した人には一心に情熱を注ぐお芝居も感動的だった。
惜しむらくは、やっぱりセリフだったかな。個人的にはもう少し熱を帯びた感じで言葉を発しても良いかもしれないなと思った(抑揚とか)。あと、動きもちょっと硬かったように見えた(段取り的な)。
でもこの時点ではまだフィエロデビュー2週目。伸びしろはとても大きいしもっともっと魅力的なフィエロになっていくだろうなと期待が膨らみます。できればもう一度逢いたい!富永くん、頑張れ!
来年1月までの期間限定上演の今季『ウィキッド』。個人的には全体的にもう少し台詞回しも含めてほぐれてくれたらなと思いました。幸運にもあと2回行ける予定になっているので、次回の進化に期待したいと思います。
これまでの『ウィキッド』感想