2022年観劇作品 個人的ベスト3

2023年、新年あけましておめでとうございます。

2022年は個人的に色々大きな出来事が重なり後半はあっという間に過ぎてしまったという印象でしたが(汗)、観劇にはかなり恵まれた一年となりました。

以下、2022年の観劇作品について挙げてみます。

実際に舞台に足を運んで観劇できた作品・ミュージカルコンサート

1月

  • 劇団四季『アンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート ~アンマスクド~』(博多・広島)
  • ミュージカル『フィスト・オブ・ノース・スター ~北斗の拳~』(大阪・愛知)

3月

  • ミュージカル『手紙』(東京)

4月

  • ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』(大阪)
  • 劇団四季『オペラ座の怪人』(大阪)

5月

  • 劇団四季『オペラ座の怪人』(大阪)
  • 劇団四季『アナと雪の女王』(東京)
  • ブロードウェイ来日ミュージカル『RENT』(東京)
  • 劇団四季『バケモノの子』(東京)
  • 劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(広島)
  • 『千と千尋の神隠し』(博多)

6月

  • 劇団四季『オペラ座の怪人』(大阪)
  • 『奇人たちの晩餐会』(東京)
  • ミュージカル『るろうに剣心』(東京)
  • ミュージカル『四月は君の嘘』(兵庫)
  • ミュージカル『CROSS ROAD ~悪魔のヴァイオリニスト・パガニーニ~』(東京)

7月

  • 劇団四季『オペラ座の怪人』(大阪)

8月

  • 劇団四季『オペラ座の怪人』(大阪)
  • 『ハリー・ポッターと呪いの子』(東京)

9月

  • 劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(高松・岡山)
  • ミュージカル『ミス・サイゴン』(大阪)
  • 劇団四季『オペラ座の怪人』(大阪)
  • ミュージカル『ピピン』(大阪)

10月

  • 劇団四季『オペラ座の怪人』(大阪)
  • ミュージカル『フィスト・オブ・ノース・スター ~北斗の拳~』(博多)
  • ミュージカル『ジャージーボーイズ <チームGREEN>』(東京)
  • ミュージカル『ヘアスプレー』(博多・大阪)

11月

  • ミュージカル『キンキーブーツ』(大阪)
  • ミュージカル『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』(大阪)
  • 劇団四季『美女と野獣』(舞浜)

12月

  • 劇団四季『美女と野獣』(舞浜)
  • 『ハリー・ポッターと呪いの子』(東京)
  • ミュージカル『スクルージ』(東京)
  • ミュージカル『東京ラブストーリー』(大阪)
  • 劇団四季『オペラ座の怪人』(大阪)

中止になって見れなかった作品

  • 7月『千と千尋の神隠し』(愛知)

遠征を断念した作品

  • 11月『ジャージーボーイズ <チームBLACK>』(大阪)
  • 12月『オペラ座の怪人』(大阪)

1年を通して観た作品数は24本(リピートは除く)。うち、初めて出会った作品は14本でした。コロナ禍の影響で中止になる期間も多かったなか、1本を除き全て観ることができたのは本当に幸運なことでした(返金になったのは前日に中止発表された『千と千尋~』愛知公演。交通費も宿もキャンセルができなかったので名古屋飯食べるためだけに岡山から遠征したw)。2月に手術が入っていた為約2か月の観劇空白期間がありましたが、4月以降からはバリバリ劇場通いしまくったなぁと改めて(数えてみれば39回w)。
その中で一番リピートしていたのが劇団四季の「オペラ座の怪人」。これは後述で少し触れますけど…最推しである飯田洋輔くんが出演していたというのが非常に大きく影響しています。

このなかから超個人的ベスト3作品をチョイスしてみました(あくまでも個人の見解なので悪しからず)。

第3位

ミュージカル『キンキーブーツ』

第2位

『ハリー・ポッターと呪いの子』

第1位

ミュージカル『四月は君の嘘』
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良作が多かった2022年、どれも本当に素晴らしくて大好きな作品ばかりだったので選出するのが難しかったのですが、強いて3つを挙げるならば…と考えたらこの3作品になりました。

『キンキー~』はローラがハマリ役だった三浦春馬くんを失ってからの初めての上演ということで、色々と観劇前は複雑な気持ちに駆られることもあったのですが…、カンパニーの皆さんの見事な結束力とパワーで圧倒的な感動をいただきました。そして何より音楽がめちゃめちゃ好きです。
春馬くんも天国から大きな拍手を送っていただろうなと、彼の存在を感じながらの観劇でもあり…なんだか特別な時間を過ごせたという充実感がとても大きかった。

『ハリー・ポッター~』は期間を設けないロングラン上演に挑戦という意欲作。感想にも書いてますが、私は「ハリーポッター」シリーズを映画の1作目しか見たことがないド素人だったのでw、正直観劇前はこの作品にハマれるかどうか心配する気持ちの方が大きかった。
ところが、いざ始まってみればすっかり魅了されて後半は号泣しながら見てしまったという。魔法演出や巨大セットの凄味ももちろんですが、私はこの作品を通して描かれている”それぞれの愛情”の物語にものすごく心を打たれ魅了されました。2023年も予定してるので楽しみです(ただ、チケ代が高額で何度もは無理 汗)。

個人的ベスト3の第1位に選んだ『四月は~』。この作品はアニメでずっと見ていて気になっていたのでチケットを取ったのですが、まさかあんなに号泣させられるとは思いもよらず!!心の内側から激しく揺さぶられマスクを交換しなければならなくなるくらい滂沱の涙が止まらなかった。
ワイルドホーン氏によるポップでドラマチックな楽曲も本当に素晴らしくて公演後にCD聴きまくったし、若いキャストの皆さんの瑞々しい感性溢れるお芝居もこれでもかというくらい激しく私の胸を衝いてきました。すべてをひっくるめたバランスが最高に良かった作品だったと思います。近い将来また必ず再演してほしい。

最後に、2022年に最も私の心を揺さぶった舞台俳優さんについて。

劇団四季の飯田洋輔くん

コロナ禍になってからなかなか洋輔くんの出演作品に足を運ぶことができず歯がゆい想いをしていたのですが(四季は間際になるまで役者の出演情報を明かしてくれないので、遠征者としては突発が難しく駆けつけられなかった…)、ついについにその鬱憤を晴らせる時がきた!!

1月最初の観劇『アンマスクド』公演で、ミュージカル『ラブネバーダイ』の名曲♪Till I Hear You Sing(君の歌をもう一度)♪を洋輔くんの歌で聴けたときの感動と衝撃は忘れられません。
「ラブネバ」はオペラ座の怪人の続編という立ち位置の作品ですが、劇団四季は版権を持っていないのでこの『アンマスクド』公演でのみしか聴けないだろうという超貴重な瞬間でした。彼の歌声であのナンバーを聴いてみたいと思っていた私の夢が突然叶ったわけで…、もう最初に広島で聴いた時には自分が壊れるんじゃないかってくらい声を殺して大号泣してしまった(涙)。本当に本当に嬉しかったです。

そして5月、ついに念願だった洋輔くんのファントムを『オペラ座の怪人』本編で見れる日がやってきました!!ファンになってからけっこうな間彼のファントムを見るということを願い続けてきたので、夢が叶ったんだという想いがこみ上げてきてもう…感無量の心境でしたね。
これまで色々な洋輔くんの演じる役を見てきましたが、ファントムはこれまで見たことがないような表情がてんこ盛り。孤独、怒り、嫉妬心、そして一人の女性を無我夢中で愛するが故の狂気…。こういった「負」の感情を剥き出しの芝居をする姿を私はずっとずっと見てみたいと思ってきました。洋輔くんのファントムを見るたび、これまで私が知らなかった彼の芝居の一端がどんどん明らかになっていくようで…本当に嬉しかった。回数を重ねて観るごとにどんどん感情の細かい動きなども進化し変化していく様も見られたし…、ずっと応援してきてよかったなと心底思います。

『オペラ座~』大阪公演は2023年8月で千穐楽を迎えることが発表されています。岡山に住んでいる時にはキャスティングされたタイミングで比較的すぐに駆け付けることができましたが(それ故リピートが多発してたw)、昨年10月に大阪からかなり離れた山口県へ移転してしまったのでなかなかそれが難しい状況になってしまった…。でも、この大阪を逃したらもういつ洋輔くんのファントムに会えるのか分からないといった危機感もあるので(汗)なんとか劇場へ足を運んで会いに行きたいと思っています。

2023年も春先まで観劇予定がちまちまと埋まってきました。未だ”突然の公演中止”というリスクが消えない世の中ではありますが、1本でも多く良い舞台作品、良い舞台役者さんに出会う年になればいいなと思います。観劇後にはまた感想を書いていく予定なので(今年こそもう少し短くまとめたい…汗)、興味がありましたらまたお付き合いいただければ幸いです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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