『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート~アンマスクド~』を観に広島まで遠征してきました(お隣の県ですが)。全国12都市の内、唯一の中国地方公演でした。
上野学園ホールは昨年、石丸幹二さんの30周年記念コンサートに来て以来になります。ホールの外にはツアー用の機材を運ぶ大型トラックが停まっていました。ナンバー見たら「大宮」と「千葉」だった。お疲れ様です!!
アンマスクド公演は1月7日に行った博多公演以来となりますが、その当時よりも社会を取り巻く情勢はさらに悪化。そんな中、広島のひとつ前の上演地である名古屋公演中に衝撃のニュースが飛び込んできた…。カンパニーのうち2名が離脱せざるを得なくなり1公演が中止に追い込まれてしまったと。一番恐れていた事態が現実になってしまったことに本当に心が痛みました(涙)。
広島公演が間近に迫っていた時の出来事だったので、正直、公演中止になることも覚悟しました。すごく楽しみにしてたけど、事態が事態だけに受け入れるしかないなと…。
ところが、前日になってメンバーを減らしての上演を決断したという知らせが入ってきた!公演に当たっては毎日PCR検査を義務付け全員陰性ならGOとのこと。これまで10人の役者で40曲のパフォーマンスをずっと演じてきたものを、数日の期間で8人体制にシフトチェンジして演じるって…相当の覚悟がないとできないことだと思います。毎日の間際の検査も相当精神的負担となっていたはず…。
それでも、広島公演を行うと決断してくれたカンパニーの皆さん。この感謝の気持ちをどう表せばいいのでしょうか。始まる前からもう胸がいっぱいになってしまいました(涙)。
広島は2日間2公演。私はこれがラストのアンマスクド観劇になるので両日共に参戦してきました。
どちらも角度的にはほぼ同じでしたがw、22日のほうがちょっと後方席でした。時期も時期ということもあり、チケットは持っていても断念したと思われる空席もやはりけっこう見かけました。
私の周りも1日目は前後左右に空席ができていて自然にソーシャルディスタンスが保たれてたような感じ。2日目も前後の列がほぼ空席状態でした。本当はもう少しお客さん入ってたと思うだけに、新型コロナを恨むしかないですね、ホント。
ただ、周りに人がいない状況での観劇だったので・・・前回よりも号泣スイッチがバンバン入りまくって終わった時には干からびておりましたw(←1日目は特に干物状態となり21時前には就寝してしまったほどでしたww)。
ちなみに、上野学園ホールは舞台と客席がかなり近いなと今回改めて感動しました。というのも、1日目は後ろから数えたほうが早いような位置だったのですが、オペラグラスで見なくてもところどころ裸眼で役者さんの表情を確認することができたんです。これはけっこうすごいこと!より鮮明にと思った時にはオペラグラス多用しますが(特に大好きな洋輔くんの時はw)、思った以上に快適に観劇することができました。
惜しむらくは、化粧室がもう少しバージョンアップしてくれればなぁ(苦笑)。もう少し洋式を増やしていただきたい。
広島公演もロビーに「ロボット・イン・ザ・ガーデン」のタングが飾られてありました。
博多の時はお正月バージョンでしたが、広島では赤いマイクを持って歌ってる感じ。会場ごとにポーズが違うのかな。とても可愛くて癒されました。
こちらは今年全国公演が予定されているとのことで、岡山にも来てくれる予定があるのでその時を楽しみに待ちたいと思います(香川も行けるかも)。
以下、超ネタバレを含んだ感想になります。
- 2022.01.22-23マチネ公演 in 上野学園ホール(広島県)
- 出演キャスト
- 主なナンバー感想 -1幕-
- #1 「序曲」
- #2 「スーパースター」
- #3 「ヨセフのコート」/ #4 「クローズ・エヴリ・ドア」/ #5 「エニー・ドリーム・ウィル・ドゥ」
- #6 「私はイエスがわからない」 / #7 「今宵安らかに」 / #8 「ゲッセマネの園」
- #9 「ブエノスアイレス」 / #10 「スーツケースを抱いて」 / #11 「空を行く」
- #12 「ニュー・アルゼンチーナ」 / #13 「共にいてアルゼンチーナ」
- #14 「ヴァリエーション23」
- #15 「遥かな調べ」
- #16 「ラブ・チェンジズ・エブリシング」
- #17 「放っておいてよ」
- #18 「愛は死なず」
- #19 「オーヴァーチュア」 / #20 「ラム・タム・タガー~つっぱり猫」 / #21 「スキンブルシャンクス~鉄道猫」
- #22 「マキャヴィティ~犯罪王」 / #23 「ミストフェリーズ~マジック猫」 / #24 「メモリー」
- 主なナンバー感想 -2幕-
- 後述
2022.01.22-23マチネ公演 in 上野学園ホール(広島県)
出演キャスト
山下泰明、飯田洋輔、飯田達郎、白瀬英典
真瀬はるか、吉田絢香、谷原志音、江畑晶慧
映像:アンドリュー・ロイド・ウェバー(声・青羽剛)
キャスト表を見た時、思わず涙が出そうになってしまった…。前回博多で観に行った時にキャスティングされていた方のお名前がない(涙)。まさか2回目にしてこんな切ない想いでこのボードを見ることになるとは思わなかった…。
それと同時に、8人の役者さんと楽団の皆さんの名前を見て祈るような気持ちが湧いてきてしまった。この日のために、相当大変な想いをされたはず…。それでも覚悟を決めて中国地方で待ってるファンのために幕を上げると決断してくれたカンパニー。ありがとうの想いしかなかった、本当に。
※作品の概要と全体の印象については福岡公演のレポを参照してください。
主なナンバー感想 -1幕-
#1 「序曲」
2度目にして初めて気が付いたのですが、セットの中央やや下にあった楽譜のモチーフ。始まると同時に上の方に上がっていくのですが…、よーく見ると、「序曲」の演奏に合わせてライトが楽譜の♪を1音ずつ照らしていってたんですよね。それを見つけたときに「おおっ」と感動してしまいました。最後となるアンマスクド観劇で発見できてよかった。
ロイドウェバーの冒頭の映像はちょっとホラーちっくなのですが(携帯電話に対する注意喚起もこの映像のなかで行われるものの、ロイドウェバー卿のインパクトが大きいのであまり効果がないようにも感じる 苦笑)、音楽が盛り上がってくると若き日のロイドウェバーの写真がたくさん映し出されます。そのなかに昨年亡くなったハロルド・プリンスの姿もあって…。なんかそれだけでグッときちゃうんですよね。プリンスの演出作品はどれも本当に最高級のものばかりでしたから…。
#2 「スーパースター」
いよいよキャストの皆さんが登場してくる。私はここでやっぱり上手奥から登場してくる洋輔くんに視線がロックオンしてしまうんですがw、この日は2名のいるはずだったキャストの方の姿が見えないことがなんか切なくなってちょっと泣きそうになってしまいました。
と、その時、まっすぐで力強い素晴らしい歌声が劇場中に響き渡ってきた。なんていうか…本当に8人なのか!??と疑いたくなるような声量で、キャストの皆さんの様々な想い、気迫といったものがひしひしと観る側の心に訴えかけてきた気がしました。あの中に、たしかに、参加できなかった二人の存在を感じたなぁ…。
もうそれだけで感極まっちゃって…、ただでさえ洋輔くんの姿見るだけでもこみ上げてきてしまうのにw、この日はさらにいろんな気持ちが加味されて冒頭から大号泣(涙)。ボロボロ涙があふれて止まらなかったです。私は今、すごい瞬間に立ち会っているんだなぁという気持ちがすごい沸き起こってきました。
そこからの白瀬さんによる迫力ボイスの「スーパースター」!!白瀬さんはアンマスクドで初めて見た役者さんですが、本当に素晴らしい歌声ですよね。坂元健児さんに通じるものをめちゃめちゃ感じた。なかなかあの声量を出せる人も少ないと思います。高音部分もスコーーンと気持ちよく出ていてホントすごい。
ジーザス役は山下くんが演じてて白瀬さん以外のキャストは体を揺らしながら彼の方に向かって威嚇するような動きをしてる。
洋輔くんの体の揺らし方とかめっちゃツボで今回も食い入るように見ちゃいましたw。もう、そこに立って歌って動いているだけで私は嬉しくて仕方がない(←テンションがすでにおかしいw)。コーラスの声も実によく響いて聞こえてきました。
#3 「ヨセフのコート」/ #4 「クローズ・エヴリ・ドア」/ #5 「エニー・ドリーム・ウィル・ドゥ」
ヨセフ役はこれまで笠松くんが演じていたのですが、今回は飯田達郎くんが担当していました。カラフルなコートを着せてもらった時のニッコニコな可愛い笑顔にめちゃめちゃ癒された!!達郎くんは本当に楽しそうに舞台の上に立つよね。あの笑顔観るだけでこちらが元気をもらっちゃうよ。
ヨセフは「クローズ~」のナンバーの時にコートを脱がしてもらうのですが、1日目はちょっと手間取り気味だったけど2日目はスッと体を抜いてて全く違和感なかったです。このあたりの段取りも時間がないなかで必死に覚えたんだろうなと思うとグッとくるものがありました…。
「エニー・ドリーム~」ではまたカラフルジャケットを着て後ろに巨大なカラフル生地を装着するんですが、後ろで支えてる一人がお兄ちゃんの洋輔くんっていうのがまた胸アツな光景でした。
#6 「私はイエスがわからない」 / #7 「今宵安らかに」 / #8 「ゲッセマネの園」
ジーザスのマリアのパートはこれまで平田さんが担当されていましたが、今回は真瀬さんが代役で歌われていました。柔らかく母性溢れる歌声がとても素敵。急遽歌うことになったとは信じられないような完成度でビックリです。
ジーザスのナンバー「今宵安らかに」での白瀬ユダと山下ジーザスの対峙も圧巻!!本編でも見たくなるような迫力でした。そしてここのシーンでもコーラスに洋輔くんが参加。ライティングが暗めなのでちょっと見えづらいのですが、オペラグラスでガン見してウルウルしてましたw(←テンションがやっぱりおかしいw)。
「ゲッセマネの園」は山下くんの魂の熱唱!ジーザスが死を覚悟した時の「見てくれ私の死に様」の歌い方は本編と違うアレンジになっていてすごく新鮮。ジーザスの苦悩がより濃く伝わってきたので、本編もあれで行けばいいのになと少し思ってしまいました。
そしてシャウトで歌い上げた後の山下くんの全身からほとばしるすごいオーラと、雷に打たれたかのような震えがまた見ていてゾクゾクする!本当に素晴らしすぎる熱唱で色んな想いが伝わってきました。
#9 「ブエノスアイレス」 / #10 「スーツケースを抱いて」 / #11 「空を行く」
エビータを担当したのは本編でも同役を演じている谷原さん。ちょっと勝気な笑顔がエヴァの雰囲気と合っていてワクワクします。
「ブエノスアイレス」のナンバーでは、エヴァをエスコートする男性が2人(山下くんと笠松くん)登場していたと思うのですが、今回は山下くんのみが登場するバージョンに構成が変わっていました。二人いたほうがアグレッシブには見えますが、山下くんと谷原さんがそれを感じさせないような華麗な動きを見せてくれていて違和感はありませんでした。ここもかなり練習されたんだろうなぁ。
「スーツケース~」でミストレスを担当しているのは吉田さん。少女の孤独感が伝わってきてとてもよかった。コーラス部分はチェのパートを演じてる達郎くんと、今回は白瀬さんが担当。洋輔くんは上手のほうでミストレスを見守ってる感じなんだけど、コーラスは参加してない感じかな(暗くて確認できず 汗)。最後に彼女のカバン持って去っていくだけでちょっともったいないw。
「空を行く」は達郎くんのチェ。本編ではお兄ちゃんの洋輔くんが演じてましたが、達郎くんもなかなか良かった!ちょっとニヒルな表情浮かべてるのが特に印象的。なり切ってるなぁ~と微笑ましく見ちゃったw。
#12 「ニュー・アルゼンチーナ」 / #13 「共にいてアルゼンチーナ」
「ニュー・アルゼンチーナ」は本編でも1幕ラストに歌われるめっちゃ盛り上がるナンバー。今回もみんな看板持って登場するんですが、私はやっぱりまた上手上の方から看板掲げて熱唱してる洋輔くんに釘付けw。あの攻めたイケイケな表情が最高だよ!!革命やってやるぞっていう気迫が伝わってきた。もうそれ見ただけで私の涙腺は緩みっぱなし(涙)。ホント…、躍動してる洋輔くんみるとどうしても感極まって涙しちゃうんだよなぁ。
「共にいて~」は谷原エビータの素晴らしい説得力ある演説歌唱。今回はなんだか”共にいて”というフレーズに色んな想いを乗せて歌っているようにも見えてとても感動的だった。下から見守ってるキャストの皆さんも(洋輔くんも含め)同じ気持ちだったんじゃないかなって思いました。姿は見えなくても、一緒に舞台に立ってるよって伝えてるようにも見えて思わず涙がこぼれました…(泣)。
#14 「ヴァリエーション23」
チェロの演奏がメインとなるこちらのナンバー。女性の方が担当されているのですが、とても力強い音色で本当に素晴らしい。音の一つ一つが生き生きしていました。
そこにダンス映像が重なってくるのですが、男性のピルエットが圧巻すぎる!!軸の正確さ、回転の速さ、どこをとっても最高級です。けっこう昔の映像ですが、やはり本場の本格的な訓練を受けてる人のダンスはレベルが違うなぁと思ってしまいました。
#15 「遥かな調べ」
真瀬さんの優しく甘い歌声がもう最高すぎ!!ロイドウェバー曰く、2.5オクターブの声を持つ人しか歌えないらしいのですが…、真瀬さんは本当にその域に達していて圧巻でございました。っていうか、このナンバー、ホント個人的に気に入っちゃったなぁ。とても美しく優しいメロディ。もう一度聴きたかった。
#16 「ラブ・チェンジズ・エブリシング」
アレックスを歌うのは山下くん。しっかりとしたドラマチックな歌声が素晴らしかったです。そして後ろの方で男性と女性が駆けてくる演出があるのですが、吉田さんをリフトしてた笠松くんに代わって今回は達郎くんが頑張ってくれていました。
歌の後半にはキャストが皆出てきて山下くんと一緒に熱唱。洋輔くんの声も良く響いてきました。将来的に見たいなぁ、洋輔くんのアレックス。絶対ハマると思うんだよ~。ジョージになったらびっくりするけどね(それはそれでまた見てみたいけどw)。
#17 「放っておいてよ」
江畑さんのソロの場面ですが”放っておいてよ””何様なの!?”と相手役の吉田さんを責めたてるような歌い方が迫力あってすごい!!歌詞をよく聞いてみると、ダンナが浮気してると知らされて逆上した女性って雰囲気なんですよね(汗)。どんな作品か全く想像がつかないんですが、このシーンを想像するとけっこうドキドキハラハラしそうですww。
#18 「愛は死なず」
一方的に”放っておいて!!”と責められてた吉田さんが一人残された後に「愛は死なず」のナンバーの流れがくるとはww。最初に見た時にすごいドラマチックな繋ぎだなと感心してしまった。「愛は死なず」のナンバーは私の大好きな『オペラ座~』の続編『ラブ・ネバー・ダイ』でクリスティーヌがファントムのために独唱するシーンのビッグナンバー。これを『オペラ座~』でカルロッタを演じている吉田さんが大熱唱!!!圧巻中の圧巻で劇場内がグイグイその歌声に吸い寄せられているかのようでした。緩急つけたドラマチックな歌い方がさすがでしたね。
#19 「オーヴァーチュア」 / #20 「ラム・タム・タガー~つっぱり猫」 / #21 「スキンブルシャンクス~鉄道猫」
『キャッツ』はロイドウェバーの解説が絶品w。特に映画がお気に召さずに思わず犬を飼ってしまったってくだりは面白すぎます(笑)。愛犬・モヒートくんはめっちゃ可愛いんですけどね。
「オーバーチュア」が生の演奏で聴けるというのもこの作品ならでは。
これに合わせて役者さんたちがボックスを並べていきます。これが色々とシーンによって形を変えていくのが面白かった。
タガーのパートは山下くんに代わって達郎くんが担当。このナンバーはタガー役として経験しているだけに水を得た魚というか…、チュールを得た猫って感じで(笑)超ノリノリで歌ってくれました!合間合間にウィンクしたり「イエ~」みたいなセクシーな声を挟んだり、とにかく女性猫たちを悩殺しまくりwww。まさに達郎タガー・オンステージみたいになってて面白かった!!好きなんだろうねぇ、タガーが。
そんなお調子者の達郎タガーに上からお兄ちゃんの洋輔くんが”こいつは厄介”って歌うシーンがめちゃめちゃ面白かったw!呆れたようにちょっと首をかしげながら歌ってる洋輔くん、最高かよっww!!なんか、飯田兄弟の「素」を垣間見た気持ちになっちゃった(笑)。これはめちゃめちゃ貴重な瞬間だったかも!?
スキンブルのナンバーではボックスが縦一列に並べられてキャストの皆さんが集合。洋輔くんがちょっと小走り気味に後ろに加わる姿が可愛くて萌えてました(笑)。白瀬スキンブルに無邪気に手を振る後ろ姿とかもホント、最高だよっ!!
このナンバーの時は博多で見た時は自然に手拍子が沸き起こっていたのですが、広島初日は慣れてないお客さんも多かったようでちょっと反応が消極的に始まった感じでした。すると、先頭にいた達郎くんが客席の方をチラッと振り返って両手でパンパンと手を鳴らして「もっと叩いていいよぉ~~」みたいにアピールしてくれたんです。2日目も同じような感じで促してて、それで客席が温まったみたいな雰囲気に。
広島は本当に色んな困難を乗り越えての公演だったので、私も含めて客席がちょっと緊張気味で固唾を飲んで見守るみたいな雰囲気があったんですよね。それを達郎くんがあの時ほぐしてくれたような気がして嬉しかったです。彼はやっぱり素晴らしいエンターテイナーだなって思いました。
#22 「マキャヴィティ~犯罪王」 / #23 「ミストフェリーズ~マジック猫」 / #24 「メモリー」
マキャヴィティのナンバーは女性メンバーがセクスィーにカッコよく歌ってくれて最高!っていうか、皆さん本当にスタイルがよすぎて惚れ惚れしてしまう。
ミストフェリーズは笠松くんの代わりに山下くんが担当していました。ダンス的なところは笠松くんに比べるとだいぶ抑え気味でしたが、華麗なマジックを披露してくれて大いに楽しませてもらいました。実は博多で見た時はステッキが途中から袖に引っ込んだ状態になってそれが普通だと思っていたのですが、今回見たら最後まで山下くん、ステッキ持ってたんですよね。おそらく、博多では何らかのステッキトラブルがあったんだなとこの時悟りましたw。
あと、達郎くんタガーがボックスの上に寝転ぶシーンがあるのですが、1日目は張り切りすぎて一瞬ボックスが宙に浮いてしまう一幕が(笑)。達郎くん落ちちゃうんじゃないかとちょっとハラハラしましたが(汗)、2日目はちゃんと地面についたままでよかったです。
あと、マジックシーン。ハットからトランプ的なやつがバーーっと出てくるやつ。広島2日目でその仕掛けを見てしまった私(←洋輔くんに注目しまくってたから気づいた 笑)。
1幕ラストの江畑さんによる「メモリー」。シラバブのパートは平田さんに代わって真瀬さんが担当されてましたが、声色を仔猫的に変えて歌われててさすがだなぁと思いました。
「メモリー」(『キャッツ』より)
年に一度、天上に昇り再生を許される一匹の猫を選ぶため、都会のゴミ捨て場で開かれる猫の舞踏会――個性豊かな24匹が、それぞれの生き方を披露する。
娼婦猫グリザベラが歌う、作品の代表的なナンバー。#劇団四季ALWコンサート pic.twitter.com/Inz5iO3nWJ— 劇団四季 (@shiki_jp) January 13, 2022
いやぁ…、広島公演の江畑さんによる熱唱…あり得ないくらい心が揺さぶられて後半は涙が止まりませんでした(泣)!!いつも以上に様々な感情があの歌の中に込められているような気がして、本当に凄いドラマチックな「メモリー」でした。このナンバーで涙が出たのすごい久しぶりかもしれない。
2幕感想は次のページにて。