ミュージカル『 キューティ・ブロンド』大阪公演 2019.03.14

主なキャスト別感想

神田沙也加さん(エル役)

沙也加ちゃんの当たり役ですよね、エルって。ピンクの独特な衣装をあんな可愛く着こなせるのも彼女しかいない!って思えるくらいエルになりきってます。
それになにより・・・可愛くて仕方ない!!コロコロ色んな表情見せてくれるんですが、そのどれもが本当に魅力的で・・・みんながエルの魅力の虜になっちゃうのが納得できてしまう。外見だけじゃなくて内面の部分でもエルの魅力を最大限に演じた沙也加ちゃんに心から拍手を送りたいです。

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平方元基くん(エメット役)

シュガーくんのエメットが大好きだったんですが、元基くんのエメットも大好きになりましたよ!!ちょっと天然ボケっぽいところが出ちゃってるのがとにかく可愛かった(笑)。特にエルの前でビヨって飛び上がりながらリアクションしてスベってたシーンとかは可愛すぎて吹いたよww。それに、モサモサなヘアーがあんなにも萌える感じになるとは意外だった。むしろそっちの方が好きw。
エルに惹かれていくまでの過程の芝居もとても丁寧でよかったです。最初はけっこう引いてる表情してたんだけどww、エルの頑張りに触れるにつれて彼女との距離感がなくなっていく。そしてやがて恋心へ・・・その変遷の芝居がすごく分かりやすかったです。

元基くん、次はハーロックだね。全く違う雰囲気に混乱しちゃいそうだよww。

 

植原卓也くん(ワーナー役)

ワーナーはキザっぽくてインテリで、自分のキャリアのためなら付き合ってた女の子を変えちゃうような奴なんだけど、今回見てあまりそれが嫌味に感じなかった。むしろ、ワーナーは彼なりに自分の道を必死に進もうとしてるだけなんじゃないのかなって、ちょっと好意的に見たんですよね。たぶん初演よりも植原くんが役作りを頑張ったからかもしれない。それだけに、エルとの最後のやり取りはちょっと感情移入もしてしまいました。まぁ、自業自得だけどねw。
面白かったのは、エルに超カッコつけてヴィヴィアンの居所を尋ねるシーン。カッコつけのリアクションがさらに大きくなってて思わず吹いたww。でも足長くてカッコいいんだよね~~。

 

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樹里咲穂さん(ポーレット役)

今回も初演にさらに輪をかけてパワフルなポーレットでした!登場した時からテンションのギア上がってて最高w。だけどそれだけじゃなくて、人を思いやる温かさもあるのが魅力。派手な部分と人に寄り添う優しさの部分との兼ね合いを樹里さんはすごく上手く演じてました。あんなお姉さんが傍に居たら人生うまくいくって思えたし。
宅配のお兄さんとのやりとりは爆笑ww。「何あの歩く○○男性は」みたいな発言は吹いたww。男前的な一面も出してたからセリフに全く嫌味がなかったのもよかったのかも。

 

木村花代さん(ブルック役)

1幕はロースクールの試験管としての登場のみですがそこでもテンション高くコミカルで最高w。エルのマーチングにやられちゃうところとか可愛かった。
そして2幕で本領発揮。あの縄跳びアクションはホントすごいですよ。特に歌いながらスペースの狭いところで二重飛びするシーンは見ているこちらがハラハラしてしまったくらい。花代さんの身体能力の高さに拍手でした。再演ではブルックさんの男前っぷりがさらにパワーアップ!!めっちゃ面白かった(笑)。

ヴィヴィアン役の新田恵海さんは、基本的に最初はエルに敵意剥き出しで敵役っぽいんだけど、どこか落ち着いたインテリ女子の雰囲気もあって魅力的でした。エルに対する気持ちの変化を魅せる後半のお芝居もとても良かったです。

キャラハン教授役の長谷川初範さん、歌が初演よりもしっくりきてたかも!特に前半の授業シーンでの歌いっぷりは語りと歌の中間くらいの線をうまい具合に突いてきてなかなか良かったです。
それにしても教授、途中までは理解のある人って雰囲気が垣間見えることも多かっただけに後半のあの展開は驚きですよね(汗)。そこから態度が豹変してしまうわけで…そんな人間の黒い部分、恐ろしさみたいなところを長谷川さんはすごく繊細に演じてたと思います。さすがでしたね。

あと、個人的にはイーニッドの武者真由さんも超ツボでした!!思わず目で追っちゃうくらいインパクトあって初演に続いて今回もたっぷり楽しませていただきました。

他のアンサンブルの皆さんのそれぞれに見せ場があってパワフルで楽しませてくれました。そういうところもこの作品の魅力だと思います。

 

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特別カーテンコール DANDY WHITE DAY

私が観劇した3月14日ソワレは「ホワイトデー」のイベントカーテンコールがありました。

通常カテコが終わったあと、みんな一列にならんで「ハッピー・ダンディ・ホワイトデー!!」と掛け声がかかりました。と、同時に、手にキャンディーの籠を持った男性キャストたちが一斉に客席へ降りてきてお客さんに手渡し!

ただこれ、全員に渡るわけじゃなくて(汗)通路席かアピールが上手い人wじゃないとなかなかキャストの皆さんからもらえない。私は通路に近いといえば近い位置にはいたんですが・・・如何せん、「死角」のような席だったことからあえなくスルーされてしまいました(苦笑)。
まぁ、こういうのは時の運だから仕方ないw。

最後のほうには女性キャストもキャンディー手にしてて舞台の上からだったり客席まで降りてきてくれたりして投げ入れてました。
ちなみに、キャンディーは来なかったけど・・・すぐ近くにブルーザーを抱っこした武者さんが通りかかってくれて!!めっちゃ可愛かったーーー!!それで良しとします(笑)。

ひとしきりキャンディー配りが終わったあとみんなまた舞台に戻ったのですが、沙也加ちゃんが挨拶の時に「横の人が最初の掛け声なんか違うこと言っててww」と暴露。そういえば、「ハッピー~」って掛け声の時に元基くんが「あ!!」みたいな感じで一人撃沈してたっけww。
どうしたのかと思ったら・・・

「僕、間違えて、バレンタインって言っちゃいました」

とwww。元基くん、それは1か月前でしょ(笑)。「まだバレンタインが抜けないらしくて」ってイジられてて平謝りしてましたww。めっちゃ可愛かったから許せちゃう・・・っていうかむしろ美味しい(笑)。そんな天然で可愛い元基くん、好き!エメットとちょっと似たところあるよね~。

客席はその後のカテコで総立ちとなり、沙也加ちゃんたちはすごく感激してました。「大阪盛り上がってますかーー」って声かけると客席からも大きな反応が返ってきて、キャストの皆さんの嬉しそうな顔見てたらこっちも幸せな気持ちにさせられちゃったよ。

ちなみに・・・帰り際に出口のところでちゃんと全員にキャンディーは配られました。


シールも可愛い!!食べるの勿体ないけど、時間経ったらベタベタしそうなので早めにいただこうと思います(笑)。

 

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後述

最初は行くのを迷ったんですが、観に行って正解でした!!2年前よりも「キューティ・ブロンド」の作品が好きになったかもしれない。その大きな原動力になっているのは、やっぱり主役の沙也加ちゃんの魅力だったかなぁ。本当に良いミュージカル女優さんに成長してくれました。

それに、エメットとの穏やかな恋愛模様も見逃せないし・・・見所満載の作品だなぁと改めて思いました。なんだか見ると前向きな気持ちが湧き起ってくるしね。

日本版のDVD出してほしいーーー!!せめてCDだけでも!

また再再演が決まった時には、今度こそ迷うことなくチケット取り参戦しようと思います(笑)。

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