劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』大阪公演 2022.06.04マチネ

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劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』大阪公演を観に行ってきました。とうとう1週間のうち3回という突発の禁忌を犯してしまった…。

今回は間際までチケットを取るかを迷いました(本当にw)。というのも、6月2日の観劇の時に精魂尽き果てるような感覚があって、少しクールダウンしないといけないなと思っていたからです。なので、2日は”これでいったん少しのお別れかな”みたいな感傷に浸るような気持ちで劇場を後にしたんですよね。

ところが、金曜日の夜に突然「ラウル役に達郎くんが入った」という衝撃ニュースが飛び込んできた。横浜の『ノートルダム~』で目撃情報もないし…、よもや大阪入りしているのではあるまいかと薄々予感はあったのですが、まさかこのタイミングで入るとは夢にも思わず(汗)。
お兄さんの洋輔くんはもうすぐ交替の予感が漂っていたし、ここに弟の達郎くんが入るとなると…夢の”兄弟対決”が見られる貴重な公演となること間違いなし。二人のファンとしては、どうしたって見てみたいと思ってしまうわけで…。

気が付いたら「当日券」のページ開いてましたw。

でも正直、2日に燃え尽きてたこともあってギリギリまで席を確保すべきかどうか悩みました。でもそうしている間にもあれよあれよという間に残りのチケットが減っていく(汗)。その現状を見て焦りを覚えたわたし…とうとう、「購入」ボタン押してしまいましたww。
でも悔いはないです(笑)。大好きな飯田兄弟にとっての歴史的な瞬間に立ち会うことができただけで、本当に嬉しかった。

2階席前方ほぼ最下手

2階席のS席両サイドゾーンの半分くらいは、おそらく私と同じように飯田兄弟を見たいと熱望して「当日券」を購入した人だったんじゃないかな。1時間後くらいにサイトを見た時には全席売り切れになってました。つまりこの日は、”満員御礼”。あぁ、飯田兄弟愛されてるな…って心が熱くなったな。

以下、超ネタバレを含んだ感想になります。後半(2ページ目)は私の独善的な飯田洋輔くん中心語りになるので、危険を感じた方はスルーしてください。

劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』感想一覧

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2022.06.04 マチネ公演 in 大阪四季劇場(大阪・西梅田)

主なキャスト

  • オペラ座の怪人:飯田洋輔
  • クリスティーヌ・ダーエ: 久保佳那子
  • ラウル・シャニュイ子爵: 飯田達郎
  • カルロッタ・ジュディチェルリ:辻奈々
  • メグ・ジリー: 黒柳安奈
  • マダム・ジリー:佐和由梨
  • ムッシュー・アンドレ:増田守人
  • ムッシュー・フィルマン: 金本和起
  • ウバルド・ピアンジ:永井崇多宏
  • ムッシュー・レイエ: 雲田隆弘
  • ムッシュー・ルフェーブル: 勅使瓦武志
  • ブケー: 村田慶介

開演の30分くらい前に劇場入りしたのですが、既にこのキャストボードを撮影するための長い行列が発生していてスタッフさんが整理誘導するまでになっていてビックリ(汗)。いつもは自由にパラパラと順番待ちして撮影できたんですが、この日の開演前はそれすらできないほどの大盛況っぷりでした(グッズ売り場の列もすごいことになってた)。

飯田達郎くんのラウル役のほかに、佐和由梨さんがマダム・ジリーとして入られたのもとても嬉しかったです。佐和さんは洋輔くんが『壁抜け男』に主演していた時にM嬢役や娼婦役で出演されてた方でもあります。
このオペラ座には他にもあの時の『壁抜け~』メンバーが数人いらっしゃるので(永井さん、高井さん、金本さん)そういう意味でもテンションが上がりました。

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全体感想・キャスト感想

プロローグ

オークションシーンでの勅使河原オークショナーのセリフ回しが相変わらず”ネットリ”していて面白かったw。今回は「木製のピストルと、シャレ・コウ・ベ」って感じの言い方がけっこうツボりました(笑)。

そして超久しぶりの達郎くん老ラウル2012年5月に観て以来)!隣にいる参加者の女性と少し会話を交わしてたのが印象的だったな。オークションリストの冊子もけっこう熱心に見てた。そして猿のオルゴールを落札した後の「ちょっと…君」と呼び止めるシーン。ここのセリフ回しがものすごく老人感が出てて良かったです!!約10年を経て達郎くんラウル、色々と熟成されたのかもしれないなと思って嬉しかったな。

シャンデリアが上がっていくシーンは2階席から見るとその導線もよく分かって臨場感があっていいですね。目線の高さまで上がってくるのも楽しめます。

♪ハンニバル♪

いつもこの場面は色々な人間関係を目を凝らしながら見てたのですが、今回はあまりチェックできなかった(汗)。でも、雲田レイエ永井ピアンジを事細かにチェックしてたのは見たw。
最初の「ローム」の発音が2回目上手くいったときは満足そうにうなずいてたのに、直後の「歌え、ローマを」とまた元に戻っちゃったときには「だから発音が違うって言ってるのにーー!」と言わんばかりにめっちゃ乗り出そうとしてて面白かったww。でも、ピアンジのポージングチェックはこの日はなかったのでちょっと残念w。

それから、辻カルロッタ松永ダンサーの禁断の関係も目撃できた(笑)。松永さんのカルロッタを見つめる視線のなんと色っぽいことよ!!あれはカルロッタがとろ~んと惹かれてしまうのも納得だわww。舞台のちょっと奥まったところでこの展開は見れるので、2階席からのほうが発見しやすいかもしれません。

久保クリスが一度舞台袖に消えた後帰ってきてダンスに参加するシーン。メグに促されて慌てて戻るわけですが、この日はマダム・ジリーに「もっと集中しなさい」と言われるようなボンヤリっぷりは少なかった印象でしたね。上から見た感じだと、”クリスティーヌ、けっこう合わせられてるよw”、って思っちゃった(笑)。

♪Think of me♪

オドオドしたクリスティーヌから本舞台への切り替わりシーン。衣装替えの時に早水さん演じるお針子さんが頑張ってるのですが、上から見るとけっこうアタフタした感じなんだなと思ってちょっとホッコリしましたw。

久保クリスの歌いっぷりは相変わらず情感豊かで聴き応えがあります。そんな彼女をボックス席から見つめている達郎くんラウル。過去、髭あり姿でしか観たことがなかったけど…それがなくなると一気に若返った雰囲気になりますね。こっちのほうが個人的にはすごくしっくりくる。
オペラグラスはかなーリ熱心に見てる印象。舞台の上にいるのがクリスティーヌだと確信するまでかなりガン見してたなw。

そこからの、「ブラーーぁヴァーー!!!」の大拍手がもう、あまりのテンションの高さで見てるこちらも思わず笑いそうになっちゃったよ(笑)。なんというか、達郎くんの魅力爆発みたいな全力笑顔で可愛くてたまらなかった。全身から”お育ちのいい純粋培養されたようなお坊ちゃま”感が溢れ出てました。

公演後、ジリーがダンサーへダメ出しするシーン。木村さんはめちゃめちゃ厳しく言い放つ感じだったけど、佐和さんは言い聞かせるように、諭すように、柔らかさを含めた言い方をしてたのが印象的。ビシバシなスパルタではなく、クールだけどその中に彼女たちへの愛情も感じさせる先生っていう感じだったな。

♪リトル・ロッテ♪

クリスティーヌの楽屋へアンドレやフィルマン達と向かう時のシーン。達郎くんラウルはクリスと二人きりになりたい気持ちがダダ洩れてて「早く僕を解放してくれ」と言っているかのような表情になってたのがとても面白かったw。さらに、フィルマンからワインを取る時もドヤ顔しててww、よっぽどクリスティーヌのことでテンション上がってるんだなというのが一目で伝わってきました。

クリスが自分のことを思い出してくれた時には満面の笑みでしっかりと熱く抱きしめる達郎くんラウル。そこから、彼は幼いころからずっと彼女のことを想い続けていたのかもしれないなと感じたかも。久保クリスもそれを感じてか抱きしめられた直後もこれまで見てきたよりも不安そうな表情は見せていなかった気がします(気のせいかもしれないけど)。

クリスティーヌと会話している時の達郎くんラウルは本当にのっけから幸せそうで、なんだか見ているだけで嬉しくなる。それから、クリスの子供の頃の話もちゃんと受け止めて聞いてあげているのがすごく良いなと思った。「うん、うん、そうだよね」みたいな。とても素直な子爵様といった印象だったな。

あと、この一連の場面を見た時に思ったのが…、達郎くん、すごくセリフ回しがきれいだなということ。彼のストレートプレイを一度観てみたくなりました。とても自然に相手と会話してたのでね。

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ブケーが女子ダンサーの前でふざけてる場面。佐和さんのジリーは木村さんよりも歌い方がとてもソフトな印象。「地獄の手が迫る」という歌い方も脅すというよりかは、これから起こる恐ろしい予感を感じながら警告してる雰囲気だったなと思いました。
それを受けての村田ブケーの「うぉおおお!」みたいな怯える声もとても印象的です。めっちゃ怖がってるのが伝わる。

♪プリマ・ドンナ♪

支配人室での達郎くんラウル、熱かったわーー!!熱血子爵様だった。それに、クリスティーヌに逢えないと分かった時の落胆っぷりが分かりやすいw。「なぜ、僕を置いて」の歌い方も印象深かったです。その後の皆が重なって歌う場面でも達郎くんの声はよく響いてきていました。めっちゃ気合入ってるなぁというのが伝わってきたよ!

♪イル・ムート♪

バレエシーンになった時、以前はファントムが幕の後ろに影で映って誰かを締め上げてる姿を誰も見てなかったんですが、洋輔くんのファントムになったあたりの頃から”1人だけが目撃する”といった演出に変わりましたね。1人だけが観てはいけないものを見ちゃった、みたいな感じのほうが臨場感があっていいと思います。

♪All I Ask of You♪

達郎くんラウルは怯えまくるクリスティーヌを正面から受け止めてあげようと必死になっている印象が強いかったですね。光田ラウルはあまりにもクリスが自分の方を向いてくれないことに少しイラッとくるような表情をみせていましたが、達郎くんラウルは「うん、怖いよね、そうだよね」みたいにクリスの気持ちを聞いてあげていたように見えました。

そのあとクリスがファントムの素顔を見てしまったことを告白するシーンになって意識が違う方へ向いてしまうのですが、達郎くんラウルは「それは錯覚だよ」と言わんばかりに必死に自分のほうに向かせようとしてた。ちゃんと彼女の話を聞いたうえで自分の想いを分かってもらおうとしてる感じかな。その素直さはやっぱり達郎くんならではの味わいだったと思えてちょっとホッコリしました。

久保クリスはそんな達郎くんラウルに縋るように抱きついて涙していましたが、これがもう本当に少女漫画の世界のようにキラキラしてた。今まで以上に彼女が幼く見えたかもしれない。それだけ達郎くんラウルのクリスへの気持ちが温かくて優しさに溢れてたってことなんだろうなぁ。
「涙おふき~」の後からの展開はもう、優しい世界に満ち溢れてた。彼女の哀しみを全部受け止めるといったような覚悟すら見えてきた感じ。クリスティーヌが彼に身を任せようと完全に気持ちがそちらにシフトするのも納得でしたね。これを間近で見ていた洋輔くんファントム、どんな想いだったんだろうと思ったよ。あれは嫉妬するなんていう簡単な言葉ではくくれないくらいだったかもしれないなぁ。

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♪マスカレード♪

2階席から見るマスカレードのシーンは奥行きまで見えてさらに華やかに感じられます。立体感がありますよね。

ラウルとクリスが登場してくる場面、達郎くん、ここもめちゃめちゃ気合入ってるなぁと思って見てしまった。なんというか、この舞台の上に立てる幸せを全身で体現してる。動きの一つ一つに彼の熱意みたいなものがすごく感じられた。
10年前に見た時も”張り切ってるなぁ”と思ったけど、今回はちゃんとラウル子爵としてのキラキラを表現しつつ取いった感じなので「ウザ」ったい感じはなかった。

クリスが婚約を隠したがっているのを聞いてるときはすごく不安そうな表情も見せたんだけど、それでも彼女を信じると思い直してパーティを楽しんでる雰囲気を醸し出してるのがとてもよかったです。

マダム・ジリーをラウルが引き留める場面。木村ジリーは鬼気迫る表情でおどろおどろしく過去を語っていましたが、佐和ジリーはかつてのことを思い出し少し怯えながら語っていました。語尾のところを時々消えかかるように歌っていたのがとても印象深かったです。

支配人室2

久保クリスと辻カルロッタのバチバチはこの日もかなりヒートアップしててスリリング。必死に間に割って仲裁しようとしてた金本フィルマンのタジタジっぷりがますます可愛く見えてしまった(笑)。
そういえば、ファントムからの手紙でフィルマンのくだりになった時。前回はあまり反応を見せてなかった金本フィルマンと増田アンドレでしたが、今回は「あのお腹じゃねぇ」みたいにリアクション取ってて面白かったですww。あれは毎回やってほしいかも。

そして、この場面での達郎くんラウルも本当にアッツアツでございました!ファントムを仕留める方法を思いついた後の勢いはもう凄まじくて、目が血走ってるんじゃないかと思うレベルに見えたほどw。相手がお兄ちゃんファントムですから、なおさら気合が乗ってたのかもしれないね~。

エンジンがグワッとかかったなと思った瞬間が、作戦に反対するマダム・ジリーに「奴を助ける気か!?」と迫る場面。あの時の達郎くんラウルの苛立ちの感情表現がめちゃめちゃ熱くてビックリしました。クリスティーヌを助けるための作戦なのに、反対される理由が全く理解できないといった感じ。とにかくファントムに対する敵意が尋常じゃなかった。
それに対する佐和さんジリーはもう、懇願するように「相手は人殺しなの!」と縋っていくような感じ。切々と訴えようとしていましたが、達郎くんラウルは興奮状態なので全く耳に入れるつもりはなくやる気のある支配人のところへツカツカと去ってしまう。ここのやり取りホント激熱でございました。

最後歌が重なるところでの叫びなんかもう鬼気迫りまくってたもんなぁ。あれはクリスティーヌが「やめてちょうだい!!」とシャウトしたくなってしまう気持ちも分かるw。それを聞いた時にようやく我に返ってクリスを労わる達郎くんラウルも印象深かった。
それでも、一番最後の「今度災いが襲い掛かるのはおまえのほうだ!!」の叫びは気合いの乗り方がハンパなかったです。これは大阪オペラ座初出演からのものなのか、はたまたお兄ちゃんファントムが頭に浮かんでいたからのものなのか。色んな相乗効果があの言葉の中に含まれていたような気がしてならなかった。それくらい迫力がありましたね。

墓場シーンの久保クリスの熱唱は相変わらず心を打ちます。哀しみから必死に立ち上がろうとする強さが感じられますね。特に「この苦しみ悲しみに別れを告げるために」の歌い方の迫力はすごかったです。

ドンファンの勝利での永井ピアンジ、毎回カーテンを閉めるシーンでドキドキしてしまうのですがww、この日も非常に良い感じでビシっと決まっておりました。

 

ここから先はただ熱いだけの主観入りまくりな洋輔くんファントムの感想です(今回は弟の飯田達郎くんとの共演シーンについても触れてます)。洋輔くんのくだりは読む人によっては引く可能性もあるので(汗)、笑って読めるような心の広い方は次のページへどうぞ。

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