2幕のオープニングは1幕と違うジャケットを着て登場の加藤和樹くんの歌からスタート。
久しぶりにお客さんの前に立つということで「緊張しています」と苦笑いの和樹くんでしたが、「再び皆さんの前に立って表現できることの喜びを噛みしめています」と嬉しそうでもありました。
皆と寄り添いながら共に生きていこう、という願いを込めて選んだ楽曲は、さだまさしさんの♪奇跡♪。まさかの、まっさんの曲からのセレクトにちょっと驚きましたが、「一人じゃない」っていう歌詞にありったけの気持ちを込めて歌う和樹くんの姿はとても感動的でちょっとウルっときました。
歌い終わった後に元基くんとカッキー(カッキー2幕は白いシャツで登場)が袖から出てきたのですが「歌詞がすごく沁みますね~」と感動した様子でした。
家で一人でいる時間というのは和樹くんにとってもすごく孤独な時間だったようで、「基本的にはポジティブな人間なんだけど一時期気持ちが落ちたことがあった」と告白していました。それだけに、この日を迎えたことはすごく嬉しかったようです。
ここからは配信で見ているお客さんからの質問に答えるコーナーへ。Streem+では画面の横にチャットでリアルタイムに感想を書き込めるスペースがあって、公演中もそれが流れている仕組みになっていました。ニコ動の画面に文字が出ないタイプって感じかな。
でも私は全画面表示にして見ていたので、チャットが出てこずに質問とか感想とかリアルでは書けなかった(っていうか、トークをメモするのにけっこう集中してたww)。
Q9. ロミジュリの時のお互いの第一印象は?
初めて顔を合わせたのは、制作発表をする前に歌稽古を行った時だそう。和樹くんはその時の元基くんの普段着姿に衝撃を受けたことが今でも忘れられないらしい(笑)。「短パンに白のダボシャツにキャップ姿」とか言ってたかなww。
「どこのサーファーが来たんだと思ったww」
というのが和樹くんの元基くんに対する第一印象だったとwwww。すると元基くん「昨日も朝夏さんに同じようなことを言われました」と苦笑いwww。彼女は「チャラい」って第一印象だったらしい(笑)。もうこのくだりは大爆笑しちゃったよww。
それはカッキーも同意見で「軽いノリの人」っていう印象が強かったと(笑)。これにはたまらず元基くん、無理やり路線変えようとしてましたw。
和樹くんから見たカッキーの第一印象は「爽やかな人」。客席からはちょっと失笑が起こっていたらしくそれをカッキーがツッコむと思わず和樹くんが「今はね」と言ってしまい慌てて否定する一幕が(笑)。
最初は軽い挨拶しかしてなくて、稽古に入ってからようやく話せるようになったんだとか。その時に感じたのは、めっちゃ筋トレしてたので「真面目な人」って思ったそうです。ちなみに、筋トレはアキレス腱断裂したことがあってからスッパリと辞めたのだとか。
その代わりカッキーが始めたのが「水泳」。自粛明けてから始めたとのことで水着のタイプは▽ではなく□のほうみたいです(笑)。
カッキーから見た和樹くんはダンスレッスンをしていた時に「仲間だ」と思ったのが最初だったとw。ちなみにもう一人「仲間」だと思ったのが尾上松也くんとのことw。つまり、ダンスが得意ではない仲間ってことですねww。
初演ではそんなに複雑な動きのダンスなかったよねって話になると、和樹くんが「優がやるって言い出したから!」と城田くんを引き合いにツッコミww。それによって和樹くんもやらざるを得なくなってしまったと(笑)。
で、それぞれ役にハマってて良かったよね~っていう話の流れから、カッキーが突然
「和樹のティボルトの登場シーンのモノマネできるよ!」
と言い出したw。そしてさっそく再現を始めるカッキーなのですが…高い所から飛び降りた瞬間から動き出すまでの和樹ティボルトのリアクションっていうのが、めっちゃ面白かった(笑)。特にゆっくり「ロールアップ」してから動き出すあたりがツボwww。和樹くんも「それ、やってた!!」と絶賛してたのでかなり似ていたものと思われます(笑)。和樹くん曰く「ただ立ち上がるとインパクトに欠けると思った」とのことでゆっくりロールアップにしたんだとか。
で、実際に和樹くんも再現してみせてくれたんですが、それを見たカッキーが「それそれ!!!」と腹抱えて大爆笑wwww。めっちゃツボはまってたな(笑)。
Q10. 今までの役のなかで一番好きだった役は?
これには二人とも「決められないなぁ…」と大苦戦。ちなみに、元基くんは冒頭で歌った作品『ストーリー・オブ~』だったそう。2人ミュージカルで両方の役をこなさなければいけなかったことから短期間の間に台本を全部覚えたのだとか!日本初のオリジナルキャストだったことからも忘れられない作品とのことでした。
カッキーは『愛と哀しみのシャーロックホームズ』のシャーロックホームズ役とのこと。三谷さんに「当て書きされた」ことがとにかく嬉しかったことから一番好きな役に選んだようです。カッキーは当て書きされたほうが役が入りやすくセリフも覚えやすいと語ってましたね。
セリフ量はとんでもなく多かったしキツいことも多かったけど「これを越えたら怖いものはない」くらいの気持ちになってるとのことでもう一度やりたいとのこと。
和樹くんは悩みに悩んで『1789』のロナン役。自分に自信を持つことができたきっかけにもなった役なので思い入れも深いようでした。すると突然元基くんがロナンの妹でソニンさんが演じたソレーヌのモノマネをしだして(笑)。歌ではなく、緊迫した彼女のセリフからスタートしたことが一番衝撃だったとのことww。
Q11. 俳優や音楽の道に進んでいなかったら?
和樹くんは即答で「ラーメン屋」と答えてましたね(笑)。料理は幼いころから好きで漠然と「料理人になりたい」という想いは抱いていたんだとか。これにはカッキーも元基くんもビックリw。
で、カッキーから「二郎系ラーメンに目覚めたのはいつ?」みたいなことを聞かれると…
「山崎育三郎くんにラーメン二郎を教えてもらって、そこまで好きなら自分で作ったら?と言ってくれたのも彼だった」
とこれまた初耳な発言(私が、ですが 笑)。そうか!和樹くんをジロリアンにしてさらにその先まで行かせたのは、いっくんだったのかっ!!!ということは、『レディ・ベス』だな(笑)。
その回答に対し元基くんは「いっくんはそこまでのめり込むとは思ってなかったよ」とツッコミww。うん、私もそう思うわ(笑)。でも、今でもラーメン和樹に一番多く来店しているのはいっくんらしいです(笑)。和樹くん曰く、ラーメンに限らず料理を作ることが好きなんだそうです。
カッキーはちょっと迷ってたら横から和樹くんが「引っ越し屋じゃない」とツッコミw。某引っ越し会社のPRやってたこともあったらしいのでねw。
staffより★〝アート引越センター〟 のグラフィック広告をやらせて頂きます‼︎柿澤勇人バージョンがHPに掲載されています。
看板が掲出されましたら改めてご報告します。
お引越しはアート引越しセンターで☺︎→https://t.co/8TRbc1TJLH pic.twitter.com/kyrgjC5HyE— 柿澤勇人&STAFF (@kakizawa_hayato) September 30, 2017
で、考えた結果、ずっとサッカーやってたということでスポーツに関する仕事かなと。大学時代の時にはもう四季に入っていたとのことで、そうか…あの頃カッキーはまだ大学生だったのかとちょっと懐かしく思い出しました。四季にいたときには休学してたそうですが、退団した後また3年通い卒業までいったそうです(たしか都立大)。カッキー、努力家だね!
『ライオンキング』を見てこの道に進むことを決意したとのことなので、それを見ていなかったらサッカー関連の仕事についていたかもしれないと語ってました(プロ選手は無理だと早い段階から諦めついてたようです)。
Q12. 舞台の初日前は眠れる?
この質問のあと一同一瞬ダンマリになりましたが(笑)和樹くんは全然眠れるそうですw。元基くんはゲネプロ前は眠れないかもって言ってたかな。カッキーも眠れるタイプとのこと。稽古で納得できるところまでいってるのでそこは自信を持っているそうです。やっぱりプロは違う!!
ちなみに元基くんはゲネプロ前あたりになると気持ちが昂っちゃって「ヤッター!!」っていうテンションで眠れなくなることがあるらしいwww。和樹くんがボソっと「子供か!」とツッコミ入れてたのも笑えたw。
ただ、カッキーはドラマの収録前は眠れなかったそう。今撮影に入ったばかりの作品がまさにそれだったと。でも、そのあとの話を聞いてみると・・・「今まで5時まで起きてたのが、5時に起きなきゃいけなくて」って・・・え!???みたいな(笑)。もう、夜更かしってレベルじゃないよ、それww。
質問コーナーの後は、二人からサプライズがあるということで。本番前にSNSでもちょこっと告知はありました。
✧✴︎┄‥・
precious moment
本日2公演!
・‥┄✴︎✧13時公演は #加藤和樹 さん、#柿澤勇人 さん✨
リハ中に始まったセッション...
どうやら本番で何かを披露してくれるみたいです🥺
ぜひ生配信でご覧ください🌼▼生配信はこちらhttps://t.co/f6gOyWuEKw pic.twitter.com/Wdhezhs6z4
— TBS赤坂ACTシアター (@tbs_akasakaact) July 4, 2020
でも、和樹くんもカッキーもちょっと腰が重たくて「僕たちがサプライズだったんですけど」と苦笑いw。何があったのかと思ったら…TBSのプロデューサーさんが「なんかやってよ」と突然振られたとww。稽古時間も本番の前1時間ちょいしかないなかで、和樹くんも「ギター持ってきて何かやって」と突然提案されたと(笑)。まさに”ノリ”でやってくれと無茶ぶりされたんだと二人口々に主張しまくりwww。
それに対して元基くんだけは「ノリって大事だよねぇ」と他人事と言わんばかりにテンション高め(笑)。それには和樹くんもカッキーも苦笑いしてたなww。「二人はもう知ってるんだから一緒に頑張りなよ」とちょっと上から目線のエールを送りドヤ顔の元基くんが面白かった(笑)。
ということで、急遽決まったという無茶ぶり企画。和樹くんはギター、カッキーはピアノで、二人のセッションによる尾崎豊の♪I LOVE YOU♪が歌われました!!!これはめっちゃレア!!カッキーのピアノ弾き語りは初めて見たよ。
急に合わせて練習できなかったと言いつつも、二人の息はピッタリでハモリもばっちり!しっとりと染み入る素敵な♪I LOVE YOU♪でとても感動的な光景でした。これだけでも、この日の配信購入して正解だったと思ったほど素晴らしかったです。
終わった後、カッキーは「緊張した」とがくがく状態w。とてもそうは見えなかったよ!ちなみに、ハモリは当日にちょこっと合わせただけとのこと!!いや~~、ほんと、プロはすごいっ!!全くそう思えなかったし余裕の歌唱にしか聞こえなかった。
元基くんも次は参加したいということで「何やるの?」と聞かれると…「カスタネット」って言ってたのが可愛くてウケましたwww。
そして、最後は和樹くんとカッキーによるミュージカル『フランケンシュタイン』から♪ただ一つの未来♪。直近で二人共演した作品ですからね、やっぱりこれは外せないでしょう!
音楽が始まると二人とももう役の表情になってましたよね。あの瞬間にストーリーに入った感じ。やっぱりミュージカル役者だよなぁと思いました。歌い終わった後和樹くんも「スイッチ入った」と言って笑ってましたね。
ということで、ついに時間となってしまいました。客席からの「えーー」という言葉を聞きたくて煽りだす元基くんでしたがwwカッキーから「皆喋らないように言われてるんだから」とツッコミを入れられて慌てて下がってったの可愛かった(笑)。
最後にこんなオモロイやりとりが。
和樹くん
「今日は最高でした。戻ってきたと思いました。この瞬間をどれだけ待ち焦がれたか!」
カッキー
「あっという間だったよね」
和樹くん
「あと5時間くらいはいけるよね」
元基くん
「司会はあと2時間が限界w」
〆の言葉はなく、こんな世間話みたいな流れで公演終了しました(笑)。そんなユルさも良しっww!!
カーテンコールは感染防止の観点からか1回のみ。で、そのあと配信限定で和樹くん、カッキー、元基くんが下手舞台袖のカメラに挨拶に来てくれました!めっちゃテンション上がったーーー!!配信しか見れない人にもこうして配慮してくれて嬉しかった!
でも、やっぱり本当は、劇場に行きたかったなっていう気持ちも正直あるかな。
和樹くん、カッキー、元基くん、素敵な時間をありがとうございました!
precious moment 観にきてくれた皆さん、配信で観てくれた皆さんありがとう!元基の司会は面白いし、カッキーは自由だし、あっという間でした。もっと歌いたかった。もっとおしゃべりしたかった。とてもかけがえのない時間だった。ここから、一歩ずつ、着実に。幸せな時間をありがとうございました。 pic.twitter.com/ixN7JKAa3C
— 加藤和樹 (@kazuki_kato1007) July 4, 2020
staffより★せっかくなので、8810&Co.×元基組コラボ、かきざわぶろぐにUPしました。https://t.co/i94vG1lb8I pic.twitter.com/PCORuC3DpL
— 柿澤勇人&STAFF (@kakizawa_hayato) July 4, 2020
5日の楽公演もストリーミングで観たので、次の記事でレポしたいと思います。