ビースト@飯田洋輔くん
もう、年末に飯田君のビーストを観てからやたらテンションが上がっちゃって(笑)。彼は私をBBに引き戻した張本人でもありますからね。キャスティングされているうちにどうしても早い段階でもう一度会いたかった。
新年明けての飯田ビーストもそりゃ絶好調でしたよ。"こうきてほしいな"と思ったところをことごとくクリアしてくれる、まさに私好みのビーストだよ!最っ高でしたね、やっぱり。飯田君のビースト芝居プランが私のツボを見事に刺激しまくってくれる(笑)。こんなビースト見せられたら、またすぐに会いに行きたくなっちゃうじゃないか(汗)。
飯田ビーストはとにかくヘタレキャラまっしぐらなんですよ(笑)。強がってる前半もヘタレ度はハンパない。まさに甘やかされて育った王子様って感じ。ベルと出会った直後あたりの感情の起伏表現がとにかく面白くて魅力的です。思わずプッと吹き出しちゃいましたし(笑)。鳥原ベルがかなり気の強いお嬢さんキャラなので飯田ビーストはなおさらヘタレに見えて、それがなんとも愛しく思えちゃって仕方ない。
1幕の超萌えポイントは以下の通り。
- ベルを部屋に案内した時「夕食を私ととること」と行った瞬間扉を閉められるシーン。「これは命令だっっ」の苛立ちっぷりのなかにヘタレが見え隠れしていて萌える(笑)
- ミセスポットに「あの子には本当はいい人なんだと見える」と諭されて椅子の上で「どうしたらいいか分からぬ」といじけるシーン。やばいくらい可愛い(笑)。コグスワースに感情を抑えて「それで?」と尋ねる時の声のトーンもたまらなくいいです。セリフの間がいい感じ。
- ベルを無理やり食事に誘うシーンは笑いどころの連続ですが、飯田ビーストは実に魅力的にコケティッシュな芝居を見せてくれますねぇ。「失礼よ」とベルのモノマネをやってみたり、「どうして威張ってるの」とベルにツッコミ入れられて感情が破裂しそうになったときの壊れっぷりだったり、「夕食を食べない…か…ね…」とか「よろしくお願いします」とかの台詞回しの間が絶妙だったり…観ているこちらも萌えの連続でございました(笑)。初演の時にすごく好きだったこのシーンのことを思い出したなぁ。
- 西の塔でベルが自分の悪口を言っているのを目撃してしまいガックリしながら歌うシーン。あの時の飯田ビーストのヘタレッぷりハンパない(笑)。思い直して食事を作りにいく姿も可愛い。
- 「これを食べてくれるかな」と食事を持っていくシーン。その台詞回しがやたら可愛いぞ!!城を案内されてる時のベルを見てちょっとポーッとなるんだけど「彼さえいなければ」と言われガックリきてしまう、その時の感情の起伏の出し方が実に絶妙!あんな姿観たらホントに応援したくなるよ。
- 西の塔に入ったベルに酷い仕打ちをしてしまい逃げられてしまうシーン。袖を引きちぎったあとの「悪かった…」と謝るもその声が届かない時の飯田ビーストのヘタレっぷりが泣ける(涙)。
- ♪愛せぬならば♪のナンバーは絶品。もともと声はとてもいいし歌も素晴らしいので聞き応えある。特にラストの声の伸びが思いっきり感情込めててゾクゾクっときました。
第2幕の萌えどころは以下の通り…っていうかほとんどだよなぁ。
- ベルに治療してもらっている時の痛がり方がけっこうリアルで面白かった(笑)。ちなみに狼に襲われて倒れた時に目が合いそうになってしまいかなりドキリとしたのはここだけの話(爆)。
- ベルからお礼を言われてから突然テンションがグオッと上がって彼女に積極的になっていく飯田ビーストはひたすら可愛い(笑)。しかもことごとく行動がヘタレてて萌え連発(笑)。
- ベルに目を瞑らせて図書館へ連れて行こうとするシーン。自分だけ先に行ってしまいルミエールに指摘されて戻るんですが…一人先に行こうとした時のあのやったら嬉しそうな顔が超萌えだったよ!!いちいち行動が私の萌えポイントを刺激するよ、この人は(笑)。
- アーサー王を聞いているシーン。ここの飯田ビーストは特に大きなリアクションを取ってないんですが逆にそれがいい感じに見える。なので一連のベルへの愛情表現が自然。とてもいい感じ。食事に誘われた時の嬉しさの爆発も生きてきてる気がしたな。あの喜びっぷりがなんとも可愛くて仕方なかったよ(笑)。
- 西の塔でおめかししてるシーン。ここの飯田ビーストのヘタレっぷりは最高潮に達しております(笑)。すべてが萌えポイントですが、何と言っても鏡を見せられてから「あれっ?」と気分が高まったり「やっぱり無理無理」と引き下がったりする一連の芝居が最高ですね。ここの緩急つけた芝居が私のツボを激しく刺激してくる。完全に飯田ビーストに心がシフトするのがこのシーンだよなぁ。
- 食事のシーンで間が持たずにベルに咄嗟にヒラヒラ手を振った直後自己嫌悪に陥る飯田ビーストに激しく萌え(笑)。ぎこちない動きからベルにリードされてダンスしていく姿も自然でいい。
- 父親が森で迷っていることを知ったベルに「行ってやりなさい」と諭すシーンは泣けます…っていうか、涙が出た。これまでの飯田ビーストを観てくるとここのシーンはやたら泣けて仕方なかった。「ずっと前からそうじゃなかった」ってセリフがホントに切なくてねぇ…。
- そして王子変身。若々しい王子でいいわ~。ちょっとヤンチャだったときの面影もあるし笑顔も可愛い。
と、こんな風に新年早々おそろしい程萌えさせられてしまった…。このテンション、あの夏の某演目・某役者に萌えていた時と似てきたぞww。ヤバイヤバイ。あ、でも、あの時とはちょっと違うんですけどね、と、個人的には思ってるんだけど。
しかしながら、これだけ感情移入してしまうとまたすぐに会いたい気持ちに襲われてしまうよ…。激しく私好みの飯田くんのビースト。あとどのくらい夏劇場で会えるのかな。せめて1月いっぱいは居てほしいなぁっていうか、2月も居てほしい(←2月に全く観劇予定が入ってないので 笑)。
と、初っ端から危険な予感のする濃いBB観劇でしたww。