劇団四季ミュージカル『美女と野獣』2011.11.24ソワレ

今週も飽き足らずに大井町へ行ってきたたわけですがw、ソワレ観劇は久しぶりです。と、いうのも…この日は『美女と野獣』が日本で開幕してから16周年という記念日に当っていたからです。キリのいい数字ではないけれど(苦笑)記念には変わりない。そんなめでたい日に飯田君がキャスティングされているとあれば…やっぱり行かずにはいられなかった私です。

そうか、BB日本初演開幕からもう16年か…。

16年と言えば、私が舞台観劇に本格的にハマったのも16年前。四季との出会いから16年とも言えます。BBとの出会いはちょうどその1年後あたりの年末だったかな。なので、私的にはこの日はだいたい15周年の節目の年ってことになります。とは言っても赤坂ミュージカル劇場楽以降はこの夏劇場公演まで観に行かなかったのですが。まさに光陰矢のごとし…。年月の早さを実感してしまった。

日本開幕16周年ということで入り口でアニバーサリーカードをいただきました。

しかしながら、なぜか劇場にいつものキャスト表が置いてない…。なぜだ!?と思って裏を見ると

アニバーサリーカードがキャスト表になっていた!なんか嬉しい…。スタンプも記念日バージョンになっていたので押してきました。

ちなみに、そのスタンプカードの上には16周年記念ということでこの日の出演者のサイン入りポスターが展示されてました。

光ってしまってなかなかうまく撮れなかったんですが(汗)、こういうのもなんか嬉しい。飯田君のサインってこんな感じなんですねぇ。里咲さんはとても分かりやすいサインだった。

しかしながら、けっこう地味に置かれていたので(苦笑)気づかなかった人もいるのではないかと…。まあ、写真を撮るのにはいい環境でしたがw。

劇団四季ミュージカル『美女と野獣』感想一覧

主な出演者

ビースト:飯田洋輔、ベル:坂本里咲、モリース:松下武史、ガストン:田島亨祐、ルミエール:百々義則、ルフウ:遊佐真一、コッグスワース:青羽剛、ミセス・ポット:織笠里佳子、タンス夫人:大和貴恵、バベット:長寿真世、ムシュー・ダルク:川原信弘、チップ:牧野友紀

以下、ネタバレ含んだキャスト中心感想です。

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今週も学生さんの団体が入っていたわけですが…今まで見てきた団体さんの中で一番静かだった気がします!これにはビックリ。いつもは始まる前にかなーりガヤついてるんですけどw、この日はなんか水を打ったようにシーーンとしてて座っているこちらが緊張してしまった(汗)。お行儀のいい学生さんたちでよかった。

その代わり、客席にはなぜかやたらテンションが高い方もw。客席前方中央付近からBOGの時に奇声が上がったのにはビックリしたよ(汗)。いや、一応の記念日だからテンションが上がったのかもしれないんですがね・・・ナンバーの途中でのあの声には正直ビビったし、役者さんも「!?」って一瞬固まりかけてた気が…(苦笑)。

拍手はけっこう大きく入ってましたが、全体的にはかなり大人しい客席だったかもしれない。やはりソワレは子供のお客さんも少ないし、初めて観に来たっていう人も数的にはあまりいないのかな。いつもはけっこうウケてたところとかにシーーーンとなったりしてると、なんだか観ているこちらの肩身が狭く感じられるといいますか…(汗)妙な緊張感を抱いてしまう。

そんなテンションの客席だったので、なんとなく、舞台の上も弾け具合が地味だったような(苦笑)。でもなぁ、私もあまり声に出して反応できる人間じゃないし…、笑ってもプっと軽く吹き出す程度だからなぁw。泣く時も静かに泣いてるしww、そういった意味では週一で通っていても非協力的な客なのかもしれないw。

そんなちょっと記念日にしては静かな雰囲気ではありましたが、ビーアワゲストガストンの酒場は客席のテンションも一段グッと上がるのが感じられて良かったです。何度観てもこのビックナンバーはワクワクしますね。最近ではなんか、BOGで感極まっちゃってうっすら涙してる私。ナンバークライマックスの時のろうそくがバーッと並ぶところでこみ上げてきちゃうんだよなぁ。泣きのスイッチが早いのを感じる今日この頃w。

カーテンコールは通常+3回くらいあったかな。けっこう大人しい客席だったからどうだろう、と思っていたのですが最後は熱い拍手で本当によかった。だって、中途半端な数字とはいえ、一応、記念日ですから(汗)。通常通りで終わったらどうしようかと内心ちょっとハラハラしたほどだったのでw正直ホッとしました。

役者さんたちもなんだかホっとしたような笑顔が印象的だったなぁ。でも一番印象的だったのは飯田くん。彼はいつも手を振ってくれている人には満遍なく視線を向けて振り返してくれるのですが、この日はカテコも多く客席で手を振る人がいつもよりも多かったんですよね。
で、上手側のほうに最後はけていったのですが・・・舞台袖に入ったところからも下手側で手を振っている人に向かって一生懸命振り返してくれてたんですよ。なんか、その光景にすごく感動してしまった。洋輔くん、本当に優しい子だね…って(涙)。

ちなみに私は手を振るのは恥ずかしくて…未だに一度もチャレンジしてなかったりする(笑)。

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以下、印象に残ったキャストさんの感想。

ベル@坂本里咲さんモリース@松下武史さん

このお二人のお芝居はとても安定しています。ただ、里咲さんはちょっと歌う時にお疲れが見え隠れしてきたような気も…。ベルとしての振る舞いとかは本当に好きなんですけどねぇ。彼女のベルは偉大だ、とも思うのですがやはり世代交代もそろそろ…とは思ってしまう部分も(苦笑)。

そういえば15年前にBBを観た時には里咲さんはバベットだったんだよなぁ。けっこうその後すぐにベルに変わったんだけど、今となってはかなり貴重な姿だったかも。

ガストン@田島亨祐さんルフウ@遊佐真一さん

もう田島さんは多くを語るまい。本当にここまでの長い期間、どうやってあのガストンのクオリティを維持できているのか…!っていうか、もうガストンそのものが染み付いて離れない状態だろうなぁ。田島さんの大連投は賞賛に値しますが、さすがにここまで長いと心配にもなってしまうわけで…。お身体壊しませんように。

遊佐さんのルフウは最近かなりお気に入りです。とにかくガストンとのコンビネーションが絶妙ですね。倒れ方も計算されたようにきっちり効果音と合っているのもすごい。最初観た頃よりも格段良くなっていると思います。

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ルミエール@百々義則さんコグスワースバベット@青羽剛さん

百々さんのルミエールは相変わらず表情が豊かでちょっとおっとりした雰囲気がいいですね。いまやすっかりお気に入りキャラに(笑)。青羽さんは今週からまたコグスワースに復帰。青木さんと比べるとけっこう神経質な性格が出ていて面白いですね。役者が変わるとキャラの印象も変わってくるからやっぱり面白い。

タンス夫人@大和貴恵さん

久しぶりに大和さんがタンス夫人に復帰。やっぱりこの方は大きくてタンスにピッタリですわ(笑)。倉斗さんと比べるとけっこうダイナミックで笑い方も関西のオバチャン的で面白いww。織笠さんと並ぶとなにげにタンスが二人って思っちゃったりしてw。
そういえば、BB開幕当初はタンス夫人ではなくて"マダム・ブーシュ"って呼んでたんですよね。この前古いキャスト表が出てきて懐かしく思い出してしまった。いつからタンス夫人になったんだw。

織笠@ポット夫人長寿@バベット川原@ダルク牧野@チップほかの皆さんも今回も素敵な熱演でした。

さて…以下からは飯田洋輔君萌え語りコーナーになります。あんたの萌えに付き合ってられないよって方や、まともな感想がいいという方は以下スルーしてください。全くの独りよがりですのであしからず。(次のページにて)

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