石川県の金沢市で開催された「ガルガンチュア音楽祭2024」へ行ってきました。
2017年からゴールデンウィーク期間中に開催されている北陸最大の音楽祭で、今年から名称を”ガルガンチュア~”と改め新たにスタートを切ったとのこと。主な開催地は金沢市内の3つのホール。それ以外の場所でも多くの関連イベントが開催されていたようです(能登や富山、福井など)。
今回からはクラシック音楽以外にアニメや映画音楽、伝統芸能音楽とのコラボやミュージカル楽曲もプラグラムに取り入れられたそう。
驚いたのは、実行委員会会長が有名作曲家の池辺晋一郎さんだったことです。オープニングでは大きな地震被害を受けた能登に想いを馳せ作曲されたという「「祈り、そして光ー能登半島地震犠牲者の鎮魂として」が披露されたようですね。ニュース動画で少しだけその模様を観ることができましたが、とても荘厳な音色で…たぶん生で聴いてたら泣いてしまっただろうなというほどの名曲だった。
2024年は4月28日~5月5日まで開催(4月10日、21日も公演あり)。テーマは『大西洋をわたる風~イギリスとアメリカの音楽~』。私はそのうちの5月3日と5日の2公演を鑑賞しました。
なお、音楽祭のチケット収入のうち5%は1月1日に発生した能登半島地震の復興支援に充てられるそうです。今なお被災された地で苦しい生活を余儀なくされている皆様に、微々たる気持ちではありますがこうして貢献できてよかったです。
今まで北陸でこんな大きな音楽祭が開催されていることを知らなかった私がなぜ今回参加することになったかといえば・・・、大好きな推し、飯田洋輔くんが出演するという情報を知ったからでした(下心ありました、ハイw)。
洋輔くんの出身地は福井県越前市ですから、お隣の石川県で開催されるこのイベントに参加するということはもはや必然に近い感覚だったのかもしれませんね。お正月の能登の大地震にも心を痛めていただろうし…、劇団四季を退団したタイミングでこの話がきたことは何かの導きがあったのかなとも。
私が参加した日以外にもいくつか出演している回があるというのは知っていたのですが、すべてを網羅するには資金的にも時間的にも距離的にも厳しく(汗)GW後半の2公演のみ選択という運びとなりました。推しは推せる時に…とはいうものの、それにはやはり先だつものも必要なわけで(気持ち的には全部行きたかったけど 苦笑)。四季時代とは違い今後は活動予定も把握できそうだし、自分のペースで行ける時に行って応援するスタイルにしていこうかなと腹をくくりましたw。
ホールは音楽を聴き入るのに適した構造となっていて、四方八方から聞こえてくる美しい音色に包み込まれるような心地よさを感じることができました。
それから、ガルガンチュア音楽祭のマスコットキャラクターのガルちゃんがめっちゃ可愛かったなぁ。色んな表情のパネルが数箇所設置されてて癒されました。
最終日にはついに動くガルちゃんにも遭遇!!ネットで観ていた以上に愛らしくてファンになっちゃったよ~。マスコットキーホルダーやクリアファイルなどのグッズもお買い上げした私ですw。
ほんと、キャライベントにも顔出してほしいくらいの愛らしさだった♪ガルちゃん、また会いたいな。
以下、参加した2公演のレポと感想です。
シアター・イン・オーケストラー今宵はミュージカル!
概要(日時・出演者)
- 開催日時:2024年5月3日(金)19:50 ~ 20:50
- 場所:石川県立音楽堂 コンサートホール
- 出演者
飯田洋輔(Vo)、純名里沙(Vo)、秋本悠希(Sop)、前澤歌穂(Msop)、伊藤達人(Ten)、澤武紀行(Ten)、栗原峻希(Bar) - 演奏
広上 淳一(指揮)
オーケストラ・アンサンブル金沢(Orch)、ガルガン・アンサンブル(Orch)
披露された楽曲
- 映画音楽集(ひまわり、ロッキーのテーマ、ライムライト、ミッションインポッシブルのテーマ)
- 映画「タイタニック」のテーマ:秋本悠希(Sop)
- アンドリュー・ロイド・ウェーバー
『オペラ座の怪人』 より 序曲〜「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」:飯田洋輔(Vo) - アラン・メンケン
『美女と野獣』より「美女と野獣」:純名里沙(Vo)、伊藤達人(Ten) - クロード=ミシェル・シェーンベルク
『レ・ミゼラブル』より「星よ」:栗原峻希(Bar) - リチャード・ロジャース
『南太平洋』より「バリ・ハイ」:前澤歌穂(Msop) - ミッチ・リー
『ラ・マンチャの男』 より 見果てぬ夢:澤武紀行(Ten) - クロード=ミシェル・シェーンベルク
『レ・ミゼラブル』より「彼を返して」:伊藤達人(Ten) - フレデリック・ロウ
『マイ・フェア・レディ』より「踊り明かそう」:純名里沙(Vo) - マーク・シャイマン編
『天使にラブソングを』より「Hail Holy Queen」:ガルガン・アンサンブル、女性出演者 - アンコール
クロード=ミシェル・シェーンベルク
『レ・ミゼラブル』より「民衆の歌」:全員
個人的感想
私は元々クラシック音楽が好きで(特に交響曲)昔はよくホールにも足を運んでいたのですが、ここ数年はすっかりご無沙汰になってしまいました。なので、今回久しぶりに本格的なオーケストラが奏でる音楽を生で聴くことができてとても良い時間を過ごすことができて嬉しかったです。
オペラで活躍する皆さんの歌声がまた素晴らしい。私はオペラを生で鑑賞したことはないのですが、ミュージカルとはまた違うドラマチックで深い響きには大いに魅了されました。その歌声とオーケストラが奏でる楽器の一体感を感じられたのも印象深いです。
特に印象深かったのはジャベールの「星よ」を歌われた栗原さん。指揮者の広上さんとのセッションが迫力満点で、そのままミュージカルでも歌っていただきたいと思えるほどの大熱唱でした!
あと、ものすごく久しぶりに拝見したのが純名里沙さん。
初めて知ったのは朝ドラ「ぴあの」の主人公を演じられた時だったのですが(しかも宝塚娘役現役の時だったんですよね)、舞台で見たのは『レ・ミゼラブル』のコゼット役でした。あの当時、ミュージカル沼にハマったばかりの私は給料をつぎ込み狂ったようにレミゼ通いしてたのでwww純名さんのコゼットは何回も拝見してて。本当に可愛くて可憐で最高だった(ちなみにWキャストは早見優さんでした)。
最後に舞台で見たのは2007年の『nine the musical』だったと思うから…実に16年ぶりくらい!?東日本大震災以降は舞台作品よりも歌手活動に力を入れられていらっしゃるそうですね。それにしても本当にお若くて美しい。私より年上というのが信じられないくらい瑞々しい魅力にあふれていて終始釘付けでございました。今回披露された『美女と野獣』の歌声も素晴らしかったです。
飯田洋輔くんについての感想
ガルガンチュア音楽祭2024でたくさんのアーティストの皆さんとご一緒させていただき、とても刺激的な毎日を過ごしています。
写真はご一緒させていただいた純名里沙さんと。
2枚目は謎ポーズ😂#ガルガンチュア音楽祭 pic.twitter.com/HVoD8A95fT— 飯田洋輔/YOSUKE IIDA (@h_t_yosuke) May 5, 2024
生のオーケストラをバックに歌う姿を見てみたいと思ってきた私の個人的な夢がついに叶う日が来ました…!もう、あの光景を目撃できたことだけでも感無量(涙)。劇場の構造も相まって360度方向から洋輔くんの歌声に包まれるという、ファンにとっては何とも言えない至福の空間を味わうことができて本当に幸せでした。
途中少しオーケストラの音楽と自分の歌のペースに微妙なズレみたいなのを感じたからか、音に合わせようとしてるかなという場面も見られましたが、そういった姿も初々しくて善き。これまでずっと録音源で歌ってきたから、生の、しかも大オーケストラの音楽に合わせることは大変かもしれません。でも、音楽を愛する洋輔くんならすぐに順応できるはず。
グレー系のスーツにちょっと派手なシャツが覗く正装姿もカッコいい。「MOTN」を歌っている時の彼は、まさに”ファントム”そのものだった。実際には一人歌唱でしたが、その視線の先にクリスティーヌがハッキリ見えましたよ。東京・大阪でガッツリとファントム役に向き合ってきた洋輔くんだからこその表現力というか…、なんか色々胸いっぱいで上手く書けないんですが(汗)。目から伝わる感情とか艶っぽい体の動きとか、もう色々と私の心に刺さりまくる素晴らしい熱唱でした。
また、「オペラ座の怪人」序曲でパイプオルガンの生演奏が聴くことができたのも嬉しかったですね。今回初めてあの部分をパイプオルガンの生の音色で聴けたことは非常に貴重な体験だったしめちゃめちゃ感動しました!!
もう一曲洋輔くんが披露したのは、アンコールの『レ・ミゼラブル』民衆の歌。一番最初のアンジョルラスの歌い出しのところを力強く深い声で…!!この最初の引きが素晴らしかったんですよね~。「戦う者の、歌が聴こえるか」を彼の歌声で聴ける日が来るなんて…感無量!!それに引っ張られるように男性オペラ歌手の皆さんの歌声が繋がっていって、そして壮大な民衆の歌へと開花していく。舞台の中心で拳を握りながら音楽の一部として目いっぱい歌う洋輔くんの姿は本当に感動的でした!!
が・・・、実は、この民衆の歌の時に通路部分に大勢の歌い手さんたちが並んで会場との一体感を盛り上げる演出がありまして。これはこれですごく素晴らしい光景なんですが、私の席運が悪かったのか…
冒頭以外の殆どの舞台上の景色がほぼほぼ見えないという事態に(苦笑)。
心の中で「これは民衆の悲劇だ…」と自嘲しながらの鑑賞となりましたw。
洋輔くんの歌う雄姿の様子は「半分くらいは見えた」というダンナに聞いて想像膨らませた私です(笑)。ちなみに今回は初めてダンナと洋輔くんの舞台を観ることができました。いつかは…と思っていたのですが(約10年以上私が勝手に熱弁して情報吹き込んでたのでww)、ようやく生の姿を見てもらえてよかったです。
豪華絢爛!シアターミュージック版紅白歌合戦!
概要(日時・出演者)
- 開催日時:2024年5月5日(日)19:50 ~ 21:00
- 場所:石川県立音楽堂 コンサートホール
- 出演者
飯田洋輔(Vo)、由水南(Vo)、CHIKO(Vo)、中嶋彰子(Sop)、秋本悠希(Sop)、鶫真衣(Sop)、熊田祥子(Sop)、前澤歌穂(Msop)、伊藤達人(Ten)、近藤洋平(Ten)、栗原峻希(Bar)、森雅史(Bas) - 演奏
沼尻竜典(指揮)、天沼裕子(指揮)
オーケストラ・アンサンブル金沢(Orch)、ガルガン・アンサンブル(Orch) - 司会:木村綾子(Sop,MC)、石川公美(Sop)、門田宇(Bar)
※3日と5日の舞台監修を担当されたのは、元劇団四季の原純さん。福井晶一さんと同期だそうです。
披露された楽曲
- アンドリュー・ロイド・ウェーバー
『オペラ座の怪人』より「シンク・オブ・ミー」:鶫真衣(Sop) - リチャード・ロジャース
『南太平洋』より「魅惑の宵」:森雅史(Bas) - レナード・バーンスタイン
『ウエスト・サイド・ストーリー』より「トゥナイト」:秋本悠希(Sop)、近藤洋平(Ten) - アラン・メンケン
『美女と野獣』より「愛せぬならば」:栗原峻希(Bar) - モーツァルト(追悼曲)
アヴェ・ヴェルム・コルプス:オペラ歌手の皆さん(勝敗関係なし) - ヴェルディ
歌劇『椿姫』より「乾杯の歌」:オペラ歌手の皆さん(勝敗関係なし) - アラン・メンケン
『アラジン』より「ア・ホール・ニュー・ワールド」:石川公美(Sop)、門田宇(Bar) - アンドリュー・ロイド・ウェーバー
『キャッツ』より「メモリー」:中嶋彰子(Sop) - アンドリュー・ロイド・ウェーバー
オペラ座の怪人『オペラ座の怪人』:飯田洋輔(Vo)、CHIKO(Vo) - レナード・バーンスタイン
『ウエスト・サイド・ストーリー』より「マリア」:伊藤達人(Ten) - フレデリック・ロウ
『マイ・フェア・レディ』より「踊り明かそう」:由水南(Vo) - アンコール
アンドリュー・ロイド・ウェーバー
『ジーザス・クライスト・スーパースター』より「スーパースター」:全員
個人的感想
5日最後の音楽堂でのコンサートは女性歌手と男性歌手とに分かれた紅白歌合戦で行われました。毎年恒例となっているようで、過去3回連続で女性陣の紅組が勝利しているのだとか。それゆえ、開幕前の男性陣の気合いがけっこうすごかったです(特に先攻後攻を決めるじゃんけんの時w)。
驚いたのは、紅白の審査を行うゲストの面々の豪華さ。ガルガンチュア音楽祭の実行委員会長でもある池辺晋一郎さんをはじめ、コンダクターの広上淳一さんや元劇団四季の米田優さんまで。
米田さんは四季時代に洋輔くんとCATSで共演されてましたよね。退団後は香川県に戻られ高松市議さんに。また、海外からのゲストの方もいらっしゃって非常に華やかでした。金沢在住エッセイストのフランソワーズ・モレシャンさんは80代後半とはとても思えない若々しさと気品に溢れていてビックリしました。
トップバッターで『オペラ座~』のクリスティーヌのナンバーを歌い上げられたのは”陸上自衛隊の歌姫”との異名を持つ鶫真衣さん。最初姿が見えないなと思っていたらオーケストラゾーンから美しい声が響いてきて「!?」となった。陸自の制服がビシっと決まってカッコいいのに美しい澄んだ歌声というギャップがとても素敵だったな。
3日にレミゼの「星よ」のナンバーで超激熱な熱唱を披露してくださった栗原峻希さん、この日はBBの「愛せぬならば」をこれまた大熱唱で素晴らしかったです。名前の紹介で拍手が起こっていたので結構人気のある方なんだなとホッコリしました。
CATSの「メモリー」を熱唱された中嶋彰子さんはウィーンで活躍されてるすごいオペラ歌手の方だそうで、流石の圧巻の歌声のあとの会場からの割れんばかりの拍手がものすごかったです。
歌合戦の中盤、能登半島地震で被災された方へ捧げる祈りの歌としてオペラ歌手の皆さんによるモーツァルトの宗教曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が披露されました。この歌はミサでよく歌われるので知っている方も多いのではないかと思います。まるで教会の中にいるかのような荘厳で美しい祈りのこもった歌声に思わず涙が溢れました。
この歌は”追悼曲”として捧げられるという意味があったため拍手はなしで。始まる前と終わった後の全体が祈りに包まれたような静けさがとても感動的だった。
ちなみに私は高校までカトリックの学校へ通っていた関係で、ソプラノ、メゾ、アルトの3パートすべて空で歌えます(ミサが近づくと音楽の時間はみっちり宗教曲の練習に充てられてた)。今回久しぶりに「アヴェ・ヴェルム~」を聴いて…声に出さず心の中で一緒に歌いました。能登の被災された皆様へ、この想いが少しでも届きますように…。
飯田洋輔くんについての感想
洋輔くんが5日にメインで披露したのが『オペラ座の怪人』のメインナンバー「オペラ座の怪人」。3日の時は「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」だったので、どっぷりファントムDayといったところでしたね。
今回はヴォーカリストのCHIKOさんとのデュエットだったのですが、この方の歌声がもう・・・めっちゃクリスティーヌでビックリしました!!ダイナミックなナンバーを歌われるのかなという見た目の雰囲気とは違い、なんと繊細で柔らかく美しい声で魅了されまくりだった。
洋輔くんは自分のパートが近づいてきたところで袖から登場。まるでファントムがそっとクリスティーヌに吸い寄せられていくかのようで非常にドラマチックでした。
3日の時のファントムの歌声も本当に凄かったんだけど、5日のファントムはさらにワンギア上げてきてた!!最初の歌い出しのところから一気に聴衆の心を鷲掴みするかのような迫力ヴォイスで、私ちょっと息が止まりそうになったよ!!劇中とは違う、コンサートで披露する本気の洋輔くんファントムは本当に圧倒的過ぎた(語彙力が追いつかん 汗)。
飯田洋輔さん。ミュージカル初挑戦のCHIKOにいろいろアドバイスやアイディアをくれてすごく刺激的だった。ほんでリハーサルもかっこよかったけど、本番がめちゃくちゃ1番かっこいい!宝物のような時間でした。素晴らしい機会をありがとうございました。 pic.twitter.com/L7PsIzvwNB
— CHIKO ちこ 5/1 CD発売! (@Chiko_singer) May 7, 2024
CHIKOさんとの歌声の相性もものすごく良くて、本編とは違った吸引力のあるステージを堪能させていただきました。
そしてアンコールではJCSのユダが歌うビッグナンバー「スーパースター」のメインヴォーカルで登場!!!洋輔くんがこのナンバーを披露する姿を見るのはソンダン以来。あの時も本当にめっちゃ気合入った熱唱だったのですが、今回はそれとは違った驚きがありました。
これまで色々な洋輔くんの舞台を見てきたけど…、あんなに心の底から楽しそうに歌ってる姿…初めて見たかもしれない。なんか、すごい解放感があったように見えたんですよね。すごい歌手の皆さんの前で堂々と、そしてめちゃめちゃ嬉しそうに全身フルに動かしながらの熱唱!!!
あぁ、洋輔くん、本当に心から音楽を愛してるんだなっていうのがこれでもかというほど伝わってきた。その姿を見ていたら・・・、隣にダンナが座っているにも拘らずボロボロ涙出てきてしまって(汗)。ファンとして、あんな洋輔くんに会うことができてほんっとに嬉しかった(涙)。
おそらく今後活動していくにあたって、四季では見られなかったような歌やお芝居が観れるのではないかという大いに期待が膨らんだ公演でした。
ちなみに、歌合戦の結果は今年も僅差ながら紅組の勝利で幕を閉じました。客席の拍手票は白が多かったのですが、審査員の皆さんは紅の方が多かったですね。
米田さん、四季のよしみで白かと思ったら赤だったしww。広上さんは白を応援してたっぽくて、負けて悔しがる男性陣の皆さんを一生懸命慰めてたのが可愛らしかったです(笑)。赤も白も、どちらも本当に素晴らしすぎて選択なんかできないよーーー!!というのが本音の素晴らしい1時間強でした(私は洋輔くんいるので白に拍手しちゃいましたがww)。
勝利の微笑み😊&懺悔ポーズ😔#ガル祭2024 https://t.co/B5m8epqHkF pic.twitter.com/lI5fT6TIBU
— ガルガンちゃん🌈【公式】ガルガンチュア音楽祭 (@garganchan) May 5, 2024
結果が出る前と出た後の洋輔くんのチョコマカした動きがまるで小動物のようで、めっちゃ可愛くて萌えました(笑)。周りの歌手の皆さんともすごくフレンドリーに楽しそうに話してたし、袖に去る時も満面の笑顔で手を振りつつも他の歌手の皆さんを優先させようとする気遣いも忘れてなくて。あぁ、やっぱり洋輔くん、素敵な子だなって改めて惚れ直しました。
後述
飯田洋輔くんのおかげで、ガルガンチュア音楽祭という素晴らしいイベントがあることを知りました。また、この公演のチケットを通して微力ながらも能登復興のために関われたこともよかった。
ホールのロビーにも音楽会場が設置してあったのですが、ステージ上に能登半島地震の時に被災し取り出されたピアノが置かれていました。1899年製造という大変由緒あるものだそうです。修復されて今また素敵な音色を奏でることができるようになったと。所有者の方もご無事だったとのことですが、現在も避難生活を継続されていると貼紙に記されていました…。
今は綺麗になったこのピアノが、”地震で傷ついた人たちがいることを忘れないで”と訴えているようにも見えたし、”それでも前を向いて進んでいく”という決意表明をしているようにも見えました。
まだまだ能登は険しい道のりが続いていると思いますが、一歩ずつでも明るい兆しが見えるようになってほしいと願っています。
金沢からの帰路に見えた初夏の白山と麦畑の景色がとても美しかった。素敵な石川県、そして北陸、また訪れたいと思います。
洋輔くんに次に会うのはソロコンサートの時になりそうです。楽しみで仕方ないっ!!