日本テレビ開局70年記念舞台 『西遊記』東京公演 2024年1月28日 大千穐楽感想

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日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』を観に明治座へ行ってきました。

本当は博多公演オンリーにする予定だったのですが、あまりにも面白かったので追いチケw。それがこの大千穐楽公演でした。最後ということでアドリブとか凄そうだなと予感して確保したのですが(笑)想像以上の面白さで大満足!行けて良かった。

本当の最後ということで、リピーターのお客さんがけっこう多かったかなという印象。物販コーナーもほぼ落ち着いたといった感じでしたね。終演後のグッズ販売は無いということで、開演前と休憩中には手売りのお兄さんが販促に回ってきていました。

ちなみに、2幕が始まる約5-6分前には”三大仙”を演じてる小宮君、桜庭君、押田君によるグッズ紹介パフォーマンスがあるのですが、今回はめっちゃ気合入ってましたね。
このうち桜庭君が「俺たちのパフォーマンスで売上に貢献できてるか心配になってある日聞いたんですよね」と打ち明けててw。そしたら、「めっちゃ売上アップしてるっ!」と嬉しい報告がきたのだとか。これを聞いてまたみんな大盛り上がりして(販促に来てたお兄さんと渾身のハイタッチしてたの可愛かった!)、大千穐楽に相応しい華やかなパフォーマンスで楽しかったです。あの歌もなんかまだ耳に残ってるw。

小宮くん、数日前まで体調不良と聞いて心配していたけど最後に元気な姿に会えてよかった!!

以下、ネタバレを含んだ感想になります。

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2024年1月28日 大千穐楽  in 明治座(東京・人形町)

キャスト

  • 孫悟空:片岡愛之助
  • 三蔵法師:小池徹平
  • 猪八戒:戸次重幸
  • 沙悟浄:加藤和樹
  • 玉竜:村井良大
  • 紅孩児:藤岡真威人
  • 鎮元子:田村 心
  • 玉帝/高伯欽:曽田陵介
  • 虎力大仙:小宮璃央
  • 高翠蘭:柳美稀
  • 鹿力大仙:押田岳
  • 羊力大仙:桜庭大翔
  • 太白金星・中臣鎌足:野添義弘
  • 巴山虎:横山一敏
  • 狐角老女:真砂京之介
  • 銀角:山口馬木也
  • 金角:藤本隆宏
  • 鉄扇公主:中山美穂
  • 牛魔王:松平健

伊尾木希実、岩見柾孝、内田大地、大石敦士、金井迪大、川合立統、川上そら、川田光太、菅野 充、佐藤 丈、三本木大輔、白崎誠也、鈴木翔流、高橋邦春、平野兼椰、堀田慶斗、本多剛幸、松岡 凜

  • 釈迦如来:藤原紀香(映像出演)
  • ナレーション :神田伯山

あらすじと概要については前回公演レポ参照。

上演時間は約3時間30分(カーテンコールを除く)。

内訳は第一幕80分(1時間20分)休憩30分第二幕100分(1時間40分)になります。

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全体感想・主なキャスト感想

大千穐楽ということもあってか、おそらくいつもよりもアドリブ増し増しのハイテンションな公演だったかと思いますww。私は博多座に続いての2回目だったんですが、もう少し優しいお値段だったらさらにリピートしたかもしれない。現に、明治座のトークショー回をどうしようかけっこう悩んだのでね(←財布と相談して思い止まった 笑)。
東京公演ということで、アドリブに出てくるご当地ネタも明治座周辺の地名やお店の名前(今半とかw)がバンバン出てきて面白かった!

全体的に見て改めて思ったけど、この作品は本当に「ギャグマンガ」的な要素が満載だったと思う。何も考えずに見れて大笑いできる。アンサンブルさんたちのアクションもキレッキレの大迫力で、さながら冒険漫画をドキドキワクワクしながらページをめくっていくみたいな感動がありました。
アンサンブルさんたちは、メインキャストが入ってのお稽古が始まる前から既にあの動きが全部完璧にできていたそうで。あんな激しい動きを全速力で70公演やって、誰も大きな怪我なく完走したっていうのが本当に凄いです。

声に出して大爆笑してしまう事ばかりで記憶もぶっ飛び気味なのですがww、思い出せるシーンをいくつか。

1幕

愛之助さん悟空のべらんめぇ口調がホント小気味いい。普段はあんなに柔らかい大阪弁を話されているだけに、その芸達者ぶりには驚かされます。登場した時の大ジャンプとか着地した時のスチャッて決まるところとか、体幹バランスも奇麗で素晴らしい。こういうところが本当にさすが歌舞伎役者さんだなぁと。

健さん白牛の映像は何度見ても笑っちゃうww。玉帝の乗り物としてのほほーーんと川辺にいるところで悟空と出会うのですが、出てくる映像が可愛いやら面白すぎるやら。健さんにこんな演出つけるなんてすごいわ、堤監督(笑)。悟空から仙金丹をもらう場面の時には「今日は千穐楽だから、食べちゃおうかな~」とアドリブ台詞かましてたのめっちゃ可愛くて萌えた!

この最新技術と言われている顔ハメ映像、玉竜役の村井くんが大千穐楽でついにネタ晴らししてたのも笑ったなww。たしか博多で見た時は”生放送”と分かってもらうために公演日について”今日はこんな日”っていうウンチクを語っていたのですがw、今回は「皆さんこれ、収録じゃなくて本当に生放送で、裏で一人で喋ってるんですよ」みたいな芝居とは離れた告白してて爆笑しちゃったよwww。こういうことも許されて成立できちゃうのが、この舞台『西遊記』。

曽田君の玉帝のヤ〇キー度もめっちゃ増し増しで暴れまくってたなぁw。太白金星の野添さんへのビンタもすごい勢い!でも打たれた野添さんはついにはちょっと快感すら覚えているかのようにも見えたのは気のせいかw!?
あと、玉帝さんが太白金星の名前を思い出せないシーンも笑えたなw。特に「滝〇クリ〇テル」って言われた時の野添さんのボケがめっちゃ可愛くて最高だった(笑)。

天界でシゲさんの天蓬元帥和樹くんの捲簾大将が悟空を退治するためにヒーローみたいな登場してくるのはめっちゃカッコイイ!特に和樹くんの武器の構え方とか最高すぎてドキドキしてしまう。
だけど、そのすぐ後に色んな「不正」が玉帝にバレて地上に落とされちゃうわけで。シゲさんの落ちるまでの芝居はもう本当に往年のドリフコントを見ているかのよう(笑)。和樹くんもそれに倣うわけですが、落ち方がどこかカッコいい(笑)。この落ちる時に和樹くん、「キックバックするから許して~~」ととんでもないアドリブ飛ばしてたの爆笑したわwwww。時事ネタ仕込んできましたね。

悟空が岩山に閉じ込められるシーンでは、紀香さんのお釈迦様が登場。ここは録画映像ではあるのですが、コミカルなセリフのやり取りの息はピッタリ。息の合ったご夫婦ならではのキャッチボールだなと楽しく見させていただきました。なんか関西特有のハンナリした雰囲気も感じられて面白かったです。

徹平くんの三蔵法師の登場は歌いながら入ってくるのが面白い。今回の舞台は一応「ストプレ」の部類には入るのですが、ミュージカル的に歌が入ってくるシーンもいくつかあるんですよね。歌声がこれまたとても聴き心地が良くて、あのおっとりとした柔らかい世界観に惹きこまれてしまう。それにしても今回の最後の”伸ばし”すごかったなぁ。よくあそこまで声が続くと感心しきりだったよ。
愛之助さん悟空と徹平くん三蔵のセリフの応酬も楽しかった!岩山から解放された時の愛之助さん悟空テンション凄かったなww。そのわきで徹平くん三蔵がおっとりと「なぁむぅ~~」と手を合わせてるというチグハグな構図が最高(笑)。このあと「きんこぉーーー!!」って呪文で悟空を翻弄しまくる展開も実にマンガちっくで楽しめました。悟空におぶってと無言の圧力かける徹平くん三蔵も可愛かった(笑)。

曽田くんの2役目である高伯欽は玉帝とは真逆の可愛らしいお兄ちゃん。余談ですが、最近ちょっと華ドラにハマりましてあちらの歴史ドラマを見る機会が増えたので、高伯欽の扮装を見てニンマリしていた私です(笑)。曽田君、めっちゃ似合ってた。
高翠蘭役の美稀ちゃんは博多で見た時よりもまた一段とヤ〇キー色が強くなった印象(笑)。あのパンフレットのイメージで見るとほんと火傷するぜ!ってくらいのキャラを振り切って演じてるのが素晴らしいわw。

シゲさんの猪八戒が翠蘭にもうアプローチをかけていく場面はもう、キモさがアップしてて面白すぎたwww。どんなにぶっ叩かれて彼女に拒絶されようがメゲるどころか益々燃え上がっちゃうドMっぷりがすごかったよ(笑)。だけど「ハニー♪」って甘えようとしてる姿はな~~んか憎めなくて可愛いんだよね~~。このあたりのコメディの塩梅がシゲさんさすがです。
そこに割り込んできたのが和樹くんの沙悟浄。もう本当に美人さんで見惚れてしまう。カッコいいのに綺麗でモデルの女優さんみたいな気品すらあるから、”オネエ言葉”に全く違和感ないんだよね。でも、八戒に対してはつい地の部分が出ちゃって「お金払ってよ!!」とガメつい悟浄(笑)。このメリハリのコメディ芝居が和樹くん、最高だった。

面白いのは、「AI処理前と後」ってくだりwww。かつての自分たちの姿を映像で目の当たりにした和樹くん悟浄が「あらぁ~~、干からびてるわぁ~~」ってしみじみ言ってたのが面白すぎて吹いた(笑)。

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そして村井くんの玉竜登場シーン!!あれ、何回見てもブホッと吹き出し笑いしちゃうよね(笑)。パンフやチラシにあの恰好想像できる要素ないものwww。あのキモ可愛さ、村井くんが演じるからこそ醸し出せたものだと思うよ。でもなんか、博多で見た時よりも「白馬」に見えてきたから不思議だww。この玉竜も旅のお供に加わり、憮然とする悟空以外全員で三蔵さんと一緒に「なぁむぅ~~~」って手を合わせるの、癒された。
そしてそのあと大合唱。ここの流れもとてもスムーズで楽しくて笑えて、本当にマンガを読んでる感覚でしたね。久々に愛之助さんの歌聞いたけど、ホント上手いんだよなぁ(大好きなBzは今も歌いまくってるのかしらw)。個人的には愛之助さんと和樹くんが一緒に歌ってる姿を見れたのが嬉しかったです。いつかミュージカルで共演…なんてことも実現してほしいなぁ、なんて。

旅の途中で老婆に遭遇した時のシゲさん八戒と和樹くん悟浄の丁々発止の罵り合いがまた最高に面白かったww。この二人のコンビ、70公演を重ねていくうちにどんどん洗練されて息ぴったりだったし、ケンカしながらも相性抜群って雰囲気があって本当に楽しめました。
そのやりとりの中で玉竜に乗せたらいいじゃないかみたいな流れになってw。八戒と悟浄が促した時に「ちょっと体が壊れるからやめて!!」と”馬”らしからぬ文句を飛ばしてた村井くんに爆笑だったww。さらにシゲさんが「こんなか空洞なのか?」みたいに探り入れまくってて面白すぎた(笑)。

前半の強敵、藤本さん金角馬木也さん銀角の登場。もうこのお二人は、本当に兄弟なんじゃないかと思ってしまうほど息ぴったりで、さらには博多で見た時よりもラブラブ度が増してるようにすら思えちゃったよw。

アクドイことやってるのに、なぜか憎めない可愛さが隠し切れないお二人のコンビが最高だった!

そういえば、悟空が銀角に山に押しつぶされる術掛けられるシーンの時に愛之助さんが、思わず「まきやぁーーー!!」って役者名叫んでたのがオモロかったなwwww。このカンパニーの中の良さや結束力が伺えるアドリブでした。

三蔵法師たちが今にも料理の材料にされちゃうかもってシーン。この時に”食べられ方”についてギャーギャー騒いでる八戒たちを尻目に三蔵さんは熟睡してるのですがww、博多のトークの時に徹平くんが「あの場面は本当に寝落ちしてしまう危険大なのでけっこうハラハラする」と話していたのを思い出しました(レポはこちら)。
特に昼夜2公演の時はヤバイって言ってたんだよね。たしか楽日も昼夜公演だったから…徹平くん、ちゃんと起きてるかしら??と心配になっちゃったよ(汗)。でもあれだけ激しい動きを繰り返してる舞台だったら、ずっと目を閉じてる芝居してたら眠気が襲うっていうの分かる気がするよ。無事に目が覚めた場面では思わずホッとしてしまったw。

出会った頃は「絶対にお師匠様なんて言わないからなっ」と強がっていた悟空が、ついに三蔵のことを「お師匠様」と呼ぶシーンがあって。これがとてもグッとくる良い場面になってたんですよね。愛之助さんの悟空が三蔵に気持ちを寄せていく過程の芝居がコメディながらも繊細で説得力を持たせていたのが大きかったと思います。

1幕ラストは牛魔王の国「是空国」が華やかに登場。この時のLED映像がド派手で圧倒されちゃうんですが、それでも存在感抜群の松平健さんのオーラは本当に凄いなと思ってしまいました。

そういえば、1幕でやたら「堤幸彦」というワードがちょいちょい挟まってたのは大楽ならではのアドリブでしょうかね(笑)。これ、私はププッと吹き出しまくってたんですが、休憩時間に「あの人の名前みたいなのが出てくるのだけは誰か分からなくて笑えなかった」って言ってる方がチラホラいらっしゃって。この舞台の演出が堤さんだっていうことを知らない人…というか、堤さん自体を知らない人がけっこう多いのかもしれないなと思っちゃいました(苦笑)。

2幕からの感想は次のページにて。

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