ミュージカル『マタ・ハリ』大阪公演の1月24日ソワレ後にアフタートークショーが行われました。
マチネでは限定グッズプレゼントとカテコ写真撮影OKだったので、それを逃したのはちょっと残念でしたが😅、ソワレのトークショーも楽しい話がたくさん聞けたので参加できてよかったです。
参考 舞台本編観劇感想はこちら
※トークショーの内容にはネタバレもかなり含まれます。ご注意あれ。
『マタ・ハリ』アフタートークショー in大阪
2018年1月24日(水)ソワレ終演後
トーク参加者
- 加藤和樹くん
- 佐藤隆紀くん(LE VELVETS)
- 東啓介くん
- 西川大貴くん
司会:オオヌキタクトさん(読売テレビ「キューン!」MC)
オオヌキさんに呼ばれて登場した4人。先頭に私服(?w)姿の東くんがいて、恥ずかしそうに「先輩たち早く出てきて~!」みたいな感じで和樹くんたちを引っ張るようにして出てきたのが可愛かったです😁。
着席順は下手から…オオヌキさん・西川くん・佐藤くん・加藤くん・東くんの並びでした。
みんなすごく礼儀正しい挨拶をしていたのですが、東くんの時にオオヌキさんが「今日は私服なんですか?」と質問してて。それに対して「ジャケットはシュガーさんので、Tシャツはマタハリ着てきましたっ」とドヤ顔ww。
これに対して佐藤くんが「僕のなんですよぉ~」と苦笑いしてて、「私服には違いないね」と加藤くんが被せてきてたのも笑いました😁。東くんはその後も「売店で色んなマタハリのグッズ売ってるのでぜひ買ってくださいっ!!」と力入れて宣伝してました(笑)。これは将来有望だね😉。
舞台終わった後の心境は?
カーテンコールが終わってから5分もしないうちにすぐトークショーが始まったので、この回に出演していなかった東くん以外はみんな衣装のまま登場してきてました。
ということで、まずは舞台が終わったばかりの心境は?という質問に。
加藤くんは2役を演じていることもあって「明日はラドゥー役やらなきゃ」って気持ちになるんだそう(日替わりで演じてるので)。それは置いといてw、これまで稽古で積み上げてきたものをお客さんにやっと見てもらえたのでありがたいなという気持ちがあるそう。
2役の気持ちの入れ替え方としては、1つの役が終わった後にご飯を食べることとのこと。食事をして一息ついた後に2役目に気持ちが切り替わると語ってました。なるほど。和樹くんにとって食事はとても大切なことなんですね。
佐藤くんに振られると「え!?」みたいな感じになってて皆から「話聞いてぇ~」ってツッコミ入れられてて可愛かったですw。このシュガーくんがあのラドゥーを・・・ってなんか信じられないよなぁ😁。
で、「今日初日だったんです」って言うと会場からは大きな拍手が。「今回は本っっ当に緊張していて…!!」ってすごい力説して言い出すと隣にいた和樹くんが「超ガチガチだったよね~!こんな顔してたよ」と実践してみせてくれて(笑)。もう表情が固まって動いてない感じだったんだなって言うのがよく分かりました😅。
初日前に撮られたと思うこの写真がそんな感じだったのかと(笑)。言われてみるとめっちゃ表情固まってますよね、シュガーくんww。
夜もロクに眠れず、セリフもおそらく夢に出てきて毎日歯ぎしりしてたと思うって言ってたからかなりのプレッシャーを感じていたんだと思います。で、その緊張しまくりをなるべく表に出さないように頑張っていたらしいんですが・・・近づいたら「移るからやめて!」ってみんなに言われちゃったそう😅。そのくらいのド緊張状態だったので、今の気持ちは一言で表すと…「ホッ」だとwww。もうこれが最適な表現って感じで脱力してました(笑)。和樹くんも「顔がやる前のときと全然違うもん」ってツッコミ入れてましたww。全然そんな硬くなってるように見えなかったよ~、シュガーくん😃!
東くんは緊張はどう?みたいに聞かれると、小さく「ちょっち」って言ってたのが可愛かったなwww。この回は出番がなかったので、比較的楽に見れたという東くん。この日は客席で見たそうで「明日から僕も頑張ろう」と気合を入れ直したそう。
西川くんは部分的に登場する(アンサンブルも兼ねてるからね)役なのでギアの上げ下げが難しいのだそう。終演後はいつもこめかみのあたりがピリピリ痛むのだとか😣。すると隣にいた佐藤くんが「出てる時、いつも顔が真っ赤ですよね!」って目を丸くしながらツッコミ入れてて可愛かったなww。ちなみに「舞台上で顔が赤い」っていうのはいつも言われてるらしく「ここキレてるんじゃないかなって・・・」とちょっと心配そうな西川くん😅。それに対してみんなが一斉に「こわいからやめて~!」っておののいてました(笑)。
初演が開けてから今現在の芝居の感じは?
加藤くんによると、稽古期間は今回けっこう長い時間を割いたそうです。創り上げては壊しの連続だったという事で、初日が明けてからも色々とみんなで話し合って芝居を変化させたりとかしていると。なので、まだ積み上げることはたくさんあるけど、「重ねていくうちに見えることもあるので、1公演ごと毎回命がけでやってます」と語っていたのが印象的でした。その想いは十分客席にも届いていたよ!
演じる上での苦労は?
これについては「そりゃありましたよ~」と即答する佐藤くんw。稽古場ではパニック状態に陥っていたそうで、「最初に抱いてたラドゥーのイメージと演出の求めるラドゥーのイメージが違っていてリンクすることができなかった」と。そんな佐藤くんに演出の石丸さんが「シュガー、迷走してるね」って言ってきて「いつも迷走(瞑想?)してます」っていう名言が飛び出したほどだったらしい😅。それを聞きながら横で加藤くんが「あれ名言だったよねぇ」とニマニマしてたなww。
あまりに迷走したので、途中で一回ガラッと自分のイメージを変えようと思ったという佐藤くん。そうしたら、やっと演出の求めるイメージとリンクすることができて「僕の中のラドゥーが動き出した瞬間だった」と振り返ってました。
ラドゥー像に関しては共有するものはあったかと聞かれると、共有する部分としない部分があったと佐藤くん。和樹くんから「俺みたいにやらない方がいいよ」って言われたところも何カ所かあるそうです。
演出の石丸さんが「加藤くんのラドゥーはもっとセクシーにやって、で、シュガーは・・・」と言葉詰まらせたこともあったらしいwww。
「ぼくには到底セクシーさは出せないから・・・。加藤くん、本当にもう見るからにセクシーでしょう!?」
とムキになって客席にアピールするシュガーくんに「シュガーにはシュガーの良さがあるんだから!!」と慌ててフォロー入れてた和樹くんが面白くて笑いました😂ww。
ということで、佐藤くんはセクシー路線ではなく「真面目な国を想うイメージにしようと思った」と。こういう役の違いが楽しめるってことで、「ほら、もっと見たくなったでしょう!?」とさらに客席に猛アピールするシュガーくんなのでした(笑)。
東くんも和樹くんとの役のシェアについては「することもあるけど、しない部分もあったり」とのことでした。稽古の中で「ここは同じ感じだな、とか、ここはもっと違う部分を出していこうって思ったりしながら創りこんでいきました」と。こういう若々しいチャレンジ精神はすごく良いよね😀。
東くんに関しても「とんちゃんにはとんちゃんの良さがありますからね」と和樹くん。あ、東くんって「とんちゃん」って呼ばれてるんだね~😊。あと、年齢が10くらい離れていることもあってw「僕にはその若さは表現できないので」と苦笑いする和樹くんww。同じ役を演じるのにこれだけ年齢離れているっていうのもよく考えると面白いキャスティングですよね。
なので「変えなきゃいけない部分っていうのも必然的に出てきます」とのことでした。
マタ・ハリへの感情は?
アルマンのマタ・ハリへの感情は「最初はスパイとして近づきながらも愛してしまうという点で、観る人によっては愚かだと思われるかもしれない」と加藤くん。でも、アルマンとマタはそこに純粋な愛を求めているんだと。これに対してラドゥーが嫉妬心で「あヴ~~!!」ってなっちゃうって言っててww隣にいた佐藤くんが「ムキー!」みたいなラドゥーになり切った表情していたのが面白かったwwww😂。いちいち反応が可愛らしいんだよねぇ、シュガーくんw。舞台本編とは本当に別人(笑)。
だけど、加藤くんもラドゥーを演じているのでそうなる気持ちはよく分かると。戦争という過酷な環境の中で、純粋に愛を求めるといった点ではラドゥーもアルマンも実は同じなんだと語ってた加藤くん。うん、それは見ていてすごく感じたかも。だからものすごく切なく思えたんだろうなぁ。
ちなみに、稽古では東アルマンと佐藤ラドゥーの組合せはけっこうたくさんやったそうです。「(東くんは)身長が高いからなかなか威圧できなかったんだよねぇ」とちょっと悔しそうにしてたシュガーくんが可愛かった😁。
西川くんのやりたい役
佐藤くんが東くんの身長に触れたことで、加藤くんも「僕も背が高い方でなかなか見上げることないんだけど・・・どうなんだろう?」と立ち上がって測定しだしてwww。で、実際ならんでみると・・・東くんの方がやっぱり高い。佐藤くんも立ちあがって「やっぱり」みたいな顔になってると、流れで立ち上がらざるを得なくなった西川くんが
「あのぅ…僕はどうしたらいいんでしょうか?」
と途方に暮れててwwww。西川くん、小柄だから東くんと並ぶとすごい身長差があって可愛かったですよ😁。
ようやく西川くんに「演じるとしたらアルマンとラドゥーどちらがやってみたいですか」という質問が飛び出して。最初「え~!?」ってビックリしちゃってたら加藤くんが最初に「お願いしますっ」的な手を西川くんに差し伸べてきててwwそれに倣うように佐藤くんと東くんも一緒に手を差し出して”ねるとん”状態にwwww。
で、最初は西川くんに3人が顔を伏せて手を差し伸べてたんですが、和樹くんがハッとしたように
「俺を選んだら両方って意味になっちゃうのか!!」
って気が付いて辞退することにwwww😂😂。あ、たしかに(笑)。そして、シュガーくんととんちゃんがドキドキしながら待つこと数秒・・・西川くんが選んだのは・・・シュガーくんの手でしたww。選ばれた瞬間、
「やったぁ!!!みなさん、やりましたぁ!!!」
って客席に向けてドヤ顔で超嬉しそうにガッツポーズするシュガーくん(笑)。その後ろで和樹くんにウワーーンって感じで泣きついたとんちゃんww。「よしよし」って抱きしめて慰めてあげてたの可愛かった~~~!!もう、この時間はホントみんな子供みたいに無邪気でしたww。
で、なぜラドゥーを選んだのか聞かれた西川くんは・・・遅れてやって来たマタ・ハリに
「任務に個人的な用事もクソもあるか!!」
って吐き捨てるラドゥーの台詞を言ってみたいんだとか(笑)。これ、めっちゃ成りきりで再現してたのでww本当に演じてみたいんだなって思いました😂😂。あまりの迫力にみんな圧倒されてビックリしてて、西川くんが急に「あ、いや…」みたいな感じで照れまくってたのがまた可愛すぎて萌えたww。
このとき皆興奮状態になってて立ちっぱなしだったんですがw、一人先に我に返っていた和樹くんが「とりあえず座りましょうよ」ってみんなを落ち着かせていたのがまた面白かったです(笑)。
改めて、西川くんによるピエール分析。ピエールはフランス軍として危険な空の任務に就くわけですが、何とか命が助かって戻ってきます。そのあと、舞台では描かれてませんが、表彰されて要職に就いたのだそう。つまりそうされることで「国に利用されてしまった」のがピエールだったんですね。
そんな西川くんのピエール、クライマックスでラドゥーがある事件を起こした後に「ペッ」と唾を吐いて袖に立ち去るんですけど…それを佐藤くんが目撃しててw「こいつぅぅ!!」って毎回思ってるらしいです(←シュガーくんが言うとなんか癒し系に聞こえちゃったんだけど 笑)。それに対しては、「演出と相談してる時にあのアイディアが出てきたんですよ」とちょっとバツが悪そうに答えてましたねww😅。「ラドゥーはみんなに捨てられちゃうんですよ」って苦笑いする佐藤くんも可愛かったぞwww😁。
あと、ピエールは戦争に翻弄された若者の象徴でもあるので、そのあたりはしっかり演じようといつも心がけているとも力強く語っていた西川くんも印象深かったです。
佐藤くんから見た加藤くんは?
演劇的観点から見ると「スマート」と加藤くんを評した佐藤くん(なんかこう書くとちょっと名前ややこしいな😅)。ちょっとモタついてアワアワしちゃったとき(なんか目に浮かんで萌えるんですけどww)も「こうした方がいいよ」的なアドバイスをサラッとしてくれるんだそうです。「いつもアドバイスありがとうございます」と改めて加藤くんに頭を下げてた佐藤くんでした(笑)。
それに対して、
「前は自分も先輩方にたくさん鍛えていただいたので、モタついてしまった時の気持ちとかすごく良く分かるんです。今は同じ役を演じているので、シュガーを通して自分を見るといった感覚なんですよね」
と加藤くん。受け答えもしっかりしてるしスマートだったなぁ~😊。自分と重ねて見たことによって、佐藤くんの良いところもたくさん引き出せればいいなって思っているそうです。めっちゃ優しい先輩だよね~。
そんな話を横で聞いていたシュガーくんが惚れ惚れしながら目を細めて「ホント素晴らしいですよ」と感動しまくってウルウルしてたのが可愛かったww。でもそれに対して「なんも出ないよ」って和樹くんがツッコミ入れててwwこういった緩急の付け方までもがカッコいいなって思いました😀。
東くん、聞いててw!
まだまだこれからも進化を続ける舞台だと思いますが、それについてどう思いますか?って質問が東くんに向けられたんですけど、自分に来ると思ってなくて油断しまくってた東くんが「え?なんでしたっけ??」ってwww。「ちゃんと聞いててよ~~!!」って皆から総ツッコミウケまくってました(笑)😁😁。
で、改めて質問を聞いた東くん、「あぁ!!そういうことですよね!!」って無理やり聞いてました風を装ってて(笑)なんかもう、あ~、若さって羨ましいって思って微笑ましかったよww。で、真面目に質問に対して。
この日は加藤くんと佐藤くんの芝居をじっくり見る機会となって、ソワレでは楽屋のモニターで見ながら一緒に歌って役の気持ちを確認していたという東くん。勉強熱心なエピソードに好感度アップ😀。「明日は僕も出るので、ぜひよろしくお願いしますっ」と売り込みも忘れないところはさすがです。こういう勢いって大事だよね😊。
演劇はフリージャズ
西川くんは演出の石丸さんに「演劇はフリージャズみたいなものだ」って言われた言葉がとても印象に残っているそうです。皆自由に演じているように見えても、抑える部分というのはちゃんと同じで決まっていると。抑えていない部分でみんな自由に表現しているっていう石丸さんの話はなかなか深いなと思いました。さすがは、蜷川さんの元で勉強されただけの人だと聞いてて感動しましたね。
その自由な部分でみんな個性ある芝居を見せているので、「これからも進化すると思います!」と力強くコメントしてました。
最後にひとこと
最後の一言は時間の関係で加藤くんが代表で言うことになりました。
「幕が開いてからまだ数日しか経っていませんが、それ以前から準備して積み上げてきているので、それをお客様に披露できることをとても嬉しいです。柚希さんを中心にして自分たちももっと進化して頑張っていきたいと思っているので、もう一度見たいっていう方はぜひまた応援しに来ていただければ幸いです。ありがとうございました」
概要としてはこんな感じの挨拶をしてくれていたと思います。最後にみんな一列に並んでニコニコ挨拶して手を振りながら袖の方へ帰っていきました。
ミュージカル「マタ・ハリ」
昨日は自分の大阪初日でした!
お越し下さった皆様、本当にありがとうこざいました!
千秋楽まで突き進んで行きたいと思います。
和樹くんとパシャり☆#和樹くんセクシー過ぎ問題#アフタートークショーで東くんに貸したジャケットを着ています pic.twitter.com/GpZpHZKTGr— LE VELVETS 佐藤隆紀 (@V_T_Sato) January 25, 2018
20分ちょっとくらいという短い時間ではありましたが、興味深い話や笑える話をたくさん聞けてとても楽しかったです。加藤くんがカンパニーのみんなを引っ張っている様子も垣間見えて嬉しかったです。東京公演も頑張ってください!!再演も待ってますよ😉。
以上、トークショーレポでした。