劇団四季ミュージカル『美女と野獣』2011.11.17マチネ

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ビースト@飯田洋輔くん

先月に洋輔くんにキャスト変更になってからだいたい週一ペースで夏劇場に通い詰めている私w。なんか観る度に好き度が上がっていく自分を感じてしまう。最初に出会った昨年のクリスマス公演でビビっときてから、まさかこんなに自分の中でテンション上がってしまうとはねぇ(汗)。
私よりも約一回りも年下の役者さんだけど、あのひたむきで素直なお芝居や歌を観るとどうしようもなく胸が震えてしまう。最初は萌えてばっかりだったけど最近はさらにその上の感情に達してきた気が…。あ、いや、変な意味じゃなくてね(←当たり前w)。

  • オープニングで野獣に変えられてしまった直後に鏡を出すシーンがありますが、今までどこから出てきたんだろうと思ってたw。そしたら、マントの下に見えないように最初から持ってたんですね。今頃気がついた。バラの花に顔を寄せて悲しみに暮れている姿は何度観ても可哀想でウルっとくる
  • モリースに顔を見られた直後に自分の顔を覆いながら「醜い顔だろう!」って叫ぶシーンはビーストの心の傷が感じられて切ないです。でもここのシーンでの怒り狂ってるビースト、最近は本当に凄みが出てきてとてもいい感じになってると思う。「休む場所をくれてやろう!」のあとのガオーっもちゃんと効果音と合ってました(←けっこう気にしてみてしまう 笑)。
  • ベルとの出会いシーンで彼女が残ると宣言したあとのテンションの上がりっぷりが最高(笑)。「よぉぉっっしっ!」って牢屋を開けモリース解放するんだけど、その「よぉぉっし」がえらい気合入ってて萌えたww。あの単純さが大好きだよ。
  • モリースを追いかけようとしたベルの前に立ちはだかって彼女を転ばせてしまうシーン、倒れている彼女にどうやって触れようかウロウロしてる姿がなんか萌えるんだよなぁw。人との接し方に慣れてないから頭の中でなにやらパニックになっちゃってるのが伝わってきて可愛い。でも、ベルに差し出した手を拒絶された時の「ハッッ」っていう芝居はとても切なくてグッとくる。「来い…」っていうセリフに絶望感が滲み出てて切ないんです。洋輔くんのこういった緩急の魅せ方が個人的にすごいツボ。
  • 部屋に案内する途中で西の塔のことを聞かれ逆上するシーンも印象的です。なんかこちらにまで動揺した鼓動が聞こえてくるかのように焦ってる。ベルの首を締め上げようとしてしまい我に返った後「何やっちゃったんだ自分」みたいな戸惑いの表情も切なくて萌えるよなぁ。
    ベルに思いっきり扉を締められたあとのイライラっぷりもイイ!!怒りの感情を出すのに苦労したって話してたけど最近はとてもいい表現してると思う。
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  • ルミエールとポット夫人にイライラをぶつけるシーンは何度観ても萌えるっっ!!ルミエールが魔法の解ける方程式を語りだした時、ろうそくがパッと消えてのところでえらい悲しそうな顔するんですよ(涙)。あそこにビーストの絶望感が痛いほど感じられてウルっとくる。「彼女はとてもきれいだけど」ってセリフにはベルにドキリとしてしまった素直な感情が乗せられてて本当に可愛い。
  • ポット夫人から励まされた後、椅子の上で小さくなって「どうしたらいいか分からぬ」って子供になっちゃうシーンは、本当にもう、イジイジしたヘタレっぷりを発揮してて超萌え(笑)。でも何とか彼女の気を惹きたくて変わろうとしてる心の変化が感じられるんだよなぁ。だから、ポット夫人やルミエールの言葉を必死に聞こうとする。あのあたりの心の動きが見え隠れしてて個人的にすごくツボに感じてしまう。洋輔くんのビーストの一生懸命さがストレートに伝わってきて萌えながらもグッとくるんだよなぁ。
    でも結局はその想いも裏切られたってことで癇癪爆発しちゃうんだけど(笑)。「何を生意気にぃ…!っっくぅぅぅぅっっっ」っていう台詞回しがめっちゃツボwww。あの怒りっぷりの可愛さはなにww。
  • 夕食に誘っても拒否されるシーンも何度観ても超萌える!!ベルに怒りをぶつけるセリフもイライラの感情がものすごく素直にストレートに出ていて可愛いんだよなぁ。ビーストの心の焦りが痛いほど感じられる。
  • 「失礼よっっ」の言い回しも目をぱちくりさせたあとに真似てるから可愛くて仕方ないよ(笑)。さらに「夕食に来てほしいからだっっ」の地団駄も、その前の「どうしてって・・・」との間が絶妙で思わずビーストに感情移入してしまう。もうねぇ、ホンッとにすごく頑張ってるのが伝わるんだよ。
    「夕食を食べ…ないかね」の言い回しも観る度に進化してて面白い。この日は「食べ…っっ」で前のめりになって、そのあと必死に自分を押さえつけるかのようにちょっと引いた後もう一度寄せて「ないかね?」ってなってたなww。最近は疑問符つきのセリフに変わったみたい。でも「よろしくお願いします」のセリフはこの日はちょっと溜めが短かったかな?個人的にはもう少し溜めたほうが好みだけど、やっぱり可愛いことには変わりない(笑)
  • 結局拒絶されて癇癪爆発してしまうんだけど、自室に戻った後の戸惑い方がこの日は特に秀逸だった。あんなに怒ってたけど、内心はすごく傷ついて戸惑って泣きそうになってるんですよね。今まで観た中で一番ヘタレた芝居してたような気がする(笑)。「私にどうしろと言うんだ」ってセリフなんか半泣きみたいになってて…可愛いなぁと思いつつも可哀想になっちゃって思わずウルッときてしまったよ。
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  • ベルがモリースとの仲を引き裂いたことへの怒りを話しているのを聞いてしまったシーン、あのあとの「私はバカだった・・・」ってセリフがまた泣ける。あの瞬間に自分の罪と初めて向かい合って罪悪感に苛まれ思いっきり凹んじゃうんだよね。そんな彼がそのままへこたれずに「紳士的に振舞うんだ」と新たな行動に出るシーンは思わず頑張れって思ってしまうほど健気。洋輔くんのビーストは見ていて本当に応援したくなる。
  • 城を案内されたベルが喜んでいるのを目撃するシーンもひたすら萌える(笑)。「素晴らしいわー」ってセリフにめっちゃ嬉しそうに表情崩す洋輔くんのビーストが可愛くて仕方ないんですがっっwww。で、そのあとの「彼さえいなければ」のセリフにマンガみたいなガックリを見せてくれるw。あの落差の可愛さは私の中では"ネ申"ですw。
  • 西の塔に入ってしまったベルに思わず怒鳴りつけ袖を破いてしまうシーンは何度観ても切ない…。「脅かすつもりはなかったんだ」って彼女が立ち去った後にウルウル立ち尽くすんですが、その姿が本当に迷子で取り残された子供みたいでねぇ…。ベルに近づきたいのに自分の不甲斐なさでかえって遠くに行ってしまうことへの絶望感がものすごくストレートに表現されていると思う。
  • そんな気持ちで歌われる「愛せぬならば」は涙無くしては見れませんです、本当に。ベルへの溢れそうな気持ちがあの歌声から十分すぎるほどに伝わるから。毎回思うけど、洋輔くんの歌声って本当にドラマチックだなぁと。歌が上手いだけじゃなくてそのなかにちゃんと感情が見えてくるところがすごく好き。
  • 狼に襲われたベルを助けに入り、お礼を言われるシーンもいいんだよなぁ。あの言葉を聞いた瞬間からなんか一気に心の牢屋が開いた感じで、戸惑いながらも彼女に積極的に接しようとしていく姿がなんだかとても可愛いながらも感動的。「何かが変わったか」と歌ってる時の、そりゃもう嬉しそうな顔ったらないよ(笑)。恋に目覚めたときのはしゃぎっぷりがなんともストレートで観ていて思わずこちらの顔も緩んじゃうw。
  • 彼女に何かプレゼントしたいっていうセリフも好き。このあたりからの涙ぐましいほどの頑張りは本当に可愛くて可愛くて…健気で萌え泣き(涙)。その感情が極地に高まるのがベルを図書館に案内するシーン。本を見て大喜びしているベルを見た時のはしゃぎっぷりが可愛くて仕方ないww。「やったぁぁっっ」ってものすごく無邪気にはしゃいでる洋輔くんのビースト見てたら"よかったねぇぇぇ"って身内みたいな気持ちになっちゃって気がついたら嬉し泣きしてたよ、自分w。
  • 図書館でベルがアーサー王の本を手にした時、自分も体裁を作ろうと慌てて傍にあった本を手にしてパラパラ読み出す仕草がまた最高に可愛い!なんて分かりやすい行動なんだww。ベルに読んでほしいと進められて必死に断るけどついに自分が読めないことを告白してしまう姿もなんかグッとくる。「読めないんだ…」っていうセリフの中に嫌われたかもっていう恐怖心が芽生えちゃったのが分かるから…。だから、ベルが読んでくれるときに恐る恐る近づいていく気持ちがすごくよく分かる。
  • 読み進めていくうちに夢中になって「彼が王様だっっ」って乗り出すのも可愛い。あの乗り出し方はここ最近かなり大きなリアクションになってる気がする。そのあとの「僕が何かということを…」ってセリフがまた泣けるんだよなぁ…。彼の中の孤独がものすごく伝わってくる。その気持ちにベルが同調してくれた時、彼女の手の上に自分の手を恐る恐る重ねるわけですが…あのシーンはここ最近ものすごく泣けるのです(涙)。
    再び夕食に誘われた時の「イエスですっっっ」っていうはしゃぎっぷりはホント可愛いわ~~。めっちゃ感極まった嬉しそうな顔になっててガッツポーズが地味になってきてるけど(笑)
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  • 夕食前にコグスワースやルミエールに不安を訴えるシーン、なんか観るたびに洋輔くんのビーストのヘタレが進んでいるような気がする(笑)。彼のビーストって本当にすごく臆病なんだよね。せっかくいい感じになってきたベルが離れてしまうかもしれないって思うと怖くて堪らないんだと思う。その不安な感情をものすごく丁寧に大事に演じてる気がするんだよな。この日特にそう感じて、もう、心から「頑張ってっっ」って思っちゃったよw。
  • 鏡を見た時の「あれ~~?」は何度見ても超萌えるww!!!「よっし!」ってすごい気合入れた後に「ダメダメダメ…」って半泣きで戻ってくる姿はさらに何度観ても超絶萌え(笑)。可愛いわ~、ほんっとにひたすら可愛いわ~(←萌えマックス状態ww)。
  • そしてひたすら萌えたあとのベルとの食事シーンですが、ここ最近、着飾ったベルに恐る恐る近づく姿を見るとブワワッて涙が溢れて仕方なくなっている私。これまでの一生懸命っぷりがこのシーンで報われるわけで、そう思ったらもう、どうしても感極まっちゃってボロボロ涙しちゃうんですよね…。いやぁ、BBにこんなに感情移入して泣く日が来るなんて、最初の頃は思ってもいなかったよ。
    二人が幸せそうに心を通わせながらダンスするシーンは特に泣けます。ビクビクしながらも勇気を出して必死に変わろうとしてきた洋輔くんのビーストにものすごく感情移入してたので…。
  • ベルに勇気を出して今の気持ちを聞こうとするシーンですが、最初に肝心なことを切り出せなくてウッってなりながら「ここで楽しいかい?」って尋ねる姿がヘタレ可愛くて超萌えww。それでもさらに勇気を出して「僕と一緒で幸せかい?」と恐る恐る尋ねるところではその心臓の鼓動が伝わってくるようだったよ。だからベルが「とっても」と答えてくれた時のなんとも幸せそうな顔が…見ていて本当に嬉しくなってしまう。
  • モリースのことを心配したベルを見て「どうしたんだい?」って尋ねる時にはちょっとセリフに自信が出てるのも可愛い。鏡を手にうれしそうにしたベルを見つめたときの洋輔くんのビーストの優しい表情がまたホント可愛い!!しかしながらベルはモリースの危険を知って動揺。そんな彼女を見つめてものすごく、本当にごく自然に出てくる「行ってやりなさい」のセリフ。毎度ながらめちゃくちゃ泣けます(涙)。
  • 「君はもう捕らわれの身じゃない。ずっと前からそうじゃなかった」の台詞回しが思いやりに溢れてて切なく哀しく響くし、告白しようとした言葉をグッとこらえてベルを解放する姿も涙無くして見られない(涙)。だからこそポット夫人の「愛することを知ったのね」っていうセリフがなおさら切なくてグッとくるんだよなぁ…。
  • ガストンに刺されて瀕死のビーストが最後の力を振り絞ってベルの名前を呼ぶシーン、ここは最初の頃よりもだいぶ繊細な芝居になっているような気がします。変身前の短いシーンではあるけど、最後までベルへの溢れんばかりの想いを伝えようとしてて泣けるんだよな…。
  • そして変身。王子になった瞬間はもう、無条件にボロ泣いてます、私(汗)。王子になったあとの歌声は微妙にトーンが上がって明るくなっててこれまたすごくいいんですよね~。「コッグスワ~ス」って近づいていく時の呼び方がなんかおっとりして柔らかくて思わず涙しながら頬が緩んじゃう(笑)。あのあたりに洋輔くんらしさがすごく出てると思う。

ちなみに顎の赤い発疹は…少し遠めだったので見づらかったけど、先週よりもすこし引いた感じがしたかな。広がってなくてよかったよ…。今月いっぱいはまだビーストでいてくれるかなぁ。カテコのときの笑顔にちょっと疲れを感じたから心配だったんだけど、なんとか元気補給して来週も頑張ってほしいなぁ。もう少し洋輔くんのビーストに癒されていたいので…。

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