本編感想の後に書こうと思っていたのですが、予想していた以上に長文になったので、記事を分けさせていただきました。
千秋楽本編の感想は「こちら」をご覧ください。
本編終了後、会場はスタンディングオベーションに包まれました。すごかったですねぇ、ホント。これが千秋楽の空気なんだと改めて感動。
出演者が全員舞台の上に揃ったところで山路さんが代表で一歩出ようとしたんですが、瀬川くんだけなぜか一人舞台袖に引っ込もうとしちゃって苦笑い(笑)。どうやらもう一度袖に戻ってから再び挨拶するものだと勘違いしてたようです(笑)。
ちなみに山路さん、本編では見られない千秋楽限定の羽根をつけて登場(笑)。これかぁ、噂の羽根つき池田さんは。背広の上に羽根しょってるのでなんだかバランスが微妙で面白かったです。当の山路さんもこれを背負ってるのが恥ずかしいらしく「本当は恥ずかしいんだけど自分用に用意してもらっちゃったんで・・・」と呟いてました(笑)。そのままの格好で千秋楽の挨拶があるということでスタンディング状態の客席に「どうぞお座りください」と促してくれました。
以下、それぞれの一言挨拶です。覚えている部分を繋げただけでそのままの言葉ではないのであしからず。
08.09.07 大千穐楽カーテンコール in 愛知厚生年金会館
山路さん
「本物の宝塚男子部の方が何度か足を運んできてくださって、クライマックスではさぞかし泣いてるんだろうなと思ったら意外に明るい表情だったのが印象的でした。その姿になんだか救われたような気がして、彼らが宝塚にいたことは間違いじゃなかったんだと思いました」
(この言葉になんだかウルウルっときてしまいました…。でもそのあと猪野さんたちが芸名変えたこととかツッコミ入れててやっぱり楽しい山路さんでした 笑)
初風さん
「君原の芸名は”トワノ オトメ"でした。私もBOYSの皆さんと一緒に生きていました。そのことを大事にしたいと思います」
(もうコメントする前からウルウル状態の初風さんに思わずこちらももらい泣き。何度も山路さんが「泣かないの」と慰めてる姿が可愛くて印象的でした)
このあと司会を花緑さんに譲った山路さん、そそくさと舞台袖に引っ込んで羽根を下してしまいました(笑)。もう少し見たかったのになぁ~。
森本くん
「本当に、2008年の夏は最高でした!!!」
瀬川くん
「3都市で公演できたこと、本当に幸せだったと思います」
猪野さん
「応援してくれた皆さん、スタッフキャストの皆さん、本当にありがとうございました」
山内さん
「東京初日のときは1か月やる気がしないと言ったけれども千秋楽を終えた今はもう1か月やれる気がします(笑)。明日から普通の喜劇俳優に戻ります(笑)」
葛山さん
「この作品は精神的・体力的にかなりキツかったのですが去年と今年と公演してきて、今自分がこの舞台に立っている気がしません(←誰に向かってしゃべってんの?というツッコミが 笑)。周りの皆さんのおかげでやり遂げられたと思います」
吉野さん
「宝塚BOYSに出会えて本当に幸せでした。ありがとうございました」
花緑さん
「この舞台で出会えた人たちは縁のある人たちだという想いで毎回演じてきました。でも、大千秋楽というのは本当に特別なもので、今まで本物の男子部のように接してきた仲間たちのことがいつも以上に込み上げてきて解散シーンはいつも以上にリアルに本気で泣きました。お客さん、スタッフ、キャストの皆さん、本当にありがとうございました」
(楽しい挨拶の中にもBOYSへの並々ならぬ熱い思いが感じられる花緑さんの挨拶に思わず私もウルウルっときてしまいました 涙)
それぞれの挨拶が終わった後もスタンディングオベーションが鳴りやまず、カーテンコールが3回くらいあったかな。一番最後のカーテンコールでは山内さんが「もう何もないよ」と客席にツッコミ(笑)。
すると客席からピルエットのリクエストが出て、ブーブー文句言いながらもちゃんとターンやってくれました(笑)。そのあと吉野さんが山内さん以上のピルエットを披露。終了後には妖怪の真似事までやってくれて(笑)みんなで笑って楽しいカーテンコールが終了。『宝塚BOYS』無事にお開きとなりました。
最高でした、2008年の『宝塚BOYS』。間違いなく今年の私のベストステージ3本の指に入ります。このメンバーでの再々演は難しいかな・・・。そう考えると名古屋まで足を運んで本当によかったです。11月にはDVDが届く予定。今はそれを楽しみに待ちたいと思います。