全体感想
約4年ぶり5回目の再演となった今作ですが、セットや演出が大幅に変わってました。以前のセットもそれなりにかなり大きかったんですけど、今回はそれ以上に豪華でリアルになった印象です。
プロローグでは吹雪の中をアルフレートが客席からやってくるのですが、この「吹雪」の様子が舞台上だけではなく客席の壁のほうにも映るようになってて、より凍えた雰囲気が増したように思いました。
ちょっと残念だったのは、アルフレートが教授を探すシーン。今までは三角柱のかまくらの中からカチコチになった教授がごろんと転がってきたんですが、新演出では舞台中央の白い幕からゴロリと転がってくる演出に変わっちゃったんですよねぇ。
個人的にはあのかまくらから出てくるのが好きだったので、それがなくなったのはちょっと寂しい。っていうか、新演出の登場の仕方…なんか、怖くないか(苦笑)。
ちなみに、TDVは客席降りの演出が多いほうなので個人的にはなるべく通路席を狙ってチケット取ります。一番の狙い目が、A席のS列。舞台からは少し遠いけど、キャストが体すれすれに通り過ぎることが多いのでテンションが上がります(笑)。お値段もちょっとお得だし、帝劇のこの席はTDVではけっこう美味しい。
今回は座席を選択できる形になっていたのでラッキーでした。全体的に客席降りのタイミングなどの演出は今までと同じです。
シャガールの宿屋に集ったみんなが♪ガーリック、ガーリック♪と歌い踊る最初の場面は見ているほうもノリノリになるくらい楽しめます。あれ見ると、ニンニク料理が無性に食べたくなるんですよね(笑)。
で、途中でアルフがガチガチになりながら凍った教授を背負って登場するのですが、今までは舞台中央の扉からだったのが新演出では下手の扉からになってました。建物の造りもよりリアルな感じになってたな。
シャガールが二人を部屋に案内する場面、これまでだとけっこう平坦な場所をそのまままっすぐ進んでいく感じだったのが、盆が回るようになって宿屋の構造が立体感のある怪しい雰囲気の廊下な雰囲気になってました。
それから、大きく変わったのがシャガールの宿が縦広タイプになったこと。これまでは部屋が横に下手から、マグダ、サラ、風呂場、客室(教授とアルフ)、シャガール夫妻というように並んでいましたが、今回見たらセットが上に伸びててマグダとシャガール夫妻の部屋がなんと3階に移動しておりましたw。
それによって、視線を横に動かすのではなく縦に動かすように変わったわけですが…マグダさんとシャガール夫妻のお部屋が屋根の下設定なので以前よりけっこう狭くなってましたね(汗)。
教授たちが宿泊する部屋ですが、以前よりも古めかしい安宿な感じになっちゃってましたw。そのためか、ことあるごとにネズミが出没していた様子(笑)。私が見た限りだと、3回くらい教授とアルフがネズミに悩まされてたww(教授は面白がってたけどw)。
あと、物音がして教授が探りに出かけたのをレベッカがダンナと間違えて殴っちゃうシーンですが、今までは横移動だったので今回どうなるかと思ったら…、教授、ちゃんと3階まで上がってマグダさんにボコられてましたww。
あ、これ、シャガールがマグダにオイタしてるのを妻のレベッカが察知しての勘違い行動なんですけどねw。でもこの場面、マグダを演じてるのが初演でサラを演じていた千弘ちゃんなので、そこに父ちゃんが…ってどうしても見えてしまって複雑な心境になったわ(笑)。
夜が明けると朝の光がパーーっと差し込んだような照明になるの好きなので変わらなくてよかった!で、この時宿の裏側に移るため盆が回るのですが、それと同時に3階建ての1階部分が縮んで2階建て構造に変化しました。伸び縮み自在な宿やセット、すごいなと思ったw。
♪すべて順調~人類のために♪では教授の周りをシャガール夫妻とアルフレートが「人類のため♪」と歌いながら回る演出だったはずなのですが、今回から彼らは脇に回り、その代わりにきらびやかな女神みたいな格好した(ミスサイゴンのアメリカンドリームに出てくるみたいな)女性が数人突然現れて回ってましたww。いわゆる、教授の想像上の女性たち、みたいな位置づけでしょうかね。
で、終わった後のミニカテコもあったのですが、何度も繰り返して最初に戻ろうとした教授のところでバチっと電源が切れて暗くなってた(笑)。これまでは皆から総ツッコミされながら引っ込んできたけど、今度は舞台監督さんからツッコミ入れられたような感じにww。
そしてクロロック伯爵と入浴中のサラとの出会いの♪お前を招待しよう♪シーンですが、個々の演出も大きく変更されました。これまではサラの後ろから巨大クレーンに乗った形のクロロックがドドーンと現れてインパクト絶大だったんですが、今回は宿そのものが中央から二つに裂けて地面の上に伯爵がいらっしゃるという…ちょっと派手なんだか地味なんだかわからない演出になりました(笑)。
ん~~、個人的には、あのクレーン演出好きだったからなくさないでほしかったんだけど、いろいろ問題があったんでしょうかねぇ。でも、サラを誘惑する伯爵のナンバーはめっちゃカッコよくて大好き!あれ聴くとほんと、ゾクゾクします。
そしてサラが伯爵の城へ行く前に展開される”化身”によるダンス。今回からすべてのセットが取っ払われて「無」の空間の中でヴァンパイアたちが踊りまくる演出になりました。これが思いのほかめちゃめちゃ幻想的でカッコよかった!!こういうの、好きです。
サラを追いかけたもののヴァンパイアに噛まれて命を落とすシャガール。ヴァンパイア化する前に杭を刺そうとする教授たちを追い出すレベッカの場面はちょっと切ないんですよね。ケンカしててもやっぱり愛しい存在って歌うあの歌が特に。
レベッカが去った直後にマグダが現れてセクシーに歌い上げるんですが、やっぱり千弘ちゃんがマグダだとなんか、背徳感がwww。
マグダを噛んでしまった後のヴァンパイア化したシャガールはコミカル度がアップしてました。ここの場面、今まではけっこうスベり率高かったんですがw、この日はけっこうウケてました(笑)。
その後、シャガールヴァンパイアにクロロック城を案内させてたどり着いた教授とアルフレート。
いやぁ~~、以前にも増して城に重厚感が増してたわ~~(笑)。そこから現れる祐一郎クロロックがまたセット負けしないで映えてるっていうのがすごいよ。
この城の前での教授と伯爵の会話のやり取りが探り探りで面白いのですが、個人的に伯爵が「私は夜型なので昼間は何もできません」って告白しちゃうのが一番好きです(笑)。めっちゃ重要な情報提供してしまってますやん!みたいなww。
2幕の♪愛のデュエット♪の場面は、以前は縦階段が印象的なセットがありましたが、今回は横広で手すりが入ったセットになってて平面的になってました。あと、上にぶら下がってる”絵画”のヴァンパイアの肖像画みたいなのが無くなって枠だけになってた。
そしてこの作品の中で一番私のテンションが上がる♪夜を感じろ♪!!もう、これを見たいがために通っていたといっても過言ではないくらい好きな場面なんですよ!!とにかく、ダンスと音楽がめちゃめちゃカッコイイ!!グワ~~っと自分の中の血が熱くなるのを感じます。
で、教授とアルフはずっと眠ってる設定になってるんですが(あんなに騒がしい中でも熟睡してるのが笑えるw)、彼らのベッドが以前よりも広くなり、教授とアルフの間もだいぶ広く空いたことでヴァンパイアダンサーさんたちが激しく動きやすくよりダイナミックになりました。
あと、ベッドの上からヴァンパイアシンガーの皆さんがシャウト的に歌いまくるのですが、今回から一人ずつ現れる演出に変わってましたね。
ヴァンパイアたちが朝を迎えて消えていったあと、アルフレートが先に目覚めます。その脇でかいがいしくお世話してるクコールさんが今回もめちゃめちゃ可愛らしくて萌えます(笑)。特に紅茶の用意してるところが私は好き(アルフに怖がられて傷つくのが気の毒なんだけど)。
明るくなって探索に出かけた教授とアルフが伯爵と息子のヘルベルトの棺桶を見つける場面もセットがかなり変わりました。下に降りようとした教授が失敗しちゃうところは手すりがそのまま外れて身動きが取れなくなるという、けっこう見た目危ないパターンに(汗)。禅さん、絶妙なバランスで保ってたけど…けっこう長い間あの格好でいるので相当大変だと思います。
それに対して先に降りたアルフが教授を救おうとする場面ですが、相葉アルフ、「助走が足りないんですね!」と言いながら舞台袖まで走って行っちゃってて、それなのに全然客力足りてないのが可愛くて笑えましたww。相葉くん本人なら届いちゃいそうだけどね。
でもあれって、逆に届いたほうが教授危ないんじゃない!?とも思えるんだよなw。
そして失敗した後図書館へたどり着く場面ですが…、この図書館セットもだいぶイメージが変わりましたね。以前は書物がかなり大きく作られていてわかりやすかったし、地球儀とか望遠鏡とか、本に関係ない小物もけっこう置いてありました。
それが、今回からはただ本がびっしりって感じの雰囲気に。大きさも普通の本と同じくらいで遠目からだとちょっとわかりづらい感じ。♪本だ!♪で教授が興奮して歌う場面は後ろに回って次々と前に本を落としていくリアクションに変わりました。
新しいこの演出も面白いけど…個人的には以前のほうが立体感があって面白くて好きだったかも。
ヘルベルトとアルフレートの奇妙なやり取りは新しい演出になっても面白さが変わりません!ちょっと雰囲気がオリジナルの吉野さんの頃に寄ってきた感じで懐かしさもありました。
ここはもう、ひたすら二人のちぐはぐでちょっと可愛いおしゃれな(笑)やり取りをそのまま笑って楽しむのが一番。特にヘルちゃんがアルフに「キャハハッ」って感じで可愛く風呂の水をチャピチャピかけまくってるのがツボ(笑)。アルフは「あいつに水かけられたーーー!!」って憤慨しながら逃げてたけどww。
教授が助けに入って退散させられるときも苦しみながら「アルちゃん、また来るからねーーー!!」と未練を残して去っていったのがイジらしくて可愛く…面白かった(笑)。
再び教授と探索に出かけたアルフが「ヴァンパイアが鏡に映らないのは本当でした!」と告げる場面。以前までは「そうだろう、そうだろう」みたいにけっこう落ち着いて聞いてた感じでしたが、今回見たら「やっぱりそうだったのか!!!」みたいに大興奮する感じに変わってました。とにかく教授、以前にも増してテンションが高め(笑)。
そして目の前にドドーンと伯爵があられる場面になるわけですが、以前まで使ってた巨大クレーンでの演出がここもなくなりました。教授が「(ここは)死ぬほど安全だ」と告げた直後のシーンなだけにクレーンでババーーンとくるのがすごいインパクトで面白かったんだけどねぇ。残念。
新演出では、暗闇の中に伯爵の姿が映像のように浮かんでるって感じになってた。それはそれで面白かったけど、インパクトはちょっと薄れてしまったかも。
♪永遠♪でヴァンパイアたちが墓場から湧き上がってくる演出はあまり変わってなかったかな。このナンバー見るとやっぱり「水戸黄門」のテーマ曲が最初に頭浮かんじゃいます(たしか公式さんも以前同じこと言ってた 笑)。
歌い終わった後に客席にワーーっと降りてくるの、相変わらず迫力満点。通路側にいるとたまに襲い掛かってくれるのが楽しい(今回は斜め前の方が襲われてたけどw)。
♪抑えがたい欲望♪は伯爵の本心が切なく歌われるビッグナンバー。ここの歌詞、けっこう好きなのですが、それと同時に”伯爵の化身”であるヴァンパイアダンサーがソロでその心情を体現するのが大きな見どころの一つでもあります。
この日演じていた佐藤洋介さんのしなやかでキレがありながらも哀愁漂うダンス表現がとても素晴らしかった。
♪舞踏の間♪もこれまた音楽が超カッコいい!!「満足なはずはない!」っていうヴァンパイアたちの合いの手の歌が特にゾクゾクきますっ!!セットもより豪華になり、着飾ったサラが登場シーンがよりドラマチックになりました。
それから、伯爵が噛む前の準備段階が以前より見えなくなった(笑)。これまではコソコソっと牙を装着した姿が見えることが多かったのですがww、今回は完全にヴァンパイアたちにガードされて見えなくなり…それがちょっと残念(笑)。
サラを連れて逃げ出した教授たちを追いかけてオオカミに襲われてしまうクコールの場面は、この作品の中で一番切なくて悲しくなります。駒田さんのクコールがほんとに可愛らしいのでね。
そして最後にヴァンパイア勢ぞろいとなりフィナーレ(サラとアルフも意外な結末になるしね)。
このフィナーレがめちゃめちゃテンション上がるっ!!上がりすぎてちょっと涙ぐみましたw。やっぱりTDV最高ですっ!!!
主なキャスト感想
山口祐一郎さん(クロロック伯爵)
初演からずっとクロロック伯爵を演じ続けている祐一郎さん。なんか、見るたびに若返って見えるのは気のせいだろうか!?今回は特に美しい伯爵様になっててビックリしました。還暦を過ぎているとはとても思えない。
個人的には、祐一郎さんの癖のある動きに違和感を感じることが多いのですが、この演目のクロロック伯爵だけはそれを感じさせないんですよね。あの気になる手の動きも自然に思えるし(笑)。マント捌きも迫力があって美しい。すべて魅せ方を心得てる動きだなと。
今回歌い方をちょっと変えてましたかね。これまで以上に「囁き声」のようにして歌うことが多かった印象。ただ、そこから地声に突然移るとちょっとビクっとなるというか…違和感はあったかも(汗)。まぁ、それも祐一郎さんならではの独特の個性なのですが。
でも、♪抑えがたい~♪でのロングトーンはさすがです。あの声の伸びは生で聞くとガツンときます。
石川禅さん(アブロンシウス教授)
ますます教授の可愛さがアップした感じ。禅さんって本当に悪役からこういったコメディまで全く違和感なく演じてしまうので本当にすごいと思います。若いアルフレートとの掛け合いも、どうツッこんだら彼が情けなく見えるかとか、すごい計算してるんじゃないかなって感じることも多かった。
歌の安定感も抜群です。特に♪人類のため♪での早口言葉歌唱は全く淀みなく、しかも聞いてるものにもちゃんと歌詞が伝わるように歌われていて…あの場面は心の中で「ブラボー!!」と叫んでしまいますよ、ほんと。あの歌をあそこまで完璧に歌いこなせる人はそんな多くないと思う。
それから、教授に対する態度の芝居が以前にも増して厳格になっていたのも見ごたえがありました。ちょっと抜けてるだけじゃなくて、締めるところはきっちり締めてる。素晴らしかった。
神田沙也加さん(サラ)
沙也加ちゃんはサラのキャラにドンピシャでハマりますね。特にアルフレートを誘惑しているようで突き放す小悪魔的なところがめちゃめちゃ良かった。アルフにはけっこう残酷なことやってるんだけど、なんだか可愛くて憎めないんですよね。「その気にさせて…、でも、可愛い!」というアルフの歌う歌詞そのままのキャラだった。
それから、お風呂に入っているときの幸せそうな表情がまた可愛らしい。ほんとにお風呂ないとダメな子なんだなっていうのが伝わりますw。
伯爵の館へ行った後のサラは少し大人びた雰囲気になるのですが、この微妙なラインも沙也加ちゃんは上手く演じていたと思います。ラストシーンのヴァンパイアは色っぽくてカッコよかった!
相葉裕樹くん(アルフレート)
19年度版から登場した相葉くんのアルフレートですが、これまで見てきた中で一番等身大の青年らしさがにじみ出てるなって印象でした。あまりコミカルなセリフ回しをせず、自然体でいる感じ。キャラ的にはガっと表に出るのではなく少し引いたようなイメージだったかもしれません。
サラに対するときもあまり興奮しすぎずにけっこうさらりとアプローチしてたかも。グイグイ派ではないな、みたいな(笑)。これまで見てきたアルフがけっこうデフォルメした感じの役作りをしていた印象が強かったので、ちょっと物足りないかも…とは思いました。
でも、教授と一緒に館を探索するシーンでのヘタレっぷりはめちゃめちゃ可愛らしかったw。それまでが意外と地味な感じだったのでなおさら面白さが浮いた感じになっててよかったです。
コング桑田さん(シャガール)&阿知波悟美さん(レベッカ)
前回講演に続いてのコンビということで息もぴったり合ったおもろい夫婦になってましたし、なんだかんだケンカもするけど愛情もしっかり根底に感じられたのもよかったです。
コングさんのシャガールはヴァンパイアになった後がかなり面白かった。アドリブっぽいところもけっこうウケが良かったです。阿知波さんは初演からレベッカを演じられているので安定感がハンパない。茶目っ気も加わった豪快で可愛いレベッカでした。
大塚千弘さん(マグダ)
初演ではサラを演じていた千弘ちゃん。もうマグダをやれる年頃になったんだ~と思うとなんかちょっと感慨深かったです。でも、どことなくまだ「サラ」っていう目で見てしまうところがあって、感想にも書いたけど、シャガールとの場面はちょっと背徳感がありました(笑)。
マグダはセクシー担当のキャラですが、千弘ちゃんはどちらかというと可愛らしい印象のほうが強かったかな。ツンツンしてても愛らしさがにじみ出てて、シャガールが手を出したくなるのも納得、みたいなw。
あと、2幕のヴァンパイアメイクがかなり思い切った感じになっててすごかった!!可愛らしかったマグダが嘘のようにおどろおどろしい雰囲気に(笑)。
植原卓也(ヘルベルト)
植原くんもTDV初参加でしたが、予想以上にヘルちゃんがハマっててビックリしました!!初演の吉野ヘルベルトに迫るセクシーさと面白さ!!これまで植原くんのいろんな役を見てきたけど、ヘルちゃんが一番ハマってる!!って思えた。
登場した時から妖しい美しさ全開。ビジュアルは文句なく美しく目を惹きます。さらに、動きがとてもしなやかで素敵!!特に片手側転を軽々と何度もこなしていたのは思わずうっとりしてしまったほど。
そんな美しい植原ヘルベルトがアルフレートの前で乙女な部分をさらけ出す場面は文句なく面白かった!!セクスィーなのにとても可愛らしくて…あのハマりっぷりはほんとブラボーでした!
駒田一さん(クコール)
TDVといえば駒田さんのクコールは欠かせません!!初演からずっとこの作品を盛り上げてくださってますよね。その一つが、1幕が終わった後の休憩時間に始まる「クコール劇場」です。
最初は舞台上の掃除をする目的だけで登場していたのが、いまやそのあとの寸劇wも担当することに。しかもこれ、日替わりで1日も同じパフォーマンスがないというのがすごすぎです!
お掃除してる最中はお客さんからの「可愛い!」とか「頑張って!」とかいう声援に律義に返事してる駒田クコちゃんw。この日は「今日何してくれるの?」といった質問も投げかけられてて、それに対して「それを言ってしまったら面白くないじゃないか!」とツッコミが入って爆笑しましたww。
この日は11月22日(いい夫婦の日)ということだったので、それにハマったパフォーマンスやってくれました。
「今日は、嫁がお弁当を持ってきてくれることになってる」と呟くと、舞台袖から特別ゲストの松島 蘭さんがしなやかなダンスをしながらクコちゃんに向かってお弁当を持ってきてくれました!ヴァンパイアダンサーさんでもあるので、足の上りとかほんとすごい!クコちゃんもめっちゃ感動してました(笑)。
そんなクコール劇場も面白かったけど、本編での駒田クコールも不気味可愛く大活躍。あの歩き方もすっかり堂に入ってて動きがなめらかだった。やっぱり駒田さんもこの作品にはいなくてはならない役者さんです。
カーテンコールの様子は次のページにて。