第2回目トーク
参加者:和音美桜さん、新妻聖子さん、生田絵梨花さん MC:井上芳雄くん
2回目のトークゲストは女性陣のみで芳雄くんは黒一点状態となってましたw。レミゼナンバーが終わった後の芳雄くんの
「やっぱりレミゼは良いですよねぇ!僕は出てないけど」
っていう自虐交じりの感想がウケたww。それを聞いた女性陣から「出てるような顔してるんだけどねぇ」みたいにツッコまれてたな(「コンサートでは出してもらえると思ったのに省かれた」とさらに自虐を重ねる芳雄くん 笑)。
まず帝劇に立った感想を求められた和音さんは「舞台に立つこと自体が2年ぶりになるので」とちょっと恥ずかしそうに答えられてました。そうだ、和音さん、吉原光夫さんとご結婚されて昨年はお子さんも生まれたんでしたよね。おめでとうございます!つまりは育休明けでのご出演ということになるのか~。久しぶりに舞台に立って客席を見たときは涙が出そうになったと語られてました。
帝劇で印象深いのは芳雄くんとも共演した『ルドルフ』だったそう。この作品で色々な挑戦ができて、和音さん的にはターニングポイントにもなったとのことでした。
ちなみに芳雄くんはこの作品でローラーブレードで滑る演出が大嫌いだったらしいwww。相当苦労したようですw。
聖子ちゃんは帝劇の思い出は両手でも足りないほどあると迷っている様子でしたが、芳雄くんがそれに対して「1本指でお願いします」とリクエストしてたのが受けたwww。二人の何とも言えないやり取りが今回もオモロイw。
初舞台は帝劇の03年「レミゼ」という聖子ちゃん。そうだったねぇ。ブランチのリポーターやってたというのが今では信じられないくらい貫禄のミュージカル女優になったと思うよ。
ちなみにミュージカルを知らなかった頃に初めて帝劇で見た作品は『モーツァルト!』だったらしい。すかさず芳雄くんが「僕の時?」と聞くと「いや、出てませんでした、ごめんなさい」とバッサリwww。アッキー版を見たのね(笑)。ガックリ膝から崩れ落ちる芳雄くん(もはやお約束ww)。
いくちゃんが帝劇デビューしたのが17年「レミゼ」のコゼット。ミュージカル「ロミジュリ」でジュリエットを演じた後に帝劇来たから、よく考えるとすごいことだよね。もともと観劇好きで小学生の頃から帝劇にはよく来ていたそうです。羨ましい子供時代!
AGE2
ここからは90年代以降のブロードウェイ、ウェストエンドからの大型作品のナンバーが登場しました。
14. エニシング・ゴーズ(『エニシング・ゴーズ』より)
歌:瀬奈じゅん
『エニシング~』は96年公演の大地真央さん主演の時に観に行きました。あの時は石井一孝さんの大ファンで、カズさんが出てるから行こうって思って見に行ったんだけど、作品も歌とダンスが華やかですごく面白かった思い出があります。
瀬名さんは2013年に真央さんの跡を継いで演じられたようですね。セーラー姿がとても似合っててカッコよかったです。
15. 愛はどこに?(『オリバー!』より)
歌:田代万里生
『オリバー!』はまだ一度も観たことがない作品です。このナンバーはとてもしっとりしたバラードで、どんなシーンで歌われるのかとても気になりました。万里生くんの美しい歌声がとても感動的だった。
16. はじめての恋(『ガイズ&ドールズ』より)
歌:朝夏まなと、加藤和樹
この作品も未見。気にはなっているのですがどちらかというと宝塚で上演されてるイメージが強いかも。最近は元Jの内くん主演で上演されたみたいですね。
ここにきてようやく和樹くんの出番がキターーー!!!いや~、長かったわ(汗)。歌詞の中に「今まで恋を知らなかった俺が恋に落ちた」みたいなのがあるんだけど、そういうフレーズを歌わせたら彼はもう天下一品だよねw。和樹くんが出演したら絶対観に行きたいかも!
17. もしも あなたを愛したら(『回転木馬』より)
歌:和音美桜
『回転木馬』は個人的にものすごく思い入れが深い作品です。東宝が初演した95年版、私はこれを見てからミュージカルの世界にどっぷりハマりました。これを見ていなかったら、もう少しハマるの遅かったかもしれない。とにかく色々と衝撃を受けたし、ミュージカルCDも両バージョンすぐに購入したのを覚えています。
♪もしも~♪は名曲中の名曲のバラード。和音さんが思いを込めて素敵に歌い上げてくださいました。
18. バニラ・アイスクリーム(『シー・ラヴズ・ミー』より)
歌:森公美子
『回転木馬』でミュージカルにハマった年、95年に東宝初演された作品。涼風真世さんと市村正親さんが主演してて、これも観に行きました。ストーリー的にも私の超ストライクゾーンにハマるやつでww、この頃「リピート観劇」なるものをまだ知らない時代だったので1度しか観なかったんですが、知っていたら確実に何度か劇場に通っていただろうなってくらい好きなんですよね。
高音で歌い上げるラストが印象的なこの難しいナンバーを、今回モリクミさんが茶目っ気たっぷりに歌い上げてくれて大満足でした!これ歌いこなせる人はそう多くいないと思う。
19. 命をあげよう(『ミス・サイゴン』より)
歌:新妻聖子
#帝劇コン Program🅰️絶賛上演中!
♪「命をあげよう」(『ミス・サイゴン』):#新妻聖子
(写真は2012年公演より)
【LIVE映像配信はコチラ】https://t.co/cNIONjd9X8 pic.twitter.com/pnvEF7C8c3— 東宝演劇部 (@toho_stage) August 14, 2020
『ミス・サイゴン』の初演も私は観に行っています。大学に入って間もない頃で…、当時アイドルから脱皮を図っていた本田美奈子さんが主演されることで話題になっていたこの作品が気になって友達数人と軽い気持ちで見に行ったんですよね(その時は美奈子さんじゃなくて入絵加奈子さんだった)。それが、ふたを開けてみたらものすごい衝撃作で、終わった後涙ぐみながらみんなで劇場を後にしたことを思い出します。
聖子ちゃんのキムに久しぶりに会えて…なんか感無量だった!やっぱり彼女の歌はドラマチックだし魂が揺さぶられます。まるで本編を見ているかのように感動しました。劇場で聴いたらもっと感動しただろうなぁ…。
20. すてきな人に恋してる(『南太平洋』より)
歌:一路真輝
『南太平洋』も有名な作品ですが、こちらも未だに見たことがありません(汗)。ハマーンスタインの作品、好きなんですが・・・なぜか機会に恵まれてない。いつか見たいです。
かつて出演経験のある一路さんのチャーミングな歌いっぷりがとても可愛くて素敵でした。
21. 42丁目(『42ndストリート』より)
歌:森公美子
『42nd~』は97年の初演時に観に行きました。この時も観劇にハマって間もない頃で…何もかもが圧倒的でストーリーよりもダンスと華やかさのほうが記憶に濃く残ってますねw。
モリクミさんはダンスはちょっと…ですがww、歌声はさすが!!あの舞台全体を支配するかのような迫力は見るものすべてを魅了するものがありました。いや~~、まさか、モリクミさんにこのナンバーがくると思ってなかった。キャスティングした人に感謝。芳雄くんも感激してました。
第3回目トーク
参加者:瀬奈じゅんさん、朝夏まなとさん、田代万里生くん、城田優くん MC:井上芳雄くん
この3回目トークの時に、芳雄くんから「瀬名さん、朝夏さん、万里生くんはこのコンサート全部に出演するんですよね」と明かされました。それに対して万里生くんが「やる気のある3人」ってドヤ顔しててww、芳雄くんが慌てて「違いますよ!」とツッコミ入れてました(笑)。
瀬名さんが初めて帝劇に立ったのは10年前の『エリザベート』だったそうで、当時はトート役の城田くんとルドルフ役の万里生くんと一緒に「小鹿のように震えてた」そうですww。これに関して城田くん、「やる気はあったんです!けど、いざやるとなると震えが・・・」と実践ww。その震えっぷりが可愛かった。
城田くんは瀬名さんからマントのさばき方も教えてもらったそう。たしかにトートは色々長いコート着てて大変そうだったからねw。そんな瀬名さんを「はじめてお姫様抱っこしたのが僕です」と、めっちゃドヤ顔してた城田くんww。当時最年少24歳だったらしいのですが、このことがよほど嬉しかったらしい(笑)。
何気にそれまでは瀬名さんパートのトークだったので、次に振られた優くんは「もうないです」と次の朝夏さんにバトンを渡そうとしたのですが、そこで食い下がるような芳雄くんではなく(笑)。「ほかに小鹿エピソードないの!?」とグイグイww。ここまで迫られたら絞り出すしかない城田くんw。
「15年と16年に再演した時は芳雄くんと一緒で、稽古場で僕は伸び伸びやってましたが芳雄くんが小鹿でした」
と、逆にツッコミエピソードを告げてましたwww。でも、本番では逆に優くんのほうが小鹿になっちゃってたらしい(笑)。そんな彼に「いつまでも繊細な小鹿でいてください」とニッコリする芳雄くん。その繊細さが優くんの魅力だもんね。
と、ここで区切りかなと思ったら・・・「一つだけいいですか?皆さん素晴らしすぎちゃって、僕はもう、向いてないです」と突然のネガティブ発言が(笑)。それに慌てた芳雄くんの
「何を言うんだ、小鹿よ!!」
というツッコミが可愛すぎて超ツボッたwww。必死に優くんのネガティブ思考を改善させようとする芳雄くん。それを見た瀬名さんも加勢してきてw笑顔で終わりましたw。
優くん、ちょっと元気になってきたようでよかった…。
朝夏さんは今回のコンサートが帝劇デビューだそうです。なんか意外だな~~。宝塚退団されてからまだそんなに経ってないからか。初めて帝劇に立った感想を求められると「帝劇には神様がいるって聞いてたのですが、今日立ってみて背中を押されるパワーを感じたのですごい劇場だなと思いました」と感慨深そうにしてました。
そんな朝夏さんに「これからどんどん立つ機会増えますよ!」とさらに背中を押す芳雄くん。さすがMC慣れしていらっしゃるw。
万里生くんはけっこう帝劇の舞台には立ってるよね。で、帝劇の舞台で思い出深いところが・・・ちょうどステージ前方中央あたりだと。
「このあたりで、初めて男性とキスしましたね」
あ~~~、たしかに、そうねwww。もうすぐに悟っちゃったよ(笑)。『エリザベート』のルドルフはトート閣下にキスされますからww。
するとすかさず芳雄くんも「そんなこと言ったら、俺だってこのあたりは・・・ねぇ」とムキになる(笑)。さらに優くんも「僕もそうですよ!!」と力説ww。彼らにとっては帝劇の前方中央部分はいわゆる、”聖地”に当たるそうですwwww。
すると、万里生くんはある事実に気が付きました。
「僕以外、ここにいる人たち全員トートなんだよ!!!」
言われてみれば!!!瀬名さんも朝夏さんも宝塚でトートやってらしたしね。もうみんなで「トート、トート、トート」って「ト」がたくさん溢れててwww。それを聞いてた芳雄くんは
「なんだか博多弁みたいになってるww」
と冷静なるツッコミ(笑)。舞台上が「ト」であふれたところで歌の続きへということになりましたw。
続きは次のページにて。