20日に続き、翌21日はがっつりマチネとソワレでミュージカル『ファントム』を観劇してきました。
※20日の感想はこちら↓
この作品なら毎日連続してでも観れるし、観たい!
ただ、観る方もかなり全力で向き合うことになるので終わった後の消耗度はどの作品よりもドっとくるものがあるんですけど(汗)・・・でもそれは決してイヤな感覚じゃない。心がどうしようもなく満たされて包まれていく感じ。ここまで入り込める作品は正直なかなかありません。
そのくらい私にとって『ファントム』は特別な作品です。
全公演完売で毎回当日の立ち見チケットに多くの人が並ぶほどなので、マチネもソワレもACTシアターのロビーは歩くのも大変なほどの混雑っぷり。
こういう時に思うんですが、ほんと、この劇場の設計・・・もう少し何とかできなかったのかなぁと(苦笑)。ロビー(と呼べるかも微妙w)のスペースが狭すぎるよ~。
さて、開演10分前から始まるアンサンブルさんたちによるパフォーマンスについて。
マチネは2階席、ソワレは1階席だったのですが、2階席にもちゃんと来てくれてました。あと、ロビーの方にも数人「ボンジュール」って挨拶しながらお客さんとお話してるアンサンブルさんもいたな。劇場全体がパリの街の雰囲気になってるみたいで楽しかった。
それから、入り口付近に手回しのストリートオルガン(?って名前だったか忘れた)が置いてあるのですが、
ソワレで初めて演奏してるところ見れたーー!ヤングエリック演じる子役(この回は大前君)が演奏してる隣でリアルお客さんの靴磨きしてたのも可愛かった。
でもこれ、観る方は階段のところで眺めることになるので、入場してきたお客さんと重なってごっちゃになってしまうのがちょっと残念~。やっぱりここの劇場の造り…微妙なんだよなぁ(苦笑)。
そうそう、2階席に来てくれたアンサンブルさんはこのオルガンコンビだった。二人で「ボンジュール♪」ってニコニコ手を振りながら回ってくれてて可愛かったなぁ。
あと、21日から舞台写真付きのパンフレットも発売されたので…ソワレで1階席だった時に思い切ってアンサンブルさんに声をかけて購入しちゃいました!「2000フランです」(実際は円ですけどw)って言ってくれて思わず笑っちゃったw。購入後には笑顔で「楽しんでいってくださいね~」って声までかけてもらってホント嬉しかったです。
なんか、本編始まる前からすごくいい思い出ができました。
以下、ネタバレ含んだ感想です。今回は前回よりけっこう内容に触れてます。
2019.11.21マチネ・ソワレ in 赤坂ACTシアター(東京・赤坂)
主なキャスト
11月21日マチネWキャスト
- ファントム(エリック):城田優
- クリスティーヌ・ダーエ:木下晴香
- フィリップ・シャンドン伯爵:廣瀬友祐
- ヤング・エリック:大河原爽介
11月21日ソワレWキャスト
- ファントム(エリック):加藤和樹
- クリスティーヌ・ダーエ:愛希れいか
- フィリップ・シャンドン伯爵:木村達成
- ヤング・エリック:大前優樹
シングルキャスト
- カルロッタ:エリアンナ
- アラン・ショレ:エハラマサヒロ
- ジャン・クロード:佐藤玲
- ルドゥ警部:神尾佑
- ゲラール・キャリエール:岡田浩暉
前日まで怪我のために休演していたアンサンブルの大塚たかしさんがこの日から復帰されました。無事に回復されて本当に良かったです。
概要とあらすじは20日感想ページを参照。
ネタバレに踏み込んだ全体感想は次のページから。かなり長いのでお時間と興味のある方はどうぞ(汗)。