劇団四季ミュージカル『美女と野獣』2011.11.02マチネ(バックステージツアーあり)

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キャスト別の感想です。ベルが高木さんから坂本さんに代わりました。今週も高木ベルかもと思っていたのでちょっとビックリしました(汗)。

ベル@坂本里咲さん

高木ベルに比べると年齢的な部分は隠せないものがあるのですが…やはり一番「ベル」らしいのは坂本さんだ、ということを実感いたしました。なんていうか、坂本ベルは偉大だ…!お母さんベルって前は思ってましたが(汗)今回はなんとなく可憐な少女に見えた気がする。ちょっと若返った感じ?いやぁ、本当にすごいことですよ。表情、仕草、台詞回し・・・もうどれをとってもベル。

何よりも素晴らしいのがセリフの間です。場面場面に応じて、ベルの気持ちときっちりリンクした言い回しになっています。それに、トゲがないんですよね。ビーストに対して怒りの感情があるときでもどこかホッとするような余地を残してセリフを言っている気がします。狼に襲われたあとに助けてくれたビーストを城まで連れて行くシーンの優しさは今のところ坂本ベルが一番かもしれません。あそこはなんか「お母さんベル」って感じなんですけど(笑)私はその母性的な優しさがすごく好き。ビーストが心を開くきっかけを一番上手く誘導しているし。なので「どういたしまして」っていうビーストのセリフがものすごく自然に思えるんですよね。

やっぱりすごいなぁ、坂本ベルは。ビーストの洋輔くんや召使役の役者さんたちもすごく自由に演じてるって雰囲気があったし。この人が入ると雰囲気が変わるなって感じました。

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ガストン@田島亨祐さん・ルフウ@中嶋徹さん

観劇時はまだ田島ガストンが命綱つけて後ろ落ちしていると思っていましたが…w、次回からは明らかに見る目が変わってくるような気がします。なんか、「偉大さも兼ね備えてるぜ」なガストンに思えちゃうよ。それにしてもこんなに長い間演じているのにガストンらしさを全く失わないって…本当にすごすぎますよ。逆にガストン以外の役に対応できるのか…とか余計な心配もしてしまう。大好きなんですけどね、田島ガストン。特に凹んでる時の芝居が可愛い(笑)。

中嶋ルフウはやはりお芝居の間の取り方が上手いです。ガストンに殴られて倒れるタイミングとかもピタリと合っているし、安心してみていられるって感じかな。

ルミエール@百々義則さん・コグスワース@青羽剛さん

このお二人のコンビも安定していてとても楽しめました。青羽コグスワースの「バラックでなければ直すな」のセリフのところで予想外に客席の笑い声が大きかったので「なーんてね」ってセリフがちょっと戸惑っているように思えたかも(笑)。
百々ルミエールは最初の頃はあんなに苦手意識持っていたのに、なぜかすごく愛着を持って見ている自分がいました(笑)。かなり好きかもしれない!?

ポット夫人@織笠里佳子さん・タンス夫人@倉斗絢子

織笠さんはポット夫人のほうが私は好きかもしれない。温かさと厳しさと両方感じられるピシッと背筋が伸びた雰囲気がとてもいいです。タイトルロールの歌も素晴らしいし。それから倉斗さんのタンス夫人もけっこう好きです。この日かなり客席からウケていたのはこの方だったかもしれないw。チャーミングで可愛いしね。

長寿@バベット川良@チップ石波@モリース川原@ダルクも皆さん流石の安定感でとても楽しめました。

さて…次のページからは飯田洋輔君への超萌え語りコーナーになります(笑)。あんたの萌えに付き合ってられないよって方や、まともな感想がいいという方は以下スルーしてください。

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