ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』19.01.18~19

全体感想

『オペラ座~』よりも人間関係がドロドロした作品・・・という印象は強かったんですが、私は『ラブネバ』がめっちゃ好きになりました。何度も胸の高揚感を覚えたし、これまでずっとファントムに肩入れして見てきたこともあって、グッとくるシーンもとても多かったです。

そう思わせる大きな要因となったのが、前述のとおり…アンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽です!!久しぶりにロイド・ウェバーの新作を見たわけですが、本当に人の心を震わせる天才だなと思いましたよ。

美しくドラマチックで壮大なナンバーから、ライトで楽しい音楽。また、「オペラ座~」でも多用されてきた複数の人数が同時に歌いながら美しいハーモニーを紡ぎだす音楽や、「オペラ座~」よりもさらにロックなゾクゾクするナンバーまでホントに多種多様。

さらに『オペラ座~』に登場してきた楽曲が、短いフレーズながらも「リンク」しているかのようなシーンでいくつも出てくる。この挟み方が本当に絶妙すぎて『オペラ座~』ファンの私としてはもう心の高まりが止まりませんでした。
こういう仕掛けを随所に組み込んでくるあたりがホントに憎らしいほど巧み。

そして何よりすごいと思ったのが、1度見ただけで頭に残るナンバーがあったということ。

ファントムが冒頭で歌う♪君の歌をもう一度♪はラミンのCDを聴いていたし、ミュージカルコンサートでも聴いていたので記憶に残りやすかったのですが、クリスティーヌが歌う♪心で見つめて♪や、メグが歌う♪水着の美女♪、ファントムとクリスティーヌが歌う♪月のない夜♪は初めて聴いたのに終わった後も頭の中をぐるぐる駆け巡るほどでした。
これまでも素晴らしい作品はいくつも見てきましたが、1度見ただけで数曲が頭に残るという体験はなかなかできるものではありません。

そしてビッグナンバーの2幕でクリスティーヌが歌う♪愛は死なず♪。昨年の『グレイテストコンサート』でメグさんが歌うのを初めて聴いたのですが、本編で聴くと受ける衝撃がさらにハンパなかった!!
この歌は、もともとは『ビューティフル・ゲーム』というロイド・ウェバーの作品に組み込まれたらしいのですが、『ラブネバ』の改定を機にこの作品へと移ったという経緯があるそう。

これらの素晴らしい音楽があったればこそ、ドロドロの世界観もなぜか「美しく」思えてしまう不思議。そういう魅力がこの作品には詰まっています。

 

スポンサーリンク

『オペラ座~』の展開を知る者としては、『ラブネバ』の後日談には「え!??そうなの!???」と衝撃を受けまくる出来事がてんこ盛りでビックリしました(笑)。

ちなみに、ガストン・ルルーの原作では、怪人はラストで死んでしまうことになっています。
ところが「オペラ座~」ではラストシーンでファントムが仮面だけ残して消え去ったという展開になっているので、どちらとも取れる曖昧な感じになっているんですよね。それ故今回の続編も作るきっかけになったのではないかと思います。

ファントムは消滅した後にジリー母娘に助けられてアメリカに逃げ延びていたということになっている。その後もかいがいしくファントムの世話を続けてきたのがこの親子。そこが実は悲劇の発端になっていたりするわけです。
この展開は別に驚くようなことではなかったんですが、その続きがけっこうヤバイww。

まず、ラウルが10年後にすっかりやさぐれてしまったこと。あの、凛々しい子爵だった雰囲気は今いずこ状態でww、高慢な態度に加えてギャンブルに手を出して借金まみれというどうしようもない人物へと変貌しておりました(汗)。
日本版初演を見ていた石丸さんや海宝くんが「まさかラウルがあんなに変わってしまったとは…」とショックを受けたエピソードを語っていましたがww、今回見て納得。特に四季でラウル役としてデビューした石丸さんは衝撃が大きかったと思うわ(苦笑)。

そして、最大の衝撃が・・・ファントムとクリスティーヌが10年前に「男女の仲」にまで発展していたということです(汗)。
「オペラ座~」の時点では、クリスティーヌがそこまでファントムに心を許していたシーンはありませんでしたし、ラウルへの恋心の方が強い印象だったんですよ。なので、今回この事実が出てきた時は・・・

「いつの間に!!!?????」

というのが正直な感想wwww。クリスティーヌはあのキスをした後、そんなにもファントムへの想いを残したということなのか!??とてもそんな未来は想像できなかったので本当にびっくり(笑)。

しかも、再会した時に二人の歌いっぷりがまたやたら情熱的で艶っぽいので、見ているこちらが思わず赤面しそうになってしまうww。でもまぁ、オーストラリア版を見たらそちらの方がさらに生々しいなと思ったのでww日本版はあれでも上手くオブラートに包んでいると思った(笑)。

で、そこまで情熱的な一夜を過ごしたということで・・・1幕ラストにさらに衝撃的な真実が明かされるわけです。

 

スポンサーリンク

なんと、クリスティーヌとラウルの間子供だとばかり思っていたグスタフが、実はその時に授かったファントムとの息子だったと!!

「マヂか!!!!!!」

ですよ、ほんとにwww。
でも、ラウルはグスタフが自分の息子だと信じていたわけだから、ファントムとクリスティーヌがそういう関係になったのが疑われない時期ってことにならないとおかしいわけで…。

この部分がやけに気になってしまい(汗)ネットで調べてみたら…なんと、ラウルとの結婚式の前日だったらしいことが書いてあった…(汗汗)。
おおおいいい、クリスティーヌよっ!!すげー裏切り行為してしまったということかっっ!!そりゃ、気付かなかったとしてもラウルも薄々妙な感じは持ってたんじゃないだろうか?身を崩してしまった原因もそこにあったりするのかも…。

となると、ファントムがジリー母娘から逃がしてもらった時期というのは…どうなるんだ?
あ、色々と中継してからアメリカにたどり着いたってことになるらしいから、それまでの間のどこかということか。でも、クリスティーヌはいつどうやってファントムの居場所を掴んだのだろうか(汗)。

謎が謎を呼びまくり(笑)。

もう一つ衝撃受けたのが、ジリー母娘です。

彼女たちはファントムを密かに逃がすために尽力したことになってて、メグはそのために「汚れ役」までさせられていたことが後半になって判明…。メグがファントムからの承認欲求を強めていた大きな理由の一つがそこにありました。

さらに、マダム・ジリーは「オペラ座~」時代よりもさらにファントムへの想いを深めていて…肩入れしすぎた挙句に「愛情」にまで発展してしまったのか!と思えるシーンもあって驚き。ファントムの音楽の才能に惚れ込んでしまったということ以上の感情も抱いてしまったのかなと。

ファントム自身はクリスティーヌへの未練で苦しんでいたので、ジリー母娘がまさか自分にそんな深い想いを寄せていたなど考えもしていなかった様子で…これがもう、大きな悲劇への起点になったような気がします。

『オペラ座~』のときよりもキャラが濃くなって狂気に近いところまで行ってしまって驚いたジリー母娘でしたが、あのようになってしまったのも致し方なかったかなぁと後になってから思いました。ファントムはホント、罪な男だよ(苦笑)。
ラストの衝撃的事件だって、ファントムのあの余計なひと言がなかったら起こらなかったはずだしね。根本的に彼は人付き合いがトコトンだめな人だったんだなと思わざるを得ない…。

と、まぁ、ほんとに「マヂでっ!!??」っていう出来事の連続で(笑)。内容としてはドロドロの昼ドラ世界ってストーリー展開だったんですが、これが不思議と心の中には「切ない美しい話」として沁み渡ってしまったんですよね。
アンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽がなかったら、こうは思えなかったかもしれない。改めて、ロイド・ウェバーの音楽の力の凄まじさを実感した観劇となりました。

折良くあと2回見れる機会があるので、その時に細かいシーンについてちょいちょい語ろうかなと思います。

※2月19日マチネ観劇レポート

ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』19.02.19マチネ
ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』公演感想。日生劇場にて2019年02月19日マチネ公演を観劇。主なキャストは、石丸幹二・濱田めぐみ・小野田龍之介・夢咲ねね・香寿たつき・加藤憲史郎

※2月25日マチネ・ソワレ観劇レポート

ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』19.02.25マチネ・ソワレ前楽
ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』公演感想。日生劇場にて2019年02月25日マチネとソワレ前楽公演を観劇。主なキャストは、石丸幹二・市村正親・平原綾香・濱田めぐみ・田代万里生・夢咲ねね・香寿たつき・鳳蘭

 

スポンサーリンク

主なキャスト別感想

市村正親さん (ファントム)

市村さんは劇団四季時代に『オペラ座の怪人』で初代ファントムを演じていたんですよね。私はその時期に見ることができず最初に発売されたCD(現在は廃盤)でしか聴いたことがないのですが、それはそれは素晴らしかったのです!CD音源だけでこれだけ泣けるのだから、実際の芝居を見たらもっと感動するに違いないと確信していました。
その後、「市村座」でファントムのナンバーを聴いたことがあったのですが、もう四季も出てしまったし今後市村ファントムを見れる機会は訪れないだろうとあきらめていました。

なので、まさかここにきて、タイトルは違うものの「オペラ座の怪人のファントム」としての市村さんを目の当たりにできるなんて思いもしなかったので、観れると知った時は本当に嬉しかったです。とはいうものの、観る前は実は「市村さんももう年齢けっこういってしまったし(ごめんなさい汗)ファントムとしてはどうなんだろう」っていう不安もなくはなかった(苦笑)。

期待と不安が入り混じった状態で市村ファントムを目の当たりにしたとき…驚きました。目の前にいたのは、まぎれもなく「ファントム」そのものだったので!!背中だけでそれを感じさせる市村さんの説得力がハンパない!!冒頭に歌われる♪君の歌をもう一度♪は聴いていて自然に涙が溢れたほどでした。

とにかく市村さんの中に「ファントム」はずっと生き続けていたんだなというのを実感させられましたね。体全体から発せられるオーラがすごかったので。ファントムの激しさや生き様が刻まれてるた。さらにそこに、息子「グスタフ」への”父性”というものが加わるわけで、よりファントムのキャラが多面性が見えた気がしました。
市村さんご自身も”良きパパ”だそうなので、そういった部分が加味されていたのも印象深かったです。特にラストシーン、抱きしめて号泣する姿が忘れられない(涙)。

とにかくいろいろと想像以上に感動してしまったので、ついチケット買い足してしまいましたw。もう一度会えるのが楽しみです。

 

石丸幹二さん(ファントム)

ファントムの歴史を背負った市村さんに対し、石丸さんも劇団四季「オペラ座~」でラウルをずっと演じてきましたから思い入れもひとしおだったと思います。しかもそれが役者デビューだったわけですからなおさらですよね。

私も四季時代に石丸さんのラウルは何度か見てきました。これまで多くのラウル役者さんを拝見しましたが、その中でも群を抜いて石丸ラウルは品があって正義感の強い子爵様といったオーラが強かった。石丸さんが「貴公子」と呼ばれたのも納得の存在感だったのを鮮明に覚えています。
それと同時に、ラウル役の後半あたりから「石丸さんがファントムに挑戦しているらしい」という話を何度か風の噂で聞いていて…実現するのを心待ちにしていたのですが果たせぬまま退団という運びになってしまいました。

「オペラ座~」は劇団四季が版権を持っているので、石丸ファントムももう見れないなと思っていたら、ついに『ラブネバ』の話が来たわけで!なので、こちらも念願叶ってということだったんですよ。幻の石丸ファントムをこの目で見れることが本当に嬉しかった。

市村ファントムが「クリスティーヌへの想いの執念」を強く感じさせたのに対し、石丸ファントムは「クリスティーヌへの果てしない未練」といった面を強く感じました。「どうしようもないクリスティーヌへの零れ落ちるほどの愛情」にすがりつくような、なんか見ていて痛々しくもあり切なくもあるようなファントムの印象がありました。
愛情に飢えた孤独感みたいなものが切々とあの歌声からも伝わってきたし、それを埋めてくれるのはクリスティーヌだけしかいないといった強い想いも刺さりました。

ファントムは気性が激しく自分の思い通りに何でもしたがるようなところがありますが、石丸さんが演じるとどこか品の良さみたいなものも滲み出ていて感情移入もしやすい。尖った部分も少し角が丸くなって思える部分もあったりして、新しいファントム像だなと思いました。

息子「グスタフ」へのアプローチはやはり市村さんに比べると弱いと思いましたが、ラストですがるように抱きしめて涙するシーンはがっつり心を掴まれて涙しました。石丸ファントム、なんだかとても愛おしい・・・!!

来月もう一度見る機会があるので、さらに進化した姿を楽しみにしたいと思います。

 

濱田めぐみさん / 平原綾香さん(クリスティーヌ)

濱田さんがクリスティーヌ役だと最初に聴いたときはちょっと意外だなと思ったんですよね。でも、初演の評判はすこぶる良かったので、ぜひとも見てみたかった。

どちらかというと、メグさんは感情を表にガっと出す役がハマる女優さんだと思っていたのですが…ふたを開けてみればビックリ!!見事に清楚で慎ましいクリスティーヌがそこにいるではありませんか。ものすごく新鮮だった。
さらに、息子であるグスタフに対する母性がこれまた泣ける!!温かい母の愛で息子を見守り抱きしめる姿はまるで聖母のよう。こんな表現もこなしてしまうのかと本当に驚きました。

さらに歌が素晴らしすぎる!!パワフルに声を出すのではなく、クリスティーヌとしての美しいソプラノが劇場全体を包み込んでて…。特にクライマックスの♪愛は死なない♪は圧巻でした!!メグさん、本当に何でもできてしまうんだよなぁ。

平原さんは初演の『ラブネバ』でミュージカルデビューしたんでしたよね。記者会見で「あの時優しくしてもらえなかったら今の自分はここにいない」って話してたけど、それ以上に平原さんがミュージカルに真摯に向き合った結果があってこそだと思いました。
最初に聞いたときは「あの平原さんが?」ってビックリしたけど、その後の作品をいくつか見てきて「こんなにもミュージカルに合う人だったんだ」って嬉しい発見があったのでね。

その原点でもある平原さんのクリスティーヌ・・・清楚でどこか儚い雰囲気が「オペラ座~」のクリスを見事に彷彿とさせるキャラでドンピシャ!って思いました。心の中にいつも何かしらの罪悪感みたいなものを抱えてるって雰囲気もあったので、ファントムとのあれやこれやが明るみになった時wも妙に説得力があったのも良かったと思います。

そして圧巻だったのが♪愛は死なない♪の歌い上げ!!客席からは「ブラボー」の声が飛んだほどの素晴らしい歌唱力!!あんな平原さんはテレビではお目にかかれない。かなりの衝撃でした!!

 

スポンサーリンク

田代万理生くん / 小野田龍之介くん(ラウル)

万里生くんのラウルはものすごく神経質そうで、常に苛立ちを抱えているというのが一目で伝わる雰囲気でした。気持ち的な不安定さというのが強く感じられたのが印象的。
その反面、一度は「うるさい!」と拒絶した息子にもう一度向き合うシーンで、優しい父親の顔を見せてきたりする。あの場面見た時に、ラウルも本当はもっと心穏やかに過ごしたかったんだろうなって思えてなんか切なくなってしまいました。

歌声は文句なし!ここ最近、万里生くんの歌声が感情を乗せたすごくしっかりとした意思を感じさせるものになってる気がしてとても嬉しいです。

小野田くんのラウルも神経質そうだというのは変わりないんだけど、それと同時にすごい厳格な印象がありました。田代ラウルが息子に少し笑顔を見せたのに対し、小野田ラウルは一度もそういった柔らかい表情を見せることがなかったんですよね。
いつも心の中に自分でも制御できないようなモヤモヤを抱えていて、クリスティーヌを愛してるのにそれを上手く表現できなくなってしまったことにいらだちを感じてる。なんだか見ていて哀れで切ないラウルだったな…。

小野田くんも素晴らしい歌声で重みもあって良かったです。特にファントムとの対決シーンは迫力がありました!

 

夢咲ねねさん / 咲妃みゆさん(メグ・ジリー)

夢咲さんのメグ・ジリーは感情を表にガッと出すことが多い印象がありました。クリスティーヌが自分の後に歌うことになっていると知った時のシーンでも、けっこう分かりやすく動揺を見せていたり。
それから、クライマックスでの半狂乱になってしまう場面はものすごいリアルでしたね。自分の心の中のものをすべてぶちまけるような、そんな迫力がありました。ただ、歌がちょっと弱かったかなぁ。「1789」の時はそんな違和感なかったんですが、今回は少し粗が目立ってしまっていた印象があったのが残念。

咲妃さんのメグ・ジリーはどちらかというと最初は感情を抑えている印象。キュートで可憐な雰囲気の方が強く感じたので、色々とあったけど明るい未来を信じて一生懸命健気に頑張ってるメグという印象がありました。
それだけに、クライマックスでの感情の爆発はかなり衝撃的に見えます。ボロボロ泣きながら訴えるシーンとかは彼女に同情してしまうほど。歌も綺麗で聴き取りやすくてとても良かったです。

 

鳳蘭さん / 香寿たつきさん(マダム・ジリー)

鳳蘭さんのマダム・ジリーは登場してきた時に真っ先に「座っているだけであれだけの貫禄出してる人だれ!??」と思ってしまったほどの存在感でビックリ!!マダム・ジリーだと気が付くのに少し時間がかかってしまったw。
とにかく、ハンパない存在感でファントムもイケるんじゃない!?とすら感じさせたのはさすが。さらに今回はマダムも吠えるシーンがあったりするのでなおさら。特に1幕ラストは完全に劇場を支配してましたよ!!あの迫力はそうそう出せるものではないですから、ホントすごい女優さんだなと思います。

香寿さんのマダム・ジリーはそれに比べると迫力という点ではやはり及びません。鳳さんの迫力がすごすぎて、ちょっと地味に見えてしまったのも否めなかった。
けど、娘のメグに対する複雑な母心みたいなものは十分伝わってきたし、ファントムを愛してしまったことへの苦悩みたいな繊細な部分も伝わってきてとても良かったです。

 

スポンサーリンク

後述

『オペラ座の怪人』の続編という観点から見ると、納得できない部分も多いし昼ドラ的要素も多いので作品として「微妙」と感じてしまう人もいるだろうとは思います。初演の時もそんな声をいくつか聞いていたので、私も観る前までは『ラブネバ』を受け入れられるか不安に思うことも正直ありました。

が、終わってみたら・・・まさか自分がこんなに魅了されてしまうとはちょっと予想外(笑)。

たしかに「おかしいだろ」と思うツッコミどころはあったんだけど、それらも全部飲み込んでしまうほどの音楽の力がとにかくハンパなかったです。それに加えて、やっぱり私は”ファントム”のキャラがすごく好きなんだなと再認識。
この話って、見様によっては悲劇かもしれないけど…ファントムにとってはハッピーエンドという捉え方もできるんですよね。作品の中でファントムに幸せが訪れたと感じられるシーンがあっただけでも私は嬉しかったんです。

ということで、あと2回見れるので楽しみ!!それまではブルーレイで繋ごうかと(笑)。

アンドリュー ロイド=ウェバー ラヴ ネヴァー ダイズ 【Blu-ray】

価格:
3,964円

(2019/04/10 09:53時点 )

感想:0件

日本版はこちらの演出と同じものを採用しているので、舞台後に見るとさらに感動を再確認できます。購入してから約6年…やっと解禁しましたがww本当に素晴らしかった!

2回目の観劇レポはこちら↓

error: Content is protected !!