AGE3 - 1
2000年以降に演じられたウィーンとフランスミュージカルが中心の構成になってます。
22. 二人を信じて(『ルドルフ・ザ・ラストキス』より)
歌:和音美桜
この作品は初演と再演両方観に行きました。『エリザベート』のルドルフが主人公になった作品で、彼が恋人と悲劇を迎えるまでの物語がドラマチックに展開していきました。演出が宮本亜門さんだったのですが、初演よりも再演のほうが見やすかったかな。
和音さんは再演の時にマリー役で出演されてましたね。切々と歌い上げられて素敵でした。
23. フィナーレ(『ダンス・オブ・ヴァンパイア』より)
歌:新妻聖子
#帝劇コン Program🅰️絶賛上演中!
♪「フィナーレ」(『ダンス オブ ヴァンパイア』):#新妻聖子
(写真は2015年公演より)
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TDVの、しかも、フィナーレをやってくれるなんて!!!この作品は本当に大好きで、初演された時からずーっと再演されるたびに通い詰めてますw。特にフィナーレの血がグワーーっと湧き上がる感覚がたまらないんですよね。
で、このリードボーカルを・・・なんと聖子ちゃんが!!めっちゃカッコよかったーーー!!
24. さあ、声を出せ!(『シスター・アクト』より)
歌:森公美子、瀬奈じゅん、朝夏まなと
TDVで盛り上がった後に『シスターアクト』で来るなんて、なんと派手な演出w!!『シスターアクト』は2度観に行きましたが、本当にこの作品は見ると元気が湧いてきます。また行きたいなぁ。
個人的にはやっぱりモリクミさんのデロリスが一番しっくりくるかな。めっちゃパワフルで見てるだけで気力が湧いてきます。
25. サ・イラ・モナムール(『1789』より)
歌:加藤和樹
#帝劇コン Program🅰️絶賛上演中!
♪「サ・イラ・モナムール」(『1789 -バスティーユの恋人たち-』):#加藤和樹
(写真は2016年公演より)
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やっと、和樹くんのソロがきたーーーーー!!長かったなぁ(汗)。『1789』でロナンが歌うこのナンバーは本当にめちゃめちゃカッコイイのです。和樹くん、気合入ってたね。久々に彼の♪サ・イラ~♪が聴けてテンション上がりました。
26. 僕こそ音楽(『モーツァルト!』より)
歌:古川雄大
#帝劇コン Program🅰️絶賛上演中!
♪「僕こそ音楽」(『モーツァルト!』):#古川雄大
(写真は2018年公演より)
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いや~~・・・古川くんも登場までが長かったーーー(汗)。全員で歌う場面でしか出てこないんじゃないかと冷や冷やしてしまったではないか。
歌ってくれたのは『モーツァルト!』のヴォルフガングのナンバー。いいよねぇ、ゆんくんのヴォルフ。清々しく爽やかでありながらどこか追い詰められてるような歌声がとても魅力的です。また彼のヴォルフが見てみたい。
27. 私が踊る時(『エリザベート』より)
歌:花總まり、城田優
ここで来ました、『エリザベート』!!レミゼに並び、東宝の代表作として成長しました。初演から再演されるたびにずっと見てきた作品ですが、音楽とストーリーは本当に素晴らしくて中毒性を感じます。今ではもう、当日券をゲットすることが難しいプラチナチケットな演目になりましたね。
花總さんと優くんのコンビ、本当に見ていてうっとりします。扮装していない姿で「私が踊るとき」を聞くのはこの二人では初めてでしたが、まるで本編の時のような火花散るような緊張感があってすごく良かった。
28. 闇が広がる<リプライズ>(『エリザベート』より)
歌:城田優、田代万里生
#帝劇コン Program🅰️絶賛上演中!
♪「闇が広がる」(『エリザベート』):#城田優 & #田代万里生
(写真は2015年&2010年公演より)
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そして、優くんトートと万里生くんルドルフのコンビ!予想だと古川ルドルフで来ると思ってたんですが、ここでは万里生くんでした(後日、ゆんくんになったらしい)。優くんはもうトート引退してしまったし、万里生くんは今はもうフランツ役に昇格してますから、ここで二人のコンビを見れたのはすごい貴重だったと思います。優くんトートの氷のような眼差しがとても印象的だった。
29. 塵と灰(『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』)より
歌:井上芳雄
おおっと、まさかまさか、帝劇以外の作品がここで登場してくるとは(笑)。これはもう、芳雄くんのために用意されたステージでしたね。
『ナターシャ~』は東京芸術劇場で上演された作品で、私も遠征して観に行きました。ただ、作品的には(特に演出)あまり好みに合わなくて…(苦笑)。芳雄くんがクライマックスに歌った歌だけが素晴らしく心が震えた覚えがあります。
第4回目トーク
出演者:花總まりさん、古川雄大くん、加藤和樹くん MC:井上芳雄くん
花總さんが隣にやって来るなりテンション上げ上げで「やっと会えましたね!今年はもう会えないかと思った」と話しかける芳雄くんw。二人でキャッキャ再会を喜んでる姿がめっちゃ可愛かったよ!エリザ本編ではこんな二人にはお目にかかれないからね(笑)。
花總さんが初めて帝劇の舞台に立ったのは『レディ・ベス』だったそう。『~ベス』はオリジナルの新作舞台だったことから稽古がとても大変だったらしい。芳雄くんが「ストーリーのラストが決まらなかったと聞いているのですが」と問いかけると「世界初演だったので色々試行錯誤しました」と笑顔で答える花總さん。初日が明けたときの感動はひとしおだったそうです。
『エリザベート』に関しては「今年は残念なことになっちゃったけどまた一緒にやりたいですね」と芳雄くんが声をかけるとニコニコ笑顔で対応してた花總さん。可愛すぎる…!!この方、私と同い年とのことなんですけど…全くそうは見えないw。あの若さと可愛さを保つ秘訣が知りたいw。
古川くんは2012年の『エリザベート』が初めてだったと。「あの時の緊張感は未だに残ってるし、ミュージカルの素晴らしさもその時に知りました」と控えめに発言するゆんくん。そう言い終わった後にニンマリと芳雄くんのほうを見つめててww、「朝ドラみたいな顔してー!」と芳雄くんが悔しそうに地団駄踏んでたなwww。
ルドルフ役は本当に緊張したらしく「芳雄さんが作ってくれた登竜門的な役ですから」とヨイショ発言も飛び出す古川くんw。それを聞いてまんざらでもなさげな芳雄くんww。
ところが「ルドルフを経験した後出世しないっていうのもね・・・」と、ちょっとシャープな発言が飛び出すと、「いやいや、皆ちゃんとそれぞれの道をいってますから!!」と火消しに必死になるMC芳雄www。
「古川くんは今は僕と同じトート役にも抜擢されて、さらに朝ドラにも出てねぇ」
と話を戻す芳雄くんですが、やっぱり朝ドラに自分が呼ばれていないことだけは納得がいかない様子だったな(笑)。「なんか追い抜かれたみたい」と悔しそうにする芳雄くんに対し「ここだけは先輩になれました」となんだか嬉しそうな古川くんなのでしたw。
そして和樹くん。芳雄くんは彼のことを「カズッキー」って呼んでるんだね~。なんかそれだけで萌えちゃったよ(笑)。
帝劇の思い出はほぼ初めてのグランドミュージカル出演となった『レディ・ベス』だそう。「花總さんともご一緒させていただいて」と話し盛り上がるなか、なぜか古川くんだけが蚊帳の外みたいな顔をして眺めててw。それを見た花總さんが「(古川くんも)出てたよね!??」とグイグイ自分たちのテリトリーに戻してました(笑)。
稽古場ではずっと1幕のところばかりやっていて、本番間近になっていながらもなかなか2幕が進まず大変だったことが印象に残っているそう。
帝劇に初めて立った時は「何もかもが初めてだったのでかなり怒られました」と和樹くん。それに対して芳雄くんが「そんなコワモテそうな顔してるのに!?」ってツッコミ入れてたのが笑えたww。
「最初すごい怖い人かなって思ってたんですけど、実はすごく良いヤツなんですよ!!」
と和樹くんをヨイショしまくる芳雄くんw。みんなそう言うよね~。和樹くん、共演者のみんなからもすごく好かれてると思う。
これが終わった後は『ローマの休日』で帝劇に出演予定の和樹くん。新型コロナさえなければ遠征したのに…。ほんとそれだけが悔しくてたまらんです…。めっちゃ見たかったんだよーーーーー!!!
ということで、トークコーナーはここでお開き。いよいよ最後のコンサートナンバーへ。
AGE3 - 2
東宝発のオリジナルミュージカルナンバーが中心の構成です。
30. 100万のキャンドル(『マリー・アントワネット』より)
歌:新妻聖子
『MA』は初演、再演、リニューアル再演とずっと見ていますね。最初見たときにはなんだかすごくまとまりがない作品のように感じてあまり好みじゃなかったんですが、それでもなぜか通って見てたんだよなぁw。どんどん客席が寂しくなっていく厳しい時代も目の当たりにして来た、ある意味思い出深い作品でもあります。
昨年久しぶりに上演されたときはかなり構成が変わっていて初期の頃よりも見やすくなってました。
聖子ちゃんのマルグリットは素晴らしかった!より深みのある歌声になっていてすごくドラマチックでした。
31. 秘めた想い(『レディ・ベス』より)
歌:花總まり
『レディ・ベス』も初演と再演を観に行きましたね~。こちらもやっぱり再演のほうがより見やすくなっていたと思います。ベスとロビンの悲恋物語が切なくて印象深かった。
花總さん、エリザとは違う女性の柔らかさが感じられる歌声で会場を魅了していました。
フィナーレ
32. 踊り明かそう(『マイ・フェア・レディ』より)
歌:全員
#帝劇コン Program🅰️絶賛上演中!
♪「踊り明かそう」(『マイ・フェア・レディ』):オールキャスト
(写真は1963年公演より)
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最後はやっぱり、『マイ・フェア・レディ』で〆でしょう!ミュージカルの金字塔と言える作品ですからね。私は大地真央さん主演の舞台を何度も観に行きましたが、何度見ても飽きなかった。今見ても全く色褪せない名作だと思います。
プログラムAの初日はこれにて幕。すごく楽しかったし豪華メンバーでテンション上がったけど、歌が多い人と少ない人の差がめちゃめちゃ激しかったという印象も(汗)。古川くんなんて、実質『モーツァルト!』しか出演してなかったし。やっぱり今は朝ドラ撮影で忙しいのかな。でももう少し歌ってほしかった気がします。あと、和樹くんもね。ビシッとしたスーツ姿はめっちゃカッコよかっただけにもっと見たかったよ~。
※B・Cプログラムの感想